ささみさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

恋のいばら(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

いやいや人の家で勝手に暴れてるの怖いよ、とは思ったものの、類は友を呼ぶ的な関係性がある気がした。

中島歩さんがあの少しの出演で残す存在感がすごい。思い出しても笑える。

ある男(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

城戸さん、それは、、、とこちらが考えていると、フッと蝋燭の火を消すみたいに幕が閉じられて、さらにこの映画の印象を強く心に残した。

まるっと違う人間になれたら。
それを彼らは実行したんだ。でもどんな人
>>続きを読む

はい、泳げません(2022年製作の映画)

2.2

水泳を題材にした人生譚だった。だから必ずしも水泳でなければいけない理由もあまり無い気がした。
泳げなかったせいだ、としたところで水泳にしたんだろうけど。

少し古い日本映画のような雰囲気を感じた。それ
>>続きを読む

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.3

音楽がいつも良い。
ディーンフジオカさんと小泉孝太郎さんの小競り合いが妙に面白くて、何というか嫌味言わせたら天才同士というか、似て非なるものというか、だけどどこか抜けてる感じあるというか。

ハスキー
>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

3.4

相変わらず佳代さんにはみどりさん居て良かったね、と思った。

そして若葉竜也さんのあの弱いのか強いのかぶっ飛んでんのか掴めない空気感が存分に発揮されてた。

内容はやっぱりつらい。

劇場版 ねこ物件(2022年製作の映画)

3.0

ドラマ観てたのでとりあえず。
相変わらずな二星さんだけど、またみんな戻ってきたりしてほっこり。
実写版絵本のような世界もそのままで、ぼんやり観れた。
こんなパラレルワールドがあってもいいのになあ、なん
>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

明るい話じゃないのはわかりきってるのに、中盤で泣くのを堪えながらあまりの陰鬱さに観るのをやめようかと思った。

健康のため将来のためこれからのために、やりたいことを我慢して買うことを諦め食べたいものを
>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.6

喜劇要素たっぷりなのに上様に感動して泣けるとは思わなかった。感情があっち行ったりこっち行ったりして楽しめた。
面白い構成で、単に地図作りすごいぞ、というよりも断然良かった。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.1

彼女サイドを以前観たので本編観ておこうかと。内容は忘れてたので、途中からそういえば、、、となった。

同期というか友達さんが良い人で良かった。飲んで走って夜明けまで、そんな事できたのがそもそも若さだっ
>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

時々昔のゲーム画面を見ているような感じで、横に鮮やかに動いていて楽しい。
食べ方はキツネだったり、所々ハッとしながらそれぞれが生きてるんだなあ、なんて思わされる。それぞれが強みと弱みがあって補いながら
>>続きを読む

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.0

ふわっと終わった気がするけど、ふわっとだから観れた気もする。深堀してしっかり描かれたら、ちょっとしんどいかも。
なにせ鬼だし。
寺島しのぶさんの憑き物が落ちたような表情、広末涼子さんの自分自身の気持ち
>>続きを読む

君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

3.6

ロードムービー、ほっこり系かと思ったら、じわーっと泣けてくるお話だった。
夫婦で乗り越えてきたいろいろなことが小出しに見えてきて最後に繋がると、とてもジーンと心にきた。
人生いろいろあっても一緒に乗り
>>続きを読む

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

わりとポップなつもりで見始めて、笑っちゃいけない気もするけど人間くさくて面白くて笑ってた。
ずっとキレ散らかしてる松下洸平さんが新鮮。
阿部サダヲさんは相変わらず流石で、だけど牧本の自宅はなんか怖くて
>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

2.6

もう少し五代友厚という人物がわかるかな、と思っていたのだけど。
軽いというか現代風というのか、場面の繋がりが感じられないというか。流れがないというか。人の気持ちはどこへ行った?
五代さんが、私は人の気
>>続きを読む

Prelude ~プレリュード~(2023年製作の映画)

2.6

ダンスは流石でとても良かった。
ただ内容が重いのとショートにまとまってないというか、入り込めなかったというか、予告編みたいな感じであれこれ出てきたけどなんだろう的な感じがした。

COUNT 100(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

まとまりの良い、あったら面白い話だった。いや、乗っ取られた本人全く面白くないだろうけど。
そんな簡単に生まれ変わろうなんて、乗っ取られるぞみたいな教訓的な感じ。

虎の洞窟(2023年製作の映画)

4.5

新鮮で面白かった。
最初の水の音や声からちょっと怖いものを感じたけど、なんだかずっと笑顔で観てた。
適切な言葉は出てこないのだけど、なんていうか理屈無く好きなのかも。いや、引きずり込まれただけかな?
>>続きを読む

