いーさんさんの映画レビュー・感想・評価

いーさん

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騎兵隊(1959年製作の映画)

3.5

騎兵隊三部作と比べると暗い要素が多く、ジョン・ウェインがやたら不機嫌。
それでも「娯楽作品」として楽しめる映画になっているのは流石。

復讐の荒野(1950年製作の映画)

5.0

1950年に女性が主役の西部劇映画を撮る、しかも内容が女性の社会進出と愛着障害と現代的であり、感嘆の涙流しっぱなしだった。
詳しくはないが、こういうのをフェミニズムと呼ぶのではなかったか。何にしても、
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ナポレオン(2023年製作の映画)

2.5

現代で長時間の歴史大作映画が観れるとのことで何年かぶりに映画館で観ました。
ナポレオンが良純さんとか華丸大吉さんにあたりに似てるなーと思いながら観てたら終わってしまいました。

ダンディー少佐(1965年製作の映画)

2.0

制作時のゴダゴタがなければ、果たしてダンディー少佐は魅力的な人物に映ったのだろうか。

ミクロコスモス(1996年製作の映画)

4.5

紛うことなきフランス映画。よくこんな気持ち悪い絵ばかり集めたな。ラストを飾る虫が人類の敵というオチも実にフランスらしい。生って吐き気を催すほど気持ち悪いものなのです。

ビッグ・アメリカン(1976年製作の映画)

3.5

ワイルド・ウエストの虚飾性は映画界そのものに通ずるもので、改めて外野が指摘しなくても自身がよく分かっているはずだ。
クライマックスのビルの独白は、ポール・ニューマンの演技も相まって名作を観ているような
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マーベリックの黄金(1971年製作の映画)

2.0

ユル・ブリンナーはやっぱり黒豹のような男でいてほしい。

(1960年製作の映画)

3.5

身の回りにある物を活用し穴を掘っていくさまが面白い。人間はこうやってピラミッドやら神殿やらを建設してきたのだなぁと思いを馳せながら観た。

フリック・ストーリー(1975年製作の映画)

4.0

実話が基とはいえ映画としてはなんてことない話なのに、面白いのは何故だろう。
センスのない自分でも確かに分かるほど、全部がオシャレだからかしら。

カラミティ・ジェーン(1953年製作の映画)

3.5

カラミティ・ジェーンの災難部分と、女性らしさが絡み合ったり反発し合ったりして途中までは面白かったのだけれど、ビル・ヒコックとの友情が心地よかったので、ウェディングドレスを着て彼と結ばれるのが残念でなら>>続きを読む

追われる男(1954年製作の映画)

4.0

主役がまだら馬の西部劇って珍しい。流れ者なのに紳士だしと思って観ていたら凄絶な哀しき過去が。それなのに「自分を憐れむな。世の中は不当なことばかりだ」って言えるのって素晴らしいね。時代設定を考えたら、2>>続きを読む

51(ウーイー) 世界で一番小さく生まれたパンダ(2012年製作の映画)

1.0

「世界一小さく生まれた」と言うが、飼育員たちの奮闘も映さないのであっさり大きくなる51。
育児放棄された赤ちゃんはどうなったんだよ……
素人が自分のペットを撮った映像かと思うくらい酷い。パンダにも、飼
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死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実(2010年製作の映画)

4.5

名前を言えるうちは自己決定権があるってか。職業柄、身近な問題なのでおいそれとレビューできない。

黄金の棺(1966年製作の映画)

3.5

音楽とラストの父親の姿が惨めでいいけれど、道中が地味すぎて……

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

2.5

「クリスマスに自殺する話」ときいて、ハッピーエンドにしても鬱々としたものを期待していたが、響かなかった。貧しい鬱屈した気持ちが増すばかり……

オーシャンズ(2009年製作の映画)

3.0

日本語吹き替えにもの申す。
映像もちょっと長過ぎた。

フォレスト 生命の森(2013年製作の映画)

5.0

映像も綺麗だし長さも丁度良かった。CGについては、人の目を超えた4K映像などは実物を映しても何処か現実味がないといつも感じているので、邪魔だとは思わなかった。

たくましき男たち(1955年製作の映画)

5.0

『赤い河』のジョン・ウェインよりも本作のクラーク・ゲイブルのほうが憧れ役として適任。大作として丁寧に、確実に撮っているからか。故に、贅沢をいえばちょっとしたスパイスが欲しかった。

風の無法者(1967年製作の映画)

2.0

リー・ヴァン・クリーフが何故ヨーロッパ人を気に入ったのかよく分からなかった。保安になって念願の白い馬を手に入れてはしゃぐ等、他のいぶし銀な役と違い過ぎてな……

荒野の処刑(1975年製作の映画)

3.5

散々「死」を描いたあとで「生」のカタルシス。A級映画と勘違いしそう。

牛泥棒(1943年製作の映画)

4.0

善人側の爺さんのズルさも窺えるのがいい。

シェラマドレの決斗(1966年製作の映画)

1.5

本当に60年代後半の作品?マカロニに押されながらも、踏ん張っているアメリカ製西部劇映画があるなかで、本作は完全に死んでいる。90年代の西部劇映画の雰囲気。髭は剃らないほうがよかった

西部の無頼人(1968年製作の映画)

5.0

とにかく音楽が良い!
こんなに敵から暴力受ける主人公見たことないってくらい暴力シーンが多め。雇い主を殺して自滅していく展開は笑うしかないくらい素晴らしかった。

アヴェ・マリアのガンマン(1969年製作の映画)

2.5

ツギハギな印象。酒場に撃って入ったと思ったら鳥と戯れていた等、いろいろと可笑しい場面が多かった。

大いなる勇者(1972年製作の映画)

4.5

この映画を観ると愛読した『ガンバとカワウソの冒険』のキマグレの台詞を思い出す。
「わたしのおもいに容赦なく、やってくるものはやってくる。そこから逃げられはしないのだ」
煩わしさから自然に逃げても、そこ
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荒野に生きる(1971年製作の映画)

2.0

サバイバルアドベンチャーが観たかったのに魚臭くて退屈。白鯨オマージュもいきなり過ぎる。何より、彼ら独特の宗教観がある先住民たちまでキリスト教的世界の住民に置き換えるなと思った。

誇り高き男(1956年製作の映画)

4.0

観終わった後に確かな満足感。西部劇は王道、こういうのでいいんだよ!!

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

家族につれられて観た。
西部劇神話を要素のみで語るのが凄い。アメリカは今も昔も暴力のみが支配する国だと分かる。西部劇映画だし歴史系映画。

とうもろこしの島(2014年製作の映画)

1.0

この映画自体、孫娘を双眼鏡で覗こうとする兵士たちと変わらない。胸の膨らみも小さい少女を爺さんの妻のように甲斐甲斐しく働かせて、一方でぬいぐるみや素足で長靴などで幼さを強調させて。神話的に撮りすぎなポル>>続きを読む

砦のガンベルト(1967年製作の映画)

2.5

人間の臆病性を、「男性の象徴」を失ったことのみで説明しようとする残念さ。男は銃を持ってナンボとでも言うのかよ。破滅に向かうことが「男らしさ」となったこの時代。西部劇の衰退を感じる……

みかんの丘(2013年製作の映画)

3.0

戦争を通して仁義を描いた昔のハリウッド映画みたいな話だった。無人機による無差別攻撃が主流になったらこんなドラマは生まれない。

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