あーびんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ハッピー・フライト(2003年製作の映画)

3.0

飛行機に乗ったこともない田舎娘が夢に向かってがんばるスチュワーデス物語。

なんかマニュアルタイプの主人公が真面目ちゃんすぎて馴染めず...
なんで国内線から国際線勤務になった途端に恋人と別れようとす
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.7

劇場版3作目ともなると展開がわかっているだけにマンネリになりそうだけど心配ご無用❗
今回も楽しく騙されました🎵

長澤まさみ嬢の弾けるようなダー子の笑顔が大好き✨

地味にボクちゃんの棒読み感が薄れて
>>続きを読む

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.6

1992年『レザボア・ドッグズ』、1993年『トゥルー・ロマンス』(脚本)、1994年『パルプ・フィクション』、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(原案)
90s前半のタランティーノってほんとに神がかっ
>>続きを読む

レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭30分ぐらいで「これとすごく似たようなあらすじの映画を最近観たような...」とずっと考えながら観ていたんですが“『ジェントルメン』だ❗”と閃いた途端にものすごく腑に落ちました😄

もともとガイ・リ
>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

前作のあらすじを忘れたまま観ても普通に感動したので、テイ・チャラとチャドウィック・ボーズマンの追悼作品としてとてもよかったと思います。

ポストクレジットのあんなの絶対泣くでしょ...😭
ワカンダ・フ
>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

4.0

若い頃の超絶キュートなウィノナ・ライダーとまだアイドルっぽい面影を残した美しいイーサン・ホークがお似合いすぎる青春映画の傑作✨

大学を卒業したジェネレーションXと呼ばれる世代の若者たちが世間の荒波に
>>続きを読む

アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)

3.8

生き別れの父を探しに単身渡米した英国人のジュード。
ベトナム戦争に揺れる激動の1960年代のアメリカを舞台に若者たちの青春をビートルズナンバーにのせて描くミュージカル。

ビートルズの曲の歌詞がそのま
>>続きを読む

グリース(1978年製作の映画)

3.7

主演二人をはじめ出てくる若者たちが高校生には見えない🤣
皆30代男女みたいな貫禄なのでむしろトラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンが若く感じるっていう💦

50年代のカラフルな衣装と明るくポップなミ
>>続きを読む

ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

2.1

なんかアマプラはおすすめにやたらZ級サメ映画を推してきますよね~私だけ?
まぁでも結局観てしまうんですけどね!

ビーチで拾ったウィジャ盤で召喚された狂暴な腹ペコ幽霊ザメ🦈
サメの幽霊って存在するの?
>>続きを読む

SUSHI GIRL(2012年製作の映画)

3.2

なんかアマプラが薦めてきてやたら豪華キャストだし観てみた。

オープニングで007の“ダイヤモンドは永遠に”の曲をバックに全裸女性に寿司を芸術的に盛り付ける千葉真一。
ビバ女体盛り❗
SUSHI GI
>>続きを読む

監視者たち(2013年製作の映画)

3.7

監視、追跡のプロが巧みに警察の目を逃れる犯罪組織を尾行し追いつめていくサスペンス。
監視班のコードネームが動物なのが面白い。

冒頭からスリリングで緊張感がみなぎる展開に息をのむ。
都市部であんな大規
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.1

万引き未遂で交通事故死した女子中学生の父と目の前で死なせてしまったスーパーの店長。

いったい誰が加害者で誰が被害者なのか、娘を失った父の行き場のない怒りと悲しみは娘をはねたドライバーではなくスーパー
>>続きを読む

ミュージアム(2016年製作の映画)

3.1

『セブン』の日本版リメイクみたいな作品、というか中山七里の小説『連続殺人鬼カエル男』にもパクリかと思うほど似ている💦(でも原作ではないらしい)

サスペンスなのに感傷的な回想シーンが無駄に多かったりテ
>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

3.2

芥川賞の原作では今野と日浅の関係が友情以上のものだったのかは匂わせる程度だったので映画では二人の関係はどう描かれるんだろうと思っていたら綾野剛のパンイチなどのなまめかしいセクシーショットばかりでなんか>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

男前すぎる濃姫とカッコ悪い信長のすごい製作費をかけたラブコメ⁉️

やたらツンツンしている二人がもっと素直だったらあと30分は削れてテンポがよくなったのでは?

活気のある市で庶民に紛れた二人が南蛮音
>>続きを読む

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.7

マリリン・モンローってポッチャリのイメージだったのですが、この映画の彼女は胸は大きいけどウエストが超細くて華奢だったのが驚き!

