Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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今年を代表する素晴らしい映画だと思いますが、これが許されるのは『アバター』だけでしょう。さすがにハイフレームレートの映画が一般化してほしくありません。

そして久しぶりの3Dは予想以上に疲れます。瞬き
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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試写にて鑑賞

ミステリ好きとしては、ポアロやホームズではない、新しい名探偵(しかもダニエル・クレイグ)を誕生させたことに大きな意味を感じる

次回もゴリゴリに本格な作品を期待してます

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

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人生そのものが何者かに乗っ取られるような気がして、それを肯定してしまうのは非常に恐ろしい。

前世はナマコで、時たま海での生活を思い出すくらいが一番幸せかも

ブラックアダム(2022年製作の映画)

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ブラックアダムというよりも、ロック様が色んな意味で強い映画

役を食うほどのスター性を見せつけられれば、タランティーノも満足でしょう

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

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テーマが料理でなくても通用しそうなストーリーである。

映画監督+評論家、ゲームクリエイター+ゲーマー、アイドル+ファン。面白そうな組み合わせがたくさん。僕はもちろん客席に座る側でしょう

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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『君の名は。』からの3作は中期ジブリのような安定感が出ているが、それを新海監督作品に求めている人はどれほどいるのか。

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

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実際の歴史を描いたノンフィクションを下敷きに、フィクションである『シャーロックホームズ』を重ね、さらにその上にエノーラがいる。

作品の質はもちろんだが、メタ的な視点から見ても、かなり高度なことをやり
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

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斜め上をいく設定ながらも、着地点は既視感強め。よくよく思い返せば、家族の会話はそれほど多くないし、街の人に至っては……。

場違いな劇伴が気になるところ。スペクタクルな曲を鳴らされても、気持ちに整理が
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母性(2022年製作の映画)

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試写にて鑑賞。

原作を完全再現したキャスティングに脱帽。原作読んでる時から義母は高畑淳子さんだったので、もはや俳優が演じているとは思えないほど。

貞子DX(2022年製作の映画)

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もはやコメディ路線に走った貞子版『イットフォローズ』

貞子を愛でるくらいの余裕はあるが、シリーズの転換点にもなり得てしまうくらい、ぶっ飛んだ映画でした

アムステルダム(2022年製作の映画)

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今年を代表するオールスター映画ではあるが、ストーリー面は散らかっている印象。

RRR(2022年製作の映画)

4.2

IMAXで鑑賞。

バカげているように見えて、決めるところはちゃんとキメる、抜群に面白い娯楽作。たった3時間に全てが収まったとは思えない程の濃密さで、本作を映画館で観ることの多幸感は『トップガン マー
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耳をすませば(2020年製作の映画)

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悩みだけが大人になり、中身が中学時代から大人になっていないような

大人になっても些細なことで「ヤナヤツ!!」と怒鳴りだしそうな危うさがある

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

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ドルビーシネマにて。

3Dで鑑賞するのは13年ぶり。『アバター』自体、鑑賞するのも13年ぶり。

ソングバード(2020年製作の映画)

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試写にて鑑賞。

コロナは人類に多大な影響を及ぼしたが、その中でもクリエイティブな人々は物語を紡ぎ続けた

その結果がこの映画である。無人のLAが映し出されるが、実は本当にロックダウン中に撮られた映像
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

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「それ」の正体次第では良作になり得る……と、期待しながら鑑賞したが、それ以前の問題が山ほどある映画だった

せめて夏休み前に公開してくれれば、子どもたちが楽しめる夏休み映画として納得できたが……

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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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試写にて鑑賞。

コロナを乗り越え、クズ男を飛び越え、映画というシステムを超越する。

冒頭から生活感のあるセットに目を奪われ、本棚のラインナップを確認。しっかりキャラクターにあった書籍が並んでいて、
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

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小学生たちが不思議な世界を漂流する作品だが、想像以上にハードモード。妙にサバイバル慣れしているところは目をつむるとして、冒頭から同じ展開が続くので、次第に緊張感が薄れていく

とにかく崖にぶら下がりが
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ピノキオ(2022年製作の映画)

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タバコを吸わないピノキオなんて。クジラが怖くないピノキオなんて。

ディズニー屈指の名曲たちが揃う作品なので、曲がリメイクされるだけで十分ですが。

百花(2022年製作の映画)

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この分野の映画は、『ファーザー』が巨大すぎる壁としてそびえ立っているので、なかなか新作は生まれないだろうと予感していましたが……

一応原作も読み、臨んだものの、やっぱり百合子の過去が理解できない。許
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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試写にて鑑賞

『インファナル・アフェア』的な話かと思いきや、予想以上にアクション映画

岡田くんが最後の最後までカッコよく、『ファブル(二作目のみ)』、『燃えよ剣』に続く令和期の代表作になるでしょう

さかなのこ(2022年製作の映画)

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映画の内容はもちろんのこと、ミー坊役にのんをキャスティングした点が、一番のじぇじぇ&ぎょぎょポイントである。

「見つけて壊そう」が伏線だったのかと思えるほど、ぴったりな配役だった

サンシャイン水族
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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古来より列車モノは映えるし、オリエンタルな日本が舞台だし、失敗する要素はほぼなし。原作を読んだ身としても、檸檬と蜜柑のキャラクターがしっかりしていれば、それだけで十分

終盤にかけては原作から大きく離
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