あもすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

あもすけ

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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

夢の中の自由さとかままならなさとか寝起きのなんともいえない気分とかまとめてグンニャリ味わえるアニメーション表現。すごい。

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.8

打ち鳴らされる打楽器のリズムで原始的な闘争本能が掻き立てられて、闘う者の表情をスローでじっくり見せられ引き込まれ感情移入完了、格闘術の打撃音が太鼓の乱れうちのごとくドルドル鳴ってて首の後ろが熱くなりっ>>続きを読む

黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

3.6

ハラハラして一喜一憂しながら観終えた。思わず一緒になって歯を食いしばって力を込めてしまったり、終盤は特にのめりこんだ。浅野忠信の風体がたまらん。野次馬を掻き分けていった後のあの場面とかたまらん。あと大>>続きを読む

莫逆家族 バクギャクファミーリア(2012年製作の映画)

3.4

息切れするほどの激しい喧嘩シーンと五十嵐の凄み。終盤の見た目でもうざわついた。

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.9

主人公の目が印象的。光と影も印象的。引き込まれたまま横からガツンと殴られるような展開に何度も声を上げてしまった。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.5

冒頭のオープンフィンガーグローブに燃えて終盤の大乱戦に燃えた。アジト感も心踊る。

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

上から見下ろして難しい言葉で偉そうなことを言ってくる奴を相手に、やってくれた。最高の場面。おちょくりながら本気の言葉で眼光鋭く。最高。

カルト(2012年製作の映画)

3.8

突き抜けた人物の魅力。ネオの登場した瞬間から全部持っていくパワー。設置したカメラを確認しながらザバッとポーズを決めた場面からしばらく笑いがとまらなかった。

殺人ワークショップ(2012年製作の映画)

3.0

実践的な練習をしてもやっぱり本番は違うな。江野さん良かった。最初のほうは無茶なことをサラッと言って噴き出してしまうんだけども、サラッと言うのは無茶だと思っていないからで、どこまでも本気だからなんだな。>>続きを読む

オカルト(2008年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

かなり面白かった。江野くんの存在感、白石監督との関係、儀式の準備中突然やってきた栗林さんにバレてはいかんと慌てる場面とか最高。儀式直前の江野くんの表情になんであんなにグッとくるのか。飲み会のとこでは最>>続きを読む

喰女 クイメ(2014年製作の映画)

1.5

中盤ついにきたか、ここから地獄絵図が、と高まった期待のやり場に困った。

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

3.6

チャックノリスとの対決、武道家精神にグッときた。絞めたときの顔が。闘いの前のウォーミングアップのところとかジックリ二人の対決への期待感を煽って闘いもしっかり見せてもらえてたまらん。最初の無声映画的なコ>>続きを読む

ノロイ(2005年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

松本まりかが正気に戻った瞬間の気持ち悪さが。正気に戻ったんだと判断できるまでの十数秒が。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

4.0

最高。血が滾る。全編ほぼ流れ続ける音楽でアガる。アクションもかっこいいしラップももうどうしようもなく気持ちが煽られてじっと座ってるのがもどかしくなる。清野菜名さんのファンになってしまう。竹内力さんのと>>続きを読む

バトルフロント(2013年製作の映画)

3.0

父娘だけでなく色んな登場人物が少しずつ掘り下げられて終盤グッときた。下からの三角締めを持ち上げて叩きつけたりフロントネックロックで締めたりの攻防熱い。

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.4

冒頭のカーアクションで気持ちがぐわっとあがる。ナイトライダーの容姿と車の修理屋のオッチャンのキャラが好み。

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.5

刺激の強いような場面も含めてユーモラスで楽しかった。自分の内側の奥のほうを震わされた。大人になったはずが自分の内面のこの感じはなんなのかと思っていたが、年老いてもそんな感じなのだな。

怪談新耳袋 殴り込み!劇場版<魔界編 後編>(2013年製作の映画)

3.7

これは怖い。画面の中で発狂する大人たちの姿に腹を抱えて笑いながらもずっと背筋がひんやりしている。二つの要素が交互ではなく同時に味わえる。親切な島民に疑心暗鬼になってしまう場面、あれは確かにビビるよ。身>>続きを読む

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.9

ダイナミックなアクションも感情表現もパンモロも渾身のアニメーションだった。キスショットは表情も座る姿もフラフラする足もとびきりの愛くるしさ。愛くるしくなる前の駅の場面は最高だった。状況と状態と往生際が>>続きを読む

