Erikaさんの映画レビュー・感想・評価

Erika

Erika

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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

4.5

当時のリンジー・ローハンの可愛らしさが満載の映画。
動物に囲まれて生活していたリンジー・ローハン演じるケイディが、高校で迷走しながらも成長していく姿が、ポップに描かれる。

学校の人気者アーロンが爽や
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.9

韓国ノワール映画の名作ということで視聴。まさにその通りの映画だった。

身の危険に関わる情報を伏せられ警察に駒のように扱われる潜入捜査官が、非情なヤクザの世界で選ぶ人生とは。
その選択が予測不能の展開
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.8

ソマリア内線勃発の中、国外脱出を試みる南北の外交官らを描いた実話をもとにした作品。

連絡手段を断たれた中、何とかして脱出を試みる人々。
戦争の恐ろしさと巻き込まれた人々の辛苦が描かれ、やるせない気持
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ジェントルマン(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

興信所の社長ヒョンスが誘拐事件の容疑をかけられ、嫌疑を晴らすために検事に成りすます。

最初はどこか胡散臭いし、ジェントルマンらしい優雅さをどこに見いだせば良いのか分からなかったが、終盤のある種明かし
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

極悪人らと警察の密室での攻防かと思いきや、前半は極悪人らが警察を殺しまくり、中盤からは人体実験されたモンスターのような存在がひたすら極悪人と警察を殺害するストーリー…。

ストーリーはあり得ない展開で
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MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。(2023年製作の映画)

4.0

優勝こそできなかったが、特にシーズン終盤に劇的な展開がいくつもあったおかげで、ドラマティックなドキュメンタリーに仕上がっていた。

1年間のマリーンズの頑張りとその裏側を見れるので、シーズン通して応援
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劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 後編(2023年製作の映画)

4.5

セーラームーン最終章。
セーラー戦士たちの苦境に終始涙。
何のために戦うのか、愛とは何か、幾多の戦いを通じて、行動でそして言葉で訴えかけられた。

前回のEternal編に続き、誰もが光と闇を持ってい
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.4

コナン側と黒の組織との攻防戦が繰り広げられる。
組織内でメンバー各々の思惑が絡み合うのが面白かった。
コナン映画定番のあり得ないアクションも楽しめた。

一つ欲を言えば、「監視される社会」への警鐘は昔
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.5

閉鎖的なコミュニティの闇、誰もが被害者で加害者である社会の歪みが描き出されていた。

人生は選択の連続でその選択には責任が伴う。
しかし、選択の自由がないほどに横浜流星演じる優を追い詰めるコミュニティ
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幻滅(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

バルザックの「人間喜劇」の一編、『幻滅——メディア戦記』を映画化した作品。

文学を愛する純粋な田舎の青年リュシアンが、虚栄にまみれたパリでの生活を通して、全てを失っていく…。

19世紀の王党派と自
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ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

4.5

社会への憤りや息苦しさを抱える青年らのちょっとした革命的一夜を描いた作品。

全編を通してザ・スミスの名曲で彩られ、80年代のノスタルジー溢れる映画だった。
心を突くようなメッセージ性ある歌詞が、映画
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犯罪者の息子、在日朝鮮人、旅館の跡取り…。
各立場の人間が、その名前だけで持たれるイメージだけでレッテルを貼られ苦しめられる。
名前を捨てて新たな人生を歩みたいほどに。

人間が持つ差別意識(それは時
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ドリスの恋愛妄想適齢期(2015年製作の映画)

3.6

親のために人生を捧げ、気づけば人生を謳歌することなく歳を重ねた主人公。
超年下好青年へのトキメキとポジティブ・シンキングのセミナーに出会い、心のままに一歩を踏み出そうとする。

その頑張りが明らかに間
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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.5

どうしようもない日常から逃れたい親友同士のティーンエイジャー2人が、リゾート旅行資金を手に入れるために四苦八苦するストーリー。

憧れの海を見るためだけに、罪悪感もなく犯罪すれすれのこともしてしまうと
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

親友を失ったことで深い傷を負ったキャシーの復讐を描いているが、音楽やファッションは終始ポップ。そのギャップで尚更レイプ犯の身勝手さ、社会の理不尽さが浮き彫りになっていた。

キャシーの行き場のないやる
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.9

アキラとあきらという異なる環境で生きてきた二人を軸に群像ドラマが展開。
勧善懲悪ではなく、各登場人物の葛藤を描き込んでいて深いストーリーだった。

特に二人の価値観や信念、それを生み出したバックグラウ
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監獄ロック(1957年製作の映画)

4.6

エルヴィス・プレスリーのパワフルな歌を満喫できる作品。
特に表題の「監獄ロック」が圧巻。

真新しさはないが、ストーリーも面白くラストはほろり。
主人公の転落・栄光・挫折・希望が描かれていた。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

