ちこちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ちこちゃん

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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

心が温かくなる作品。
血のつながり以外にも親子になれることはあると信じることが出来る作品です。

みぃーたんと梨花、優子と森宮さんの2つの親子が交差しながら話が展開されていき、映画終盤で回収されていく
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.9

映画というのは、これほど俳優によって魅力的になるものなのか。

この映画が好きな理由はいっぱいある
第1に「おかえりモネ」が私に響いたように、脚本家の安達奈緒子さんの書くセリフが大好きである
この映画
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

4.4

いろいろ考えさせるとても良い社会派の映画です
多くの人に観てほしいと思う映画です

アメリカ人にとって、9.11は忘れられない出来事であり、良心や悔恨、怒り、悲しみ、後悔それらの感情を呼び起こさずには
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

アカデミー賞国際長編映画賞を受賞ということで期待して観たが、私にはひびかない映画であった。

それはデンマークという特定の国のことを知らないからかだろうか。映画の中で、デンマークの歌が何度か流れ、監督
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

「ジェントルマン」が良かったので、ガイ・リッチー監督2作目も観賞。

サスペンスで、時が行ったり来たりするが、とてもわかりやすい。そして、映画が進むにつれて、だんだんと核心に近づいていくところが、うま
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.0

ノー・タイム・トゥ・ダイを観たあとに観賞

ダニエルクレイグがボンドを演ずることについてのドキュメンタリーフィルム。構成がとても緻密にできていて、ダニエル・クレイグが演ずるボンドとダニエル・クレイグ本
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

よく知らなかった日本を教えてくれた映画

教科書でしか知らず、未だにニュースになっていても、自ら知ろうとしなかった水俣病。この映画でより深く知ることができた。

写真家として隆盛の時期を過ぎたユージー
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.4

【不完全なヒーローは不完全さゆえ愛される】

007 is just a number... みんなはそうでないことを知っている
この映画は、それだけ007と本作品がジェームズ・ボンドとしての最終主演
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空白(2021年製作の映画)

3.8

きっと監督は、物を言えない人達に焦点をあて、その人達に寄り添いたかったのだろう。

主張できる人として登場するのが古田さん演じる主人公添田、そして寺島しのぶさん演じる、人を助けることで自己効力感を得て
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シンデレラ(2021年製作の映画)

4.0

最高に楽しい映画 ミュージカルが好きな人にはピッタリ
ポジティブにハッピーになれる

TLや他の方々のレビューを観て観賞
シンデレラの本筋を変えずにに女性の地位を限りなく向上させて、多様性を尊ぶ映画と
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

チャレンジ精神旺盛な映画
なぜなら、ゲームの世界とリアルな世界をシンクロさせようとしたところ
そして単なる面白い映画で終わるだけではなく、生きることへの賛歌であると同時にAIについての本質を描いたとこ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

なんとも言葉では表せない作品である。
劇中劇を使うことで、主人公家福の心情がより強く映しだされる

主人公の家福もドライバーのみさきも心に呵責を持って生きている。家福は愛している妻である音が他の男と寝
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

濱口監督の商業映画デビューともいえる映画であるので、ドライブ・マイ・カーを観る前に、監督の映画を観てみたいと思い観賞

一言で言えばわかりにくい映画である。すべての人が朝子や亮平や獏に感情移入できると
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HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016年製作の映画)

3.1

なぜ、この映画を観たか、理由は1つ、鈴木亮平さんと柳楽優弥さんが出ているから。

映画「太陽の子」の黒崎監督が、主役を決めるにあたって、柳楽優弥さん出演の映画で印象が残っているものとしてあげていたのが
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

3.2

鹿児島県阿久根市が舞台の家族でない3人が家族になっていく映画
阿久根に行ったこともあり、肥薩オレンジ鉄道にも興味があり観賞。

孤独だった有村架純さん演ずるあきらは、子連れの男性とスーパーマーケットで
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.0

ほっこりする心温まる映画。
気難しい変わり者で街の人からも嫌われているヴィンセント。そこの隣に越してきた母と息子。優秀なこの息子オリバーとヴィンセントの心が通い合う物語。

金が無いヴィンセントはオリ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.5

予想を良い意味で裏切るハッピーエンドでポジティブになれる映画
精神の病があったとしても、お互いがお互いをいたわり、足りないところを二人で埋めていくことで、人生を取り戻せるというメッセージを受け取ること
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誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.8

サスペンスのようでいで、人間の業を描くヒューマンドラマの映画
前半の結婚式が終わり、べネロペクルスの娘が誘拐されるまでの人間関係の描写が詳細でうまい
しかし、全ての登場人物の表情や伏線を捉えるのはなか
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

