腕さんの映画レビュー・感想・評価 - 46ページ目

腕

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奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.5

離島で知的障害者を奴隷の如く無賃労働させていた実話を基にしたお話

離島という隔離された土地で知的障害者を拉致し、何十年も働かしていた衝撃的な事件をベースにちょこちょこ味付けしたモキュメンタリー作品。
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シュリ(1999年製作の映画)

3.6

南北朝鮮間のいざこざのお話

透明の液体爆弾を巡って北朝鮮側の敏腕スパイが韓国であれこれ問題を起こす。
思ってたよりアクションしてて、良かった。
ただ個人的に恋愛描写がくどかった。
先入観がマッチして
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.7

トンネルに閉じ込められるお話

韓国の建設事情が闇過ぎる。
いつ、次の崩壊が来るか分からない緊張感と一向に助けに来ない不安感。
携帯のバッテリーと食料も底を尽きる。

所々にシュールな笑いがあってかな
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殺人の告白(2012年製作の映画)

3.6

時効で無罪になった頃に連続殺人犯がのこのこ出てきて本書いてモテるお話

それなりの展開でスピード感もあって満足度は高め。
ただ、思ってたよりアクションアクションしてた。
もっとサスペンスバイオレンス増
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.5

日常に溶け込んだヤバめの親切があまりにも普通過ぎて感覚が狂う。
他人の心を利用してまでもやり遂げなければならない復讐が悲しすぎる。

バイオレンス色は復讐三部作の中で1番柔め。
オールドボーイでは部屋
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復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

4.0

復讐の連鎖

姉の手術費を騙し取られた聴覚障害の青年が、自分をクビにした上司の娘を拉致するお話。
愛する人を救う為に身を粉にして稼いだ金を胡散臭い詐欺師に騙し取られる辛み。
被害者が加害者になり復讐者
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.1

ヤクザ組織の座位争いと警察の根回しに開いた口が塞がらなかった。

使える駒はとことん使う警察の陰湿さと目障りな人間は容赦なく消していくヤクザ屋さんが怖い。
コクソンでファンジョンミン役の祈祷師おじさん
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人喰猪、公民館襲撃す!(2009年製作の映画)

3.4

そこそこ大きい猪が出る映画

タイトルから漂うローカル感がたまらない。
シナリオは至って平凡な猪退治映画だけど、退治方法が外道中の外道で笑うしかない。
猪の子ども達を焼いて根絶やしにした後、一匹だけ拉
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.0

わりと序盤でオチがきてしまうハプニング。どうしたシャマラン。
レグイザモ兄貴の最期めっちゃ好き。

劇場公開時、友人とダークナイト観るかハプニング観るかで言い合いになって、渋々ハプニング観て苦笑いで劇
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怪奇!双頭人間(1971年製作の映画)

2.0

謎手術で頭二つにするお話

ガタイの良いパワータイプの知的障害の男の身体に連続殺人犯の頭をくっ付けたら風紀委員に。
車でイチャつくカップルを絞め殺し、野宿するヤンキー達を撲殺。
知的障害と暮らす女の人
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.7

元刑事のデリヘル経営者がイカれサイコ野郎を追うお話

デリヘル嬢を拉致、監禁し、殺す描写が生々しい。
元締めの男が血眼になって捜査するが肝心の監禁現場が見つからない。
捜査の手助けをするはずの警察の無
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

飛び散るキンタマ、顔面に降りかかる脳みその肉片。
グロさだけが魅力じゃないオタク感むき出しな演出に感服。

雪山のショットもそうだし、ボロい小屋の隙間から降り注ぐ粉雪もそうだし、おっさんが暖炉の前で座
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息もできない(2008年製作の映画)

4.0

ろくでもないチンピラヤクザと家庭崩壊してる女子高生が知り合うお話

お互いがお互いの家庭事情を知らない奇妙な関係性が何とも微笑ましい。
暴力でしか生計を立てる事が出来ない男、横暴な兄と戦争帰りでボケて
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.2

性悪な継母と仲良し姉妹のハチャメチャ新生活(血)

妹思いの姉と継母にイジメられる妹、どこか嫌みったらしい継母、誰にも頼られない可哀想な父親。
エグいくらい不仲な継母と姉の関係性が一番ひやひやする。
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.6

世界大戦中のドイツ、3歳で自ら成長する事を止めた男の子のお話

特殊な声帯をもつ主人公オスカルが生まれてから旅立つまでの半生を語るところから物語は始まる。
第二次世界大戦前後のドイツ、人も街並みも変わ
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.7

チョコバーの万引きに失敗した女子高生がアサルトライフル担いで店を襲うお話

じゃなくてパージ反対派の議員をメインに、より政治的に、さらに過激にしたパージ三作目。
前作、前々作はルールとして政治家は対象
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.5

お人好しな性格が仇となり散々な目に合うとある男のお話

前作はとある家族が主役に対し、今作は別々の人間をそれぞれ映し、合流させる式。
これがすごく良かった。
前作はほぼ室内戦だったけど、今回はばりばり
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パージ(2013年製作の映画)

3.3

倫理観ガン無視の一夜限りの殺し合いフェスティバル

『1年で一夜だけ、ありとあらゆる法が無効になる日』という設定は大変良い。
ただただ殺せる日というだけじゃなく『浄化』という名の下で執行される立派な祝
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.8

ゴースト ニューヨークの幻のハエver.

主人公の異常なまでのポジティブシンキングとヒロインの露骨なツンデレがもどかし可愛い。
自分を殺した大企業の社長への殺意まみれの実に笑えない嫌がらせが笑いを誘
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.5

小さいライブハウスでネオナチ集団と地味過ぎる攻防戦

ちっがああああああああああああああああああああううう!!!
そうじゃないでしょおおおおおお!!!!
「ろくでもない歌を歌ったら隠れネオナチがブチ切
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.3

前半はパワータイプの変態に付きまとわれるインド版耳をすませば、後半はツッコミ所しかない男臭すぎるインド版マッドマックス。

何回でも観れる系の映画。マジで最高(語彙力低下)

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.6

漫画、アニメ、アニメ映画の攻殻機動隊は未鑑賞の状態での今作鑑賞。

極彩色に彩られたサイバーパンクな街並みに興奮した。
顔面パッカーンする芸者やら目元がポロリする研究員が居たり世界観がわざとらしいくら
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ソムニア 悪夢の少年(2016年製作の映画)

3.6

養子の息子が見た夢が現実となり現れるお話

悪夢にうなされて現れる謎の人の影や蝶のなんやらとか若干のホラー要素がある。
ちゃんと伏線も回収してるしかなり観やすい。

割と最近出てきて活躍してるホラー
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.3

怪獣のバーゲンセール!!
馬鹿みたいにデカい猿と馬鹿みたいにデカい二足歩行のトカゲのじゃれ合いがマジで最高。
他にも馬鹿みたいにデカいザトウムシ、馬鹿みたいにデカい水牛、馬鹿みたいにデカいタコ。
規格
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Coo 遠い海から来たクー(1993年製作の映画)

4.7

小さい時に観て内臓吐くくらい泣いた。
血まみれ血みどろの臓物でテンションあがるくらいに脳みそバグったけど、今観ても間違いなく泣く。
本当に良いアニメ映画だと思う。
間違いなく今1番、ディスク化して欲し
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.5

コンピューターで統制された荒廃した近未来で『ゼロの定理』の解読を依頼された男のお話。

数年前に未来世紀ブラジルを観て、あまりにも世界観が独特過ぎたため、変な監督として記憶していたテリーギリアム。
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