honmosukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.0

サスペンス。フランス留学中に殺人容疑で投獄された娘の無実を信じ、アメリカから労働者の父がフランスに来て、調査をする。マット・デイモンがリーアム・ニーソンみたいに無双するとかではなく、渋いドラマ。事件の>>続きを読む

ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

4.0

ドラマ。カンボジアの貧しい村で学校にも行けず労働に明け暮れる少年が、斑から抜け出すために出稼ぎに行くが、さらに過酷な労働環境に置かれることとなる。あくまでもフィクション作品だが、奴隷労働の実態を描いて>>続きを読む

アニマルズ 愛のケダモノ(2016年製作の映画)

4.0

スリラー。女子高生を監禁し暴行後に殺害を続けるカップル。実際の事件がモデルになっているとのことで怖い。男が変態なのに、好きだから犯罪を手伝う、歪んだ愛情。知らない人について行ったらダメは各国共通。警察>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

5.0

スリラー。男は売れない女性youtuberを裏方として支えてきたが、人気が出てきてから、ぞんざいな扱いを受けるようになる。ムロツヨシはコミカルな雰囲気だし、岸井ゆきのも可愛らしくて、ほっこり、からの絶>>続きを読む

炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

4.0

アクションホラー。発火能力を持つ少女を守る家族、少女を確保しようとする組織。能力発動の演出がインパクトがあっていい。少女チャーリーがかわいい。能力ゆえに翻弄されるのがかわいそう。

友情にSOS(2022年製作の映画)

4.0

サスペンスコメディ。街中で学生パーティが開かれている夜、黒人主人公の家になぜか若い白人女性が倒れているのを発見。通報を考えるが、黒人差別で不当に扱われるのを怖れ、対処に窮する。今に始まったことでもない>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.0

不幸のどん底からのシンデレラストーリーかと思いきやの驚き。登場人物達にまるで共感できないし、嫌な気持ちにさせられる。それが狙いだとは思うが。肝心なところが不明なのも、すっきりしない。ただ、先が気になる>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

シンゴジラに続く、シンシリーズ。ウルトラマンは身近に感じる存在ながら、まともに作品を鑑賞したのは子供の時以来だったが、しっかり楽しめた。演出が最新技術を入れながらも、昭和の香りのする懐かしさを感じるも>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリー。シリア内戦の渦中にいる家族の記録。政権反体制派が中心の町アレッポに住み、反対派でジャーナリストの女性が撮影者。パートナーは医師。町が爆撃されまくる中、赤ちゃんもいるなら、早く避難した>>続きを読む

THE QUAKE ザ・クエイク(2018年製作の映画)

4.0

ディザスターパニック。ノルウェー映画「THE WAVE」の続編。前作は津波で、今作は地震。地震描写は迫力がすごく、かなり怖かった。家族を守るドラマも、ぐっとくる。事が始まってから、あっという間で、描き>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

俳優としても活躍するケネス・ブラナー監督作で、自伝的ドラマ。北アイルランドの首都ベルファストに住む少年ら家族は、宗教闘争、領土問題である北アイルランド紛争に巻き込まれてゆく。紛争は辛いが、少年視点でユ>>続きを読む

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

4.0

パニックサスペンス。題名通り、元カレと軽飛行機に乗ったら、墜落しそうになる話。原題は直訳で「地平線」とシンプルだが、邦題は、批判もあったがライトノベル風で面白い。この邦題でなければ観てなかったかもしれ>>続きを読む

セブンデイズ(2007年製作の映画)

4.0

サスペンス。女弁護士の娘が誘拐され、殺人事件の裁判での無罪を勝ち取る要求をされる。「シュリ」「LOST」のキム・ユンジン主演。事件の真相は何か、誘拐犯は誰なのかと、謎が多くて、最後まで面白い。ただ、大>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

スリラー。体が不自由な少女を献身的に世話する母親だが、少女は不審なことに気づく。「サーチ」監督作。前作と比べると、結構シンプル。分かりやすい展開だけど、ハラハラドキドキできて面白い。

ガール/その女(2020年製作の映画)

4.0

スリラー。虐待されていた父親を殺すために田舎町に来た女性だが、父親は何者かに殺されていた。序盤からゾクゾクする展開で面白い。閉鎖的な田舎町のヤバい感じもいい。ミッキー・ロークがさすがの存在感。

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.0

ドラマ。18世紀アイルランドを舞台に、貴族にのし上がる男の栄華と凋落を描く。スタンリー・キューブリック監督作。絵画になるような映像と印象的な音楽。貴族の話だが、優雅な感じではなく、決闘や戦争、妬みや愛>>続きを読む

フロッグ(2019年製作の映画)

5.0

スリラー。連続少年誘拐事件の発生と、それを捜査する刑事の家での不可解な出来事。前半に謎が積み上がる展開で、後に伏線回収で面白い。カエルのお面もスクリームみたいな不気味さがあっていい。

孫文の義士団(2009年製作の映画)

4.0

歴史アクション。革命家孫文を暗殺集団から守る義士団。歴史もので堅い雰囲気もあるが、ドニー・イェンが出演していて、しっかり超絶アクション。暗殺集団に対し、命を張って戦い、散っていく義士団達胸が熱くなる。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

