晩年の三島は天皇を「金閣寺」と同じように理想化してた感じがする。
自覚的に狂信していったというか。
歩み寄ろうともしてたからこそ、自害してしまったのが残念。
このレビューはネタバレを含みます
夫を愛しつつも、女優としての大成を諦めきれない妻。
夫は「妻にとっての幸せ」を理解しようとしないエゴイスト。
ただ心根は優しい男として描かれる。
お互いの幸せを願っていたはずなのに、裁判が相手の「好>>続きを読む
望月さんの仕事に対するひたむきな姿勢は素直に尊敬した。
ただ会見で批判的な質問をぶつける「正攻法」の限界も見えた。
政治家に擦り寄ってでも情報を取る、ナベツネみたいなリアリストも必要。
潔癖すぎるジャ>>続きを読む
たぶん清太さんは現代っ子。
叔母さんと上手く付き合えたら、節子は死ななくて良かったんじゃないかしら。
反戦とかじゃなく、人間ドラマを描いてるんだと思った。
このレビューはネタバレを含みます
「僕に優しくしてよ!」のシンジくんが、
新劇では「何でみんなこんなに優しいんだ」。
成長ぶりよ。
綾波が大人たちと農作業しながらリアルな人間に変わっていく描写も素敵。
庵野監督ありがとう。
「良い映画を見た」というよりも「尊敬できる人に出会った」という感覚。
煉獄さんの言葉にちゃんと重みがあった。
コロナ禍だからこそ、生きざま映画が響くのかな。