フライさんの映画レビュー・感想・評価

フライ

フライ

ヘヴン(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

禁じられた恋と言うか、罪と罰と言うか、一言では言い表せない切なさと愛を感じさせてくれる作品。
単純に本作を見たら身勝手極まりない二人の恋の逃亡劇だが、色々なシーンや作品としてのメッセージを考えると中々
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

4.0

最初は正直見るに堪えないシーンもあったが…ミュージカルシーンの歌詞が、かなり芯を食っていて胸に響いた。
アナという少女を中心に、青春群像劇的な、世の中が分かっていないからこそ現実逃避したい気持ちと、世
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.5

当時本作クリープショーと、スティーブン・スピルバーグが監督として参加したトワイライトゾーンのオムニバス短編ホラーに、子供だった事もあり一喜一憂しながら、それぞれ独特の恐怖を覚え楽しめた記憶が薄らあった>>続きを読む

荒鷲の要塞(1968年製作の映画)

3.8

ノーカット版追録吹き替えと言う事で、数十年振りに鑑賞。本当に追録なのかと思える位、声優人の素晴らしさとクオリティの高さに感動。
本作の面白さは、戦争アクション映画かと思いきや、推理サスペンスの様に2転
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

4.1

世界でも最貧国の一つとされるアフリカのマラウイ共和国で、実際にあった出来事を映画化したストーリーは、世界が如何に不平等な中で成り立っているかをまざまざと見せつけられると同時に、学びと希望を捨てない事が>>続きを読む

キリング・フィールズ 失踪地帯(2011年製作の映画)

3.1

重い雰囲気と胸糞な事件、実話ベースと言う事やキャスティングの良さもあり、個人的に作品として面白くなる要素だらけだった様に思えたが、とても残念な作品だった。単純に監督に問題が有るのか?としか思えなかった>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

4.3

荒涼とした大地を馬で旅したり、銃撃戦や小さな街でのエピソードなど西部劇らしい面白さもあったが、それ以上に面白い人間模様の描かれ方と、終盤の心抉られる展開と感動に素晴らしさを感じた。何より最高のキャスト>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

4.1

以前から観たいと思っていた本作。平均スコアの低さに少し躊躇していたが…。鑑賞する迄は、スリリングな内容かと思っていたのだが、自分の想像とは全く違うストーリーで、奇想天外且つ面白い発想と、練られた設定や>>続きを読む

アダムズ・アップル(2005年製作の映画)

4.0

芯は宗教映画と言っても過言では無い様な作品だが、だからと言ってそれを念頭に鑑賞するとかなりド肝を抜かれる、かなり強烈なブラックユーモアと、暴力シーンや痛々しいグロシーンもある映画なのだが、それでもシュ>>続きを読む

評決のとき(1996年製作の映画)

4.2

人種差別を主題とし、法廷で繰り広げられるヒューマンドラマだが、多少やりすぎ感を覚えつつも、そこが感情を揺さぶられるし、胸糞感と描かれ方の素晴らしさに、心震えるものが。何よりキャスティングの素晴らしさが>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.4

鑑賞前は、アリータの不自然に大きな目とアニメチックな容姿に、多少疑念を抱いていたが、相変わらず自分の直感の悪さに辟易する位、どハマりしてしまった!
個人的にハマる色々と魅力的なプロットに、絶対続編を製
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

悲哀のこもったストーリーと、これ迄見てきたクリント・イーストウッドの凛々しいかった姿が対となって、老いた容姿と絶妙な演技、作品のメッセージが輪をかけ、余計悲しく見え、いた堪れない気持ちに。

クリント
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.9

前作のJとKコンビには叶わ無いだろうとは思っていたが、本作ではHとMコンビを補填する小さな宇宙人を加える事で、このシリーズらしいユーモラスな展開と温かさが、絶妙に感じられたので違った面白さが。

子供
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大いなる陰謀(2007年製作の映画)

4.0

今年アメリカがアフガニスタン完全撤退を決めたからこそ余計に興味深く見れる作品だが、それ以上に感じる若者への熱いメッセージは、自分自身の後悔の念と、経験で尚更納得出来た。

トム・クルーズが演じる将来大
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.3

以前鑑賞し、序盤の単調さに途中で鑑賞するのを止めいていた本作だが、改めて全て鑑賞し、いい意味で後悔させられた!
完全に自分のツボにハマるミステリーアクションスリラー映画に、変な嫉妬心まで。

異常な研
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耳に残るは君の歌声(2000年製作の映画)

3.6

ロシアに住むユダヤ少女が、ホロコーストだけでは無く、色々な地で差別や迫害で苦悩していた人がいた事を、1人の女性を通して見せてくれると同時に、この時代女性が1人で生きて行く事の難しさと厳しさを教えてくれ>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.9

冒頭の明るく希望に満ちた展開から、一気に残酷過ぎる展開へ突き落とすストーリーに、胸糞と、悲しみで心奪われたが、反動もあってか、予想に反して中盤、若干物足りなさを覚えてしまったのは残念だった。だがラスト>>続きを読む

運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.2

貧しい家庭に生まれた可愛らしい兄妹の話は、小さな緊張感と、微笑ましさに、終始ニヤニヤして鑑賞してしまう素敵なストーリー。

イランの貧しい家庭に生まれた少年アリは、病気の母親に頼まれたお使いで妹ザーラ
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マンディンゴ(1975年製作の映画)

