あぁああ好きだなあ。なんかこう生きることに一生懸命で。好きな人に好きと言えなかったり 相手の事を考えて嫌いと言えなかったり そういうもどかしさが一つもない。自分の感情に嘘をつかずに 痛みまで消化してし>>続きを読む
3作目にしてカリウスマキー!最高すぎる。となった。監督の愛する小津映画の様な雰囲気も垣間見える。難民問題をこのシュールで愛おしい世界観で描くのがいいんだよなあ。
17歳のイザベルのセンシュアルで退廃的な魅力、フランソワーズアルディの曲が彼女を体現しているよう。持って生まれたような娼婦性は見ていて羨ましくもなる気持ちもした。
監獄同然の家の中にむせ返るような少女達の若さと好奇心が充満していく。10代特有のキラキラした目線と対照的な保守的で閉鎖された環境。怖いな、と思いながらも そんな中にいても女の子は女の子なんだなと安心し>>続きを読む
例えいつか他の誰かを愛することになっても 君はずっと僕の特別であり続けるって手紙の言葉がいいな。分かる。美しいままで終わった小さい頃の甘い思い出は いつまでも美しいままで色褪せないし 初恋の小さい恋人>>続きを読む
どんな人にもどんな関係にも 今までの事が全部救われたって思う一瞬があって、そういう一瞬のために、彼 彼女達は苦しんだりしながも人を愛するために生きているんだろうなと思うと胸が締め付けられる。
B級映画的要素もありつつの魅力なのかもしれないが 個人的には夏の日本の持つ魔力、現世人と死者との境目が曖昧になるような特別な時間、そして昔の浅草のあの独特な空気感が江戸川乱歩の小説の様な耽美で妖しい魅>>続きを読む
使われている音楽が美しい。デモのシーンとかTalya ferroの歌うCuando caliente el solが流れる中お肉を頬張るステイシーマーティンとか。ステイシーマーティンが顔をぽっと赤らめ>>続きを読む
島尾ミホ氏の原作は何度も何度も読んだ。生と死がずっと近くにあってその境界さえもないような世界。後に死の棘や狂うひとで描かれる彼女とは対極にあるような少女みたいな純粋さときれいな魂。ミホさんの本当の部分>>続きを読む
あぁ、こういう不埒なんだけど真摯に恋愛してる人達が眩しい。だって好きなんだもの って満島ひかりのセリフが全てを物語っている。