りょうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

りょう

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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.4

コメディアンとして成功する為に暴走した?男の話

ジョーカーのモチーフという事でやっと見たが、さすかデ・ニーロ
こういうちょっとイッちゃってる役が多いですね
妄想と現実を行ったり来たり
というか全て妄
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.7

自分の娘が殺されたが犯人が捕まらず、その不満を警察にぶつけるべく道路沿いに看板を出した事から始まる混乱劇

母親の激しい怒りは分からないでもないが他の住民も凄い怒りのぶつかり合い
そして最後のオチが、
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アウシュヴィッツのチャンピオン(2020年製作の映画)

3.2

元ボクサーがアウシュヴィッツでドイツ人の娯楽の為にボクシングをする話

主人公のセリフの少ないこと
彼をボクサーという事に気付いた少年との心の交流もあるがドキドキするしかない状況
セリフの少ない描写も
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

なげ〜よ!
相変わらず長い作品を作る監督

リアルタイムに聞いてた訳ではないがパイオニアという事と随分安っぽい売られ方したんだなという印象だったが
その原因がマネージャーとは
流石、時代だし、働き方も
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

凄かった
本当にドキュメンタリーなのかと疑うようなロシア
「トゥルーノース」を見た時も同じ事を思ったが
ウクライナ侵攻を見てると事実だと思えるが現実と思いたくない

プーチンの裏を暴露し、反体制派とし
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ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ(2020年製作の映画)

3.0

とりあえずロック好きというだけで見に来たが
「ボヘミアン・ラプソディ」で出てきた農場がこことは
時代の流れだからしょうがないとは言いたくないが、どんどんスタジオが無くなってる
生音の面白さと素晴らしさ
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.1

冤罪となった陸軍大尉。その教官がその後、冤罪の証拠を偶然発見し、その冤罪を晴らすまでという

冤罪の根拠がユダヤ系というだけ
そして一度決めたものを覆すのは軍の威信にかかわるという理由で絶対に認めない
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

3.5

「スーパーノヴァ」と違いカミングアウト出来ずに波乱の展開を起こすという
ただでさえ同性愛というだけで受け入れられない人が未だに多いのに
確認出来ない状況も辛い

言うに言えない二人の思いがすれ違って、
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

妹の息子を預かる事になった叔父さんと甥っ子の心の交流の話
テーマとしてはよくある話だけど
やはりちょっと違いますね

大丈夫じゃないけと大丈夫!
身に沁みる
子供も大人も関係ないね
ただうるさいだけの
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.0

マッツ・ミケルセンを楽しみに行きましたが
やはり渋いですね
ジョニー・デップも見てみたかったが
北欧の至宝は最高でした

エディと魔法動物を楽しみな人は肩透かしでしょうね
今回はダンブルドアの話とは言
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

待ちに待ったギレルモ・デル・トロ!
喜び勇んで見たが、う〜ん
長い!

過去を捨てた主人公スタンが流れ着いたカーニバルで職を得
金のために技術を盗みパートナーを引き抜きセレブを騙し金を巻き上げる
そん
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.6

優しい映画

貧困を訴える無職の60代の父親
優しい息子に助けられるが妻には怒られる毎日
年齢なのかイギリス人だからなのか弁が立つ
これがこの映画のみそですね
美術館から盗んだ絵画の身代金で有料の国営
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.3

いつものキングスマンを期待して行くと完全に肩透かしをくらうが、一応シリアスな戦争映画
ラスプーチンが出たところでいつものキングスマンとなるが

キングスマンであってキングスマンではない
続編をやりそう
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リスペクト(2021年製作の映画)

3.0

ジェニファー・ハドソンの歌が最高
彼女の歌唱シーンが出る度 鳥肌が止まりませんでした
本人ご指名というのがよく分かる
ですが、映画のポスター、タイトルを見て疑問だったが、やはり作品としてのメッセージが
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Billie ビリー(2019年製作の映画)

3.0

凄まじい
三大女性ジャズシンガーの一人の伝記を書籍にする為、インタビューをしていたジャーナリストが亡くなった事により書籍ではなくインタビューの音源を基に映像化
名を成した女性ミュージシャンは破滅すると
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ホロコーストの罪人(2020年製作の映画)

3.0

ノルウェーで起きたホロコーストの話

ドイツに侵略されドイツの命令によりユダヤ人を収容所に送ったのかと思いきや自分達で行動を起こしたという
どっちもどっち
それもせいせいしてる人もいるし
収容された一
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復讐者たち(2020年製作の映画)

3.0

ユダヤ人によるドイツ人への報復の話
こんな事実があったんですね
戦争が終わった直後
自分の妻子を探し彷徨う主人公
ナチス残党を処刑しているユダヤ人組織と行動を共にし、その先にユダヤ人の犠牲者が600万
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.6

魂の叫びでした
ウッドストックのライブと同じ年にハーレムで行われたフリーライブ
数日に渡って行われたという事だから編集で一本のライブ映像になってるのかと思いきやアメリカに於いての彼等の歴史を紐解きなが
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ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.5