筋ジストロフィーの難病の男性とボランティアを描く実話。社会的な問題をテーマにした話ながら、明るく楽しく観れる。難病の男性とボランティアの関係性が成長していく様がとてもいいし、こちらが勇気づけられる。三>>続きを読む

Infiesto/インフィエスト(2023年製作の映画)

4.0

ミステリー。監禁から脱出した少女を保護するも、捜査を進めるうちに、他にも被害者がいると判明する。スペイン映画だが、北欧ミステリー感があって面白い。ダーク、衝撃、無慈悲。陰謀論者が勢いづくコロナパンデミ>>続きを読む

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

4.0

探検家とビッグフットが伝説の地を探す旅をする。ストップモーションとCGを組み合わせて製作したとのことだが、滑らか過ぎて、CGアニメと区別がつかない。メイキングを見たら、驚愕。ストーリーは基本子供向けだ>>続きを読む

天国は待ってくれる(1943年製作の映画)

4.0

コメディドラマ。死後の世界で、地獄の王に質問され、女好きだった人生を語る男。軽やかに観れる。第一印象が女たらしで、だらしない感じの男だが、多くの人を幸せにしているいい奴。

男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985年製作の映画)

4.0

シリーズ第35作。長崎で出会った若い女性に惚れている男性にアドバイスする寅さん。マドンナは樋口可南子。寅さんの言動に対し、心配そうな絶妙な表情をするさくら。キリスト教の十字を切る寅さんが面白い。

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

4.0

スリラー。夫婦で引越し旅行中に田舎の道路で車が故障し、通りすがりのトラックの助けで奥さんだけ乗せてもらうが、その後、奥さんが行方不明になる。「激突!」や「ヒッチャー」を思わせる、アメリカの荒野の道路の>>続きを読む

がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

4.0

コメディドラマ。知恵遅れのチョルスは、難病の女の子と出会うが、突然、自分が父親だと告げられる。ショーン・ペンの「アイアムサム」を思わせる設定。チョルスと女の子の心の交流に感動。なぜチョルスは知恵遅れな>>続きを読む

男たちの挽歌 REBORN(2017年製作の映画)

4.0

クライムアクション。「男たちの挽歌」のリメイク作。ジョン・ウー&チョン・ユンファのオリジナル作と比べると劣ってしまうが、今作も悪くない。チンピラな兄と、それを慕う弟分、警官の実の弟(兄が悪いことをして>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

5.0

闘病中の女子と自分を出せない男子が共に過ごした日々を描く。同名小説の実写映画化。高校生の青春。女の子がぐいぐい男を引っ張って、デートしたり、旅行までしてと、男が妄想する最高の青春だなという感じだったが>>続きを読む

クロース: 孤独のボディーガード(2019年製作の映画)

4.0

サスペンスアクション。莫大な遺産を継いだわがまま女子が誘拐されそうになるも、女ボディガードが守る。舞台がモロッコで、警察も買収されてそうなヤバい感じ。黒幕が誰かなど最後までハラハラできる。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

歴史コメディ。三国志。福田監督らしいゆるさ。三国志のストーリーと豪華キャストで楽しいが、笑いは寒い。でも多分、寒さも狙っている感じ。

朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

特別養子縁組で男の子を迎えた夫婦。6年後、生みの親を名乗る女性から子供を返してほしいと連絡が来る。辻村深月の小説が原作。子供ができない夫婦、子供ができてしまった未成年の女性。育ての親と生みの親。両方を>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

4.0

シリーズ第3弾。実在の武術の達人ウォン・ウェイホンの活躍を描く。内容は、前作までと同じ感じで、悪い他流派との争いや外国勢力の陰謀など。前作から引き続き、叔母役ロザムンド・クワン、弟子フー役マックス・モ>>続きを読む

カイジ 動物世界/動物世界(2018年製作の映画)

4.0

中国版カイジ。高額な借金返済のために命懸けのゲームに参加する。ゲーム内容は基本的に原作漫画や日本版映画と同様だが、主人公の人間関係やら諸々が改変されていて新鮮に観れる。お金も結構かかっているような作り>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

5.0

スリラー。国際線の飛行機内で、致死性ウイルステロの感染パニックが発生。終始ハラハラドキドキの展開。涙が出そうな場面もあり、疲れたけど面白かった。感染パニックも怖かったが、飛行機内の臨場感が抜群だった。>>続きを読む

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.0

コメディ。仲のいい友人同士が集まったパーティで、互いのスマホの着信や受信メールを見せ合うゲームを始める。原作はイタリア版で、韓国版リメイクもある本作。日本版では、改変されている所もあって、意外と新鮮に>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.0

青春ドラマ。高校で佐々木コールを受けて全裸になる男「佐々木」。高校卒業から数年が経ち、俳優の夢も見失いがちな主人公は、かつての友「佐々木」を思い出す。こういう瞬間ってあるよねというシーンが多くて、懐か>>続きを読む

太陽は動かない(2020年製作の映画)

4.0

アクション。秘密組織のエージェント2人が、極秘情報をめぐって、他組織と争う。吉田修一の同名スパイ冒険小説が原作。外国を飛び回って、韓国俳優も出てきて、アクションが凄くてと、結構規模が大きくて面白い。小>>続きを読む