jita4649さんの映画レビュー・感想・評価

jita4649

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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

5.0

セデック族と日本軍の戦い(霧社事件)を前後編併せて4時間30分緻密に描き切る。また、セデック族の文化をこと細かに写し出しており、時代背景もきっちりと保持している為、この怒涛の叙事詩は一度是非観て頂きた>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

5.0

潜入捜査として、ヤクザ組織の中にい続けなければいけない主人公の胃が痛くなるような苦悩を描く本作は、キャラクター、ロケーション、ファッションに至るまで全てを魅力的に描いており、一切の手抜きを感じさせない>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

「ジャンゴ 繋がれざる者」に続き、タランティーノの描く西部劇第二弾、ジャンゴのように様々な舞台展開、矢継早なアクションといったのは今回には無く、舞台は猛吹雪の山荘、処女作である「レザボア・ドッグス」を>>続きを読む

ローリング・サンダー(1977年製作の映画)

4.3

ベトナム戦争帰りの主人公の孤独さ、そして戦地に居るときと社会に居るときの格差のギャップに悩まされる姿を淡々と描き続ける。若い頃のトミーリージョーンズも、戦争帰りの兵士の一人として出演しており、現実社会>>続きを読む

友へ チング(2001年製作の映画)

5.0

4人の幼なじみが互いに成長し、それぞれの道を歩みだす。落ちてゆく友もいれば成り上がって行く友もいる、それぞれが待ち受ける運命は悲劇的なものだった。。
フィルムノワールを意識した作りではあるが、テンポ良
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ヒーロー・ネバー・ダイ(1998年製作の映画)

4.6

敵の組同士の殺し屋だった二人の主人公、最初は殺し合おうとしていたが、次第に友情が芽生えてゆく。。ジョニートー監督お得意の仁義、友情、そして、落ちてゆく男達の復讐劇は、涙と興奮なしには語れない。また、劇>>続きを読む

エリート・スクワッド(2007年製作の映画)

3.4

「シティ・オブ・ゴッド」ではブラジルのゴロツキが主人公の映画だったが、この作品は街中の売人を取り締まる特殊部隊に焦点をあてた作品。犯罪の街で起こる事件に勇敢に立ち向かう主人公達が正義感に溢れていて面白>>続きを読む

ラストベガス(2013年製作の映画)

4.3

昔からの友人が、結婚することになり、独身最後のバカンスを楽しもう!ということでおじさん四人がベガスではっちゃける。しかしおじさん故の悩み、いざこざ、息子との関係などがあり。。もちろんコメディではあるが>>続きを読む

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

5.0

ファーゴとグッドフェローズを足して二で割ったような作品。犯罪に手を染めるも、なかなか上手くいかず、一つのボタンのかけ違いから起こるトラブルにより、主人公達はとんでもない計画を実行する姿をブラックユーモ>>続きを読む

行動隊長伝 血盟(2003年製作の映画)

5.0

Vシネマではあるが、それをも感じさない男のドラマが本作にはある。主役の竹内力はこの頃が一番油が乗っている時期だし、アニキがのし上がる為に自分の身を削らなければならない、でものし上がらせたい、そんなジレ>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

マッドマックス創始者ジョージミラーが満を待して放つ続編!
全編山場に継ぐ山場の連続で先が読めずハラハラドキドキ、そしてアドレナリン出っ放しの至高の2時間!
アクション映画真っ盛りの80年代の雰囲気を呼
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

4.7

96時間やフライトゲーム等、今やアクション映画には欠かせない俳優の一人となった、ニーソンのクラムアクション。前述の96時間といった無双アクションではなく、子を守る父対子を亡くした父、昔は分かち合ってい>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

4.1

映画での北野武とお笑いのビートたけしを足して二で割ったような作品、個々のシークエンスは大変面白いが、一つの作品としてみると、チグハグだらけ、それも良しとして観るのであれば気に入ること間違いなし。点数自>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

5.0

ドライブで名を馳せたレフン監督の初期の作品。トムハーディの筋肉美も去ることながら、独特の色彩、カット割り、音楽の使い方等、レフン監督のセンスが冴え渡り一切の退屈を感じさせない。

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.2

当時はエイズに対する処置が殆ど無かった時代、主人公は自分で処方箋を見つけ、それを売る商売を始める。最後の最後まで、足掻き続け、カウボーイとして生きた姿は心を打たれた。

ディクテーター 身元不明でニューヨーク(2012年製作の映画)

4.2

人を選ぶが、コメディとしては申し分なしの一本。サシャ・バロン・コーエンが醸し出すオフビート感も健在、短い上映時間な為非常に見やすい。

アダプテーション(2002年製作の映画)

2.7

脚本家チャーリーカウフマンの自虐的?映画、脚本家の苦労を垣間見る訳だが、幾分ストーリーは平坦、それが狙いなのは分かる、だがもっとコメディに振り切ってもよかったのではないかと思う。

激動の1750日(1990年製作の映画)

2.5

タイトルは素晴らしいが、中身はVシネマのそれとなんら変わりない、もっと物語の焦点を中井貴一にあて続けていればより面白くなったのかと思う。

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.7

非行少年達がエネルギーを音楽に注ぎ、栄光と挫折をイーストウッド独特の演出で描く。見ている自分もメンバーになりきり、最後は号泣、そしてエンディングのサービスシーンでこの映画の虜になること間違いなし。

ドッグ・ソルジャー(2002年製作の映画)

5.0

ニールマーシャルの処女作。ソルジャーVS人狼との血で血を洗う籠城戦は手に汗握ること間違いなし。やはり、特殊部隊が未知の生物と戦う映画はワクワクする。

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

5.0

匂いまでも感じとれるような世界観、牌を舐めるようなカメラワーク、麻雀を知らない人でも面白いと感じさせる絵作りは天下一品。

ダブルボーダー(1987年製作の映画)

4.0

ウォルターヒルが最も脂の乗っていた時の作品。悪役と主人公の関係や、演出のキザな感じもgood、男臭いアクション映画といえばやはりこの監督だろう。

ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

4.6

リメイク作品だけどストーリーは別物、ヒーロー物なのに舞台はビルのみというダイハード的閉鎖空間でのアクションは素晴らしい、主人公のドレッドも最後まで素顔を見せないのがなんともアンチヒーローで良い。

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

1.8

竜巻パニック映画をモキュメンタリー風に味付けした作品、竜巻が街を襲う映像は一見の価値有り。

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