月さんの映画レビュー・感想・評価

月

映画(198)
ドラマ(7)

映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.4

今回の主役は野原家でもかすかべ防衛隊でもなく、"クレヨンしんちゃん"。
彼の生み出した出会いと別れに"ほぼ四回"泣かされる。

今回、動機こそ異なれども、ヴィラン含め全員が"救いのヒーロー"になろうと
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

ほのぼのお爺ちゃん物語を想像していた自分が恥ずかしい。
誰が観たって、彼らの最高の"友人関係"を心から羨ましく思わずにはいられないだろう。
彼のような友人が欲しくなったし、同時に彼のような人間になりた
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.7

前作は「騙されたーッ!!(快感)」でしたが、今作は「騙されたぁ(しみじみ)」。

巧みなコンゲームにメッセージ性がボリューミーに加わり、プリンセス編の名に恥じぬ現代版シンデレラへと変身してみせた。
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

4.1

前半、ちょい青くさ可愛い住野よる節と杉咲花のキャスティングが完璧にマッチしてるなぁと呑気に観ていたら…

いやーーっゾワッとした!!
ネタバレになるので言及できないのがマジでもどかしいけど、宣伝文句通
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.7

ありそうでなかったディズニーロードムービー。
アナ雪を彷彿させる対比的な兄弟と、父の下半身という奇妙なトリオ旅は観ていて飽きない。
中盤ややダレたかと思わせておいてからの終盤怒涛の伏線回収がまぁ気持ち
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(2020年製作の映画)

4.5

ほつれて、切れて、しかしまたどこかで結びつく。

人生という糸は決してピンと張ったものではない。他の糸と交わるなかでほつれて、ときにプツリと切れてしまう。
けれどそのほつれが、他の糸のほつれと結びつく
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.4

永瀬廉くんの頑張りがスゴい。
「うちの執事が言うことには」から一年で演技力飛躍しすぎ。
良い意味でジャニーズぽさが皆無。客寄せパンダとしてではなく、選ばれるべくして選ばれたハマり役だこれは…

原作翻
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

4.1

色んな意味で大学が恋しくなる青春映画です。新入生がみんなアルコール飲料摂取してるけど全員二浪設定なのでセーフ。

この映画でちょっと感動というか憧れというかそういう感情を抱かされてしまったのが悔しいで
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.9

大人になればなるほど、のび太の魅力に気付かされる。ここまで純粋に他者に向き合えたことが自分にはあっただろうか。

飛べなくたっていい。飛ぶ努力さえあれば認められる、そんな世界になってほしいな。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

現実からの乖離世界に没入させる、という機能を映画たる定義とするならば、やはり今作を超える作品は無いと思う。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.5

アナ雪2以来に劇場でディズニー観たけど、やっぱこの世界観大好きなんよなぁ。いつ練習したんだよっていう唐突のミュージカルが毎回楽しい。

ただ、ストーリー面でツッコミどころが多いのは否めない。
"人と違
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

性格、才能、価値観、すべてバラバラな四姉妹。それぞれの「幸せ」を追う中で衝突する葛藤が、切なくも可憐に描き出される。

まず、アカデミー衣装デザイン賞を存分に楽しもう。19世紀アメリカコレクションが可
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

「息つく暇が無い」
って今までの映画で感想言ってたらそれら全部嘘になっちゃうわこれ。全編通してクライマックス。
まぁ正確には数秒息つく暇はあったけどその時間に違和感を覚えて逆にソワソワしてしまったので
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.9

サスペンスを謳っている作品ではあるが、脚本と演技の巧みさで主人公の言動全てに確信を抱けなくなる…全く新しいサイコミステリーと銘打つのが適切だろうか。
だが次第にその疑念は、多層な背景や問題を抱える他の
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

全く楽しくない。
何も面白くない。

映画への感想ではない。
惨さしかないこの悲劇そのものに対する率直な感想だ。


「番犬」として家族や仲間を守る大切さを教えられたクリス。
この動機自体は何ら間違っ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラーだと思ってめちゃくちゃ敬遠してたけどめちゃくちゃ面白いやん!
スリラー、コメディ、ミステリー、SF、ボーイミーツガールと要素盛り沢山なのに、邪魔し合っておらず全て楽しめる。

