皿笊さんの映画レビュー・感想・評価

皿笊

皿笊

聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.5

最聖コンビの立川での暮らしを1年間を軸に再構成してアニメ映画化。ゆったりまったりした雰囲気で進む。宗教ネタはそれなりで、市民との交流に重きが置かれている感じ。原作初期の雰囲気出てたと思う。立川市民にな>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ映画としては最高の出来。ワールドの再現が凄い。音楽や小ネタの入れ方も絶妙。マリオシリーズに少しでも触れたことがあるならそれだけでも楽しめる。キャラクター達は色々変えられてた部分もあるけど、芯は>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

実写だから仕方の無い部分だけどお城の人々に不気味さを感じてしまう。でも全体的には満足。エマ・ワトソンが美しく聡明なベルにとにかくハマっている。脇キャラにも厚みが出ていて見応えが増している。

シンデレラ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映像自体は美しいけれど、実写となるとどうしても元々のファンタジー成分が犠牲になるのは否めない。ただお話が現代人の舌(?)に合うように練り直されてるのでスッと入ってくる。特に姉達はブサイクじゃない方が教>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

静的な作品だしジブリの中では評価がそこまでパッとしないのも分かるけど個人的には結構好き。感情が揺さぶられる!というよりは数日かけてじわりと染み込んでくるような良さがあると思う。

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.0

「女性」として生きる事を押し付けられる苦しみ。それをどうしてこんなに鮮やかに切り取れるのだろう。ジブリには珍しい作画だけどこの作品には非常にマッチしている。かぐや姫の世界が息づいて見える。ラストのアレ>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

案外好きな作品かもしれない。演出を始め古き良き昭和に魂を囚われている感じが少し気になるけれど、ファンタジー要素だと思えば良いのかも。少女漫画らしい瑞々しさと戦争の残した暗い影がちょうどお互いを殺し合わ>>続きを読む

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.0

主人公の二人どちらにもイマイチ感情移入できなかった。ただ小人達の描写を始め映像作品としては流石のジブリといった所。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.0

ジブリ版人魚姫。明るく受け取りやすい筋書きでファミリー向けといった感じ。ポニョの両親の関係がミステリアスでそっちにも興味が出てしまう。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

深くて、恐ろしくて、でも美しい映画。自分のような凡人なら「アシタカは見事悪を滅ぼし呪いも消え、サンを連れて故郷に凱旋しました!」みたいな話しか考えられない所をそう上手くはいかない。なのにしっかり納得で>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

主人公が豚なのに、いや豚だからこそカッコいい。ジブリ作品には珍しく渋い作品で好き。ジーナさんとの関係がまた一言では言い表せない間柄で素敵。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

大好きな作品。一人の思春期の少女の悩みと成長とがファンタジー世界の中で見事に描かれている。自分はもちろん空を飛べないし猫とお話もできないけれど自分に何ができるだろうと試行錯誤する姿にはとても共感できる>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子供目線の大冒険。サツキとメイが生き生きしているから観ていて楽しい。トトロがなんなのかは結局よくは分かんないのもまた良い。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

いつ観てもワクワクする。皆の中の少年心をつかんではなさない名作。