SEIJISANさんの映画レビュー・感想・評価

SEIJISAN

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パーマン バードマンがやって来た!!(1983年製作の映画)

3.0

第2期「パーマン」の劇場版。原作の1話を少しだけ脚色しています。僕の世代は「特撮氷河期」で、リアルタイムとしては「仮面ライダー」も「ウルトラマン」も元気が無かった。その代わり「藤子アニメ」が元気一杯で>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

何から何まで最高です。何度観ても、と言うか何度か観た方が面白さがよくわかる。細部に至るまで完璧に作られているから。こんなに愛され続けている作品も珍しいですね。一部のマニアではなくて万人に愛されている作>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.0

原作は好きで読んでいました。「あのストーリーをどうやって映画に落とし込むのか?」興味津々でした。内容は原作とは別物です。が、「聖闘士星矢」に傷をつけない仕上がりにはなっています。主役の日本人俳優、新田>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.5

スティーブン・スピルバーグ監督が名作ミュージカルをリメイク。本当に何でも撮れるのだなぁと感心していたら、ミュージカルを無くした方が面白かったのでは?と思わせる出来でした。映像がハレーションを多用したそ>>続きを読む

21エモン 宇宙へいらっしゃい!(1981年製作の映画)

2.5

原作は何度も何度も繰り返し読みました。一般的にはあまり人気が出なかった作品みたいですけど、僕は大好きです。そんな「21エモン」の初アニメ化作品。監督は藤子作品なら安定の芝山努監督。ストーリーは原作から>>続きを読む

猛獣大脱走(1983年製作の映画)

2.0

大昔に「ゴールデン洋画劇場」で放送されて幼い頃の僕は観た記憶があります。ボンヤリとした記憶しかないので、初試聴と同じです。改めて観た感想は「よく本作を土曜日の21時に放送したな...」とうものでした。>>続きを読む

地球が静止する日(2008年製作の映画)

3.0

古典的SFの名作「地球の静止する日」をリメイク。VFXを使いまくって世界的な大災害として描くのは旧作では無かったところ。キアヌ・リーブス扮する宇宙人、クラトゥはとても良かった。いつ見ても格好良い。ただ>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

4.5

原作は名作SFだけど、まさか原作よりも面白く感じるとは...。時間軸を示すのにエキストラや背景を使って説明無しに理解しやすく描いていて、それも緻密に描いている。本当に凄い。この年齢になると高校生達が懸>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.5

何回観ても圧倒的な面白さ。宮崎駿監督の作家性を感じられます。「未来少年コナン」だし「天空の城 ラピュタ」。ゲストキャラクターには「アルプスの少女ハイジ」からオンジと子やぎのユキチャン。最後に「水没した>>続きを読む

ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE(2013年製作の映画)

3.0

TVスペシャルの方といつも混同してしまう。こちらはTVスペシャルの続編となる劇場版。ルパン三世は他の作品とのコラボレーションするけど、本作は絵柄も全然違う「名探偵コナン」とのコラボレーション。不思議と>>続きを読む

劇場版AIR(2004年製作の映画)

2.0

「劇場版」とのことですが、他は知らないので理解できるか不安でした。幸い理解はできましたが、絵が...受け付けないタイプの絵で...。声優さんも媚びたような発声で更に苦手...。でも観ていくと意外や意外>>続きを読む

宇宙刑事ギャバン THE MOVIE(2012年製作の映画)

3.0

宇宙刑事ギャバン。この名前を聞くと無条件に血が沸き立ちます。「あばよ涙よろしく勇気」。始まってわかったのは「二代目ギャバン」が一人立ちする物語だということ。驚いたのは二代目ギャバンの方が大葉健二さんの>>続きを読む

ローラーボール(1975年製作の映画)

1.5

ディストビアな未来の世界(2018年だけどね)で人気スポーツ「ローラーボール」。花形選手の主人公は突然チームから「引退勧告」を受ける。何故彼は引退を強要されるのか...。2時間オーバーの上映時間。その>>続きを読む

レッド・スカイ(2013年製作の映画)

2.5

大量破壊兵器を無力化するために集められた戦闘機パイロット達は7年前に不名誉除隊を命じられた男達だった...。戦闘機アクションを期待していたら地味目な潜入アクションでした。ストーリーも不必要に複雑にして>>続きを読む

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

2.5

アントニオ猪木さんのファンムービーでした。関係者の方々の証言から「アントニオ猪木」という人物を定義する。皆さん心酔されているので「猪木さん」と言うより「猪木賛(さん)」って感じです。自分もアントニオ猪>>続きを読む

格闘技オリンピック 四角いジャングル(1980年製作の映画)

2.5

ドキュメンタリーと映像を恣意的に切り貼りしたような場面が混ざったような作品。一般参加のキックボクサーらが自分の夢を、人生を賭けてトレーニングを積むシーンは面白かったです。極真空手の「100人組み手」や>>続きを読む

幸福のスイッチ(2006年製作の映画)

2.0

駆け出しのイラストレーターが勢いに任せて辞表を出してしまう。そこへ電話が。その電話は実家の電気屋を手伝うことをお誘いの電話だった。仕事を通じて人との合流を重ねることで主人公の心に変化が現れる...。見>>続きを読む

博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.0

寺尾聰さんと深津絵里さん出演作。記憶が80分しか保てない天才数学者との間に生まれた心の交流を静かに描く。大きな事件など全く起きないけれど飽きさせない作り。こういう作品はいいですね。エンディングは「あれ>>続きを読む

