honmosukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 50ページ目

白いリボン(2009年製作の映画)

3.0

第一次世界大戦直前のドイツのある村での事件を巡る人間模様を描く。権力者への反発心や嫉妬、父親や教育者による屈従、男の性暴力。人間の嫌な部分ばかりを見せつけられる。

ならず者たち(1969年製作の映画)

3.0

西部劇。略奪を繰り返す、ならず者一家に見切りをつけた長男は、父親や兄弟達と戦うことになる。汗臭い戦いが見もの。西武時代のサバイバル感。

レプティリア(2000年製作の映画)

3.0

悪魔のいけにえのトビーフーバー監督作品。ワニパニック映画。よくあるパターンの映画だが、パニックになるまでが長い。パニック後は、楽しい。B級感がすごいが、それはそれでいい。犬も可愛い。

ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

離婚した両親を持つ少年を中心に、崩壊した家族を描く。DV父親には辟易。最低。大声で子供を威嚇して言うことを聞かせる手法は自分自身も反省。

レクイエム(2009年製作の映画)

4.0

96時間レクイエムとは別。題名からLニーソンがいつものように無双する映画と思いきや、違ってドラマ。北アイルランド紛争でのテロ被害者家族と加害者の関係を描く。どんな状況であれ、やはり加害者は許されないと>>続きを読む

カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

4.0

カメ止めスピンオフ。B級なゆるさもそのままで、いい意味で安心の低クオリティ。カメ止め好きなら充分に楽しめる。

ロスト・ストレイト(2018年製作の映画)

4.0

イランイラク戦争時のイラン側の防衛戦を描く。「戦うのではない。国民を守るのだ。」猛烈な爆撃、飛び交う銃弾、どんどん増える死者。戦場の壮絶な描写が恐ろしい。あくまでもイラン側の描写ではあるが、戦争の虚し>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

有名小説、ミュージカルの映画化。ある男の人生を描く。全編ミュージカルで楽しい。各人物の歌声が心地よく、迫力もある。

スコルピオンの恋まじない(2001年製作の映画)

4.0

お互い嫌いな男女が催眠術をかけられ。ウディアレンの楽しくおしゃれな恋ドラマ。アレンは相変わらずのエロおじさん。劇中の音楽が心に残る。

ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

3.0

ヒッチコックの裏窓やめまいをオマージュしたサスペンス。ちょいエロとコメディも。パルマ監督らしいキツい画。突っ込みたくなる所も多い。犬が可愛い。

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

4.0

寅さんシリーズ第7作目。発達障害の女の子を優しく見守る寅さん。寅さんついに結婚の意思を固めるか。田中邦衛も登場。

マギー(2015年製作の映画)

3.0

ゾンビ系シリアスドラマ。シュワちゃんなら、ゾンビでなくても、基本アクションを期待するが残念。ゾンビになりゆく娘と親のドラマ。あまり無い形の映画だが、今一歩盛り上がりが足りない感じ。

シンクロニシティ(2015年製作の映画)

3.0

タイムトラベルもの。オリジナリティがあるのはいいが、結構ややこしくて理解が追いつかない。整理が必要。

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.0

米軍特殊部隊ネイビーシールズ 創設以来最大の人的被害となった 、2005年のアフガニスタンでの対タリバン作戦を描く。壮絶な戦闘。実際の兵士の写真を見ると悲しい。

ジェノサイド・ホテル(2017年製作の映画)

4.0

実話ドラマ。2008年に起きたインドムンバイでの同時多発テロでのホテル被害を描く。信仰とは何か。愛は信じられる。観ていて本当に辛くなる。テロの起こらない世界を改めて願う。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

戦争映画。第1次世界大戦の前線で伝令を遂行する兵士を描く。ワンカット映像なので、見ている側も常に主人公と共に行動している気分になり、戦場をまさに体感することができた。一方、プライベートライアンやダンケ>>続きを読む

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.0

アクションスター大集結の豪華映画第2弾。シュワちゃんやブルース・ウィリスは当然、ヴァンダムの足技も熱いが、今回の一番は、B級アクションスターの先輩チャック・ノリス。カッコいい場面で登場の全然カッコよく>>続きを読む

彼が二度愛したS(2008年製作の映画)

