ISHUさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

鑑賞して1ヶ月も経たないうちに、RGB逝去のニュースが。子育てしながら法学を学び、時には夫の授業とタブル受講と、とにかくそのバイタリティに圧倒される。しかも天下のハーバードで。その後の彼女の活躍もさる>>続きを読む

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

3.0

テイラースイフトのドキュメンタリー。彼女がどう政治的な発言をするようになっていったか。という軸でデビュー前からを追う。終盤、LGBTのキャンペーンをする仲間たちに囲まれたテイラー。画面には家族や仕事仲>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.0

狂気。ちょっと粗いけど、エンタメ作品としての映画ってこういうものよね、という感じ。ブレイク・ライブリーのちょっと影のあるゴージャスな華やかさに、アナケンドリックのちょっと行き過ぎた優等生感のあるシング>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

3.0

邦画を観ようキャンペーン。舞台のような冒頭の松たか子の独白に違和感を覚えたけど、その感覚は間違いなかった。主人公にとってはまさに舞台だったのだ。最後の方はちょっと急ぎすぎたようにも感じる。熱血を演じる>>続きを読む

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

3.0

Twitterで話題になっていたので。

ストックホルム症候群ではないけれど、本人に虐待を受けたという認識が大人になってもなお一切なく、むしろ記憶を封印していて、周りに指摘されて初めてわかるおぞましさ
>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.0

最近ビリークダラップとグレタガーヴィグをよく見かける気がする。戸惑いながら前に進んでく登場人物たち。ほんの一瞬、彼らの道が交差したひと夏の話。エル・ファニングの演技ちょっと苦手だ。「最高に素晴らしいこ>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.5

3本目のポン・ジュノ監督作。自分の中の外国語映画を見ようキャンペーンもあって鑑賞。伏線を回収していく怒涛のラスト。”ボーイフレンド”が可哀想すぎる。全てのシーンが後々効いてきて、舌を巻く。うまい、とし>>続きを読む

ムッソリーニとお茶を(1998年製作の映画)

3.5

長年観てみたいと思ってたのを、ようやく鑑賞できた。第二次世界大戦の日独伊三国同盟、日本やドイツを描いた映画は多いけれど、イタリア側を描いた映画はこれまであまり観てこなかったかもしれない。マギー・スミス>>続きを読む

アルフィー(2004年製作の映画)

3.0

ホリデイとは打ってかわってプレイボーイの極み、みたいな役柄。しゃーしゃーと自論を得意げに披露する前半と、若さと見た目と勢いだけで生きてきたツケに苛まれる後半と。あさはかさが前面に出てるので、イケメンに>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.0

ジュードロウの色気がすごい。珍しくプレイボーイ役でないけれど、プレイボーイな役柄を演じている映画より色気がすごい。(2度目)ケイトウィンスレットと兄妹役、なんて美しいファミリーだろうか。ケイトがイギリ>>続きを読む

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

4.0

90代をすぎてなお、しゃっきりしてセンスの塊のような人。高い安い関わらず、よいものをたくさん見てきたのだろう。彼女のインテリア時代のしごとをみてみたい。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

コロナの折、観なければ!と思い視聴。感染対策が甘すぎやしませんか…?とハラハラしながら鑑賞。リアルな部分と、そうでない部分を結構冷静に俯瞰してみてしまった。マリオンコティヤールのエピソードがちょっと…>>続きを読む

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

前評判ほど好き!とはならなかったなー。続きがありそうな余韻を残すラストです。バングラの街は撮影はタイ?らしい。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

とても面白い。主人公はさわやかに物語を終える。でも自分の意思に反して引きずり込まれたのは実は主人公ではない。努力を無効化され、ダークサイドに落ちざるをえない状況にされたのは誰か。富裕層、中間層、貧困層>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

2.0

グラナダテレビシリーズで育ち、現代に舞台を移したBBCのテレビシリーズのSHERLOCKのファンではあるけれど、世界観の違いにちょっと戸惑った。CGが多用されている。疾走感はさすがのガイリッチーだけど>>続きを読む

ワン・オブ・アス(2017年製作の映画)

