レイチェルさんの映画レビュー・感想・評価

レイチェル

レイチェル

ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

3.6

次男(3歳)が生き別れ、その顛末。

親が目を離したせいだ。と、直後に責めてほしかったのではないかな。自分でわかっているのに周りがみんな同情ばかりで責めないから余計に辛い母親。

数年後に責められた時
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.2

ルイ・マル監督の自伝的作品とのこと、『さよなら子供たち』というタイトルは子供時代の無邪気さにお別れしてひとつ大人になる話かと思った。

ある意味そうなのだけど、このセリフはある人の深い悲しみと怒りと祈
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

4.2

最高過ぎて連続2回鑑賞。ポップでキュートなラブストーリー。野菜嫌いの人喰いオトコがベジタリアンに恋して胸キュン。

ベジタリアンの彼女が飼っている食虫植物はどう見ても『リトルショップ・オブ・ホラーズ』
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スペル(2009年製作の映画)

4.0

サム・ライミ監督は『死霊のはらわた』が大好きすぎて困ります。今作も最高。

銀行の融資係の女性が謎のオババに恨みを買い怒涛の呪いにやられる話。オババ、生きてる時と死んでからの区別がつかない。

呪いを
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カーター(2022年製作の映画)

3.0

記憶がないまま少女を守るイケメンマッチョの超絶ドドドドド派手なアクション映画。

韓国北朝鮮問題に人為的なウイルスによる恐怖。アメリカの介入。ストーリーはシンプル。

マトリックス的なスローモーション
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御法度(1999年製作の映画)

3.5

新撰組の内輪揉め、ひとりの美少年加納(松田龍平)の入隊がきっかけだった。

彼と同期入隊の田代(浅野忠信)が加納をBLの世界に。しかし、加納を狙っていたのは他にも…

上下関係が厳しそう。新人は上司の
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パラサイト・バイティング 食人草(2008年製作の映画)

3.5

短尺でわりと良かった。

食人草は控えめに攻めてくるのが良かった。やむを得ず切り落とした脚などをこっそりと引きずってお持ち帰りしたり。もう不要ですよね、と言わんばかり。寝てる間に傷口から体内に入ってき
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

4.5

男ふたりに女ひとり。美形3人の三角関係は完璧な結末に大満足。

女は衝動を抑えられない。突然炎のごとく。愛されると逃げたくなる。いよいよ逃げられたらとことん追う。その感情が唐突すぎて最高。激情型の女王
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

原作既読。かなり膨らませていた。想像するしかない点を具体的に説明していたり、設定が変わっていたり、その辺は好みの問題だけど、原作のほうが好き。

監督は演技とは何かを描きたかったのかな。別人格になりき
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死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

4.8

大傑作。お洒落な犯罪映画をやっと鑑賞。

恋人に完全犯罪を持ちかけた美女が得た物は…

戦争の英雄も絶世の美女の為なら何でもするのね。でも詰めが甘くてびっくり。アレ、片付けてないわよ!

からの、目立
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スターダスト(2020年製作の映画)

3.6

ブレイク前のデヴィッド・ボウイ。異星人ジギー・スターダストという別人格の誕生ストーリー。

彼の血縁に忌わしい病気が脈々と続いているというのは妄想かもしれないが、困ったようなはにかむ表情の真意がわかっ
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

3.6

過激な夫婦喧嘩に思いがけない飛び入り参加3名。グロの連続だけどコメディ寄りでとても面白かった。

屋根裏部屋の腹痛問題が大爆笑。

反撃、反撃、の連続で終わらないけどおじいちゃんがキメてくれて良かった
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.8

サメ映画でいちばん好きかも。自然界のサメがたまたま人を襲うのかと思いきや。

大義名分を掲げ新薬を研究開発。こんなことになるなんて思わなかったのよ、という研究者を処分してほしい。もう遅いけど。

最初
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儀式(1971年製作の映画)

4.2

超絶面白かった。あなたは誰と誰の子?相関図がほしくなる。

佐藤慶が絶大な父権をかざし親族全員を意のままに。ドロドロすぎるドラマが展開して色んな儀式がなされる。葬式、結婚式。初夜も大事な儀式。

小山
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少年の君(2019年製作の映画)

4.2

地獄の日々から救ってくれたアイドルみたいに美しい彼。本当に救われたのは愛を知らなかった彼のほうかな。

王道ラブストーリー。駄目な親は反面教師。メインはイジメ撲滅キャンペーン。余韻が残る重い展開で沁み
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いとこ同志(1959年製作の映画)

4.0

現実には嫌だけど、映画としてのラストはとても好き。FINって突き放す感じ。

田舎から受験のためパリのいとこのポールの元へ来たシャルル。口達者で社交的なポール。真面目で勤勉なシャルル。シャルルが恋した
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.8

全くそそらないジャケ。反して「すごく良かった」という涙声多数。確かにこれはとても良かった。

地区の民生係ジョン・メイ。孤独死の市民の葬儀を担当、丁寧な仕事は高尚な宗教家よりも魂を癒してくれそう。
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トスカーナ(2022年製作の映画)

3.8

トスカー

ナ、というここのジャケット笑
これじゃ何の映画か伝わらないけどトスカーナが舞台の王道ハートフルストーリー。

心に傷を負った少年が大人になってカリスマシェフ。デンマークの高級レストランを切
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オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

3.0

休暇でダイビングした夫婦に起きた悲劇。実話との事、実際には誰も見てないからそこはフィクションですね。

誰が責任取ったのか、事件発覚の後始末が気になる。責任者呼んできて!

