Isseiさんの映画レビュー・感想・評価

Issei

Issei

ファーザー(2020年製作の映画)

4.7

これはまた体験型映画の傑作を見てしまった。

名前も生年月日も同じアルツハイマー病の老人を演じるアンソニーホプキンス大俳優の名演技
本人もその周りにいる人も含め、誰もが自分の経験と重ねざるを得ないその
>>続きを読む

マンハッタン(1979年製作の映画)

4.5

華やかであるべきNYを敢えて白黒で写して人間模様を濃くしていく初期ウッディーアレンの傑作
恋愛には影と光があれば充分なんだな...


ガーシュウィンの"Rhapsody in Blue”に乗せて始ま
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

復讐劇の序盤や、色の変わる中盤、そして最後と見てて楽しかった

レイプと呼ばれぬレイプが充満する男の超偽善的なチン○たちに届いて恐怖してくれると明日の世界はもっと良くなると思います

そしてキャリーマ
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.7

人生を終焉に近い場所から見るからこそ分かる人生観のような、そして、重くうねりながらも静寂という優しさに包まれた人々の目録

Fernは多分新しいものに身を置いて魂を自然と共鳴させてこそこの人生を謳歌し
>>続きを読む

憎しみ(1995年製作の映画)

4.6

革命映画のもう一つの金字塔

革命の街パリでの警察と市民の対立
苛立ちと葛藤する青年3人の暴動後たった1日の目録

カッコ良すぎるショットの連続。
カメラワークが完璧にキマってる。

そしてあのトイレ
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ(2019年製作の映画)

4.7

2020年度映画、確実にトップの作品でした

おれはこういう映画が本当に好きなんだ...
CGなんて、特別なセットなんてなくたって、
人間の内面を人生から映し出してそれを他者に共感させて魅せる。
それ
>>続きを読む

はなればなれに(1964年製作の映画)

4.6

これまた最高に革新的でセンス爆発しまくりでした

ここまで革命的ともなると今見て、今の物差しに合わせても未だ革新的であるという、、、
技術としてセンスが高すぎて後50年以上も誰も真似することさえできな
>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.9

これは大人も楽しめる、ではなく、
大人の為のアニメーション映画でした。

Jazzに人生を狂わされる主人公に幸あれ

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

遂に鑑賞

初期コーエン兄弟の緻密かつ大胆なストーリーと画の構成は今も見て取れる流石さでした

90年代のあのストーリーありきの質感があまり好みじゃない自分としてはハマりはしなかったけど面白さは十分だ
>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.6

最高(にアナーキー)な監督”David Fincher”が、最高の役者”Gary Oldman”と共に、最高の脚本・シネマ「Citizen Kane」を軸に亡き父の遺稿による物語を紡いでいく

陳腐な
>>続きを読む

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

4.5

58年ニューポートにタイムスリップできました。
あの音色、拍手、汗、ダンス、そして研ぎ澄まされた旋律とリズムたち
今もそんなように誰ひとりとして似ることなくあの頃の音楽のように生きていけたらいいのに。
>>続きを読む

海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.7

こんなにも早く3時間が過ぎるなんて...

1900の演奏、モリコーネの音楽に酔いしれてその純粋で力強い心に打たれ続けた夢のような時間でした

"限られた鍵盤の上で奏でられる音楽だからこそ自分が無限に
>>続きを読む

甘い生活(1959年製作の映画)

4.7

この映画のファーストシーンとラストシーンを考えれば中身は自ずと意味あるいい物だと断言できる

グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

4.8

これ程までの映像美を魅せられてはひれ伏すしかなかった...。
完全に超越した、神も女性も個人の精神世界も全てを美に昇華し、虚無へと葬り去るシーンの連続

65歳・初老の誕生日を、毎晩開かれる派手なパー
>>続きを読む

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

4.7

フランソワ・トリュフォー第2作目

面白い映像表現も多彩で、主役の感情移入へと観客を誘う手法が大胆ながら繊細で本当に最高だった

クラシックピアニストからジャズピアニストに名前も変えて転向した男の過去
>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.6

WTF DID I JUST WATCH....?!??
終わらないフリージャズを見せられて、急に曲は終わり電気がついて、バンドマンたちが情緒深そうにステージから降りていくのをただただ眺めるしかないよ
>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

やっぱり素晴らしい韓国人間ドラマの描写
画の細かいところまで気を配ってずっしりと重厚に、そしてスローに進んでいく序盤が堪らなかった

そしてそれが頂点に達した中盤でのあの、
夕日をバックに半裸でヘミが
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.5

LAというサイバーパンクにふさわしい街を現代感満載、しかしどこか踏み込み切れない世界観で描写していく


エル・ファニングの演技は個人的には可愛いの押し売りを考慮して考えないといけない作品ばかりであま
>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

4.5

ラストにすべてが詰まってた...

無口な一匹狼を貫くアランドロン演じるジェフ・コステロ。
French New Wave他の巨匠ゴダールたちに並び、見る物にシンプルに、口数少なく、映像と目力の説得力
>>続きを読む

>|