息抜きに何も考えず、しかもポジティブになれる映画ということでアマプラで観賞
思いの外、おもしろくてポジティブになれた
おばかな二人がなんとも愛嬌があって、そのへこたれない態度と底抜けのポジティブさに共
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

4.5

今だからこそ観るべき映画。8月6日というこの日に公開されたこと自体に意味がある映画であり、観る人の数だけ多くの捉え方ができる映画。
つまり映画自体に余白があり、観客の想像力に委ねる映画ともいえる。
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

とにかく元気になれる映画。色で言えばオレンジであり、ビタミンパワー炸裂で元気をもらえます

ミュージカルを単に映画にしたと思ってはいけないこの映画、映画ならではのアングル、大人数のダンスの迫力とすばら
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

2.9

だまし合いのコンゲームの映画
コリンファースとスタンリートゥッチ見たさに観た映画だが、2人の無駄遣いともいえる

コリンファースが絵画鑑定士であり、自分の雇い主をモネの贋作を売ることで欺いてお金を手に
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.7

派手なところが何もない映画です
でも、悲しさだけではない愛情の温かさと深さが心に残る秀作です
イギリス映画らしい、とても大好きな映画です

サムとタスカ-のカップル。サムはピアニストでタスカ-は作家。
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

すごくポジティブにハッピーになれる映画。

雇われ天才シェフは、いつも同じ評判の良いメニューを作れというオーナーの命令に従って料理をつくっていたところ、批評家にズタボロに批評される。そしてSNS音痴の
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.5

アレサ・フランクリンのライブを鑑賞するための映画

教会でのライブレコーディングを映像にしたもの。
勿論 アレサ・フランクリンは知っていたが、ゴスペルというものがどういうものかいまいちわかっていなかっ
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フォー・ウェディング(1994年製作の映画)

3.0

ヒューグラントを見る映画。
ヒューさまが若くて素敵。そして、いろいろな女性に気に入られるけれど、優柔不断なところもヒューグラントの個性と相まって役がはまっている。

しかし、映画そのものは冗長すぎる。
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.0

ココシャネルの母が亡くなって父に孤児院に預けられてから、成人になりBarで歌うようになり、その後貴族の愛人となってからデザイナーとしての成功までを描いた映画。

女性が働くということが考えられなかった
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

痛快な映画、テンポよく進んでいって安心してみて居られる。
そして、ドレスやジュエリーがきれいで女性は楽しめる映画です。

女優陣の中では、やはりサンドラブロックがいいなあ。いつまでたっても若い、そして
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.8

バカバカしくて良い。
しかし、それぞれの俳優が個性際立つ映画、そして俳優陣がとっても豪華!
小栗旬さん、菅田将暉さん、柳楽優弥さん、吉沢亮さん、中村勘九郎さん、長澤まさみさん、キムラ緑子さん、ムロツヨ
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

今までディズニーの映画を観てこなかった。理由は2つ、1つは善と悪のような2項的なわかりやすい対立軸で描かれる映画に深みはないと思っていること、そしてアメリカから見た世界観を映画を通じて押し付けられるこ>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.5

下北沢は知らない。でも映画を観て街が魅力的であり、それがそこでの生活を魅力的にし、人を魅力的にすることがわかる映画。
映画全体を通じてのゆっくり感、それぞれの人が街にある映画、古本屋Bar、舞台、古着
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

2.5

美しい女優陣、美しい風景、それらを堪能するにはいい映画である。
しかし、女優陣の無駄遣いといったところだろうか。

ひと夏のバカンス、アバンチュールの3つ巴の恋愛である。映画そのものに深みはない。何を
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

アンソニーホプキンスのアルツハイマー患者としての記憶をベースに映画が語られる。なので、彼が認識した記憶、信じている事実と本当に起こった事実が入り混じって映画が進むので、わかりにくい。何が真実だったのか>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

今泉監督らしい映画。どこにでもいる人によるどこにでもある恋愛を丹念に描く。

マモルみたいな男、いるな、テルコみたいな女いるな、と思う。マモルみたいにかっこよくなくて(成田凌さんだから十分かっこよいが
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

ジェントルメンを観て、ガイリッチーの世界観を観たくて観た作品。
相変わらず、ガイリッチーならではのアメリカではないイギリス独特の世界観が出ている爽快スパイ映画。楽しめる

アクションも面白い。アパート
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

ピアノをめぐる4人、これを映画にしたのはすごい。
本当のピアニストのような演技、、、

特に松岡茉優さんの演技がスゴイ。万引き家族、劇場につづいて彼女の映画の3作目の鑑賞となるが、本当にうまいし、目力
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