CRANK-クランク-(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだかとっても心に残った。
なんて事ない会話が響いて、ちょっとした住所移動知ってるとか、チャリ屋もメッセンジャーも走り続けるのかと思うとジーンときたり、カッパと友達になろうで笑ったり。何回も同じ乱闘
>>続きを読む

いつまで(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

神社からの景色がとても良い。
そしてここなら夜も明かすことができて、引出物には食べ物もあるなあ、なんて思ったら食べてた。

千夜、一夜(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

田中裕子さんを見ていると目が離せない。

ただただ静かに過ごしているのに。
頼ってきた人を助けたり、受け入れられない想いに自分の気持ちを話して断っているのに、どうして責められるんだ。どうして人は勝手に
>>続きを読む

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.6

爆破魔な人生譚だった。
もっとこう年齢から言ってハートフルな感じを想像してたので、過激で後ろを振り返らない真っ直ぐなお爺さんでびっくりした。そしてバンバン人が亡くなるのに、なんだか爽やかな気分になって
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

観たら一瞬でも悲しくなってしまうかな、などと頭によぎったけど、違った。
ジェシー、スターとしてそこに存在してて、頭の中で想像が動き出してなんだかワクワクした。

リチャードが最後のパーティでボクちゃん
>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

余興、奇跡のコラボは楽しかった。
いろんな人のいろんな気持ちあるなーと思いつつ、なんだか妙に納得してしまったり、大変だよねと思ったり。
映画の世界に入るとか笑うとかはあんまりない感じだった。

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

おさかなに全振りしたのがさかなクンさん。そうは思ってても、映画として見るとやっぱり生きづらそうだな、なんて思う事もあるけど、本人が至って前向き真っ直ぐに自分の興味に突き進んでいて、とても爽やかな気分に>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ぼんやり観てたら、だんだん泣き笑いみたいな気分になってきて、幸せそうなシーンすら重い気持ちになってしまった。
これは、観る人の思い出によって気分がずいぶん変わるのかもしれない。今の自分には辛かった。と
>>続きを読む

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.6

三成は潔癖なんだろうけど、やっぱり最後は切なかった。いや、あっちもこっちも切なさ散らばってた。
各方面において方言だったので三成も滋賀の方言が良かったなと思ったのだけど流石にそれでは映画にならなかった
>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

ほのぼのした映画かと思っていたら、しっかり死生観のお話だった。それなのに可笑しくて何度も吹き出してしまった。つまりそんな風にどこか笑っちゃうような感じが生にも死にもある。それをふわっと思い出して、最近>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

特にウルトラマンに思い入れがあるとかではないけど楽しめた。
早口で進む会話も困るほどでは無く、バンバン変わる映像もスピード感として、そしてその中に特撮っぽいと感じる懐かしさをほのかに感じながら、流れる
>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.0

リメイク作品であることを知らなかったが、菅田将暉さん岡田将生さん出てたので。岡田さんの狂気っぷりに惚れ惚れ(表現としてどうかと思うが、適切な言葉がみつからない)したが、それ以外はなんというか、世界観か>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

さすが阿部サダヲさん。
これは引っ張られるんじゃないだろうか、目を見つめたらクラッと、、、しそうで落ち着かなくなって、隙のある時見るもんじゃないなと思った。
阿部サダヲさん、毎度プラスにもマイナスにも
>>続きを読む

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

そんなめちゃくちゃな、というかハードな旅だな、と。
終盤、元カノに浅いヤツと言われてて、それだ!と思った。
いろんな幸せの見つけ方があるんだろうね。

愛なのに(2021年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

隙あらば浮気する婚約者の言い訳、その内容も話し方も無理だわー最悪と思ってたら、一花の懺悔でクスッとして、浮気相手からの下手ですよね、のダメ押し連発で笑えてスッキリした。これは予想外。なんだろう、この気>>続きを読む

ツユクサ(2022年製作の映画)

2.3

いいなあと思えるシーンはあるのだけど、連続してというか物語としてはいまいちだった。
ただ、人と関わる事を心待ちにするのと同時に、それに耐えられないというか失敗しそうで踏み出せない気持ちになった。

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あはは最高の復讐だ。
最後に微笑む佐和子がいいなと思ってたら、同じように自分も笑ってた。

まあそんな風に思えるのも、夫があわあわと見事に振り回されているからなんだけど。もう佐和子に気持ちがなければ慌
>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

2.9

軽やかな、ふふっとなる感じ。
反作用とでもいうのかな、現実しんどいな、と思った。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

5.0

素直にあははと笑って泣いてた。
とても優しくて思いやりがあって。
大事にしたい人をちゃんと大事にできる。
簡単そうで全然できないそれを、しっかり温かく積み重ねてた。
こんなに涙腺が緩むほど、たぶん疲れ
>>続きを読む