非正規のルートで養子縁組を斡旋する男たちと「赤ちゃんポスト」に子供を預けた女性が、子供の養子縁組先を探し旅する映画。

正論では裁けない社会の歪み(グレーゾーン)と家族のあり方が、主人公らの旅を通して
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

5.0

実在する移民の街ワシントン・ハイツを舞台に、故郷を求め夢を追う人々を描いたミュージカル映画。

ラテンの音楽に身を任せ陽気に前向きに、時には悲哀を滲ませ自分のアイデンティティーと夢を求める人々の生き様
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エデンの東(1954年製作の映画)

4.9

「カインとアベル」をモチーフにしたスタインベックの小説が原作。

父親の愛情を渇望する純粋さと自分自身を認めてもらえないがゆえの孤独さやひねくれ感を、絶妙に表現したジェームズ・ディーンに感動。

ラス
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

砂の惑星の映像技術が秀逸。
壮大で重厚な世界観が違和感なく表現されていた。
特に生き物のようにうごめく砂の描写に驚いた。

ただ、特に前半部分は展開がゆっくりで緩急が少なめ。
SFの世界観をとにかく堪
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.4

警察学校の仲間の思い出が度々登場。安室の人間性が垣間見得て良かった。

佐藤刑事を苦しめる3年前の爆発事件と映画ならではの国際的な事件が、ストーリーに破綻なくつながり、ミステリーとして楽しめた。

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マーティン・エデン(2019年製作の映画)

4.8

アメリカの小説家ジャック・ロンドンの自伝的小説を、舞台をイタリアに移し映画化。
貧しい労働者マーティンが上流階級の娘エレンと出会い、知識欲に目覚め物書きを志す。

単なる身分差のあるロマンスあるいはア
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嘘喰い(2022年製作の映画)

2.0

横浜流星と本郷奏多のルックスの良さと三浦翔平の演技力を見るためだけの映画。

役者陣は、全員とは言わないが演技力があるはずなのに、それが三浦翔平演じる国一輝以外からは感じられない、薄っぺらなキャラクタ
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パイプライン(2021年製作の映画)

4.0

雇われた盗油チームと金の亡者のスポンサー、弱いけれど勘は鋭い警察官が、シーソーゲームのように優位に立ったり危機に瀕したりを繰り返すエンターテイメント色が強い映画。

突っ込みどころ満載だが、意外と先が
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狂った果実(1956年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

斜に構える太陽族の兄夏久と一途で純粋な弟春次。
二人が北原三枝演じる恵梨のアンニュイさに翻弄される。

終盤の海での場面、結末を予想できながらも津川雅彦の表情のクローズアップから恐怖を感じた。
一種の
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.9

10億ウォンが入ったバッグを巡り、人間の裏切りと欲望が交錯する。

小説のように章立てて進むためか、展開がスピーディー。
バッグの持ち主が次々と代わり、最後に誰が微笑むのかを推理しながら見た。
そもそ
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メインストリーム(2021年製作の映画)

3.8

スマホを嫌っているにもかかわらず、YouTuberとして有名になる主人公。

その矛盾にフォーカスを当てることで、現実と虚構が曖昧になりうる危険性を浮き彫りにした作品。

SNSを利用し自分の主張を過
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少年の君(2019年製作の映画)

5.0

多感な時期に受ける無機質な受験戦争、いじめ、その舞台に上がることすらできない家庭環境にいる少年ら。

無関心側からいじめられる側になったチェン・ニェンと犯罪すれすれのことをしてしか生きていけないシャオ
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.5

Filmarksのオンライン試写会にて鑑賞。

16歳の少年アレックスと危険な香りがする18歳の少年ダウィド。

彼らの一夏を通して、初恋の儚さや危うさ、だからこその一瞬の輝きがガラス玉のように描かれ
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

4.7

コン・ユとパク・ボゴムの間にブロマンスが生まれ、逃走劇を繰り広げるアクション映画と思ったら大間違い。

クローンのソボク(パク・ボゴム)は、護衛の元情報局員ギホン(コン・ユ)に終始「なぜ?」と問いかけ
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.5

どう見てもコナンなのにアーサーを疑わない蘭に違和感。

ただ、コナンとキッドの協力関係を見れたこと、京極と園子にスポットが当たった点は良かった。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.1

安室さんファンのための作品かと思いきや、思っていた以上に公安の内部事情や葛藤をきちんと描いていた。

ラストはストーリ的にはなくても良い気がしたが、コナン映画のお約束が詰まっていて楽しめた。

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

各組織の思惑が交錯するのが面白かった。
キュラソーの最期に涙。

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

4.2

コナンと赤井秀一の連携プレイが良い。

相変わらず突っ込みどころ満載だが、コナンシリーズお約束と思えば気にならないし、事件自体は推理内容や動機など適度に練られているので楽しめた。

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

4.2

赤井ファミリーが意図せず勢揃いすることで話題となった映画。

この赤井家についてあまり知らないまま鑑賞したが、事前に簡単な説明があり、何の問題もなく見れた。

とにかく赤井秀一が格好良かった。
全編に
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