ゴーグル忘れてヒトに借りた
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

4.2

素晴らしかった。地味な秀作。

1990年。ユダヤ人の声優夫婦がソ連からイスラエルへ移住。イスラエルはまだ国内が不安定、イラクの脅威に怯えていた頃。声優夫婦には生きづらい時代。

夫婦ってお互いの気持
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張込み(1958年製作の映画)

3.0

野村芳太郎監督、橋本忍脚本、松本清張原作のゴールデントリオはここから始まった(らしい)。

殺人事件の容疑者を追い、昔の恋人の元へ来るのではないかと佐賀までやって来た警視庁の刑事二人(大木実、宮口精二
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

ほぼ王道アクション。ストーリーは普通だけどキャストの魅力が溢れてる。

ゴズリング様はこんなに喋らないほうがかっこいいと思うけど…強すぎる。

クリエヴァ様のキャップネタ(一瞬の台詞)が最高だった。服
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エコール(2004年製作の映画)

3.5

『エヴォリューション』の監督ということで観る人を選ぶ作品。あれよりは普通、多分。

純粋寄りの変態映画ということで良いのかな。

森の中の寮にソフトに監禁されている少女たち。支配者の顔は見えず、謎の教
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情痴 アヴァンチュール(2005年製作の映画)

3.0

たまにフランス映画を摂取しなければという謎の使命感で今作!

『スイミング・プール』のサニエだから大変なことになるに違いない。

恋人と同棲を始めたニコラ。向かいの豪華アパートに住むサニエと偶然出会い
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしかった…
どのシーンを切り取っても絵画のようだった。物語はイスラム社会の慣習に抑圧されている女性のエピソード。女優さん二人とも本当に美しい。いわゆる並の美しさとは別格の内面からの。

夫を亡く
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ブロウ(2001年製作の映画)

3.8

若くして麻薬王になった実在の人物ジョージ・ユングの伝記物語。ジョニデが熱演!

タイトルの『ブロウ』はコカインの俗称。最初はマリファナ、次第にコカインを扱うように。超有名な麻薬王パブロ・エスコバルとの
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ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る(2022年製作の映画)

3.5

あーさんのレビューが気になって、気になって。

とんでもなく恐ろしいドキュメンタリーだった。
何故、助けを求めなかったのか、という場面が幾つもあり指摘されるけれど、当事者には怖くてできなかったのだろう
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.8

最近の邦画は苦手だけど斎藤工様が出ているので。オリジナルは以前鑑賞済み。あの役は誰かな、などと…

案外良かった。オリジナルの世界観を日本風にアレンジしながらも、素直に引き継いでいた。

たくみんのゴ
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

80年代に韓国からアメリカに移住してきた家族の物語。

韓国での暮らしが辛かったらしいがアメリカでも大変なことだらけ、苦労と不運の連続で最後は予想できないほど衝撃を受けた。

父親のスティーヴン・ユァ
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ラッキー・ライフ(2010年製作の映画)

3.8

『アビゲイル・ハーム』が良かったので同監督の作品を。

激動の中に安らぎと喜びがある、これが幸福な人生。ささやかな日常の幸せにキュンとしたり、悲しい出来事を引きずって思い出したり、静かに淡々と描いてい
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アビゲイル・ハーム(2012年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。有名な伝説がモチーフ。男女の設定は逆だけど。

視覚障害者のお宅に訪問して物語を読む仕事をしている女性アビゲイル・ハーム(アマンダ・プラマー←クリストファー・プラマーの娘)、誰にも見ら
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ミス・ポター(2006年製作の映画)

4.2

すごく良かった、もっと早く観れば良かった。好きな作品に出会えて嬉しい。

ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターの半生を演じるレニー・ゼルウィガーの魅力と演技力が爆発的だった。

上流階級の暮らし
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

3.8

ガス・ヴァン・サントの初期の作品。わかりやすいしテンポも良いし、すごく面白かった。

ドラッグ中毒の若い男マット・ディロン(超イケメン)。妻と友人と友人の彼女。4人で薬局を襲う。

ドラッグを盗んで高
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.0

残念ながらこの展開は受け入れられなかった。好きな役者さんばかりだけど、無理だった。

何かが違う…気がした。違和感だらけ。例えばあの選択。手紙。
ファンタジーなのかな。とても長く感じた。申し訳ありませ
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ノウイング(2009年製作の映画)

3.8

MITの教授という超エリートのニコケイの講義は面白かった。決定論とランダム理論。わかりやすい!

そんなニコケイだけど、地球規模の危険を察していつも通りバタバタする話。飛行機のアレと地下鉄のアレはかな
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.8

人の縁結びが大好きなアニャ・テイラー=ジョイ。自分は結婚しないと言うのは、寂しがり屋で寒がりの父親ビル・ナイを想って。そんなアニャが恋した相手は、やっぱり…

という恋愛模様は普通。とにかく衣装が素敵
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