4.4

人種差別を題材にしたこの映画は、他の作品とは全く違う、一線を画す恐ろしい映画。
殆どの人種差別映画が、黒人達への凄惨な迫害と暴力で、残酷且つ悲しいストーリーに心を抉られる作品が多いが、本作にも当然そん
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アイランド(2005年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

クローンを扱った中々秀逸なストーリーだが、アクションシーンの凄まじさもありかなり楽しめるSFアクション映画。
基本重要なネタバレはしてないですが、観てない人で興味ある人は、以下は一切読まない方がいいで
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X-MEN:フューチャー&パスト ローグ・エディション(2014年製作の映画)

4.5

X-Menシリーズでは一番好きなフューチャー&パストだが、最強X-Menとされているローグを、どの様に出演させているのか、とても楽しみだったのだが、甲乙付け難いものが…と言うか本作の方が好きかも!>>続きを読む

蟹の惑星(2019年製作の映画)

3.8

多摩川河口の小さな干潟に住む、小さな蟹の生態や、どう言った形で環境や生態系に影響しているかを教えてくれるストーリーは、吉田唯義と言う個人研究家の素敵な人柄と素晴らしさ、同時に、日本における研究、調査、>>続きを読む

荒野の誓い(2017年製作の映画)

4.5

6ヶ月前に録画し、直後鑑賞も冒頭で心を折られストップしていたが、ようやく全て鑑賞…
アメリカ開拓時代末期、先住民族のインディアン達と戦った軍人の苦悩を描いたストーリーは、最後に大きなため息をついてしま
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

4.1

要所でツッコミ所のあるラブコメだが、それを一蹴するだけのキャストの素晴らしい演技とロマンティックな演出、素敵なストーリーで痺れさせてくれる映画。

当時はメグ・ライアン目当てで鑑賞。彼女の魅力も本作に
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.1

終始緊張感のある潜水艦アクションスリラー映画。
一歩間違えば第三次世界大戦になりかねない状況を阻止する為、海底と地上でヤバすぎる2つの作戦が同時進行して行く中、全く気が休まらないストーリーは、これ迄の
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.4

自分達の住んでいる世界が如何に残酷で、醜く、卑しい世界であるかを、本作に出てくる純真無垢な少女 オフェリアを通し実感させられるダークファンタジー。

遠い昔地下には、嘘や苦痛の無い魔法の王国があったが
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.9

ギレルモ・デル・トロ監督のヘルボーイを期待して鑑賞した時、自分にはハマらず、理解が浅いのかと3回見てもダメで残念に思っていた事も有り、本作は期待せずに鑑賞。ところが予想以上にハマり、次作も是非観たいと>>続きを読む

シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

3.8

本作監督ダニー・ボイルのトレインスポッティングの薬物に溺れる若者の狂気と闇を斬新に描いた作品は、見応えのある秀作だが、その前に製作された本作は、正にその片鱗をのぞけるだけに、違った視点で破綻して行く若>>続きを読む

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.4

昔からゴジラよりガメラ派だった自分は、3作共初日映画館で鑑賞する程ガメラが好きだったし、本作も当然感動した記憶もあったが…
ガメラ3部作の1作目だが、このシリーズの面白さは、3作全てを通し色々な視点か
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

4.0

キャメロン・ディアスのキュートな演技も良いが、なんと言ってもジュリア・ロバーツのゲスさも感じさせる設定がラストに生きて、最高に愛おしく思え、切なくも優しい気持ちにさせてくれて、何度も見たくなる素敵なラ>>続きを読む

俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

馬鹿馬鹿しいコメディーが好きなら、何も知らずに見て欲しい作品!


思わず実際に存在する有名アーティストの密着ドキュメンタリーかと見間違う程のリアルでアホな映画。
世間知らずな超大物アーティストの色々
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13F(1999年製作の映画)

3.8

仮想現実と現実に翻弄されるサスペンス色の強いSF映画だが、サスペンスとしては致命的な先読みし易いストーリーでありながらも、ラストへのシュールさと哀愁まで感じさせてくれる展開は、中々の秀作。

ビルの1
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無念 浪江町消防団物語(2016年製作の映画)

3.5

東日本大震災で被災者救助にあたった、浪江町消防団員を中心に、浪江町、福島県で被災した人達の苦悩と悲しみ、無念の気持ちが伝わる作品。
被災した人達の証言を元に紙芝居として製作。それを動く紙芝居とし、最小
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.7

当時この映画を観て自分がすり込みと、洗脳によって生きている事を学ばせてくれた作品でもあり、色々な作品を幅広く見るきっかけともなった映画。
本作製作含め、色々と背景を知れば知る程魅力も感じる作品。

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ふきげんな過去(2016年製作の映画)

3.8

ストーリー、設定が余りにもシュール過ぎて、ちょっと悲しい内容にも関わらず、終始笑ってしまった。小泉今日子や二階堂ふみなど女性キャストの気だるい演技が、いつの間にか魅力的に思え愛おしさすら感じ、癖になる>>続きを読む

クンドゥン(1997年製作の映画)

4.0

ダライ・ラマ14世の即位からインド亡命までの苦悩と葛藤を描いたストーリーは、チベット文化にとって、ダライ・ラマが如何に大切な存在なのか、そしてチベットを侵略した中国の愚行と残虐さが良く分かる作品。>>続きを読む

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