ぽんずマニアさんの映画レビュー・感想・評価

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8mm(1999年製作の映画)

4.0

資産家の遺品として残されたスナッフフィルムの調査を依頼された私立探偵が、ポルノ市場のアンダーグラウンドに入り込んでゆく。◇都市伝説として存在を噂されるスナッフフィルム(最近ではウクライナ21があったけ>>続きを読む

後妻業の女(2016年製作の映画)

4.0

高齢の資産家ばかり狙って後妻に入る「後妻業」の女を巡るドタバタ劇。◇クセがすごい女優・大竹しのぶの面目躍如というべき一本。これと「黒い家」を見ると大竹しのぶの凄さ(というか恐ろしさというか…)がよく分>>続きを読む

僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.0

周囲で事件・事故が起こるとその直前に時間が巻き戻る「リバイバル」の能力を持つ青年。子供の頃のある事件を解決するために時間が巻き戻る。◇原作は非常に切なく、時間モノとしてよく出来たストーリーなのだが、2>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.0

スカパーにて、放映前の案内役が雑誌ムー編集長というのが腑に落ちすぎた。ロズウェル事件、ナスカ地上絵、クリスタル・スカルと、ムーをそのまま映画化したような内容。◇インディ・ジョーンズでやる必要があったの>>続きを読む

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.0

あー、これダ・ヴィンチ・コードシリーズだったのか。知らずに見ていた(;´Д`)◇今回はダンテ・コード。ダンテとボッティチェリの謎解きしつつ、相変わらずよくわからない敵に追われて走りまくる教授。何かRP>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

第二次大戦に使用された、解読不可能と言われたドイツの暗号機「エニグマ」の解読に挑んだ天才数学者の物語。◇変人の天才数学者を演じるのがカンバーバッチというだけでもう成功じゃないだろうか。もはやこの人の普>>続きを読む

ライジング・ドラゴン(2012年製作の映画)

3.0

清朝の十二支像をめぐる冒険活劇。◇前半のトレジャーハンターぶりは何かジャッキー・チェン映画としては珍しい雰囲気。パイレーツ・オブ・カリビアンぽくもある(海賊も出てくるし)。後半は相変わらずの無茶振りア>>続きを読む

ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

3.5

【再】チャカポコチャカポコでおなじみの夢野久作の奇書の映像化。◇新文芸坐の特集上映で1度見てるんだけど、何度見てもよくわからないストーリーだ。どこまでが現実で妄想なのかよくわからないなりに、原作よりは>>続きを読む

武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.0

加賀藩に仕える「そろばん侍」の生涯を淡々と描いた作品。◇よく考えたら江戸時代のお城にも総務や経理やってた武士もいるんだよね。宮仕えで仕事も生活も地味、現代のサラリーマンとあまり変わらないのが面白い。◇>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

4.0

【再】何度見たかわからないけど、何度見ても面白い。ソリッド・シチュエーション・スリラーというよくわからんジャンルを生み出した作品で、初見時はいろいろ衝撃的だったなぁ。◇ものすごい低予算映画で、限られた>>続きを読む

影武者(1980年製作の映画)

3.0

武田信玄の影武者を務めた男の悲喜劇を描いた、3時間強の超濃厚時代劇。◇黒澤明映画のぐいぐい引き込まれる感じはやや希薄。尺のせいじゃないと思うんだけど何故だろう。黒澤映画の傑作には欠かせない、モノクロの>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

地球の寿命が尽きかけた近未来、人類が移住できる惑星を求めてワームホールを通り、未知の銀河系へ。◇相対性理論、ブラックホール、ワームホールなどの知識があればかなり興味深く見られるが、そうでなくても親子愛>>続きを読む

真田幸村の謀略(1979年製作の映画)

3.5

「真田丸」は見てないので比較はできないが、濃いキャスティング、登場人物の謎の能力、渾身の戦闘シーンと、良くも悪くも東映のトンデモ時代劇らしい出来。◇ただ、尺がやや長いせいか、中島貞夫にしては間延びして>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.5

家族のバカンス中に一人留守番の夫。そこに二人の美女が現れて…。◇こんなに情けないキアヌ・リーブスも珍しい。カッコ悪いキアヌもたまには良いね。◇純粋なるサイコパスの底知れぬ悪意にゾッとしつつも、これが男>>続きを読む

薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.0

中世イタリアの修道院で起きた連続殺人事件を理知的な修道士(ショーン・コネリー)が解き明かすゴシックミステリ。◇事件そのものよりも暗黒時代の象徴と言えるキリスト教の極端かつ狂信的な教義が興味深い。重厚な>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.5

沖縄のヤクザ抗争の援護に行ったはずが、やることもなく紙相撲したり花火したりしてるヤクザの皆さん。◇バスで移動したり落とし穴掘って喜んでたり、学生旅行みたいなノリの日々に突然銃撃戦が挟み込まれ、日常と暴>>続きを読む

8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.5

父の失踪をきっかけに久しぶりに実家で顔を合わせる母と三姉妹と叔母家族。毒舌の母と衝突する家族たちの秘密が次々と暴露されていく。◇メリル・ストリープの罵倒芸がすさまじく、見ているこちらも疲れるほど。ほぼ>>続きを読む

