売れない女優と仕事のない駆け出し弁護士の2人が、女優がセクハラに遭い、殺人事件となったことから、これを使ってのし上がって行く、クライムコメディです。
フランスがまだ、フェミニズムがはしりだったころの>>続きを読む
普通とはなんでしょうか、ということを問いかける映画です
そして使い古されている「多様性」という事とは、実際の生活では何を指すのか、ということも特定に対するフェティシズムを題材として問いかけています>>続きを読む
同時期の石井監督作品の「月」と通底しているテーマは「見ない」ことだと思いました
こちらの作品では、映画界に蔓延る因習であり、人間が食べるために何千頭と殺されている牛がいる事実、マスク警察に見る独りよ>>続きを読む
鑑賞後、とても疲れてしまった映画です。それは、2時間59分もある映画の時間的な長さから来るものではなく、映像の美しさや華やかさとは対照的に、話の重さ、哀しさ、そして優しさや繋がりが詰まっていて、とても>>続きを読む
映画を通じて自分と対峙させる、そんな映画です。
人は、知りたくない事実を隠避する、自分もその1人であることに否応なく向き合わされる映画です、力ずくで、自分の狡さを認めさせる、そんな映画です
そんな事>>続きを読む
金曜日の夜は、力を抜いた、ハッピーになれるラブコメを観たいと思っていて、出会った中国映画。
予想通りのおバカなコメディも交えるラブストーリーながら、ひねりはないですが、安心して見られて、なおかつハッ>>続きを読む
「人をわかるってどういうことですか?」
「自分でも自分はわからない」
そうだと思います。
映画のように、人は見せたい自分を見せることもありますし、相手が見たであろう自分を演じることもあると思うからで>>続きを読む
NYのカーライルホテルのドキュメンタリー映画です。実際ホテルで働く人たちのインタビューや、ホテルの歴史、そしてホテルと共にある音楽の話ととても面白かったです
出演するコメンテーターがゴージャスです>>続きを読む
「希望も自由も仕事もない」
映画の中のセリフですが、イランの現状を言い表しているのだと思います。
トルコに居て、他の欧州の国に脱出しようとするカップル、そしてイランのトルコとの国境の村に居るパナヒ監>>続きを読む
ケイト•ブランシェットを堪能する映画です。
そして、ある種の愛について語る映画だと捉えました
素晴らしいです。ドイツ語のみならず、指揮の仕方、オケの指導の仕方、ピアノの弾き方などそれら全ての技術を獲>>続きを読む
フランスの現代を音楽と捉えた映画と言えるのかもしれません。
やはり昨今のフランスの課題は移民と元からフランスに居た国民との融合でしょう。
本映画では、ラップが移民の象徴であることは、白人以外がラップ>>続きを読む
リチャード三世の遺骨を探す1人のアマチュアの女性の実話をもとにした映画。
通説、俗説、定説、それらは、人の口やあらゆるメディアを通じて流布され、時にはこのリチャード三世のように、シェイクスピアという>>続きを読む
究極のファンタジー
そんなことあるかい、と思いながらも、テンポのよさと展開のはやさ、そして素晴らしいアクションに酔える作品です
女子高生を卒業したばかりの殺し屋2人のうちの1人はコミュ障という設定も>>続きを読む
アッバス•キアロスタミ監督の初期の長編作ということで鑑賞
ストーリーは、学校を遅刻、さぼってばかりいて、授業中はサッカーの雑誌を読んで勉強せず、結果留年するし、親の言うことは全く聞かない、親のツケで>>続きを読む
ディオールのオートクチュールを作る定年を迎える針子の女性が、偶然街で出会った若い女性に仕事を教え、プロのお針子にしていく物語です
ディオールのアトリエがどのようになっているのか、オートクチュールがど>>続きを読む
死とと生は隣り合わせであることを、改めて我々に提示する作品です。
ロードムービーの体をなしながら、すずめが人と接し、自らの源流である地震により故郷での母との別れを追体験するとともに、人を好きになるこ>>続きを読む
好みの作品でした。
踊ることは、歌うことと同じで、体を道具にして使うため、多くの人が普通にできることです。
だからこそ、そこで秀でることは難しいと思います。本映画のように、クラッシックであれ、コンテ>>続きを読む
高橋一生さんを堪能するための映画です
先日、野田mapの「兎、波を走る」を観劇したばかりで、高橋一生さんの表情、体の使い方も含めて演技が素晴らしく感動しました。その演技力が本作でも遺憾無く発揮されて>>続きを読む
