いずぼぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

いずぼぺ

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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.8

消してしまいたい過去
忘れてしまいたい記憶

アウシュヴィッツ裁判に至るまでのドラマ。
ややTV映画的な画面が多いけど、内容は重く深い。
ドイツ終戦後の歩みにおいて、転換点となった裁判。ドイツの検察局
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.7

Netflix未加入なので、劇場公開を逃してはならぬ!と早速行ってまいりました!

実話をもとに構成された脚本とのこと。
ジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインがジワジワと心臓を締め付けられるか
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96時間(2008年製作の映画)

3.6

引退したが生きている

リーアム無双。何回か観てるんだけど、流し見してたかしてちゃんと観るの初めてかも。
派手な振り付けじゃないんだけど、確実に効くボッコボコスタイルがかっこいいです。はー、すっきり。
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ウディ・ハレルソン ロスト・イン・ロンドン(2017年製作の映画)

3.0

ウディ・ハレルソンがウディ・ハレルソン役で出て、監督も脚本もやってるウディファンのために作られた作品。
Wアンダーソン監督、願いを聞いてあげてください。
154-76

あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

3.6

一滴一滴、滴り落ちるように溜まりゆく孤独

孤独が作り出す歪んだ関係を2大女優が見事に表現。
共依存のスパイラルにターゲットを引きずり込む語りがサイコ過ぎて怖い😱

主演の二人がいつもと違う色のキャラ
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.6

フランスの御同業の皆様お疲れ様です!
私とはすこーし専門分野が違うけど、あるあるがいっぱいだね。

本当に支援が必要な人ほど、支援が薄くなってしまう。
各国で様々な制度や法律が出来てきたけど、やっぱり
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.7

1990年代アルジェリアが舞台。
自分が来たい服装、行きたいところへ自由に行く、学びたいものを学ぶ、自分で選んだ人と結婚する。私達には当たり前のこと。でも、彼女たちには命がけのこと。
 少し前にヒジャ
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.6

俺の言い訳
 
どなたかのレビューにあったが、故ロビン・ウィリアムスによって監督に持ち込まれた企画とか。なるほどなぁ。
 共感はなかなかできない環境でのストーリーだが、 最後には多くの人が納得てきる落
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ハイ・クライムズ(2002年製作の映画)

3.4

ヤサグレた軍法務官モーガン・フリーマンとバリキャリ弁護士アシュレイ・ジャッドが閉鎖的な軍法廷に挑む。
作戦中の民間人虐殺の罪に問われた夫に不利な状況をひっくり返そうと奔走する妻である弁護士。
もうこれ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.6

久しぶりー!のインディ・ジョーンズ💀

本作もなんとなく観た記憶はあったけど、後半はしっかり忘れてた。新鮮な気持ちで観れたから良し。

ホントこのシリーズは楽しい。
冒険、伝説、アクション、ロマンスの
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ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

3.4

邦題がね…。

謎解き冒険アクション作品かと思いきや、割とちゃんとした伝記作品でした。
ひょっとしてインディ・ジョーンズのモデルになった人かしら?イギリスの探検家であり軍人のフォーセット中佐(後に大佐
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ステイ(2005年製作の映画)

3.6

誰が誰で、どれが誰の記憶なのか

やや煽りすぎの脚本と演出ではなかろうかと思うのだが、やりたくなっちゃうよね。

一度目じゃなくて二回目で納得できる仕掛けかしら。

ライアン・ゴズリングの素晴らしいこ
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.4

ブラジルの広大な国土の奥深くにある小さな村「バクラウ」。
この小さな村に異変が起きる…。
デジタル版の地図からこの村は削除され、村人が次々と殺されていく。
村を守るのは団結した村人たちだ!

やりすぎ
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29歳からの恋とセックス(2012年製作の映画)

3.1

ブリジット・ジョーンズの日記まではぶっ壊れてないけど、親和性は高いわね。

人生ってのはぐちゃぐちゃしてるものだから

確かに。思ったとおりにはいかないね。
でも、思ったのとおりに行くことがいいとも
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

2.9

これは…よくわかんない作品だね…。

ケイシー・アフレックとノリでとっちゃったのかな?
ドキュメンタリーではないのね、
モキュメンタリーなのね。
よくわかんないけど。
154-65

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

観たい、観なくちゃと思いながらようやくすずさんたちと再会できた。
「さらに」の部分は、必要な部分でした。
「この世界の片隅に」を観たときは、戦争は70年以上前の出来事だった。しかし、今年の2月末から私
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

3.5

テレンス・マリック監督の「名もなき生涯」が素晴らしかったので…。

本作はチャプター毎に視点を変えた語り手が四人の心の声を語ってゆく。
「なにものにかなりたい」空っぽの女
「虚飾にうんざりする」逃げて
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.7

「幸せ」「キセキ」と危ない邦題アラートがダブルで鳴り響く本作だけど、ド真ん中直球勝負の良い作品。
妻に先立たれた男が子供二人連れての新天地として購入した家には動物園がもれなくついてきた!
どうする動物
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ロック・ザ・カスバ!(2015年製作の映画)

