honmosukiさんの映画レビュー・感想・評価

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女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

タイ発のホラー。悪霊と戦う祈祷師。「呪いのビデオ」のようなモキュメンタリー。祈祷師を取材していて、とんでもないことを撮影してしまったみたいな感じだが、少し雑に感じてしまった。一般人らしき人達がカメラ目>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

ドラマ。10年に渡る不器用な巡り合いの連鎖を描く。伊坂幸太郎原作。後半に伏線回収でどんどん繋がっていく展開が面白い。実際の人生も、決して奇跡でなく、色々と繋がっているのかなとか考えた。主人公演じる三浦>>続きを読む

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

5.0

SFスリラー。パラレルワールドにつながる鏡を見つけた若者達は、それを利用して元の世界で成功する方法を見つけるも、欲望が加速する。「パラドクス」「ダークレイン」監督作。今作は前2作に比べると分かりやすい>>続きを読む

マルチバース(2019年製作の映画)

4.0

SFスリラー。マルチバース(多次元)を研究する大学生グループの1人が交通事故で死亡するも、数日後に何事もなかったかのように現れる。面白い設定。この世界の人か別次元の人かと、ややこしいが、そこが面白い。>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

ミステリー。1960年代のアメリカで青年の変死体が発見され、湿地帯に住む若い女性が容疑者となる。事の真相も気になるストーリーだが、差別を受けながら、自然豊かな湿地帯に住み続ける女性の半生に惹き込まれる>>続きを読む

トジコメ(2022年製作の映画)

4.0

スリラー。「アオラレ」でなく「トジコメ」の題名通り、閉じ込められる。家の食料庫に閉じ込められたのは2児の母、外には3歳ぐらいの女の子と赤ちゃん、DVな元彼と小児性犯罪者の友人。ワンシチュエーションで小>>続きを読む

クラウディ・マウンテン(2021年製作の映画)

4.0

ディザスターパニック。高速鉄道用のトンネルで崩落が発生、さらに大規模な土石流などによる町の壊滅を防ぐために山を爆破するというミッションを敢行する。迫力のある災害描写が見もの。臭すぎる人間ドラマやミッシ>>続きを読む

バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

4.0

ゲーム「バイオハザード」のフルCGアニメ映画第4弾。レオン、クリス、クレア、レベッカ、ジルとバイオハザードの主要人物5人が登場。アベンジャーズ感もあって、ゾンビがかわいそうなぐらい、みんな強い。まさに>>続きを読む

ビースト(2022年製作の映画)

4.0

アクションスリラー。娘2人を連れてアフリカ旅行に来た父親だが、サバンナで密猟者に仲間を殺され凶暴化したライオンに襲われる。ライオンの姿がリアルで怖い。サバンナで車が故障し、携帯も使えない絶望。あと小屋>>続きを読む

君だけが知らない(2021年製作の映画)

4.0

サスペンス。事故で記憶喪失の女性を夫が献身的に看護するが、女性は幻覚で殺人現場を見るなどで混乱し、夫も信用できなくなる。題名通り、君だけが知らない。積み上がった謎があとから解消されていく展開で面白い。

ザ・ローブ THE HEROES HIGHT VOLTAGE(2022年製作の映画)

3.0

近未来スリラー。特殊能力を持つ者たち専用の刑務所で暴動が起こる。Xメンみたいに様々な能力者がいるのが面白い。B級で超絶バトルは無いが、少しひねりのあるストーリーで面白い。極悪な刑務所長役に、ウォーキン>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

超胸熱ゴジラ映画。敗戦国ニッポンが、巨大生物ゴジラにより再び絶望に叩き落される。大作「シンゴジラ」の後に、ここまで凄いゴジラ映画を生み出した山崎監督に脱帽。これぞ日本のゴジラというべき造形。ど迫力。日>>続きを読む

タコゲーム(2022年製作の映画)

3.0

サバイバルスリラー。邦題の便乗でなく、原題がタコゲームと正真正銘のイカゲームの便乗。低予算で、かなり雑だけど、ちゃんとデスゲームをしていて嫌いじゃない。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.0

北欧ホラー。幸せそうだが内部崩壊している家族の少女は、森で謎の卵を見つけ育てる。毒親。無関心で透明な父親も悪いが、ネット配信に夢中な母親が最高にヤバい。描写は笑ってしまうぐらい変なグロさ。

3時間/THREE HOURS(2015年製作の映画)

4.0

アクション。休暇中のモロッコで赤ちゃんが誘拐されるが、元凄腕エージェントの母親が追跡を開始する。「96時間」風だが、こちらは3時間。B級感はあるけど、モロッコの危険な国感、犯人は誰、女性主人公で母強し>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

ドラマ。人生の方向が定まらず思い悩むアラサー女性を描く。コメディタッチで軽やかに観れる。主人公は容姿端麗で仕事もできる感じなので、何がわたしは最悪だという感じではある。共感&反感

貞子DX(2022年製作の映画)

3.0

貞子シリーズ多分8作目。当初の本格ホラーからはかなり変わってコメディ感が強く、それを許容すれば楽しい。渡辺裕之さんの姿も見れる。主人公演じる小芝風花がかわいい。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

