たくさんの映画レビュー・感想・評価

たく

たく

古今東西の映画をバランス良く観るようにしています。
観る作品は監督で選ぶことが多いです。

映画(184)
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.5

数十年ぶりに鑑賞。
戦後イタリアのどうしょうもない貧困。
盗まれた自転車を探す執念がだんだん狂気に満ちてくるのが怖かったね。

貧困生活で大事な財産を奪われる展開は今井正監督の「どっこい生きてる」に似
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.2

才能あるけど自己中な中年オヤジと天使のような若い女性の話で、「スローガン」そっくりだった。まあゴダールは極端だけど男は多かれ少なかれこういうとこあるよね。
タイトルの出し方やら章の区切り文字やらゴダー
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.3

最初の神話のシーンで入れなくて、あんまり集中できなかった。
国際社会の中で王としてどう振る舞うかとか、貧困の問題とかいろいろな社会問題をエンタメアクションに詰め込んできた感じ。
泣けるエリック・キルモ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.5

スティーブ・カレルが本人そっくりなのにまずびっくり!
テニスのシーンがけっこう地味であまり盛り上がらないんだけど、「セクシーズ」に込められたもう一つの葛藤が重いテーマだったな。

ビリー・ジーンはマイ
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

ぶっ飛んだ設定の純愛パンクSF?
特撮をほとんど使わずシュールに異次元を感じさせる映像が「時計仕掛けのオレンジ」みたいだったなー。
宇宙人なのかカルト宗教なのか最後まで分からないのが怖かった‥

エル
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

めっちゃ良かった!
ネタバレは一切出来ないけど、とにかく映画愛にあふれてて面白くて、連日満席なのが納得。
ぜひ劇場で観ることをお勧めします!

わがチーム、墜落事故からの復活(2018年製作の映画)

4.0

まさにタイトルそのままで、2016年の飛行機事故でメンバーの大半を失ったブラジルのサッカーチームの再建を描くドキュメンタリー。
自分はサッカーファンじゃないけど、悲劇のくだりは涙が出たし、復活に至る過
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.5

結婚式の準備から本番までの1日のドタバタをクスッと笑える小ネタでつなげていく感じだった。
結婚式はあくまで舞台であって、本質はフランス映画らしく男女の恋模様。
イケメンの新郎がけっこうイタいキャラだっ
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ステラ・ダラス(1937年製作の映画)

4.2

奔放で派手好きなステラと知的で上品なダラスの釣り合わない結婚から生まれた愛娘の話で、母娘の愛情にもう号泣したね。

世間の噂からステラがある決断をするんだけど、バーバラ・スタンウィックの前半と後半の演
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

才能あるバレリーナのドミニカがやむを得ぬ事情からスパイになる少々強引な展開から人心掌握術の才能を買われて米ソの駆け引きに使われるんだけど、こういう込み入った話は苦手で何がどうなってて結局どっちがどうな>>続きを読む

情婦マノン(1948年製作の映画)

3.2

男の性(サガ)として魅力的な女性に翻弄されるよねっていう話かな。
主演女優さんにあまり惹かれなかったのでイマイチ説得力が‥(汗)

アラン(1934年製作の映画)

4.0

サメの捕獲で生計を立ててる一家のほんの日常を切り取っただけなんだけど、大自然の驚異を圧倒的に見せつけてくる映像の迫力がすごかった!
押し寄せる波の美しさと怖さ、「ジョーズ」もかくやのサメとの格闘シーン
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

「レディ・プレイヤー1」で本作へのオマージュがあったので数十年ぶりに再鑑賞。
パンフォーカスとか画期的な映像手法を色々取り入れてることで有名だけど、今は当たり前の技術になってしまっているのでその点の驚
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.5

舞台劇を思わせる会話の応酬と長回しの多用で、ケイト・ウィンスレットがとにかく喋りまくる。彼女は「リトル・チルドレン」でも鬱屈して浮気する妻を演じてたな。
この神経症キャラは、最近だと「ブルー・ジャスミ
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

4.2

いやー良かった!
在日1世の怒り、苦しみ、哀しみを赤裸々に描いてて圧倒されたな。
それらは全て時生の叫びに凝縮されてる。

すごいのはシリアスから瞬間的に爆笑に変わるシーンの連続で、お涙頂戴の人情モノ
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

冒頭から主観カメラで人を殺しまくる擬似長回しに何が何でも観客を取り込んでやろうっていう制作陣の熱さを感じたね。
その後は母性愛とか禁断の恋とかベタな展開があったりして、終盤はまた長回しアクションで円環
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.3

「我輩は猫である」を思わせる飼い犬の一人称語りで、ドッグ・イヤーを活かした展開とか犬目線のカメラとかうまかったけど、感動路線が過ぎてちょっと乗れなかったかなー。
アメリカ映画でいつも感心するのは、子役
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.8

生きながら死んでる男が少女救出劇から思わぬ展開に巻き込まれて行く話。
冒頭からいきなり息苦しいビニール袋のシーンで勘弁してってなったけど、ナイフ落としとか駅のホームとか、まあリストカットみたいなことだ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

