たくさんの映画レビュー・感想・評価

たく

たく

古今東西の映画をバランス良く観るようにしています。
観る作品は監督で選ぶことが多いです。

映画(274)
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.5

夫と息子を爆破事件で殺されたカティヤが裁判で犯人側と争っていく話。
夫の犯罪歴から犯人との繋がりを疑われたり、カティヤの薬物使用歴から裁判での証言能力を疑われたり、加害者より被害者が理不尽な扱いを受け
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.6

こじらせアラフォー女子の痛い話で、寺島しのぶの演技力が際立ってた。
南果歩も良かったし、役所広司はこういう朴訥な役がいいね。

会社でもらった菓子を引き出しに溜め込んじゃうのは自分も同じことしてるので
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.0

画面酔いで撃沈。
ずっとビリー視点で画面がグラグラしてるので、ほとんどスクリーン見てられなかった。
音も、ビリーにはそう聞こえてるんだろうなっていう演出がリアル。

言葉が分からない空間に一人閉じ込め
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

前作はエンタメで面白かったのに、本作はストーリーがややこしくて全然入って来ず、演出も退屈で乗れなかったなー。

1926年が舞台になってて、グリンデルバルドがヒトラーみたいな選民思想を披露しながら第二
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あん(2015年製作の映画)

3.3

一見、どら焼き店をめぐる師匠と弟子モノで、前半の腐った永瀬正敏の演技が樹木希林に負けてないのが良かったんだけど、中盤からちょっとテーマ入って説教臭くなったのが冷めちゃったかな。

桜のシーンと、あんを
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

冒頭から専門用語が飛び交う世界観が訳分からず頭抱えちゃって、最後まで観られるのか?ってなったけど映像と音が素晴らしくて引き込まれたし、コワルフスキーのサブエピソードが最高だった!
ちょっと「フィッシャ
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へレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

これ予告編がズルいなー。
妹さん確かに怖いんだけど(=舌打ち音)、チョイ役っちゃチョイ役だったし。
トニ・コレットの顔芸に笑ってしまったよ。

「ローズマリーの赤ちゃん」系の悪魔崇拝ホラーだね。

キックス(2016年製作の映画)

3.7

分かりやすい少年の成長物語で、盗まれたスニーカーを取り戻す執念が「自転車泥棒」みたいだった。全編スローモーションばっかりでタルいなーと思ってたらラストは感動!

スニーカーの赤色は血の色で、イニシエー
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裸足のイサドラ(1968年製作の映画)

3.8

アメリカの名ダンサー、イサドラ・ダンカンの生涯を晩年の彼女の回想形式で描いてて、若い頃とを演じ分けるヴァネッサ・レッドグレーブが素晴らしい。
冒頭、少女のイサドラが芸術と真実に人生を捧げると宣言して両
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

時間が短くて軽く楽しめた。
ピーターラビットの原作は全く知らなくて、昔のCMとかQUOカードのデザインのイメージのみ。

おとぎ話のパロディになってて、冒頭でミュージカル風に始まるのをすぐぶった切って
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.0

ほのぼの人情モノのタクシー運ちゃんの話が寅さんみたいな感じで始まって、ドイツ人記者を光州まで運ぶドタバタロードムービーかと思いきや、軍部の民衆弾圧に巻き込まれていく展開が恐ろし過ぎる。
‘80年に光州
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.3

喪失を乗り越える物語と静かな演出が「ハナレイ・ベイ」に似てたけど、ちょっと薄かったかなー。
3年の時の流れを「カサブランカ」のアズ・タイム・ゴーズ・バイに象徴させるのが少々鼻に付く演出。

朝倉あきは
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ギャングース(2018年製作の映画)

3.8

少年院で知り合った三人が人生をやり直すためタタキ(強盗)で金稼ぎする話で、三人の落ちこぼれ感が同監督の「サイタマノラッパー」思わせたね。
犯罪映画に姿を借りた青春モノで、不幸な生い立ちを吹き飛ばすため
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.0

ものすごく評判高いので観たけど、自分には合わなかった…。

戦後‘60年の不穏な台湾が舞台で思春期の青春をベースに女の怖さと男の愚かさがベタなのはいいとして、段取り演技に棒読みセリフが4時間は長すぎて
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.7

終盤めっちゃ泣けた。
脳死をどう考えるかっていう重いテーマに科学技術の可能性が示されて、ちょっとホラー展開もあってドキドキしたね。

母親の愛は狂気にもつながるっていうのはいろんな映画で描かれてるテー
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

観終わって、え?え?ってなった。
よく分からないけど、見つけられなかったのと見つけられたのと2パターンの話。

幽霊が感情を露わにしたり幽霊同士会話したり、人間的なところがお茶目だった。

驚いたのが
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.5

冷めきった夫婦の息子が失踪する胸糞悪い話。
互いに浮気してて息子に対する愛情がないのを夫婦喧嘩の際に息子に聞かれちゃって、その時の息子の絶望の表情が忘れられない。

お互いの浮気相手とはうまく行ってる
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.7

トランプ大統領の誕生を通してアメリカの民主主義の危機を描くドキュメント。

大統領批判というよりアメリカの政治制度そのものの欠陥にスポットを当ててたのが良かったな。
政府は国民に手を差し伸べないんだと
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

