丸さんの映画レビュー・感想・評価

丸

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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

完全犯罪は、そう簡単にはいかないよ。
登場人物達の犯罪に対する向き合い方が良くも悪くも未熟で、そこから生まれる泥臭さが、中盤までは、見ていて滑稽で楽しかったが終盤にかかって、犯罪を行うという事への恐怖
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

クリエイターの劣悪な作業環境は、さすがに今の時代では無いだろと思いたいけど、実際どうなんだろう?、あの環境での作業は、かなハラハラする。
登場人物達のメンタリティーや、作品に対する気持ちにフォーカスが
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伏 鉄砲娘の捕物帳(2012年製作の映画)

3.8

作風を掴めないまま始まって、やっとこの映画の楽しみ方が分かってきた頃、また色を変える。良く言うとジャンルレスで楽しい、悪く言うと何がしたいか分からない。個人的には、楽しめた作品です

犬王(2021年製作の映画)

4.6

無国籍な音楽に乗るアヴちゃんの声は、女王蜂のアヴちゃんとは違った一面を引き出していて凄く好き。
表現という事に対する熱量が、どのキャラクターも人並み外れていてそれがスクリーンを超えて感じられる、音楽と
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樹海村(2021年製作の映画)

3.5

・誰かに守られて生かされているのかもしれないのかなって思った。
・クリーチャーのデザイン、今までに無い感じで良い。
・死人の美術良い
・画角で怖がらせるの好き
・何かが人に絡み付くフェチに目覚めかける
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

-

この映画を星の数で評価したくない
観賞後のこの感覚、この気持ちを表す言葉を私は、まだ知らない。
形にも言葉にも出来ない、体の奥深くで何かしらが動き出すような、それは悲哀でも共感でも憎悪でもなく、私の知
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

メタ構造なのかそうでないのか、考え出したらキリがないけど、たぶんそういった考えこの映画に持ち出すのは無粋なのかなと思った

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.2

画面構成怖すぎ
ついてくるそれだけのはずなのに何故こんなに怖いのだろう。結局、やみくも驚かしたりするより、ただついてくるという現実でもひょっとしたらあり得る様なリアルな恐怖感が一番怖いのかなと思った。
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

もう一度、自分の足で外に出たいなと思える。目に映るものが全て新鮮で、香る空気が心地いい。そんな地球にまだ期待していた時代にもう一度戻りたいと思う。この歳になっても世界に期待したいな

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

爽やかさ全快。
小松菜奈の漫画からも飛び出してきたかの様なヴィジュアルは、漫画実写史上最高の完成度。
好きという気持ちは、もどかしいものだと思った。もう三度見たいなと思う

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こういう事って誰にでもあるのではないかと思った。記憶は、美化されるし。他人は、自分が思っている人物とは違う。自分を思ってくれる人と生活を共にするという落ちは、現実的で府に落ちた

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

音楽の良さが際立っていることで、他の粗目立つ。
サマーウォーズの方がネットリテラシー高いなと思った。
こちとら、ネットリテラシー低すぎ問題を抱えたまま終劇。
Uのデザイン好き
サマーウォーズから10年
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

夏と少年ってなんでこんな綺麗なんだろう。
忘れられない古い記憶をなぞる様な感覚になる。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3

自分の帰る場所があって、待っててくれる人が居るってどれだけかけがえのない事なんだろうって思う。月並みだけど家族の大切さに、改めて気づけた

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

作品のバックボーンはさておき。
本編はすごく好き。社会の風潮に流されず一対一でお互いが交流してる様を見てるだけで、かなり心がほぐれる感じがする。見習わないといけないと思った。
作品には関係図無いけど先
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これだけの規模で絶対的負けを描ききるマーベルの懐の深さには、とてつもなく大きな凄みを感じました。

劇場版 フリクリ プログレ(2018年製作の映画)

4.3

OVA板の魅力や面白さには、勝てないながらも、面白くない訳でもない。
まず、この年にプロメアを見れたことに喜びを感じ、感謝したいと思った。

千年女優(2001年製作の映画)

4.2

こんな人生の送り方、思い方が理想なのかも。なんて錯覚してしまう程に美しい

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

恐怖の正体は、意外と近くにいる。
それは、他者かもしれないし、自分自身かもしれない。いずれにせよ、最後のシーンで考えることは、人それぞれあるのではないかと思う

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

ウェス・アンダーソンのセンスが強く輝いていた。
よく日本人が抱くハリウッドで描かれる日本への違和感に一つの答えを提示してくれた作品。
信頼しあえる関係というものは、たとえ人間でなくても安心するというこ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

バットマン映画の中で一番好き
衣装が現実的なデザインバットマンの異質さをより際立たせていた。
リドラーに振り回されっぱなし。
音楽が好き。画面に登場するキャラクターの動きに合わせて音量や旋律が躍動する
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セブン(1995年製作の映画)

4.6

ブラッド・ピットとモーガン・フリーマンの掛け合いが見れることが嬉しい。

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