パールさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

パール

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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.8

とても優しい映画。

17歳の女子高生と75歳のおばあちゃんがBLを通じて友達になるお話し。

この映画嫌な人が出て来ないし、悲しい結末もいじめられたりもない。
言葉足らずで誤解したりされたりは多少あ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

面白かった〜

以前Diorのドキュメンタリーも観てい
たので、より楽しめた気がする。

夢はいつだって、人生を輝かせる。

「Dior」のドレスに出会った時のハリスの目の輝き。パリにDiorのドレス
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

あまりにも暑くて何も考えず観れる映画を鑑賞。

ジョージクルーニーとジュリアロバーツのための映画。ストーリーはさておき、大きく口を開けて笑うジュリアロバーツは変わらず素敵だったし、ジョージクルーニーも
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.9

あっという間の129分。

やっぱり原作ファンにはたまらない。
予想していたけれど、紫夏との回想シーンは泣いてしまった。

戦闘シーンも見応えあり。バタバタ10人くらいを倒して行くシーンは圧巻。信と羌
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.8

「さざなみ」「荒野にて」に次ぐアンドリューヘイ3作目。やっぱり好きな作品だった。

ラッセルが抱えるゲイとしての苦悩。穏やかな表情の中にいつも一歩引いたような引け目のようなものがあって、その理由は後に
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.7

フェルメールの世界から生まれた物語。

何故マリアの目線で物語が描かれるのだろう?と不思議に思っていたらそういう事ね。

花に狂い愛に狂う。ドロドロで観てられないと途中で観るのを止めようかと思っていた
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

なかなか時間とスケジュールが合わずようやく鑑賞。映画館で観れて良かった。

いや〜ハリソンフォード凄いよ。80歳でこのアクション。しっかり魅せてくれました。

あの音楽とあり得ない設定だけどワクワクす
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.0

近所の映画館でしつこくずっーと上映されていてどんな映画なんだろうと気になっていた。
レビューを読んで知ったくらい予備知識が全くなく観てしまった。

もっとコメディーっぽい作品と思っていたら、びっくりす
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.5

ジョアンナ・ラコフの自叙伝を映画化した作品。
 
原作がある作品なので、色々盛り込みたかったのかなぁ。ドラマにしたらもっと面白くなった気がする。

マーガレット・クアリーの透明感。衣装も可愛いかった。

バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.0

萩上監督の初長編映画。ビジュアルからちょっと期待し過ぎてしまった。

空気感がまだ確立されていないのかイマイチハマらなかった。

伝統を重んじ子供らしさはこうあるべきと信じて疑わない親たちと、子供であ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.6

インディが謎を解いて行く過程はやっぱり面白い。今回も壮大なお話。ありえない事がもしかしたらと想像してしまう。

蟻のシーンが気持ち悪すぎた。

この時65歳。80歳のインディはどんなだろう。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.6

テレビシリーズは未鑑賞。実家に会いに行くスペシャル版のみ鑑賞。

京都好きなので京都観光シーンは楽しめた。ベタだけど南禅寺の水路閣は私も好きな場所。

料理をして一緒に食べるシーンがやっぱり良い。
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.9

来週の公開が楽しみすぎる。

インディ親子の掛け合いが最高。パパの天然ぶりか笑える。

やっぱり冒険物の言えばこれ。音楽が流れるだけでワクワクする。

聖杯伝説なんて設定が良いなぁ。十字軍の騎士が生き
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.5

明け方の若者達が良かったので鑑賞。

うーん。あまりにも勝手すぎるなぁ。
これ許されるなら、世の中の不倫全てOKになってしまう。

旦那さんめちゃくちゃ良い人じゃないか。
友達の最近知り合った人が彼の
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

思っていたストーリーと違って想像していたより面白かった。

「全部好き」の答えが「ありがとう」ってなんでだろう⁇そのシーンでなんで泣くのって思ってたらそういうことね。

「人生のマジックアワー」ってそ
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

坂本龍一さんの音楽が沁みた。

「怪物だーれだ」の予告が印象的でそのセリフは何度も出てくる。怪物はまさしくこの社会。 

序盤の申し訳ございませんにまんまと惑わされた。校長も保利も嫌なやつで、こいつら
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

映画館で見逃して観たかった映画。あぁやっぱりこの映画は映画館で観たかった。

設定もあり、セリフは最小限。その分ミット打ちのコンビネーションパンチの練習の音、縄跳びの一定のリズム、映像・光・表情が語り
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.3

怖すぎた。

何このオチ。不気味過ぎる。最後は執着の対象が変わったという事だろうか。

ジュリエット・ビノシュ✖️フランソワ・シビルの共演が観たかっただけ。

現実が辛すぎてSNSの力を借りて彼女は何
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.9

たかが世界の終わり・ロブスター・アデルブルーは恋の色などちょっと個性的なクセありの役柄が多い印象のレアセドゥ。

今回のサンドラ役は監督が彼女をイメージして書いたものらしく、いつもと違った新しい魅力を
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