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

3.0

立ち退きを迫られているレンタルビデオ店(VHSオンリー)のビデオがアクシデントで全てオシャカに。店員と幼なじみの2人でリメイクと称して名作映画を次々と手作りするが、これが評判を呼んで…。◇前半はゴース>>続きを読む

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.0

池上季実子がセーラー服を着ている…! 40年くらい前の映画だからアリなのだが、風貌が現在とあまり変わらないのでビビる。◇とはいえそんなことくらいでは驚いていられないクレイジーな作品で、ホラーなのかファ>>続きを読む

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.5

【再】もう何度見てるかわからないけど、何度見ても面白い、三谷幸喜の真骨頂。◇オリジナルの「12人の怒れる男」から熱さと暑さを抜いて、日本人の感性を盛り込み、ゆるいようでゆるくないディスカッションコメデ>>続きを読む

大列車作戦(1964年製作の映画)

4.5

解放間近のナチス占領下のパリから、ドイツ将校によって無数の名画が奪われようとしていた。名画を積み込んだ貨物車を命がけで妨害しようとするレジスタンスとの攻防を描いた列車アクション。◇フランス国鉄全面協力>>続きを読む

フッテージ(2012年製作の映画)

2.5

一家惨殺シーンをおさめた8mmフィルムのザラザラした映像がとても不気味で良い。全体的な雰囲気も悪くないのだが、中盤はダレるし、猟奇殺人ものなのか悪霊ものなのかどうにも中途半端。◇怖さとしては古典的なビ>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.5

モノクロの美しさ、ジャズの調べ、ジャンヌ・モローのアンニュイな演技が奇跡的なバランスのザ・フランスシネマという感じの一本。◇ストーリー的には、現代の緻密なシナリオに慣れていると突っ込み所がありすぎて雑>>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.0

室内の攻防だった前作から、今作の舞台は屋外へ。
パージやる気まんまんの男に、二組の親子と夫婦が助けられて延々と逃げ惑うだけの話。
何か中途半端に人間ドラマを描こうとしているのが面白さを削いでると思う。
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パージ(2013年製作の映画)

3.0

年に1度全ての犯罪が許される「パージ法」が施行される夜、要塞と化した屋敷での一家vs暴徒の攻防。
スタチャンのホラー特集でやってたのだけど、これはホラーの括りなのかなぁ? 「バトル・ロワイアル」と同じ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

愛車と亡き妻が遺した犬の復讐のためロシアンマフィアを壊滅に追い込む伝説の殺し屋。
細けぇことはいいんだよ! とこの設定だけで映画一本作ってしまうのが凄い。かぶいてるねぇ。

アクションゲームのノリでサ
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心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

2.5

一人娘を亡くした精神科医が、風変わりな患者と接するうちに過去に故郷で起きた列車事故の記憶が蘇っていく。
心霊ホラーとサスペンス要素を絡めたプロットはなかなか面白そうで期待して見たけど、全体的にこじんま
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.5

ディズニー映画では3本の指に入るくらい好きです。
本好きなヒロインというのが良いけど、本読んでるだけでなぜ風変わり扱いされてしまうのか! 分かる、分かるぞベル!
野獣氏、元々王子なのにすっかり野獣に染
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.5

わりとディズニー映画好きな私。ディズニープリンセスも時代に則した女性像になりつつあり、意外と共感持って見られます。
これかなり面白いと思うんだけど、アナ雪ほどヒットしなかったように思う。何がアカンかっ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.5

【再】
理由もわからず15年間監禁されていた男がある日突然解放され、首謀者への復讐を誓う。

少し前にハリウッドリメイク版を見て、オリジナルの本作も数年ぶりに見たけどやっぱり断然こちらが傑作。暗さやグ
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ミスト(2007年製作の映画)

4.5

嵐の後、町を覆う霧の中に何かが…。
FOXの昆虫(ホラー)特集で見た。昆虫というよりクトゥルー的な「何か」なのだが、ジャンルとしてはパニック+ホラーと思わせといてあのラスト。まさに震撼のラスト15分で
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

2.5

歴史ミステリのシリーズだと思っていたのに、2作目でもう違うジャンルになっとるやないか!
コンクラーベとかイルミナティとかそれらしく見せてるけど単なるサスペンスアクションになってしまった。
「宗教VS科
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.0

キリスト教の大きな謎の一つ、聖杯をめぐるトンデモ学説をマジメに映画化した力作。
原作は未読だが、映画はものすごいサクサク話が進むので情報量についていけないと理解は難しい。
謎といえばこの作品におけるレ
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.0

なんだこのジャケ写(笑)
作品のイメージがまったく伝わってこない変なジャケットだ。謎を解くタイプの話じゃないと思うんだが、原作がエドガー・アラン・ポーだからこんなキャッチになったのか?

重厚な雰囲気
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殺人の告白(2012年製作の映画)

3.0

韓国の未解決事件(華城連続殺人事件)をモチーフにした作品にはポン・ジュノ「殺人の追憶」もあり、韓国ではいまだに映画が作られるほど衝撃的な事件だったんだなぁと。まぁ見るなら「殺人の追憶」をおススメするが>>続きを読む

ディセント2(2009年製作の映画)

3.0

完全に続編なので1から続けて見るべき。
どうしたって前作のハラハラ感はやや薄れてしまうけど、バイオレンスぶりはパワーアップしている気がする。
それにしてもこの洞窟に入るとサラは覚醒するなぁ(笑)
洞窟
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