いずぼぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

いずぼぺ

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

これはあなたの扉よ。私のは向こう。

宮崎監督の最新作、ようやく観ることができました。
いろんな解釈が飛び交っていますが、いままでの作品で喩え話を使いわかりやすくメッセージを送り続けたけど、受け止め方
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シルバラード(1985年製作の映画)

3.6

人を見る目がないねぇ

偶然出逢った4人の男が、悪徳地主一味をコテンパンにやっつけるスカッとする西部劇。 
しかも今や大御所の面々がぞろぞろ出てます。ケビン・コスナー、若くてヒョロヒョロです。

4人
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.9

1+1=1たりえるのか?

報復が報復を産む内戦の最中、ひとりの女性が辿った壮絶な人生を章立てで描く。
緻密に計算された構成で過去と現在をリンクさせてゆく手法はお見事。
抑えた演出で、彼女たちの感情が
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

ベタなことをこのキャストでやるとかなり面白い。さすが一流揃い。

続編観たいなぁ♪あの親子の珍道中、また観たいなぁ♪

ライアン・レイノルズ、天才的自虐センスの持ち主だと思います。

95-31

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.6

ホント、現代の映像技術ってスゴイなぁ。
恐竜、蘇ってるやん。

懐かしいメンバーも交えての展開、楽しかったです。
いろんなイケメン俳優さんたくさんいるけど、恐竜の子どもをおんぶしてあんなにカッコイイの
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マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

3.6

初のアフリカ系アメリカ人最高裁判事となったサーグッド・マーシャルの若き日を描く。

チャドウィック・ボーズマンが生きていれば、まだまだ米国史に残るいまだ描かれていない偉人を描いた作品が誕生しただろうに
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ストックホルム・ペンシルベニア(2015年製作の映画)

3.2

実話ベースだからかなぁ。落とし所がよくわからん…。
シアーシャ・ローナンとシンシア・ニクソンの母娘役なので、安定の演技力で観せてくれるからもうひと掘りあるのかとおもったら迷子な終わり方。
ストックホル
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警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.4

この事件、覚えてる。
報道されてたのかもしれないけど、こんなに闇深い事件だったとは。
女性警官の活躍って思ってたより遅かったのね…。
彼女たちの悔しさや怒りがよく伝わってきました。性犯罪の゙取り扱いの
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説きふせられて(2007年製作の映画)

3.5

今やパディントン(・(ェ)・)が居候してるブラウンさんちのお母さんになっちゃった、サリー・ホーキンスがきれい!
いかにも、ジェーン・オースティン原作な古典的ヤキモキストーリー。
電話ない、メールない、
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

あの見事な3部作の後だけに今さら感があったのだけど、私はこっちのブルース・ウェインのほうがしっくりきた。

3部作でしっかりストーリーを描いてくれていた分、説明パートを限りなく減らしてヒーローのバット
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.6

キャスト一新の特捜部Q、新キャストも悪くないんじゃない?
カールはビジュアル真逆になっちゃったけど、新カールのほうがカワイイところあって共感しやすい。
もうちょい短くても良かったかなぁ。このシリーズの
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バービー(2023年製作の映画)

3.7

こんなに長時間ピンクをみたの初めて。

マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングだから出来るバービー&ケン。
バービー人形からこのストーリー生まれてくるってすごいな。(アタシが持ってたのはリカちゃんだ
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.6

ドキドキしちゃいます、だって履いてないから🫣

きれいに引退するって、どの世界でも難しいのね。そして、引退してからの生活って事前の準備というか心構え必要なのね。

イケオジマッツ
キュンマッツ
寝顔マ
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屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

3.5

この監督の作品って、ちょっとホッコリしちゃうのよね。


バーコードヘアのデヴィッド・ハーバーが、いつもより愛くるしさ倍増です。
95-22

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

75歳になったら、生きるのを止めていい。
そんな選択ができる法律。
絶対にないわ、と言い切れないなにか黒いものを胸に抱えている。
「未来のため」、「より良い時代のため」、
ポップでキャッチーなフレーズ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.8

出勤前に本作を観終わった。
そして外に出たら、車道に白いゴミ袋が舞っていた。しばらく見つめていた。

「幸せ」の基準とはなんだろう。一般的にはでっかい夢を叶えるところから、生きてるだけで丸儲けまで幅が
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.7

先日リメイク版を観て、プロットがとても面白かったので。
そういえば昔に母が面白いよ、と言っていたような。
なにせ1951年制作とのことで、最近最新の作品の映像美に慣れてしまった眼には物足りないかもしれ
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.4

過去が現在になり、現在が未来になる

人生の分岐路は些細なことで分かれていくのかもしれない。
その時は些細なことなのだが、後から考えたら一瞬の出来事だったり深く考えずに喋ったことだったり。また、しなか
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.7