吹替版は正直苦手で観るのやめようかと迷ったけれど、観て良かった。面白かった。

オープニングの演出から一気に引き込まれた。
エアージョーダンの誕生秘話。なんと言ってもソニーの情熱とプレゼンに痺れた。息
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.8

ミカエル・アース監督✖️シャルロット・ゲンズブールという事で楽しみにしていた作品。アマンダと僕・サマーフィーリング同様苦しい現実を受け入れ踏み出していく過程が繊細で優しく描かれる。

夫が他に女を作り
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.5

フランソワ・シビル目当てで鑑賞。

メッセージは感じたけれどイマイチハマらず。
ラストやっと彼女の幸せを考えての決断は良かった。

親友のフェリックスが最高だった。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

自信が漲るマッツ様のラストのダンスがカッコ良すぎた。
冴えない冒頭と是非見比べて欲しい。

ハチャメチャなストーリーなのかと思っていたら全然そんな事なくて、中年の誰もが感じそうな問題をアルコールの力を
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.7

のどかなデンマークの農村。

会話もなく黙々と日々のルーティンをこなすクリスとおじさん。淡々とした日常が繰り返し描かれる。

足の悪いおじさんをお世話し牛のお世話をし、質素で単調な毎日はとても楽しそう
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.3

そもそもムーミンのストーリーをよく知らない。もっと知っていれば、あのキャラクターはこんな風にして出来たんだぁという感動があったかもしれない。

繊細で臆病なのか、自分に正直過ぎるのかトーベ自身も自分を
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.1

ずっと観たくてスケジュールが合わずやっと観れた。予想通り好きな映画だった。

ラストは想像出来たのにまんまと泣いてしまった。

92歳の終活に向かうマダムと、生活にも心にも余裕が無くイライラしているタ
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ペット2(2019年製作の映画)

3.5

何も考えずに頭空っぽで観れる映画。

今回も大冒険。

ちゃんとメッセージ性もある。日曜日にぴったり。

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.7

ストーリーはもぅどうでも良い。ニコラス・ケイジを楽しむ映画。

昔の出演作を数本観ただけで、しかもその映画の内容はほぼ覚えてなかったけれど、十分楽しめた。所々声をだして笑った。

ペドロ・パスカルとの
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ディオールと私(2014年製作の映画)

3.9

予備知識が全くなく鑑賞。「ラフ・シモンズ」の名前すら知らなかった。

とても興味深い世界で面白かった。良質なドキュメンタリー。

ショーに向けての時間がタイト過ぎなうえ、決して妥協しないプロの仕事に痺
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友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

2.0

あ〜胸糞。気持ち悪すぎる。映画を観てこんなに嫌な気分になるなんて。ある意味凄い。

終始マヤにイラついた。父親のクズ加減も最悪。

これを純愛と呼ぶの??変態というより狂ってる。

私には全く理解出来
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.5

岸井ゆきのさんの映画が観たくて鑑賞。

設定が面白くて最初はゲラゲラ笑って観ていたんだけど、色々なものを盛り込み過ぎて、若干長く感じてしまった。

結婚式の辺りがピークでコールセンターのくだりはやり過
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.9

先生なんでよ〜。話聞くだけで良かったのに。

思春期のキラキラと残酷さと戸惑いと罪悪感と後悔と友情がたった39分の尺でしっかり表現出来ていた。

カラエンコの花言葉は「あなたを守る」

自転車で桜が頭
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フランクおじさん(2020年製作の映画)

3.6

「どうなりたいかは他人ではなく、自分で決めなきゃならないんだ」

弁護士の読んだ遺書に打ちのめされる。お父さんも悩んでいたとはいえ息子なのに。

LGBTの話だけど、家族とアイデンティティ要素強め。
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

誘われて鑑賞。パク・チャヌク監督映画初鑑賞。

カメラワークと構成がかなり独特。タイトルから全然違うストーリーを想像していたので良い意味で裏切られた。

サスペンス要素に包まれたねっとりした究極の恋愛
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ともしび(2017年製作の映画)

3.5

えっ?と突如終わった。冒頭からかなりのインパクトでラストから遡って始まる映画なのかと勘違いした。

シャーロット・ランプリングでなければこの映画は成り立たない。圧倒的な存在感。カメラアングルも独特。セ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

とても余韻が残る映画で思い出しては泣きそうになる。ポスターのビジュアルがインパクトあり過ぎで、鑑賞するのを躊躇ったけれど観に行って良かった。素晴らしい作品だった。

ラストが秀逸。手を握る浩輔の笑顔が
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