4.0

サスペンス。偶然知った秘密クラブの女性に恋した主人公は深みに嵌る。エロくて上手い話には注意。登場人物達にはあまり共感できないが、予想してなかった展開で面白い。

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

第1次世界大戦のドキュメンタリー映画。白黒の記録映像をカラー化。声や雑音など音声も再現し、当時の状況を現代にリアルに蘇らせている。戦場での束の間の笑顔、仲間との連帯感、突然の死、敵国兵士への同情、帰還>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.0

コメディタッチなドラマ。社会主義一徹の母が昏睡状態中に、ベルリンの壁が崩壊。母が昏睡から覚めた後、息子は母のために社会主義東ドイツは変わっていないという嘘をつき続ける。息子の嘘に協力する周りの仲間達が>>続きを読む

運命は踊る(2017年製作の映画)

4.0

ドラマ。イスラエル映画。息子の戦死を伝えられ、嘆く両親、しかし後に誤報と知る。やっちまった系。戦死の誤報以外にも、色々とやらかすことがあって、両親や息子の運命はまさに踊る。身近に戦争があり、死も身近に>>続きを読む

レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994年製作の映画)

4.0

壮大な家族ドラマ。アメリカ西部の大自然の中で生きる3兄弟を軸に、時代に翻弄される姿、恋愛、家族愛を描く。主人公は次男のブラピ。体制に逆らう自由奔放な姿は、反米でありながら、アメリカンでカッコいい。大河>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

5.0

富豪の死の真相を巡るミステリー。巧妙に張り巡らされた伏線が一気に回収される様が見事で唸った。すっかりやられた。ダニエル・クレイグはボンドの時より、柔らかい感じだけど、やはり渋くていい。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

4.0

実話ドラマ。伝説的なチェスプレイヤーであるボビーフィッシャーの再来と呼ばれた天才少年。親やコーチなど周囲の期待と葛藤を描く。親含め子供の教育はどうあるべきか。はっきりとした答えは見つけづらいが、これは>>続きを読む

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)

4.0

スリラー。元人気子役だが30年以上経ち落ちぶれた妹との姉への憎しみ。いじめがエスカレートし、人格が壊れていく様が怖い。古い映画だけど、今も昔も、日本もアメリカも、陰湿な人は一緒だなという感じ。

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

4.0

ミステリー。飛行機墜落事故で生き残った5人をカウンセリングする内に、生存者の証言の食い違いや飛行機会社への不信が募る。ラスト30分ぐらいから驚き。予想外に少し暖かい気持ちにもなった。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

実在のレーサー、レーシングチームのルマン挑戦を軸に描くドラマ。情熱的な天才ドライバー役のクリスチャン・ベイル、内に情熱を秘めた頑固者なカーデザイナー役のマット・デイモン。2人共最高、カッコいい。レース>>続きを読む

ラストスタンド(2013年製作の映画)

4.0

国外逃亡を計るギャングのボスを、最後に食い止めるのは、国境近くの小さな町の保安官。ギャングにとって想定外だったのは、保安官がシュワちゃんだったこと。シュワちゃん強し。さすが。

イナフ(2002年製作の映画)

4.0

サスペンス。DV夫から逃亡する主人公と幼い娘。執拗に追い詰める夫から必死の逃亡劇である前半から、一転驚きの展開。痛快。やり過ぎ感もあるが、母は強し。娘が可愛い。

ワーテルロー(1969年製作の映画)

4.0

ナポレオン最後の戦いであるワーテルローの戦いを描いた歴史大作。映画の約半分を占める戦いが大迫力。物凄い人数での戦い。進軍時に太鼓を叩いたり、バグパイプを吹いたりと、昔の戦争の格式も感じるが、やはり最終>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

多くのアメコミヒーローもの同様に、わあわあ戦う。ワイルドなアクアマンはマイティソー同様だが、ブルーザー・ブロディ感が強く、あまりカッコ良くはない。敵のブラックマンタはもっとカッコよくない。でも海ベース>>続きを読む

コードネーム:ストラットン(2017年製作の映画)

4.0

アクション。イギリス諜報部隊とテロ組織の戦いを描く。規模は控えめだけど、緊迫感のあるアクションシーンが多くて面白い。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

5.0

アトランタ五輪時に起きた爆破事件をめぐる実話ドラマ。爆弾の第一発見者の警備員が、人々を救った英雄から一転容疑者へ。不確かな情報を流したメディアもだが、国家権力であるFBIの誤ちが恐い。怒りと憤りを超え>>続きを読む