堊さんの映画レビュー・感想・評価

堊

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

5.0

おもれーーーー!こえーーーー!ギョエーーーーーーーー!!!(・切断シーンで音が大きくなるのではなく呼吸音と呼吸音とノイズを足して情報量増やしてる。・ラストの「今日も授業が?」みたいな嫌味丸出しサイコー>>続きを読む

ミッドナイト・ミート・トレイン(2008年製作の映画)

-

おもろいがやや長い…。アントニオーニの『欲望』をあらすじだけ読んで作ったみたいなチープな脚本も、最初から最後まで『BLOOD THE LAST VAMPIRE』な設定も、北村龍平のぐるんぐるんカメラの>>続きを読む

痴漢電車 弁天のお尻(1998年製作の映画)

-

ほんとうに怪獣映画している上に、どのジャンルにも安寧しない。交通事故ヤバすぎて笑った。相変わらずラストはよくわからないけれど、猛烈に世紀末。なんだかよくわらないけれど古谷実的なバチバチとした雰囲気が漂>>続きを読む

境界カメラ(2018年製作の映画)

-

………(こんな忙しいときに見るものではなかった🐶)映像内映像批評するの面白かった。菅田将暉はどの演技にしても菅田将暉になってしまうから輝くのはドラマ内で「〜のふり」をさせられてるときだったりする。だか>>続きを読む

百瀬、こっちを向いて。(2013年製作の映画)

-

「おれもそういう恋したいな〜」ってガソリンスタンドのおっさんが言うところだけ面白かった…。『刑事ジョン・ブック 目撃者』推しはなに…。早見あかりの髪がエマシーンみたいな変すぎる髪型。それでいてアイドル>>続きを読む

ロボコン(2003年製作の映画)

5.0

人生ベスト。人と人とはほんとうは向き合って会話したりなんかしない。手前に人を置いて奥行きとで三角形を作るカットを反復しまくるのがとにかくクセになる。
嘘みたいなファーストカットからなぜか徹夜開けみたい
>>続きを読む

フリークス・シティ(2015年製作の映画)

-

dos攻撃フレンズわろた。妙にイカしたエイリアンの造形と永遠に野球しまくってるシークエンスがラストに回収されるユルさ。ゾンビになることで身体損傷を笑いの中でやれるのか。いわゆるマイケミ的なナード層がそ>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

-

ちょっと最近あまりにもモンドな映画しか見てなかったので虚心坦懐初見シリーズ。イーストウッドが出てる映画全くみてないことに気づいた。というかスコセッシに至っては『ウッドストック』とイタリア映画紹介するや>>続きを読む

宇宙大怪獣ドゴラ(1964年製作の映画)

-

べつに優れた映画ではないけど、圧倒的に唯一無二な映画。東京上空を漂うドゴラの触手がなるたるの最終話でみた「世界を壊す手」のようで神々しい。アニメーションと合成ロープウェイもすごいし、ドゴラガン無視で正>>続きを読む

妖星ゴラス(1962年製作の映画)

-

「ほしいやつだけがほしいのがサラリーってもんや」。『巨人と玩具』な銀座がたまんねー!本多猪四郎は徹底して60年代の東京を怪獣のいる風景として定着させようとしている。「ありがとう」と抱き寄せるが何も言わ>>続きを読む

ぼくたちは上手にゆっくりできない。(2015年製作の映画)

-

舞城のみ。マジで調布でやってる。岸井ゆきのに対してはなんとも思わないけれど葛堂里奈がありえんぐらいso cute。モノローグに重きを置こうとするのが自主っぽいのかな。撮影のレベルが?演技のレベルが?と>>続きを読む

AV(2005年製作の映画)

-

まるで見る必要ない映画なのだけれど、「これは最初ではないし、最後ではないだろう」とマネージャーが放つ言葉がよかった。こんな映画でも最後プライベートフィルムっぽいのを流して内省的なモノローグを乗せてまと>>続きを読む

マタンゴ(1963年製作の映画)

-

檻の向こう側へカメラが越境して、「ぼくだけが戻ってこれてよかったんだ」の台詞の後ふたたび向こう側へ(この世界へ)向かうラストに本当にしびれる。フィンチャーの『セブン』のラストより40年くらい早い。
>>続きを読む

チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年製作の映画)

-

お下劣もお下劣でしかなく、フツーに『サウスパーク』のがおもろいが、人形が人形劇をやる冒頭から演劇をやる人形が演劇の中で嘘をつくストーリーでチャーリー・カウフマンの『アノマリサ』がチラつく箇所もいくつか>>続きを読む

タイムレスメロディ(1999年製作の映画)

-

ギターを弾く市川実日子、パーカーを着る市川実日子、ウェイトレスの市川実日子。CUTiE全盛期の市川実日子の姿が延々見れる。が、マジで雰囲気映画。自体を捨てるところ、ワンカットで見せて欲しかった。助監督>>続きを読む

ゾルタン★星人(2000年製作の映画)

-

流石に悪ノリが『ビルとテッド』よりもっと激しくて全然好きではない。巨大化して光線ビームで倒すノリは東宝特撮みたいでわろた。あの装置が『ジュブナイル』のテトラとそっくりでびっくり。オープニングとエンディ>>続きを読む

クリーチャーズ 異次元からの侵略者(2012年製作の映画)

-

ほとんど『サーチャーズ2.0』のテンションながらこれまでみた映画のなかで『チェンソーマン』に一番近い映画だと思った。投げやりなスケール感と製作者のやりたいことが漏れ出てくる感じは『ファイアパンチ』の終>>続きを読む

顔のない眼(1959年製作の映画)

