ジャックシューチャーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

3.3

週末寅さんマラソン1本目。シリーズ7作目。

寅さんの親心的なものを垣間見えた一本だった。
人情、というより愛情深いお人だ寅さんは。

男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

3.8

1日1本寅さん6作目。

博の独立騒動。からの源ちゃんからの「アニキ、なんで誘われへんかったんやん?」が最高に笑えた。

そして今回のマドンナさんは実に良心的だったな〜。

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

4.5

1日1本寅さん5作目。

マドンナさんはみんな罪な人たちだな〜、先走って勘違いしている寅さんも寅さんだが。

新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.8

1日1本寅さん4作目。

何度観ても毎回同じ感想になってしまう。
おいちゃんとおばちゃんにハワイに行かせたかったな〜。

男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.8

1日1本寅さん3作目。

これはシリーズの中でもちょっとイマイチな一本だ。

まだ3作目ということもあって偉大なるマンネリが確立しきる前だからか、監督が山田洋次じゃないからか。

それでも好きすぎるシ
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

5.0

あれこれもう観たやつだっけ?と記憶と不安との勝負に悩まされながらレンタル屋に通っていたのも今は昔。
このシリーズをサブスクで気軽に観られる時代が来るとは。これこそがサブスクの恩恵だ。

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.9

かの名匠サム・ライミが学生時代に撮ったらしいのだが、つまりこれは学生映画ということになる。
そして紛れもなくホラースプラッタージャンルの歴史に残る傑作となった。
恐るべしサム・ライミ。

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.5

あまり詳しいわけではないけど、映像の質感を敢えて落とした作りとか、緊迫感を強調するためのテンポのため方とか、おそらく往年の西部劇映画に対するオマージュに溢れた作りになってるんだろうと思う。

西部劇は
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.4

絶対に予約が取れない伝説のシェフによる幻の料理を求めて意気揚々と集まった金持ちたち。
奇っ怪なコース料理が提供されていくうちに、あれあれ?と徐々に雲行きが怪しくなっていきついには世にも恐ろしい宴と化す
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

あの一作目のアントマンからは想像もできないほどにスケールアップした3作目。
スターウォーズオマージュ。これはこれでいい。
まさかこんな映画になるとは、てことで個人的には嬉しい驚きとしたい。

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラ(1986年製作の映画)

3.0

いろいろとツッコミどころはあるけどそれでこそ。
もっとさらに振り切ってバカに徹して欲しいなというのが昔も今も本音。

ツインズ(1988年製作の映画)

4.0

いわゆるハートフルなジャンルものはこれが最初の映画だと記憶している。ザ・ハートフル!というイメージが強かったけ今見るとこれはダメだろ、という描写も多々あるのがまた興味深い。時代なんだろうな。
シュワち
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.3

良作ヒューマンドラマだ。
「偏屈ジジイがやたらとおせっかいでやたらとグイグイくる隣人と出会い人生取り戻していくもの」というなんだかよくわからんけどそれなりに確立されてるジャンルものになるのかな。
でも
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.4

呪われし一家コルレオーネ家の壮絶で悲劇的なフィナーレ。年老いたマイケルが心身共に悩みまくる姿がとにかく痛々しく、築き上げた帝国の代償はあまりにも大き過ぎた。
一作目と二作目が超傑作過ぎた故に、割と一般
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

この主人公が劇中で行う部屋でのひとり漫談が中学くらいの時の自分を思い出させて爆笑と同時に悶絶必至だ。そこでの母親とのやり取りなんか最高すぎる。
ただ主人公は中学生でもなく30半ばのおじさん
なんだから
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.4

スコセッシがつくる直球ど真ん中サスペンスアクション。
歴史に残る傑作!というわけではないけどいつの時代に観ても一定の面白さを保証してくれる。個人的にはかなり好きだ。
とにかくジャック・ニコルソンのまさ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.8

重厚で最高の映画。
やっぱり何回観てもおもしろい映画だよこれは。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.4

ハリウッドで絶大な力を持っていた人間を追求する映画をハリウッドがつくるこの心意気やお見事!
一方日本でも某大手事務所のまあいろんな意味で見るも無惨な騒動がほんとに醜態極まりない。そもそもこの事実を大々
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.3