3.1

笑わせたいんだろうけど…笑えない…。

どこかで見た顔がちょっとずつ登場。

胡散臭い芸能マネージャー役のビル・マーレイがパシュトゥーン人の歌姫と出逢って、アフガニスタンのタブーを乗り越えてTV番組で
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.5

ひとりで孤独だった?
いや、この街に1600人いたときのほうが孤独だった。

面白いか面白くないかではなくて、好きか嫌いかの作品なんだと思う。
私は嫌いじゃない。

ピーター・ディンクレイジとエル・フ
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

すべて
すべて

ドラッグ依存症の息子と全力で助けようとする父。
信じてあげたいのに信じてはいけない辛さ。
信じてほしいのに裏切ってしまう辛さ。
なぜ、どうしては意味のない問いだ。
脳内物質の化学反応
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.7

公開時劇場にて。再鑑賞。

スピード感があって一気に観れちゃうところがいい。
ジョン・トラボルタが弾丸でしゃべってるのがインパクト強。
細々とそれでええんかいなって場面はあれども、見せ所はそこじゃない
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.8

Never
Rarely
Sometimes
Always

この原題のセンスが好きだ。
17歳の答えはこの先変わっていくだろう。
でもずっと変わらないものもある。
多くを語らない彼女の視線で描く出来
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.6

好きなシリーズです。
順番間違えて、他のを先に観ちゃった。
カールとアサドのコンビ結成?ストーリー。

このシリーズはほんとに暗くて、ジメジメしてて、救いのない事件ばっかりなんだけどこの刑事コンビの本
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コントロール(2007年製作の映画)

3.6

とんでもなく敏感で繊細が故に強く輝き、燃え尽きたように去っていったイアン・カーティスの伝記映画。
全編モノクロで、どのシーンもいちいちかっこいい。
彼ほどの繊細さや感性を持ち合わせてないので、共感に至
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.6

豪華なキャスト、手の込んだ衣装でそれなりにみれちゃうのだけどどうにもこうにも盛り上がれない脚本…。
もちろん、ヘンリー8世やアン・ブーリンの物語は今までかなり語られてきているのでこちらも展開がわかって
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ロード・トゥ・パーディション(2002年製作の映画)

3.6

父と息子が旅した6週間の物語である。

トム・ハンクスとポール・ニューマンが抑えた演技で魅せるのに対し、イギリスの名優2人ジュード・ロウとダニエル・クレイグが尖った表現でアクセントを入れてくる。

1
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

モ・クシュラ

ジャケットだけ見て、ボクシング映画なんだと思ってた。
ボクシングはたしかにボクシングなんだ。
これから調子が上がっていくボクサー、年増の貧乏白人女子ボクサー、109試合目で失明したボク
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ダメ男に復讐する方法(2014年製作の映画)

3.3

ちょっと頭使わないでいいやつ観よーっとと選んだら、ノリがキツかった…。

ニコライさんはやっぱり甲冑姿が一番かっこいいな。
シカゴファイアのテイラー・キニー、なんか作ってるのが似合うね。
元祖チャラお
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.4

ラッセル・クロウ、怖すぎ。

ラッセル・クロウがヤバすぎて、怖いよー怖いよーと固まって観てたので、コンパクトな長さでちょうどよかった…。
なにかとツッコミどころはあるけれど、それを上回る車のツッコミ具
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ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.9

大丈夫、自然とわかるよ…

予備知識なしに見始めたので、苦しくて苦しくて観終わるまで何日かかかってしまった。
張り詰めたような、息が詰まるような緊迫感と危うさがヒラリー・スワンクから漂い続ける。
実際
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.6

再鑑賞。たぶん。

検察官や弁護士、判事も出てくるけど法廷ものではない。あんまり法律ものでもない。
たしか原作はジョン・グリシャムだったのでは?何冊か読んだけど、どれも法的な問いかけよりも人間ドラマの
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

笑って泣いて、また笑って。

ご本人さんというか、巻き込まれた家族さんたちがブレインストーミングの天才。

写真家さんのお話なんだなーぐらいの予備知識で観たので、実在の方のお話とは露知らず。そして、「
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ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.6

理由がわからんのが一番恐怖なんだけど…。
とにかく喋らないのが怖い。
ルトガー・ハウアーがひたすら怖い。
なにが犯人にとっての結末なのかがさっぱりわからないから、ずーっと怖い。
と思ってたら、終わった
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人生、サイコー!(2013年製作の映画)

3.7

父親になることは他の誰でもなく俺が決める

生物学上、女性は原因と結果を把握しやすい環境にあるので、比較的はやい段階で母親になるのだと思う。でも、男性は原因と結果を理解していても把握しきれないこともあ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.6

カルマってこわーい!

あのぐらい振り切ってくれる方が、「なんか違う日本」感なくて入り込める。
キャストがワタシ的ツボで、ブラピも楽しいんだけどローガン・ラーマンくんの死体っぷりととアーロン・テイラー
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