ゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

ゆき

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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.3

痛快 爽快!こういうのは元気をもらえるから好き。久々の鑑賞。

Jロバーツが派手なシングルマザーを演じる。スタイル抜群だ。
失うものがない良い意味でのガッツ!そして愛情溢れる人なのだ。
もちろん落ち込
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.7

独特の雰囲気。穏やかな場面でも不協な…もやもや…。美しい夜景の中、緩急の間合いが絶妙。

ゴズリングは薄い唇に小さ目の口をきゅっと結び、会話も必要最低限。憂いのある目。だが、ふとした時に笑う表情にこち
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.6

好きだけど、話が早くて誰が何なのかぁー!と思っているうちに終わった?!うかうかしてられなかった。謎解きゲームのようだ。

密林の中、軍の訓練での発泡事件。問題解決の為、元隊員トラボルタさんが助っ人で呼
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.4

音楽好きゆえに見逃せないタイトル!と思い鑑賞したが、うーん…
演奏シーンはどんどん画面も変わり、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を劇的な展開に導いていたのだが。

政治的理由で指揮者そして音楽を絶た
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.5

正義の味方ロボット人間警察。
ロボットのくせにアナログに見えてしまうのはなぜだろう?動き?顔が一部見えてるから?

会社の人間がすごくわかりやすいクズなのはこの作品を面白くしている!どんなに殺しても正
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ワイルド・ギース(1978年製作の映画)

3.7

顔のシワの具合も渋い退役した英国のおっちゃん達が迷彩服におしゃれ帽を被って銃を持つ。飛行機から次々飛び降り、空を舞う姿がカッコいい!

極秘のプロジェクトとして要人救出を依頼された主人公。旧友など傭兵
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.1

メッセージ性の高い作品でした。
何年も赤ちゃんが生まれなくなった世界。“世界一若い子供”が死ぬとニュースになる。寄り添うような映像で臨場感と緊迫感あり。

赤ちゃんが誕生するって本当は凄い事であり、人
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ロビン・フッド(2010年製作の映画)

3.4

弓矢の名手ロビンフッド。身体はゴツく引き締まり、声は渋いラッセル クロウ!いいぞ!一匹狼!

戦術や戦闘シーンは勿論あるが、それを期待して観る作品ではないかな。ロビンフッド自身のルーツや仲間との関係を
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

3.5

歌手 レイ チャールズの物語。音楽が多くて彼の歌を堪能出来た。
残念ながら、本人は完成を観る事なく公開年に亡くなったようだ。

ソウルの神様と言われるだけあって、才能はスゴイ。この作品内では歌を生み出
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.4

ワイヤーアクションと武術がスゴイ!男も女も屋根の上をひゅんひゅん。動く動く!動きまくる!

剣をめぐる争い。クルクル舞うように戦う。重苦しくない。
この時代の中国の雰囲気や建物、自然に霧がかった景色が
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.6

有名なピアノとオケの爽やかなテーマ曲。曇りがちで緑多い英国。厳格な雰囲気の建物や格式のある衣装で品がある。スポ根ではない物語。史実に基づくようだ。

1924年の五輪をめざすイギリスの青年たち。
1人
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.0

オペラ座の怪人のロック版。サイケで黒 ポップ。炎と悪魔。

この時代特有の雰囲気のカメラワーク。もっと歌中心かと思っていたが、歌手が舞台などで歌うだけでミュージカル風ではなかった。自分のはまる世界では
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NINE(2009年製作の映画)

3.6

ストーリーは暗くても音楽好きなので歌を聴くだけで満足。
台詞のやり取りとして歌があるのではなく、歌が独立している為、それぞれのミュージックビデオみたいだった。
大人の雰囲気。歌と踊りの迫力。クラシカル
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.7

血生臭くて音までグロいのだ。こういうのは元々あまり好きじゃないのだが、これはエンタテインメントとして良かった。

冷血非道な将軍の弟 (稲垣)殿を殺すことに命を懸けて集まった刺客たち。徳川家の栄華の折
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おまえうまそうだな(2010年製作の映画)

3.6

子供と鑑賞。しかし子供向きと思うことなかれ。絵本もそうだが、大人が観ても素敵な話。

とにかく愛情に溢れている。ちょっとした駆け引きや純粋だけでない心も表されているところが好き。絵本のイメージのままだ
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ロング・ウォーク・ホーム(1990年製作の映画)

4.0

黒人メイドと白人女性の心の交流。「ヘルプ」を観たので以前の鑑賞を思い出した。こちらの方が現実的。実際にこの様な事が沢山あったであろう。

黒人と白人が分けられている時代に白人が歩み寄る事は勇気の要る事
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.4

期待し過ぎた感あるが楽しかった。J ブラックは〝素〟では?と思う程のハッチャケぶりで自由に泳いでいる感じ!