計算高い悪女というよりはただ純粋にお金持ちが好きなローレライを演じるモ
>>続きを読む

オズ(1985年製作の映画)

4.0

オズの魔法使のその後の話。
こちらはミュージカルではありません😄
MGMの多幸感あふれる名作とはガラリと雰囲気が変わり、荒廃したオズの国を舞台にしたダークファンタジー。

オズの国から戻ったドロシーは
>>続きを読む

オズの魔法使(1939年製作の映画)

4.8

ハリウッド黄金期のセンスが溢れるミュージカル映画の名作。

セピア色の画面がテクニカラーに変わる演出は映画史の中でもエポックメイキングな瞬間であり今でも色褪せないファンタスティックな魅力です✨

どん
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

日本のノワールサスペンスとしてはなかなかいい雰囲気。
韓国ノワールばりの血糊と痛いシーンがいっぱいで、後半の展開も驚きがあり、予想よりもすごく面白かったです😄

売れない漫画家の卵が殺人現場で遭遇した
>>続きを読む

フランケンウィニー(1984年製作の映画)

3.7

ティム・バートン原案・監督の短編映画(1984年公開)
クラシックなモンスタームービーへのオマージュ感たっぷりのモノクロ映像と郊外の住宅地を舞台にしたシザーハンズっぽいストーリー展開はティム・バートン
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

(左手はそえるだけ... )
あの瞬間原作ファンは誰しもが心の中で呟いたはず!!

連載はジャンプで毎週読んでいたし(当時はジョジョ目当てだった)、アニメも見ていたけどまさか今になってこんなに新しいス
>>続きを読む

ファウスト(1994年製作の映画)

4.5

鬼才ヤン・シュヴァンクマイエルの長編2作目。

相変わらず癖が強く、実写にストップモーション・アニメと人形劇を組み合わせた独創的で怪奇な世界観に引き込まれる。

メフィストフェレスの召喚シーンはすごく
>>続きを読む

アリス(1988年製作の映画)

4.7

子供の頃に見た悪夢のような奇妙で不気味なストップモーション・アニメ。

チェコの鬼才ヤン・シュヴァンクマイエル版不思議の国のアリスはさながらダークで幻想的な異形博覧会のよう。

歪に動き出す剥製のウサ
>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.2

男の友情映画として評価が高いのは知っていたけれどもっと殺伐としたクライムバイオレンス系だと思っていたのでいい意味で予想を裏切られた。

とある病院で出会った余命幾ばくもない二人の若い男たち。
天国では
>>続きを読む

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.8

旬の俳優が勢揃いしたわりにストーリーが少し地味かなと思うんですが、それでも実話ベースということを考えると驚き。

第二次世界大戦の前にそんな事件があったんですね~💡
陰謀ものなのに男女三人の友情の青春
>>続きを読む

聖地X(2021年製作の映画)

3.5

予告では韓国を舞台にした土着ホラーのイメージだったのでそういうのを期待したらがっかりしそう💦
なのでフィルマの平均スコアも低めなんでしょう。

全然怖くないし、ふふっと笑えるすこしふしぎ系ミステリー。
>>続きを読む

キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.3

ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロという豪華三大スター共演がウリのはずなんですが、クライヴ・オーウェンだけ顔面の威圧感が凄くてシリアスすぎるというか一人だけ雰囲気が噛み>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.7

今村夏子の原作は既読。

中学三年生のちひろ。
病弱な娘を助けたい一心でカルトにハマった両親をもつ。
娘視点では彼らは善良で愛情深い人たちなのだが、世間からは奇妙な儀式を行う怪しい奴らと思われているこ
>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.9

夢枕獏の原作小説は既読。
伝説の登山家羽生が挑むのは前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂!

あの若き登山家栗城史多さんも同じルートに挑戦したものの失敗、下山中に遭難死したのは記憶に新しい😨
>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

予約のとれない孤島の高級レストラン、そこはとんでもないサイコ・レストランだった😨

シェフは嫌味ったらしいし、風刺と蘊蓄だらけの料理は不味そうだし、これに大金払うなんてどんな罰ゲームよ...
しかも帰
>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.6

喧嘩上等❗なヤンキーOL達の派閥争いが絶えない会社という設定がもうコントでしかない。
喧嘩と仕事が両立する会社ってどういうこと⁉️と思っていたら最後に正論かましてくるのは禁じ手では🤣

ヤンキー漫画や
>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

4.1

大どんでん返しで有名な法廷ミステリーの傑作。
アガサ・クリスティ原作だったんですね。
終盤の畳み掛けるような展開は今観てもほんとにびっくり。

映画の最後にはご丁寧にネタバレ禁止のお願いがあるのも珍し
>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.9

世界的大スター歌手と平凡な数学教師の恋💕
ストーリーはまんま『ノッティングヒルの恋人』、つまり王道ど真ん中のロマコメです❗

50代とは思えない美しいジェニロペとかっこよすぎずちょうどいいイケメン具合
>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

親友マリコの自殺と仕事のストレスでズタボロになったシイノが衝動的に彼女の遺骨を奪い生前の思い出とともに旅に出るロードムービー。

原作の疾走感溢れるテンポが好きだったけど実写化するとマリコのメンヘラ具
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アイスランドの荒涼とした大自然に囲まれた牧場に産み落とされた異形の仔。
その奇跡の存在がもたらすものは福音か凶兆か。

予告ではもっとホラーみが強いのかと思ったら牧歌的な雰囲気のホームドラマが続く。
>>続きを読む

イウォーク・アドベンチャー(1984年製作の映画)

3.6

スター・ウォーズEP5とEP6の間の時系列らしいけど、動くぬいぐるみのようなイウォーク族がメインのスピンオフ。
単体で楽しめるほっこりかわいい動物ファンタジーなのでSW本編を知らない人にもおすすめ。
>>続きを読む