ナイス邦題。直訳だと倍額補償になるけどそれだとわかりづらい。
フィルムノワールの傑作とのことで、見れて良かった。
最初の30分が一番面白かった。
TRIGGER作品はアクションが最高なので冒頭ですごく引き込まれるけど、その後は話をもたせるほどの内容がなくて、後半にかけて興奮が醒めていってクライマックスではもう飽>>続きを読む
この傲慢で高慢で横柄な女のためにアメリカ南部が嫌いになりそうだし、南北戦争に負けて夫に捨てられザマミロって感じがした。
メインキャラクターが一つも好きになれないというのが決定的にこの映画を好きになれな>>続きを読む
覗き見てるような気分になるカメラワークとか、聞き耳をたてているような気分になるささやき声や物音のせい(おかげ?)で、観ているこっちが変質者みたいな気持ちになってきて、その感覚がクライマックスで主人公と>>続きを読む
主人公があまりに無軌道で衝動的なので感情移入はできないけど、両親を殺すことでしか両親と向き合えなかったということかな。
アフレコが棒なのはなんとかならなかったのか。
音楽浮いてて違和感。
ロバート・ショーのキャラが好き。
最初は腹立たしいジジイなのに、酒を酌み交わして打ち解けたあとは頼もしい船長。喰われるシーンでは憐れみを覚え、印象が全く変わっていることに気がついた。代わりに市長が喰わ>>続きを読む
ずっと咳をしていて老い先長くないように見える佐平次と監督がダブる。
地獄も極楽もあるもんけ、まだまだ生きるんでぃ!とは、監督自身の言葉なのかもなと思った。
クライマックス前の屋上の定点早送り、新井さん夕方から朝まで実際に屋上に立ち続けたのか?
もっと早く観とくんだった。
造形が古いし、有名すぎて何となく話がわかっていたので観ていなかった。
確かにBTTFやエイリアンみたいな派手さはないけど、めっちゃいい映画だった。
SFの設定を借りているけ>>続きを読む
デ・ニーロが出ててベトナム戦争ときたのでタクシードライバーの前日譚か?と思った。制作側は意識したんだろうか。
コントラストを際立たせるためとはいえ前半の退屈さと中盤の偏見に満ちたベトコン(と中国人?>>続きを読む
コンラッドの「闇の奥」は読んだことがあったけど、恥ずかしながら理解が及ばなかった。でも本作を観て、植民地時代のコンゴから現代のベトナム戦争へと舞台が置き換えられたことか、火薬と泥の匂いが漂う圧倒的な映>>続きを読む
やっぱり!気が狂ってんのは俺じゃなくてお前ら!ザマミロ!
人と違っていること、少数派であることを肯定してくれるばかりか、最終的にはむしろ正気なのは少数派で、多数派の方こそ狂っているのだと、一般的な>>続きを読む
英国社会の格式と伝統を描きたかったんだとしたら、少しハリウッド臭が強すぎる。作中でオードリーは浮浪者同然の身から立派なレディへと成長するが、現実では金で品性は買えないということか。
舞踏会の後にイレイ>>続きを読む
フィクションの中のフィクション。演技をしている演技がすごい。
トゥルーマンの妻役の張り付いたような笑顔がとても印象的だった。
エンドロールの最後の「このフィルムの登場人物や出来事はすべてフィクション>>続きを読む
設定からしてディストピアっぽいので、イーサン・ホークが酷い目にあうのかなと勝手に思っていたら思わずほっこりした。
こういうSFもありなのか。
最高のクソ映画!皆もニューヨーク1997を観て休日の貴重な時間をドブに捨てよう!
見ていてなぜかすごくフラストレーションが溜まったので、理由を少し考えた。
A:超常現象に対する「期待」や「不安」
B:家庭が崩壊していく様を見せられる「不快感」
の二つの軸を織り交ぜて観客を煽って>>続きを読む
家族という未来を持つものが、持たざるものの最後の希望を否定し、打ち砕く。
自殺しようとしても「ずるいぞ!」と止められ死ぬことも許されない。
「完璧な家族向け」のアニメ。押し付けられた理想の家族像に具>>続きを読む
あり得んヤクザ描写とか、クソ寒いギャグシーン(特にモヒカンデブ)とかが入る度に所詮漫画原作だなと思って冷めた。
このエンタメ性、社会性を原作なしで描けてたらすごかったかも。
本作が伝えるのはありがちな力強い反戦メッセージではなく、やりきれなさ、もどかしさ、無力感。それを体現したラストシーン。
人間の愚かさ醜さが身に染みた。
誰が悪いでもなく、ただどうしようもない。
双方>>続きを読む
散らかってるというか、まとまりがないというか、結局なにを伝えたいのかわからなかった。
ダンスシーンはカッコよくてPULP FICTIONを思い出した。
前に見た同監督のtrustがとても突き刺さった>>続きを読む
職場をクビになり、家庭にも不和を抱えた社会不適合者が、これまたどうしようもない事情を抱えたヒロインと出会ってしまう。
いつも手榴弾を持ち歩いてるマシューのその危なっかしさが精神的な不安定さを表していて>>続きを読む
張り詰めたスリルと、紐が切れたように突然訪れる死。
終わり方に至るまで、徹底的に救いがない。
殺し屋の断末魔の笑いが耳にこびりついた。
この狂気はコンラッドの「闇の奥」、延いては地獄の黙示録に通じてい>>続きを読む
Born to lose, live to win.
序盤、現場から拾ってきた銃、なんで全弾入ってんの?一発は減ってないとおかしくない?ってとこを皮切りに、全面喫煙可の大学、おかわりをカップごと持ってくる喫茶店、ジャルジャルとのやりとり等々、不自然な点が>>続きを読む
この悲劇とも言えないような繊細な人生の機微...
ウエストサイド・ストーリーみたく大味なハリウッド映画にはこれは描けん。
ヨーロッパの映画もっと見ようと思った。
レクター博士と違いすぎて気がつかなかった。
ハリウッド映画には出せない雰囲気がこの映画にはある。