3.0

同じブルックリン・ウィリアムズバーグの超正統派ユダヤ教徒ドラマシリーズ「アンオーソドックス」を観た流れで。脱退を許さない、子孫は確保する強硬な手段はユダヤ教の選民思想から来るものなのだろうか?いにしえ>>続きを読む

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.5

96時間マラソン完走。裏切り。日本版ポスターのキャッチコピーはミスリードでは。

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.5

相変わらずゲームのように人が死んでいく…。前作でPTSDになりそうな経験をした娘が元気でなにより。タフな精神力は父譲りか、本作では大活躍。

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.0

今年はやたらとリーアムニーソン作品を観ている気がする。。。意図的だろうけど、全体的に画面が異様に暗い。彼が果たした役割のその後、についてはあまり深く語られないけれど、それはアメリカ人なら誰でも知ってい>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

3.5

96時間リベンジの方はたまにTVでも見かけるのに、オリジナルの方はなかなかサブスクに出てこない。長年見たいと思いつつ、諦めて有料レンタル。現実味を考えてはいけないけど、ゲームのようにさくさく人を殺して>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

ガイリッチーも疾走感のある映画が上手い監督のひとりだなー。もっかい見たい。「君の名前で僕を呼んで」のアーミーハマー。「アローン」に続き二作目。

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

悲しい、苦しい、やるせない。それでもやはり、いけない。でも許せない、正義とは、、と、ぐるぐると巡る。正論は正論として、何が正しいのか、今もわからない。夫役はジャックライアンのTVシリーズで強烈な印象を>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

4、5回目の鑑賞。一度目は映画館で公開時に。オープニングのアニメが好き。デカプリオが眉間にシワを寄せればよい、的な演技になる前、のびのびした演技をしている作品。スピルバーグとトムハンクスの相性よ。

ドーンウォール(2017年製作の映画)

4.0

クライマーのドキュメンタリー。文字通り血の滲む努力に圧倒される。自分と、自然との孤独な戦い。に見えて、案外孤独ではない。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

2.0

前評判に反して、自分には合わなかった。自信を持ってアグレッシブに進む前提が、自分が痩せてて美しいと思ったからなんて悲しいことある?周りは彼女の見た目でなく性格に惚れて支援していたというのに、当の本人が>>続きを読む

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ(2015年製作の映画)

4.0

なかなかに鼻につくコルビジェ。おぞましい壁画。壁画自体というよりも、壁画で覆うという行為がおぞましい。フィクションとバイアスはかかっているだろうと思うけど、巨匠とされるコルビジェの意外な一面にちょっと>>続きを読む

フード・インク(2008年製作の映画)

4.0

ちょっと待って、この中で問題になってる、種を保管しちゃいけない話、つい最近日本で改正?法案出てなかったっけ?日本って本当にアメリカの真似っこが好きなんだな。しかも利権のない人たちにとって良からぬところ>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.0

ジェシカチャスティン縛りで。扱っているテーマが違うので比べるのもあれだけど、モリーズゲームよりテンポは悪い。間延びしてしまう。ビンラディンに対する執念はすごいけれど、、

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

5.0

実家のHDに録画して何度も見ていた映画。東ドイツに興味を持つきっかけになった。久々に観たけどやっぱり面白い。空想的だけど、優しさが詰まっていて、悪意に触れないのがいい。ところどころにキューブリックのオ>>続きを読む

マクマホン・ファイル(2020年製作の映画)

2.5

ええぇーそうきたかー。というラストではあるけれど、なんだか上手く纏まっていない気もして。アンハサウェイのスカーフ使いは当時の流行だったのかな?

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

ケーブルテレビのプレミア放映で。先日のトイストーリー3がなかなかに面白かったので嬉々として鑑賞。大の大人が後ろー!とキャーキャー言いながら観た。きっと、そういう選択をするとなんとなくわかっていた。悪役>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.5

ジェシカチャスティン主演ということで期待しすぎてしまったかも。予想と違ったけれど、2時間20分の長尺を飽きずに見切ったので期待せずに見たらもうちょっと点数高かったかも。