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.8

かっこいい。一対多、対日本刀でのヌンチャク。ブルースリー作品を観るのがまだ二本目でヌンチャク作品は初。ヌンチャクの演舞的なものは見たことがあったりしてイメージが浮かんだものの闘いとなるとどんな感じだろ>>続きを読む

怪談新耳袋 殴り込み!劇場版<北海道編>(2012年製作の映画)

3.5

平山夢明という人は恐ろしいことをサラッと言う人だ……そのせいで体を張る羽目になったギンティさんたちには申し訳ないけど平山さんありがとうと思うほど笑った。「それギンティやれ!」恐ろしい。

怪談新耳袋 殴り込み!劇場版<東海道編>(2012年製作の映画)

3.5

観たときには残念ながらうおーと思える成果は無いように感じた。でも少し経ってから自分が見たがる成果について少し考え直したりもした。どうしようもなく馬鹿なことをする大人が面白かった。フリースタイルコックリ>>続きを読む

キャビン・フィーバー ペイシェント・ゼロ(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

腐った皮膚を毟りあう女の闘いは凄かった。免疫力を持ったおじさんが自由を奪われながらもこのままじゃすまねえぞというあの感じは自分もそうありたいと思った。

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.1

初ブルースリー作品。足の裏?を当てるような蹴りのスパーン!という音が気持ちいい。身体のバランスが良すぎて凄いなー。歩いてるだけでもう安定感が違うもんなー。かっこいい。強くなりたい。

クソすばらしいこの世界(2013年製作の映画)

3.4

国家間や人種間の溝による胸糞悪いストーリーかと思いきやそんなでもなかった。登場人物は白人兄弟も学生グループも良かった。日本人の中に韓国人が一人という何かデリケートで微妙なイザコザに発展しそうな設定なの>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.5

フェイクドキュメンタリーの手法でマンガみたいな世界をみせてもらえるというのはなんと楽しいものだろう。馬鹿馬鹿しくて熱い。

恋の渦(2013年製作の映画)

3.8

腹の探りあいでみんな大変だなと思った。だんだん妙な愛着がでてきて中盤過ぎくらいからもう誰が何をやってても可笑しくてしかたないゾーンに突入。そして自分の過去の痛いところも時々突かれて叫びたくなり、あとタ>>続きを読む

MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.2

マッドが最初にこっちを向いた顔でもうやられた。かっこいいなー。大人と少年二人というよりも対等な男同士の関係でよかった。女にエリスがまだ14歳だと軽くあしらわれる場面があるだけになおのこと。情けない部分>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

ふとした瞬間に感傷的になりかけるけどカラッとしたパンクロックで吹き飛ばされる。演説と乱痴気騒ぎでテンションが上がる。悪い奴らだよ。生命力がありすぎだよ。ギラギラしてた。

デッド寿司(2012年製作の映画)

3.2

くだらねーと思いながらも馬鹿負けして笑ってしまう。炙り寿司だったーとか負けた。武田梨奈さんのアクションのかっこよさと笑顔の可愛さ、そして松崎しげるの笑顔の可愛さ、破壊力。寿司ネタのプルプルする感じもア>>続きを読む

ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

刑務所で面会した兄貴の眼と、ラストのカヨちゃんの顔がよかった。カヨちゃんのキャラクターは凄い。首に抱きついたりする場面とか、三人で身を寄せ合って眠る場面とか、いろんなところでカヨちゃんのキャラを意識し>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

麻生久美子さんのエピソードに区切りがついて星野源がかかったところで心のエンドロールが流れてしまうくらいに麻生久美子さんが最高だった。重いと言われて泣きながら縋りついて出る言葉はいじらしさどころじゃなく>>続きを読む

ゴッド・ブレス・アメリカ(2011年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ぶち切れてヤケクソになってもうどうでもよくなったオッサンが女子高生と人を殺しまくる映画だと思って観たらそうじゃなかった。最後の最後に真相を知りとても気まずい沈黙に包まれたフランクの顔よ。本当にもうどう>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.6

最後の母親があまりにも完璧すぎて面白くて笑いが止まらず。チャーリーの戦車とか食卓での姉弟の感じとか好きだし、あとは家を囲む奴らが笑ってしまうほど濃くて怖すぎる。そしてやっぱり何よりラストが大好き。手際>>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.5

怒声と銃声とエンジン音の圧迫感に怯みながらのめり込む。家族内の不穏さとか、空気で伝わってくるのがこわい。胸糞悪い場面で溜まったものを解放するような展開に引き出される自分の中の暴力性。やってしまえ!と心>>続きを読む