安楽死、尊厳死がテーマ
スーパーノヴァと一緒ですね

スーパーノヴァは大人達だけだが、こちらは問題を抱えた子供ばかり

ちょっと自由な親となんでも分かったつもりの生真面目な姉と馬鹿にされる旦那と不安定
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アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

3.5

アウシュビッツにいた若者二人が脱出し、外部に実態を報告する話

本当に運良く助けられ、その実態を報告する事が出来たという
逃げる様が長々とそして、その間の残された同じ建物の仲間の様子もじっくりと

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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.8

安楽死、尊厳死は永遠のテーマですね
人間だけが抱えるテーマ
ブラックバードと同じテーマ

死にゆく者への対応は色々

キャストがコリン・ファースとスタンリー・トゥッチなんて最強

長年連れ添ったパート
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

デヴィッド・バーンが2018年に出したアルバムのツアーを舞台化して、その舞台をスパイク・リーが映画化という
贅沢

昔、何も知らずに同時上映で見た「ストップ・メイキング・センス」その時の感動再び
最高
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.0

教会でゴスペルのコンサートを行いその音源をレコード化と映画化の予定が技術的なトラブルによりレコードのみの発売
やっと上映されたこの映画
まだ30歳のアレサの声が素晴らしく
圧巻です
2日間に渡り行なわ
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

1.0

三島由紀夫と一緒に自決した森田が楯の会に入る所から自決するまでを描いたもの

薄い 三島由紀夫が薄い
三島由紀夫という人物が圧倒的過ぎて演じるの大変だったろうな
寺島しのぶの存在感は流石

「三島由紀
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

城下町が無くなり旦那も亡くなり友達もいなくなり季節労働者で生計を立てながら放浪の旅に出る主人公

アメリカでは色々な理由で放浪する人がいて、そのコミュニティのようなものもあり、その中で友達も出来、恋愛
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

人生の大半を刑務所で生きてきた主人公が殺人の刑期を終え今度こそと真っ当に生きる為に奮闘する

やはり原作が昭和ということで現在に置き換えてはいるが古さは否めない

真っ直ぐで困ってる人がいれば助ける
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.0

絶滅の危機に瀕した未来の人類
独自の進化を遂げた生命体の調査に送り出された主人公の冒険譚

ギレルモ・デル・トロ好きは嵌るかな?という世界観
生命体の違いで言語もそれぞれ設定してあって、ちょっとグロい
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地球で最も安全な場所を探して(2013年製作の映画)

3.0

原発推進派の科学者に付いて核のゴミを捨てる場所を探す旅
反対の為の映画ではなく、現在の世界の状況と肯定と否定の意見を淡々と伝える
変に思想を押し付けられない
科学者もよく連れて歩いたな自分にとって不利
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.0

なんとも難しい
少年院に服役中の主人公は聖職者を夢見るが仮出所をし就職するはずの田舎で司祭に間違われるという
ここで疑問、何故確認しない?
時代?土地柄?

酒もドラッグもやるが聖職者には真摯に向き合
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.0

久しぶりに時間を返してと言いたくなった
夫婦の肖像画を描く為に雇われた若い画家とその夫婦の若い妻との不倫とこの時代のチューリップでの投資に翻弄される人々
妻には不倫に走りたくなる理由もあったが、恋に落
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

18世紀 見合いの為の肖像画を描く為に雇われた女性画家と その女性との恋愛模様
女性一人では生きて行くのも大変な時代
独立して仕事をしていたとしても制限、差別が激しい
だのに同性愛だなんて
そういう時
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.8

久しぶりにだっさい邦題と思ったが原題のスペシャルズもどうよ?
もうちょい原題を盛り上げるタイトルはなかったか
内容は良かったんですけどね

世界各国障害者のケアは色々大変だとは思うが無認可の自閉症者の
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.0

第二次大戦中、疎開したが一人になり家に帰るため彷徨う少年が落ち着いた先々でひどい目に合うという

退場者続出の意味が分からん
私にとっては「アレックス」や「カティンの森」の方が厳しい映像だったが
直接
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はりぼて(2020年製作の映画)

3.0

凄かった
TENETとは違った意味で凄かった
開いた口が塞がらないとはこの事
失笑の連続
まるでコントのような現実
バックの音楽がまた失笑を誘う
この音楽がある事で失笑で済んでるのかしら?とも思える
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

難解という触れ込みを覚悟して画面の隅々、セリフ一つ落とさないように観てたら、とりあえず理解出来た
が、ネットに上がってる解説を読むとそんなとこまで映像あった?と疑問が…
考え方としては間違いないが、や
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.5

前回の「星の旅人」の方が好きだが、これもまた良し

ホームレスが厳寒の夜に日中に利用していた図書館をホームレスの為の宿が満杯なので朝まで置いて欲しいというデモに巻き込まれ先頭に立ち、解決?した?

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