ホラーは“緊張”と
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.0

舞台は60年代アメリカ。
カラフルでポップな「陽」の面を華やかにミュージカルに取り込むとともに、根強く残っていた(る)差別や偏見、ルッキズムといった「陰」の面を主題に置いている。
この二面を別々の作品
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.7

大切な人と触れ合えない。
一緒に景色を楽しめない。
ずっと側に居られない。

有り得ないファンタジーのはずなのに、こんな状況だからこそ共感できてしまう。


理不尽に縛られながらも愛を一途に全うする彼
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.7

エヴァは考察まで含めて一つのコンテンツになってるのが、図ってか図らずか、最大の特徴かつ魅力なのだと思う。

拡がりすぎた未知の世界を、頑なにシンジ目線で理解しようと努めなければならない。もどかしくもあ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.1

登場人物の心情描写が丁寧なおかげで、各々の希望/絶望と、人類規模の絶望が無理なくリンクしている。このおかげで闘いに深みが生み出され、よくある人類の危機を防ぐだけの物語との圧倒的な差異をもたらしていると>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.7

エヴァは世界観がリアルとか言われるけど、冷静に考えればこんな世界がリアルなはずはない。

だけど確かに、エヴァの中には「世界」が在る。我々はアニメではなく、「世界」を観ている。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

数々の映画で、数々の愛が描かれてきた。だが、今作を観終えた後、ここまで純粋な愛が今までに在ったかと問われれば、皆頷くのを躊躇うだろう。

とはいえ、二人の間に愛が生まれる背景と経緯はあまりに残酷。「悲
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

絶望的にみえる状況でも、それを逆手にとりスルりと難を突破する彼は、まさに「2匹目のネズミ」だった。

あらすじでは詐欺師と称されているが、彼にそんな小賢しいイメージは似つかわしくない。
犯行は常に大胆
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

公開から8年。
彼がのこしてくれた、偏見は悲劇しか生まないというメッセージが、未だに伝わっていない現実に呆れさせられる。

異性愛者同士が隠れずに生きることが「普通」だと思い込んだらどうするんだ、みた
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.0

Netflix限定のアクションムービー。
主演は「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワース。ハンマーを銃に持ち替え、傭兵として誘拐された少年を救い出す。

シチュエーションは異なれど、何時何処から撃たれ
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.5

私が観ていたのは、映画か、ゲームか、現実か。


没入感がスゴい!と賞賛される映画は数あれど、今作では実際に映画世界と現実世界が融け交じっているように感じられた。
序盤は気楽に、シミュレーションゲーム
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

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クリエイティブは逆境の中でこそ発揮される。

低予算から産み出された「カメ止め」といい、上田監督の火事場の馬鹿力は他に類を見ない。
何より、アイデアを実現するために仲間が集える絆、信頼関係が羨ましい…
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.3

俺が観るには10年早かった。

共感しすぎて死にかけた「愛がなんだ」と同じニオイを感じて観たのだが、どの登場人物にも全く共感を抱けなかった。

…と書いてはみたものの、この差異を生み出したのが、作品の
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

「映画は社会・時代の写し鏡」とはよく言うが、9年前という過去から、現在という未来を写されることがこれほどまでに不気味で恐ろしいとは思わなかった。

製作当時は「設定」に過ぎなかったはずの、発生源や政府
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.6

生まれて初めて、議論を目撃した。
三島と東大生たちによるそれは、我々が普段想像する「議論」__言葉のぶつかり合い、というよりはむしろ、言葉の紡ぎ合いと呼ぶに相応しかった。そこでは、誤魔化しや揚げ足取り
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.8

ヤバ、大好きこの映画。
失恋したい。そしてまた恋したい。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.9

ミステリー映画じゃないけど伏線回収が逐一気持ちよかったデス!☝️

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.6

個人的最優秀衣装・メイク賞。
ただ暴れまわるだけでなくスパイアクションも織り交ざってて、ハーレイ・クインとはまた違ったカッコよさだった!

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

これが映画だよなぁカッケェ!!
男に依存する女、みたいな古典的な構図や固定観念をブチ壊していく小鳥たちの姿は爽快すぎたなぁ

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