今年170本目。

伝記モノとしてけっこう普通だったけど、クイーンの曲の力でとにかく魅せる!
レコーディングシーンはゾクゾクしたし、全編クイーンの曲だけで余計なBGMがないのが良かった。

本編で描か
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

ハン・ソロがまさかスピンオフになる時代が来るとは…。
スターウォーズ・サーガの本筋とあまり関係ない彼の人気はヤクザな色気あってこそで、本作はその点キャラ違いだけど娯楽作としてなかなか良かった。

全編
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マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

3.5

冒頭から速い編集でサラッと明るく展開する生と死の話。
あえて哀しく見せないように作ってるけど病気は容赦なく進行する。
難病モノのほっこり百合的な友情物語は「サニー 永遠の仲間たち」を連想した。

ヒー
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.5

同じくネットの怖さを扱った「search/サーチ」が恐ろしく洗練されてただけに、本作はちょっと演出・音楽がダサく感じちゃった。ラストなんていつの時代のトレンディドラマだよ!って突っ込みたくなった。
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

まあまあかな。
前作から10年後、ペントコストの息子が廃材を盗んでイェーガーを自作しちゃうロボットオタクの少女と活躍する話。

イェーガーの戦い方が単調なので、観ててちょっと飽きてくる。
クライマック
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

ヴェノムのビジュアルがグロ美しくて良かった!
宿主と寄生体のギャップ萌え友情ストーリー。単体だとあんな弱っちぃのに共生したら何でスーパーパワー発揮するの?とかヴェノムが心変わりする理由とか良くわからな
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くたばれ!ヤンキース(1958年製作の映画)

3.5

ミュージカルと知らずに観たんだけど、ボブ・フォッシーのヘンテコな振り付けが楽しかった!
最後の集団で踊る酒場のシーンは「スイート・チャリティ」思い出した。

熱狂的なワシントン・セネターズファンの老い
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アタメ(1989年製作の映画)

3.5

あー良かったねー、ってなるかい!

絶倫ストーカーのアントニオ・バンデラス(若い!)がウィリアム・ワイラーの「コレクター」みたいに女性に執着する怖い展開で、一方で彼女を捕まえておけない下半身不随の老映
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

めっちゃ面白かった!
前情報を一切入れずに観て良かったなー。

中盤に来て、え?もう終わり?と思ったそこから話が展開して、最後また新たな展開で驚かされた。
やり過ぎちゃうお父さんが「プリズナーズ」だっ
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

4.2

セリフじゃなくて映像に語らせるのが良かった。それだけに、冒頭の一連の流れで何が起こったか分かるのにタイトルインのナレーションで説明しちゃうのは要らなかったかな(後で分かったけど、これは原作の冒頭の文章>>続きを読む

冬のライオン(1968年製作の映画)

3.7

12世紀プランタジネット朝下のイングランド王国。
ヘンリー2世と王妃・息子たちとの権力争いが凄まじく、駆け引きに継ぐ駆け引きで何が本心なのか策略なのか訳分からなくなってくる。3人の息子の謀反がリア王み
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

冒頭食事シーンの母親の口周りのだらしないセクシーさとか、モノローグで母と息子の関係になれないだとか、これは近親相姦のタブーなのか?と思ったらそうじゃなくて思春期の葛藤だった。
母が先に事実を知ってしま
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.0

ハリウッド音楽礼賛映画。

大好きなバーナード・ハーマン、ジョン・バリーは前半で軽く取り上げられただけで、中盤はジョン・ウィリアムス大絶賛(大好きだけど!)、後半はビジネス映画最前線の技術的な話に終始
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あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

4.0

「時間」とは概念に過ぎないのでタイムトラベルモノには必ず矛盾が出るけど、本作は話の作り方が上手くて惹きこまれたのであまり気にならなかった。
タイムトラベルを「過去の自分と向き合う」っていう普遍的なテー
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やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

3.8

地味ながら心に沁みる一本。
第二次大戦直前から終戦までのドイツを舞台に、老夫婦に養子として引き取られたリーゼルの成長を描く。

映像がイギリス映画っぽいなーと思ったら監督さんがイギリス人なんだね。
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カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

4.5

なんか凄いものを観てしまった‥。

田舎の美人女子プロレスラーのコンビと腕利きマネジャーの泥臭いアメリカンドリームで、冒頭から演出なのかガチなのかとにかく試合の迫力に圧倒された!
こないだ観た「パパは
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友罪(2017年製作の映画)

3.5

過去に犯した罪を背負って人としてどう生きて行くかって話で、ちょっと説教くさくて暗〜い映画だった。
主演二人の関係性は「羊の木」に似てた。

瑛太が役にハマってて素晴らしい。たぶん今まで泣いたことが一度
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クロエ(2009年製作の映画)

3.5

夫の浮気の疑いから娼婦を雇って夫を誘惑させたことがきっかけでややこしい事態を招く女医の話。
関係がこじれて行く終盤の展開がサスペンスのようでサスペンスでない、何とも変な感じだったな。

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