何が観たいのか、ホントによく解ってらっしゃる。
このキャストでこの脚本で面白くないわけないじゃん。計算されつくしたムダが効いてくるのよねー。
サルマ姐さん、すげーわ。
刑事さん、エレクトラのひとだった
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.7

荒廃したモスルの街でISISと戦うSWAT部隊
1日でもない、たぶん数時間を描いている。
全編を通して現地の言葉で作られており、突然はじまり突然終る。

この部隊は独立して動いているようで、新入りのカ
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キング(2019年製作の映画)

3.7

これはランカスター朝のヘンリー5世だけど、シェイクスピアの「ヘンリー5世」がベースなのね。

最も父王を忌み嫌ったハル王子が、イングランド国王として葛藤し孤独と戦いながらも「国王」となっていく様がいつ
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6日間(2017年製作の映画)

3.6

1980年、駐英イラン大使館にて職員を人質にした立て籠もりテロ事件が発生。
場所が大使館なだけに、内部の様子がイギリス国内であっても詳細が解らない。ロンドン警視庁から派遣された交渉人マックスと立て篭も
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.7

もはやスパイなんだか、ミッションなんだかよくわからなくなってきた。

トリックをこねくり回し過ぎると、面白みがなくなるってやつね。ストーリーにもいろいろぶちこみ過ぎてお腹いっぱい。(実は前半はほぼ寝て
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わたしは生きていける(2013年製作の映画)

3.4

今となってはとってもゴージャスなキャスト。

ストーリーは第三次世界大戦に巻き込まれた子どもたちの物語なんだけど、何がどうしてこうなったって面倒くさい話は殆どないので 設定に関しては気にしないほうがい
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.3

観る順番が悪かったのかもしれないけど、さっぱりわからんかった…。
いろんなものをぶっこみ過ぎててお腹いっぱい。

明日、なにしてる?
95-13

砂の城(2017年製作の映画)

3.5

歩兵隊日和だ

学費のために陸軍に入隊したものの、アドレナリンと軍隊モードでテンション高めの隊に馴染めないオークル。しかも治安が不安定な地域での住民と協同しての給水施設復旧作業を命ぜられる。
彼には正
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.6

原作、スティーブン・キングなのね〜😮
なるほど!あの夏の思い出ストーリーですね。

心と身体の成長は等速ではない。
ボビーはこの夏、心が先に大人になってしまった。楽しいことばかりの夏ではなくなった11
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.8

インド、ムンバイを舞台にした歌って踊らないインド映画。

抑えた演出でコンパクトにまとめた秀作。
家族の都合で家業を継ぎ、良家から嫁をもらうことが最優先課題であるアシュヴィン。
その新婚家庭を支えるメ
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.6

上質な寓話。

人生において何人も逃れることが出来ないもの。それは、「愛」「時間」「死」。

よく計算されている脚本に芸達者揃いのキャストで心地よい仕上がり。
もうちょっとクリスマス感あっても良かった
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.6

⚠アクションものではありません。

一番いい20年を捧げて、棄てられた気分だ

除隊後の人生がそれぞれに思うようにならない面々。命をかけた特殊部隊でのスキルは、夢にまでみた祖国のホームタウンではなんに
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名もなき塀の中の王(2013年製作の映画)

3.8

「ベルファスト'71」での演技が鮮烈だったジャック・オコンネルが本作も好演しています。
アイルランドが舞台なのかな?発音がアイルランドっぽいような。
少年院から一般刑務所に「飛び級」してきたエリック。
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

3.5

公開時、劇場にて。再鑑賞。

劇場で観た初回は、スクリーンいっぱいにそびえるエヴェレストの勇姿に感動した記憶がある。
原作が長編なので本作の長さもこんなものかーと思っていたが、先日フランス制作のアニメ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.7

なんにもないようで少しずつ変わっていったり、何かがおこるぞ、と身構えても何にもなかったり。そんな毎日で四季は移ろってゆく。
私の毎日もそんなものかもしれない。

鎌倉の美しい四季や風向きによっては潮の
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

これは実写ではなく、アニメーションだからこその迫力。
たくさんの脱北者からのエピソードがつまっているのだろう。その経験のひとつひとつを丁寧に粛々と切り取り、描いている。もっと生々しく表現することもでき
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

小さな違和感がどんどん大きくなっていく。

歪んだ母性を表現するサラ・ポールソンが怖かった!
ある意味期待を裏切らない展開が恐怖の的を絞ることになってよかったんだと思う。
病院での展開はちょっとご都合
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.6

神話に悪魔はつきもの

新しいものを作り出す人は、やっぱりどこかぶっちぎりにズレてる。そのズレから見える世界は全く違う景色なんだろうな。
でも何かを形にしてもそれを拡げていこうとすると一人では出来ない
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