ダイアン•キートンはいつまでもキュートでそしてNYを感じさせる女優です。
そんな彼女が、実話を元にしたロンドン郊外の高級住宅地であるハムステッドを舞台にしたラブロマンスを演ずる映画です。
予定調和を>>続きを読む
「人生はいつも目の前にある」
人は、年齢を重ねるとルーチンから抜け出すことが難しくなります。なぜなら、自分の決まりごとを変えてしまうと、失うことがおこり、それが怖いからです
ジェーン•バーキン演ず>>続きを読む
原題は 「Dali land 」その名の通り、ダリの世界を描いています。
どちらかというと、ダリの人なり、そしてある種常軌を逸した日常、そして人生を画廊の勤める若きジェームスの視点で語られます
ダリ>>続きを読む
Filmarksの偉大な先輩である開明獣さんからのお勧めで鑑賞。
大好きな筒井真理子さんが主演で、相変わらず良い味を出してられます。
スーパーで働く店員さんと何組かのいろいろなお客様との彼女の心の中>>続きを読む
言わずとしれた#MeTooのムーブメントをおこしたハーヴェイワインスタインの長年に渡るセクシャルハラスメントを公にすることができたN.Y. Times の記者の映画。
ドキュメンタリーのように、声を>>続きを読む
観る前から感動するのだろうと、予測していたにもかかわらず、まんまとやっぱり良いと思った映画です。
主人公オギーはたまたま見た目で人と違うとわかりますが、この映画のメッセージは、みんな、それぞれ違う、>>続きを読む
アメリカでも、地域のよって中西部のように保守的な地域があります
インディアナ州もその一つで、宗教も、保守的であり、LGBTQにも理解が少ないところて、いわゆる赤い州で、そこを舞台にしたこの映画
多様>>続きを読む
525600分の1年を何で計ればいいだろう?
愛で計るのはどうだろうか?愛という季節で。
この歌詞はSeasons of love で有名なrentの中で歌われる大好きない曲です
Rentは未だに世>>続きを読む
壮大な皮肉に満ちた映画です
あと、俳優の選択も含めて、巨大な予算で作った映画とも言えます
皮肉の対象は政治に対して、メディアに対して、科学に対して、アルゴリズムとそれを信頼する者に対して、変革を唱え>>続きを読む
結婚生活が長くなると、自分が自分でない、誰の人生を生きているのかわからなくなる瞬間があるのだ思います。
決して相手のことを憎んでいるわけではないのですが、自分の人生を取り戻したくなる、そんな離婚とは>>続きを読む
悪い人が出てこない今泉監督作品です。
新しく家族になる過程、妻に去られた夫、母に去られた娘、好きだけれど、これが好きという感情なのか、本当に好きなのかを自問自答する青年。
これらのさざなみのような感>>続きを読む
いやぁすごいです。さすがのトム•クルーズ!年齢を感じさせません。
そして映画も2時間43分と長いのですが、それを全く感じさせません
息も切らせないアクションの連続。
フィアットチンクエチェットのカーチ>>続きを読む
女性6人による群像劇とでもいうような映画。テーマは特にないような気がしました。
でも登場人物が1人を除いて(お姉さんの別れた夫)女性しか出てこないところを見ると、女性、しかもLGBTQの女性を描きた>>続きを読む
原作は未見ですので、この映画だけを純粋に観ました。
京都はファンタジーとリアルをうまく中和してくれる街だと思います。京都を舞台似したおかげで、ファンタジー過ぎなくできたように思います。鴨川に高瀬川、洛>>続きを読む
私の記憶が正しければ、今泉監督がトークショーで観るべき映画として挙げてらっしゃった映画の一つです。ようやく観れました。
まず、岸井ゆきのさんの演技に圧倒されます。後ろから映したときの筋肉の盛り上がり>>続きを読む
実は、まだ観ていなかった映画です。観るきっかけは、舞台を観たことでした。
古田新太さんが主人公を演じる日本の舞台版パラサイトは、神戸が舞台です。
江口のり子さんがギテクの妻、娘役が伊藤沙莉さん、スト>>続きを読む
あのテーマ曲を聴くと、ワクワクが止まらなくなります。
楽しかったです!
もちろん、ストーリーの展開がそうなのねーというところもありましたが、それも含めてのこの作品です。
お決まりのアクションである、汽>>続きを読む
いろいろあって、レビューのアップが遅れていて、なおかつ映画を観れていない最近。
この映画も1か月以上前に鑑賞しました。
実はガーディアンズ初見の私であっても、なかなか良い映画だと思いました。
なぜか>>続きを読む