アツい!とにかくアツい!そしてとにかく泣けた!!
韓国映画特有のこのアツい感じとウェットさはパニックサバイバルものというジャンルとめちゃくちゃ相性が良いと思う。
おもしろかった!!ラストはもうお見事!
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.8

高尚で難解というイメージが良くも悪くも纏わりついてる映画だけど、数十年ぶりに観返してみたらなんてことはない。単なる(良い意味で)極上のSFスリラーだ。
とにかく60年代の映画とはにわかに信じられないく
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.4

都会でのお仕事がきつくなった主人公が羽を伸ばしに昔仲が良かった友人に会いに行く。
その友人が住んでるとこってのが小ちゃい島なんだけど、人口は数人しか残っておらず恐ろしく閉鎖的で鎖国体制でこれぞまさしく
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.3

いやこれはおもしろかった。大好物の「掘り出し物の一本!」系。
あのクソ男!!!!!!!!
この2人は良くやったよ

悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.6

南部の田舎の土着風習に塗れきった人たちの嫌な部分というか、なんとも言えない理解できない不条理さ不快さを描かせたらこの監督はピカイチだと思う。
悪魔のいけにえは言わずもがなの超傑作だけどこれもまた最高の
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.2

単純なスプラッターホラーとは一線を画した当時としては新感覚ホラーだというのがよくわかる。
というのもかの有名なダリオ・アルジェントのビッキビキにキマッてる映像センスが光りまくってるからだ。

不気味な
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.4

年老いたデアデビルじいさんの無双っぷりが半端じゃない。
一作目と趣旨がだいぶ変わってて今回はジョンウィックみたいだったけど、これはこれでおもしろかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

公開から4カ月以上経ってるのに劇場は超満員なもんだからすごい映画だよ。
自分も超絶遅まきながらようやく初鑑賞。

原作はリアルタイムで読んでたしアニメもワンズ世代としてそれなりに思い入れもある。ただ今
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.5

おもしろい!
じっくり魅せてくれるサスペンススリラーだ。
スピルバーグだからこそ、当時はまだ荒削りでーなんてな評価がされがちなのかもしれないけど、純粋にめちゃくちゃおもしろい映画だと思う。

保安官と
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激突!(1971年製作の映画)

4.5

フェイブルマンズを観てからやはりどうしてもやりたくなってしまったスピルバーグマラソン。
一本目はやはりこれでしょ。

巨匠のデビュー作。既にしてめちゃくそ面白い極上のスリラーに仕上がってる。

ただ車
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

ここ最近観た中で最も心に染みる映画だった。最高。ずっとこの作品に浸っていたかった。観終わってからしばらくずっとこの映画のことが頭から離れない。

現存する最も偉大な映画クリエイターと言っても過言ではな
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

4.8

超絶好きなシリーズ。まさにこうゆうのを見て育ってきた。

至高の80年〜90年代前半筋肉アクションリバイバルムービー。

スタローンが元気なうちにもっと作ってほしい。

パープル・ハート(2022年製作の映画)

2.5

なんとも展開に無理がありすぎるファンタジーなラブストーリー。いったい自分は何を見せつけられてるのか、とにかくなんじゃこりゃ!という感じ。
中学2年生が妄想していたものをそのまま形にしたようにしか見えな
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

安倍サダヲのサイコパスっぷりはさすがだ。
白石和彌らしい人の狂気的な暗部にズルズル引き摺り込まれていく感じがたまらない。なんならもっと欲しかった!
かの「凶悪」が傑作すぎただけにもっときついものを期待
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

さすがは黒沢清監督、めっちゃくちゃ不気味な映画に仕上がってる。なんなんだあの謎の地下空間は。

洗脳のされ方も、警察の対応もさすがに「んなアホな」と思ってしまったけど、実際の事件がモチーフになってるん
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.0

1800年代が舞台のゴシックホラーもの、割と好きな設定だ。
ただ特に何か派手なことが起こるわけでもなく、あくまで事件の解決までの経過をゆっくりとじっくりと観せるドラマ仕立てになっている。
世界観は好き
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