5.0

ドラマ。亡くなった祖母の家を訪れた少女が、森の中で同じ歳ぐらいの少女に出会う。謎めいた設定のストーリーだが、心に沁みる素晴らしい映画。少女が悲しみを乗り越え、少し大人になる様子が尊い。「わたしが悲しい>>続きを読む

スクリーム(2022年製作の映画)

4.0

題名が「スクリーム」でリブート作かと思いきや、しっかりと続編。お馴染みのマスクをつけた殺人鬼、顔見知りの中にいる犯人、ホラー映画の定石の解説など、毎度のことだが楽しめる。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.0

サスペンス。ゴミ処理場がある山間の村で起こる悲劇。閉鎖社会の闇。胸糞。キャスト陣の演技もよく、特に一ノ瀬ワタル演じるガテン系男の憎いこと。現実にも、このようなことが現在進行系でありそうで怖い。逃げ場が>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

5.0

シリーズ第2弾。前作からさらにパワーアップした超絶アクションの連続。主人公が強すぎる。ノーカット長回しも多々あって凄い。どうやって撮影しているのかという感じ。

ゲスト(2009年製作の映画)

4.0

ホラー。母親の死後、精神病院に入っていた少女が、父と姉のいる家に戻って来るも、怪奇現象が相次ぐ。韓国映画「箪笥」リメイク作。謎が積もるストーリー展開が面白い。韓国版の方が陰湿な雰囲気や、別のオチを想像>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.0

自分にしか聞こえない爆発音に悩まされる女性。原因は何か?記憶?結論が気になるスリラーな感じのあらすじだが、実際は独特な世界観全開の不思議映画。シュールで笑ってしまう場面も多々ある。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

5.0

アクションコメディ。新幹線内を舞台に、殺し屋達が争う。原作小説が伊坂幸太郎著「マリアビートル」。読んだことあるが、殺し屋シリーズで超面白い。映画では主演がブラピだし、色々と設定も違うが、伊坂幸太郎らし>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

スリラー。過去のトラウマを抱えた女性に襲いかかる恐怖。メタファー連発。女性蔑視への批判。シュールで意味不明な部分もある。進撃の巨人にでてきそうな全裸男は、男でも怖い。

ウェイ・ダウン(2021年製作の映画)

4.0

クライムサスペンス。難攻不落の防犯システムを備えた銀行金庫の攻略に挑む、犯罪チーム。サッカーW杯で盛り上がるスペインが舞台。イニエスタが大活躍した2010年W杯の内容を知っていれば、より楽しめる。オー>>続きを読む

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

4.0

映画解説ドキュメンタリー。主に2010年代の作品を独自視点で語る。米映画のメジャー作品も紹介されるが、アジア、インド、中東、アフリカなどマイナー作品も多数登場。今まで、全然知らなかった映画も知ることが>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.0

ミニマリストに憧れる帰国子女が実家の断捨離を断行する。人生がときめく片付けの魔法で世界的に有名になった近藤麻理恵も登場。最初はがんがん捨てまくる主人公だが、呼び起こされる人間関係や思い出。何が大事なの>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

シリーズ第2弾。剛腕の刑事がベトナムに潜伏する凶悪犯と対峙する。この凶悪犯がなかなか残忍で怖いけど、マ・ドンソク演じる主人公刑事はチート級の強さで安心。前作の実録マフィア映画から、今作はヒーロー映画な>>続きを読む

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

4.0

サスペンスアクション。記憶喪失かつ12時間毎に別人に意識が移っていく男。謎が謎を呼ぶ設定。いったい何が起こっているのかというのが見どころ。アクションも激しくて面白い。

バニシング:未解決事件(2022年製作の映画)

4.0

韓国フランス合作サスペンス。オルガ・キュリレンコ主演。殺人事件の捜査協力をする法医学者だが、臓器売買の関わりを知る。フランス映画らしい静けさと韓国バイオレンスの融合。臓器売買組織が胸糞。

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

5.0

試写会にて鑑賞。ハイテンションリベンジアクション。金塊を掘り当てた老人だが、撤退中のナチス軍と遭遇し戦うことになる。世界一幸せな国フィンランドの映画だが、ぶっとんでいる。強力な火力で追い詰める極悪非道>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

ゲーム「グランツーリスモ」まさかの実写映画化だが、観れば、実話ベースの超胸熱レーサー映画だった。ゲーマーからプロレーサー育成を目指すグランツーリスモアカデミー。不可能と思われる挑戦。実写とゲーム合わせ>>続きを読む

パイプライン(2021年製作の映画)

4.0

アクションコメディ。パイプラインから石油を強奪するミッションのために集められたクセ者達。やがて依頼主の悪徳企業とも対立することになる。ソ・イングク主演。泥棒物なのでよく言えば、「オーシャンズ11」みた>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

70年代の米西海岸を舞台に、年下青年との、すれ違いばかりの恋模様を描く。青春ラブストーリー。70年代の西海岸で育ったわけではないので、よく分からないが、ノスタルジックな雰囲気は伝わってきて何かいい感じ>>続きを読む

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.0

試写会にて鑑賞。事故により世界から孤立し、時が止まった町。スティーブン・キングの「アンダー・ザ・ドーム」のような入りだが、また違った設定。前半、何がどうなっているのかよく分からなかったが、徐々に明らか>>続きを読む

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