冒頭からテンション上げまくりで最後まで持つの?っていう心配もほんの束の間、ラストまで安定の出来だったね。ミュージカルあまり好きでないけど歌の迫力がすごくて圧倒された!
ストーリーは偏見との闘いや名声と
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.8

実在の森林防火隊の活躍を描いていて、部隊の格が上がったり男の成長物語があったりとか胸熱で進んで行くんだけど、終盤の展開に絶句。

森林火災の映像がものすごくて、どこまでがCGなのか全く分からず。
火災
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった!
暑苦しい感じの冒頭とか斜めったカメラワーク、ナレーションとか(これをあの方がやっていたのにビックリ!)、「仁義なき戦い」だよね。

ヤクザの抗争に警察官の師弟関係モノが「トレー
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.7

SFなのか感染モノなのか?
長澤まさみの世界の受け入れが早すぎるんじゃね?とかモヤモヤしながら観てたね。

端役の前田敦子がやっぱり演技いいなぁ。
松田龍平はこの役を他にやれる人がいないし、長澤まさみ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

意外と地味な話。
オギーが主役なんだけど、周囲の人たちそれぞれの主観でエピソードを語らせて行くのが良かったね。人は美醜に関わらず誰でも人間関係のトラブルを抱えてるってことをうまく伝えてた。

オギーが
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亜人(2017年製作の映画)

2.0

綾野剛のスカしたセリフ回しがホント無理だった。ストーリー展開も現実味が無さ過ぎて付いていけず‥。

唯一、川栄李奈の演技とアクションは良かったね。

右側に気をつけろ(1987年製作の映画)

4.0

ゴダールで一番好きかなー。
いきなり電話がかかってきて今日中に映画仕上げろってね。
黄色いフェラーリの艶やかさ、青空に飛行機雲、少女の目の前で海風でバンバン閉まる窓、なぜかテニス、足フェチ…。
これを
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陸軍中野学校(1966年製作の映画)

3.5

第二次大戦前夜の日本でエリートを掻き集めてスパイを養成する話なんだけど、歴史的背景とか政治とか全部すっ飛ばして男の冷酷さと女の愛情の対比が「妻は告白する」と全く同じ!

加東大介がこんなにセリフあるの
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

濃過ぎる化粧で完全武装した不眠症のエイミー・アダムスが夜だけ化粧落として小説を読み耽ってるのが印象的。
彼女が小説に感情移入し過ぎて物語の主人公であるかつての恋人エリオットの心情を追体験していく。この
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.2

わがままなマザコン人気ファッションデザイナーと田舎娘の倒錯した愛で、ダニエル・デイ・ルイスの演技、数々の衣装、映像、全部素晴らしいけどとにかく音楽が素敵すぎて聴き惚れた。
テーマ曲がビル・エヴァンスっ
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プロフェッショナル(1966年製作の映画)

2.5

バード・ランカスター主演ということで観たけど地味過ぎて観通すのがキツかった…。
途中、機関車と馬の追跡シーンは迫力あったな。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.8

大傑作!観終わった余韻がハンパなかった。
社会の底辺で身を寄せ合って暮らす家族の生活を淡々と描いてく展開にちょっと緩さを感じながら見てると、後半のサスペンス展開にグイグイ引き込まれて終盤は号泣。

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追跡者(1970年製作の映画)

3.9

バート・ランカスターの冷徹な感じが良かったのと同時に怖かった…。彼はアクションスター出身だけど理知的な演技に惹かれる。
法を守る執行官として徹底的に悪を追い詰めるマドックスが容赦なく、早打ちで誰も敵わ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

続編として理想の出来じゃないかな。
過激描写や悪ふざけは前作である程度慣れちゃってるけど十分楽しめた。
映画のルール破りはお約束だけどラストは度肝をぬかれたよ!

映画、特にX-MENのパロディ満載で
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

とにかく編集が恐ろしく速く、無駄なシーンが全くなかった。

話はなんということのない少女の成長物語なんだけど、良かったなー。
気の強い似た者同士なだけに喧嘩ばかりしてる母娘をメインに高校生活のあるある
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冒険者たち(1967年製作の映画)

3.8

昔観たけどほとんど覚えておらずDVD再見。

まず冒頭、レティシアの鉄くず集めのシーンが廃墟に見えてドキッとする。
やがて夢破れた3人がコンゴの海に出るところで無邪気に戯れあうのが軽快な音楽と相まって
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

キューブリック名作。
「レディ・プレイヤー1」での引用シーンがほぼ完コピで大興奮!

ホテルでのダニー目線のステディカム撮影が本当に怖くて双子姉妹はトラウマ。
不気味なBGMはバルトークの「弦楽器と打
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砂の器(1974年製作の映画)

3.8

わずかな手がかりから地道に捜査を続けていく様子を丁寧に描いていくのが良かった。松本清張の原作がいいんだろうね。
島田陽子がめっちゃ綺麗で、ちゃんと乳出しするのは今の日本の女優さんに見習ってほしい。
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