クリムゾン・リバー(2000年製作の映画)

2.5

フランスの至宝ジャン・レノとヴァンサン・カッセル出演。猟奇殺人事件に隠された大きな謎を解き明かす!「セブン」のように見せてくれたらもっと面白かったと思うけどな。恐らく本で読んだらメチャクチャ面白いスト>>続きを読む

ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争(1986年製作の映画)

2.5

原作は同名の中編作品。西洋妖怪の中でも狼男やドラキュラ、フランケンシュタインなどメジャーな妖怪が敵なのは燃える。だだ、本作は原作よりも大幅に改編されていて当たり障りの無い「ヒーロー活劇(あと謎のギャグ>>続きを読む

ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

3.0

歴史資料。本作はその位置付けが一番しっくりくる。ブルース・リーがほとんど出てこない「主演作」。過去の作品で未使用フィルムと代役で撮影された撮り下ろしシーンを繋ぎ合わせて作品にしてしまった。代役のシーン>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

押井守監督兼脚本作品。高橋由美子先生としては微妙な心情だっただろうなぁ...。どうみても「押井守作品」であって、「高橋由美子作品」ではなくなっているから。また、面白いから。夢の世界で享楽を貪りながらも>>続きを読む

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

2.5

ブルース・リーは極めて格好良いけれど、作品としてはかなり残念な仕上がり。残念な点をあげていけば長くなるので言わないけれど、行き当たりばったりのような脚本と謎過ぎる悪役「日本人」の描写が2大「残念な点」>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

4.0

当時、予備知識無しで観ました。観終わった後は大興奮!脚本が練りに練った内容で始まりから終わりまで一気に駆け抜ける。何度も場面転換があったにも関わらず、緊張感が途切れない。悪役のデニス・ホッパーは「イカ>>続きを読む

ベスト・キッド4(1994年製作の映画)

3.0

ずっと「ベストキッド」はパート3までだと思ってました。「パート4あるよ」と聞いた時の驚き!そしたらダニエルさんじゃない!「やはり前作でミヤギさんに迷惑かけたから...」と思ったら、それとは関係ないみた>>続きを読む

ベスト・キッド3/最後の挑戦(1989年製作の映画)

3.0

ダニエルさん×ミヤギさんの「ベストキッド」ファイナル!今回は1作目で惨敗したコブラ会が復讐にくることから始まる。ダニエルさん、太った?更にダニエルさん、余計なことをしまくってことを荒立たせる🌊ミヤギさ>>続きを読む

ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱(1986年製作の映画)

3.0

中編「妖怪大統領」を原作に持つ本作は大胆な脚色で劇場版に!ねずみ男大活躍回🐀更にオリジナルとして「妖怪皇帝」も登場!果たしてその正体は...ってヘルメットの形から出てきた瞬間にバレてるけどね。第3期の>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

2.5

凄いだろうなぁ、と思っていたけどその100倍凄かった...。正真正銘の「変態」ですよ(監督が「変態」を褒め言葉と言っていたので...)!!そしてグロい!!観ている時は「うっわぁ~🤮」と思うくらいだった>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.0

前2作とはガラリと作風が変わりました。監督が変わったというのが大きいのでしょう。何故変わったのかというのは本作のストーリーが暗めということを考えての人選なのでしょうね。そしてその人選は大正解という結果>>続きを読む

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.0

始まってからズーッと「面白くないなぁ...」と思いながら観てました。主人公があまりと言えばあまりな迷惑男。その男性を沢田研二さんが演じています。元々は志村けんさんが演じる予定だったのに新型コロナで急逝>>続きを読む

SLAM DUNK 湘北最大の危機!燃えろ桜木花道(1995年製作の映画)

2.5

花道が坊主頭になる本作。「花道は坊主頭でこそ」と言われていますが、(誰が?)リーゼントから坊主になって「スラムダンク」は面白さが加速しましたよね、原作では。タイトルにある「最大の危機」は大袈裟ですね。>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

評判が極めて良くないので期待値ゼロで観ました。が、始まってからズーッと面白い!謎が謎を呼ぶ展開、人類の起源に迫る!更に「エイリアン」で謎だった事が徐々に明らかになっていく。そしてクライマックスの上映時>>続きを読む

ベスト・キッド2(1986年製作の映画)

4.0

傑作だったパート1。その続編となるとなかなか難しい。世間的には「パワーダウンしている」という声が多いですね。それもわかります。でも、僕は大好きなんですよ、続編も✨沖縄が見た事がない不思議な都市になって>>続きを読む

劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!(2008年製作の映画)

2.0

第5期の劇場版とのこと。第3期以降の鬼太郎は観ていないです。本作はかなり真面目にストーリーを練っていて、とても真面目にアクション+妖怪を描いています。ですが理由や理屈が先に立ってしまっていて、純粋に「>>続きを読む

ベスト・キッド(1984年製作の映画)

4.0

小学生の時に観ました。床掃除や壁塗りの型を繰り返し繰り返しやってました(馬鹿者ですね)。その後に「あれ?本当に速く動けるぞっ!強くなったぞ!」と喜んだものです(いよいよもって馬鹿者だね)。今観ても熱く>>続きを読む

サンダーボルト(1974年製作の映画)

2.0

クリント・イーストウッド×「ディア・ハンター」、「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」のマイケル・チミノ監督が脚本も兼任した本作。タイトルからしてハード・アクションを感じさせて「面白そう!」と期待が高まるけど>>続きを読む

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