そこまでコメディではない。初めは濃いーくて暑苦し〜い彼がどうもな〜という感じだったが、だん
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.9

女達の強さが世界を変える!
分離法なるものが存在し、白人の黒人への差別があからさまな時代に黒人のメイドの実態を描こうとした女性…人は絶対につながっているんだと改めて思う。

テーマの重さに対し、ポップ
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ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.6

ファッション誌VOGUEの凄腕編集長アナのドキュメンタリー。「プラダを着た悪魔」のモデルとも。
自分の直感で不要なものはバッサリ切り捨てる。前しか向かないのだ!しかし、いつも怒り顔ではない彼女のキュー
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.7

イラクでの米 爆弾処理班を描いている。こりゃ心臓に悪い。
画面は揺れ動き臨場感あり ドキュメンタリー風。緊迫。スリルと狂気。

容赦なく戦争の現実を垣間見せる。主人公ははたから見ると狂気だが ふとした
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

3.4

モンローちゃんがまたまた無邪気な色気を発散する。スゴイ!矯正下着とかで固めてないから何だか自然なラインだし。
主人公の男が心の中の妄想を喋りまくるコメディ作品。

お茶目な男女は憎めない。キュートかつ
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.5

タイムトラベルしてしまう遺伝子を持った男。自分の意思でなく移動し、なんと素っ裸で過去に到着してしまうのだ。
大事な時に夫が行ってしまう。妻は気が気じゃないよー。

過去で少女(この娘がすごく可愛い)に
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.4

終始不穏で暗く、重い。だが、観てよかった。素晴らしかった。
登場人物達の心の揺れ動きが哀しいほどよく見て取ることが出来る役者陣の素晴らしさ。

少年時代のある重大な出来事…大人になり、事件をきっかけに
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.1

時代に翻弄された家族愛。社会の緊迫した状況中心でなく家族の物語として描かれているところに共感できて良かった。
息子の母への愛と理想と現実。

社会運動をしていた母が倒れた間に東西ドイツが統一され、息子
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キャット・バルー(1965年製作の映画)

3.2

可憐な女性キャットが父の敵討ちで勇ましく変身!ウエスタン風だが、コミカルでさらっと観れた。

初めは頭にリボン、ふわっとドレスのJフォンダ。変身後はボタン付きのシャツにズボン姿で馬を乗りこなす。キュー
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.6

知らない間に首相殺しの殺人犯に仕組まれた男の逃走。コメディタッチなので、観やすかった。
優男の堺雅人。終始ちょっと引きつった表情と笑顔に助け舟を出したくなる!

ありえそうな逃走手口に親近感を覚える。
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.7

あと味良し!あ〜わかる。こんな感じ。キラキラした青春と現実。

40代の専業主婦が病院で高校の旧友に会うところから始まる。そして、かつての7人の仲間を探す事に…
現在と女子高生の頃と行き来するが、ほん
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.7

乾いた砂漠での困難や戦争の最中、狂おしくスリル感のある不倫愛。
甘い言葉等なくストレートにくる男と優しい夫を持つ女。

過去と現在…初めは話がよく分からず混乱したところもあったが、だんだんと合点。作り
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ハイスクール・ミュージカル・ザ・ムービー(2008年製作の映画)

3.6

前作よりさらに人も歌もダンスも増えた。とにかくカラフルで、明るく元気。

高校卒業前の進路についての悩み。親の考えを押し付けちゃいけないのだ。うんうん。わかってる…いや。気付かないうちに強制してないか
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ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

4.0

ロマンティック&素敵な人達に出会えた心温まる作品。後味良し!恋愛作品なんでしょうが、人との出会いの喜びが描かれてるところが好き。

この登場人物がみんな生き生きとしていて、思いやりがあり、粗野なところ
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ハイスクール・ミュージカル2(2007年製作の映画)

3.5

前作よりは歌もダンスも多くてそこは楽しめる学園ミュージカル。
群ダンスはイイね!

夏のバイトの話。仲間のちょっとしたすれ違いから生じるうんぬん…と話は子供っぽいが、ここはミュージカルメインで観よう!
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ハイスクール・ミュージカル(2006年製作の映画)

3.4

学園ミュージカル。
ただただ楽しく青春、陽気で爽やか。

映像がカラフル。それだけで元気出る。高校生たちの気持ちの揺れ動きも「あーわかるー高校生の時ってそうだよねー」的な。全体に華やかすぎるコメディ要
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.4

どんな状況でも精一杯努力して生きていると、見てくれてる人がいるんだよな〜。清々しい!

父子家庭。極貧。走る走る‼︎
良い人達との出会いを大切に子供に恥じないような日々を送らなくては。と自戒…

ジャッカルの日(1973年製作の映画)

3.7

仏大統領暗殺の計画犯達とそれを突き止める警視の静かで緊迫したやり取り。
同監督の「ジュリア」の方が友情を描いていた部分で好きかも。こちらの方がスマートなかんじ。

冷徹な殺し屋は一匹狼。ポーカーフェー
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わが母の記(2011年製作の映画)

3.6

井上靖 原作。自伝的小説の映画化。文豪らしい裕福な暮らしの役所広司。ずるい!最後に泣けた。

母親の認知症と向き合い、家族 親族が協力して過ごしている姿は愛が溢れる。その中で母と息子のそれぞれの想い。
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.9

日本映画にこんなパニック作品あったなんて!最後まで良かった。

当時、移動手段の花形だった新幹線。満員の乗客の車両に時速80㎞以下になると爆発する爆弾が!
国鉄、乗客、警察のやり取りがリアル。黒幕の高
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