-

顔が剥かれているのにもかかわらず、役者が役者然として表情が醸し出されている。極限までセリフを削ぎ落として『めまい』的な観客の視線を取り込んでいる演出。手術シーンよりラストの喉にナイフを突き刺して刺され>>続きを読む

Exhibition(原題)(2013年製作の映画)

-

気まずすぎるケーキカットまでもがこれでもかとフレーム外からの音で演出されてるのに感動。ショーツで駆け出す躍動感パナい。ぺたぺたぺた。二回あるオナニーが普通にエロい。いかにもMUBIらしい映画なのだけれ>>続きを読む

アルジェの戦い(1966年製作の映画)

-

思っていた100倍『囚われた国家』。そして思ったより揺れてない…。階段をぶっ倒れながらガキに囲まれてくるやつすごい。もちろん爆発で妊婦が吹き飛んでる奴はもう普通によくわからないのだけど…。

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

-

いわゆる3幕構成とか団子でもなんでもないエモーショナルに従ってく歪な脚本は別に嫌いではないが後半以降の、あまりにも絵本的な展開、『バースデーワンダーランド』を彷彿とさせるワンダーランド描写があまりに薄>>続きを読む

おもちゃを解放する(2011年製作の映画)

-

バカ面白い。小津的なアクションがずっと続く。漏れ出した尿が赤い爪のマニキュアに向かって直進していくのを避けるのほんとすごい。落下のとこのカメラは、ベランダ→地面じゃなくて地面→ベランダの順なんじゃない>>続きを読む

密使と番人(2017年製作の映画)

-

負け戦であることはわかっているので、雪が降っていくショットや立ち尽くすショットに素直に感動。「かたじけない、ぷはー」とか、いま汚しましたみたいな美術とかOMSBの音楽がこれに限ってはどうかとも思ったけ>>続きを読む

遭難フリーター(2007年製作の映画)

-

雨宮処凛と寺脇研と土屋豊が絡んでいてエンディングが曽我部恵一。もっと工場の中まで潜入するのかと思ったがわりと夜道を彷徨ったりしているだけで、面白いのが撮れているわけではなかったけれど次から次に出てくる>>続きを読む

パイロマニアック 炎の中の獣(2016年製作の映画)

-

ついに観た。思ったよりちゃんとした映画。前半発火横移動繰り返す主人公を追うのを静謐に追っていてとても良かった、、が、後半あまりにもタルい。犯人は自分というのがわかってるんだから、なにかしらの心理をした>>続きを読む

モスラ(1961年製作の映画)

-

原作中村真一郎福永武彦堀田善衛ビビる。東京タワー映画。「モスラは自動的なんだ、どうしようもないです」を繰り返すザ・ピーナッツが怖い。東京タワーに糸が吐かれて繭がつくられていくのがドシュールな夢みたい。>>続きを読む

長浜(2016年製作の映画)

-

三宅監督は大好きなのだけれど石橋静河の顔はどうにも好きになれなかったのだけれど、この作品の腰を思い切り折って俯いたあと、いきなり笑い出すくだりを見たらなんか納得した。強烈な表情を持っていながら、1秒後>>続きを読む

ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

-

道路から鹿の死体を落とすアイゼンバーグとそれを見つめるダコタ・ファニングに降り注ぐ光を見ていたら、心の中の井之頭五郎が「そうそう、映画ってのはこんぐらいでいいんだよ」って呟いていた。なんか先週からテロ>>続きを読む

スパイクス・ギャング(1974年製作の映画)

-

「ワシの背は広い、必ず当たる」渋すぎる。円熟しきった脚本。自由を手にした後のはしゃぎ方が大学一年生感あってすごかった。ロン・ハワードいいキャラしてるなぁ…。釈放させた日の次の朝、リー・マーヴィンの背中>>続きを読む

アメリカを斬る(1969年製作の映画)

-

ラストの移動撮影カッケー。GoProみたいなんつけて女を持ち上げたりぶん投げて遊ぶの、よくわからんがかっこいい。『アメリカを斬る』みたいな大そうなものでもなくて(原題MEDIUM COOLだし)ひたす>>続きを読む

八月八日(2016年製作の映画)

-

「ほ/ん/と/こ/ど/く/だ/よ」みたいなセリフを精査する言葉がスラッシュを引いていく作業のように聞こえる(この場合は意味にも関わってくる)。

スパイの舌(2008年製作の映画)

-

こんなにこっちに振り切れるんだ…。たしかに闇動画っぽい。御茶ノ水(ですよね?)のゲリラもエモすぎる。マジで三宅唱の『ミッションインポッシブル』観たい。

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

-

ワースト急に酷い。会話→会話→会話→アクション。道を歩いてたら猿に出会すし(「うわー」)、「偶然」アイテムを手に入れる。ワイヤット版のなにが面白かったのかを教えてくれる。猿がそもそも普通に喋りまくって>>続きを読む

どろろ(2007年製作の映画)

-

なんでこんなに金と予算がかかっているのにこんなに歪(狭すぎる空間、スローモーションの多用、繋がらない会話)になっているのか謎。浮き上がるシーンや土屋アンナの出てるところとか悪くもないのだけれど、やる気>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

オールタイムベスト級に好き。完全に『創世記』セルフオマージュでありながら『新世紀』を自分で撮り直してるかのよう。富沢ひとし感満載のエイリアンと浜辺のガンダム、記憶と記録、ラストで固定されていく画面。エ>>続きを読む

ザ・ギャンブラー/熱い賭け(2014年製作の映画)

-

カレルライスの74年のリメイク…って、ルパート・ワイヤットの作家性がいよいよわかるようでわからなくなる。セリフがとてもいい。
「才能は平等に分配されない。されていない。そのなかでわたしたちはたまに文章
>>続きを読む

>|