まなさんの映画レビュー・感想・評価

まな

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

人間の欲は総括すると、所有欲と言えるのかもしれない。人もお金も知識も快楽も、人間は手に入れたくてたまらない。
それに振り回される人間の進歩とは、知能的に退化することなのではないかという答え、もしくは問
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.0

【まとめ】
寝過ごしたハディーシャは、夜の街を歩く。本来、いるはずのない彼女はゴーストとでも言うのだろうか。
夫がいない中、子供を養う為の労働で疲れ果てているハディーシャ。元夫を恋しく思う彼女は、内面
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

自分が何をしたいか分からない、だけど周りが気にくわない。
環境が悪い、周りが悪い、学校を卒業したら変わるんだと思ってた。自分の軸もないくせに。

2人は卒業して、自分がどう生きていくのか、主体性が問わ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

実写化において、自分の中ではかなり好評価。ジョジョの要素を、現実離れし過ぎない程度に取り入れてる。漫画やアニメの方は、台詞など少しくどく感じるところがあるが、実写版の方は比較的さっぱりしてて見やすい。

Here(2023年製作の映画)

4.0

自分の国、立脚点、ルーツ(最初)は何なのだろう。
疑問や不安を直接的な語りなしに、人物の服装やスープなど映像を使って表現できているのが良かった。また疑問や不安に対する回答が苔なんだろうな。
こういうの
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.6

批判的な目や問題意識はない。その辺物足りなさを感じる。

けどそれでもいいんじゃないかな。
ナレーターの暖かな視点を借りつつ、街の風景を眺める映画。何も考えず、流れに身を任せながら気楽に観れる。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

ストーリーの内容に深みがあるというよりかは、演出が上手い映画。

血をチーク代わりにする場面や赤いコートの女の子が無惨な姿で運ばれる場面など、目から離れない光景がいくつもある。印象に残るシーンを作るの
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

アレックスの暴力性は、環境や能力の欠如によるものではない。家庭環境にも恵まれて、頭だっていい。芸術を理解する、ペットを愛する精神的な豊かさもある。わざわざ強姦なんてせずとも女の子と関係を持つことも出来>>続きを読む

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.6

愛って肉体的なもの、精神的なもの、両方あってどちらも大事だよね。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

チーターのところが面白かったwあと手がミンチにされていくところww

内容に深みはないけど、アンチヴィーガンの話、恋愛話の両方が綺麗にまとまった昨品になってた。また演出も面白かった。気軽に観れる作品。
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.7

カメラが家の外に出ることはない。
視点としては子供の目線に近いのではないだろうか。
何故だかはわからない。段々と荒れておかしくなっていく家。
しかし知識ある鑑賞者は、その風景の断片から、崩壊の過程や心
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

4.0

平和を維持する為、永遠に続く殺し合いのゲーム。その中で生きるキルドレ。

『何かを変えることが出来るまで生きろ』、そうミナトに告げたユーイチは、運命を変えようと(運命に干渉しようと)ティーチャを撃墜し
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.5

悲しみからの再生の物語。

最後ハッピーエンドなせいで物語に深みがなくなってる…

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

4.1

家族を失った姉弟は愛を求めている。愛に執着していると言ってよい。

弟は多数の異性と肉体関係を持ち、表向き器用に生きながらも、孤独を埋められず、歌手の女性に執着的な愛を見せる。しかし上手くいかない。結
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

主題を大雑把にまとめると、「善く生きるということは、悪意を否定することではなく(善意だけを求めるのではなく)、悪意と向き合っていくことである」だと思う。

主人公(主観的視点)が敵(悪意を持った存在)
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RRR(2022年製作の映画)

3.9

楽し〜!!アトラクションみたいな映画。
表情や身振り、演技がすごい!細かな心理描写を捨ててしか成し得ないテンポの良さ!
そしてツッコミどころ満載!でも色々振り切ってるから、そこがもう快感だったりする!
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.7

現実と空想の二つの世界で話が進む。
現実はグロテスクで苦痛な世界。

女の子は空想の世界で、現実世界における悪と戦う。第一の試練で🐸に「恥ずかしくないの?」と罵るものの、第二の試練では自分の欲に負けて
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

羊も羊の悪魔も好き。
バフォメットかな?

母親も悪魔もやっていることは同じ。

なれのはて(2021年製作の映画)

3.2

内容は置いておいて。
音響が体に合わなかったのか気持ち悪くなった。画面の揺れもすごいし。(ドキュメンタリーなので仕方ない)人の声や車の音、生活音が全部入っているので頭が痛い。字幕もないので何言っている
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風の歌を聴け(1981年製作の映画)

2.9

ひどい笑笑
小説を模倣しろとは言わないが、もし設定等変えるのであれば、小説とは違った魅力を持たせなければならないと思う。小説の魅力は完璧に崩れ去った上に、それに代わる独自の魅力が映画で新しく創られてい
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

胸アツな展開が多くてわかりやすい映画。

個人的にガブリエルが性癖に刺さる。

私はゴースト(2012年製作の映画)

3.4

短いし登場人物も少なく観やすかった。

私にはあの男結構怖かったよ…

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

人の多い喫茶店で色んな人を眺めてるとき、この映画を思い出した。

会話の合間に挟まれるコーヒーとタバコ。

多種多様な動作と会話、
ここがいいんだ!!って言えるところはないけど見ていて飽きない、面白い
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

主人公を肯定的にも否定的にも描かず。
最悪って言ってくれてありがとうって感じ。タイトルで完成する映画。
みんなこんなもんだろ?普通だろ?みたいな描かれ方、タイトルだったら感動しなかったな。

自分の為
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.1

おじいちゃん本当に馬のまんまでいいの?本当に??????あと皆別れがあっさりしすぎてない?

んーちょっとストーリーが雑

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

3.8

気持ちいいくらい暴力的なのがおもしろ懐かしい。
単純な内容だけど、カット割りや描写は細かくて感動した。子供の頃とは別の楽しみ方ができる。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

トンネルを抜ける映像やタバコの煙を車の上窓から出すシーンが印象的だった。

余白が多い映画で、ゆっくりと溶け込める映画。一人一人の言葉が、しっかりしている。(ちゃんとその人本人の言葉で話してる感)

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.5

健康的なときに観たから、主人公のこと浅はかな子だなぁって遠目に見てしまった。でもむしゃくしゃしてるときこの子を思い出して、私もこういうところあるよなぁと。例にも漏れず私もバカな女の子。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

安心して見れる笑ありのアクション。
弱点のケーキとベサニーが入ってるシェリー教授が可愛くて好き。

下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

ロリータとヤンキー。
素晴らしい組み合わせ。
可愛くて面白い。

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