映像はすごいね。雨つぶのひとつひとつが、捉えられている。
ただヒトの表情となると途端に色褪せる感じ。
またストーリーがあまりに残念。あまり深みのない陳腐さが、かえって目立つ。
またラングドンが無茶してくれる。それなりに楽しめたけど、謎の深みとか、そこに仕組んである理由とか、ちょい乏しくないか?
すっと弟を探しながら見ていた。
そんな期待していなかった分、なかなかよかった。小柄なアナが素敵。JKシモンズの気弱な表情もいい。セッションの悪どさが洗われる感じ。好評価です。
カサブランカを思わせるシーンがいい。また、ハムステッドの風景もいい。
二重スパイはもっと緻密に、もっとしたたかに、もっと悪どいストーリーを想像していた。なので、ラブストーリーになると、少し物足りないか>>続きを読む
なかなかの大作。こんな夢のある映画は久しぶりでした。時間、空間の使い方がいい。インセプションと同じ監督、脚本のノーラン兄弟としって、なるほどと納得。
臓器提供のためのヒト。どこから人間なのだろう、人間としての感情ってどこから芽生えるのだろう、倫理ってなんだろう…
なかなか考えさせられるテーマ。
こんな世界にはしたくないと思いながら…でも今の世界も5>>続きを読む
一作目より香港している。三部作を包括して脚本がよくできているのだろう。伏線があちこちにあって、どんどん繋がっていくし、期待以上の展開が広がる。三作目も期待。
もっと泥臭いかと想像したが、むしろ軽快。デパーテッドもよかったけれどまとまりすぎ感があった。こちらはより生々しくていい。続編も期待。
このレビューはネタバレを含みます
小説よりも奇なり…
カソリックの修道院の裏側。今ではちょっと考えられない。
生きて会えたらよかったのにねぇ〜ホントに。心からそう思う。
ジュディデンチはとてもいいおばちゃんをやってる。とても素敵なイン>>続きを読む
何という救われない最後か…
鉄条柵を挟んで交わされるブルーノとシュムールの友情に、差別も偏見も戦争もない。ただホロコーストの渦に飲み込まれてしまう。
あぁ…
エイサの演技、仕種、表情、素晴らしい。しば>>続きを読む
余生をどう過ごすか…のイギリスのジジババたちが、インドという地で、改めて生きることを考え、楽しみ、あるいは悩み、諦め、それぞれの道を見つけるって感じかな。子供達とクリケットで遊ぶ老紳士、働き口を見つけ>>続きを読む
長いと思わせない展開はさすが。ジャックニコルソンは期待どおり。クズなマットデイモンも、ヒリヒリするディカプリオも、みんなデパーテッドで終了。ある意味とてもスッキリ。ただ、ちょっとまとまりすぎかな?
2回観ました。時代が交替するので観ないと紐付けられなくて…
エニグマを解読したあとのステージが、あまり描かれてないですが、本当の苦悩だったのでしょうね…クリストファーが生きていれば、また歴史は変わって>>続きを読む
楽しく鑑賞。ワクワク、ドタバタしながら、最後はファミリーほのぼのに終了。アメリカの田舎の風景は、一度旅してみたいと思わせる。アメリカをジャンピエールジュネが撮るとこんな感じなのかぁ。
45周年のパーティで、レストルームで自分の顔を見つめ、ひとり覚悟を決めたようなシーンが記憶に残る。ランプリングのひとつひとつの表情が凄技。
英国のふつうの田舎の映像が沁みる。そのなかで、今後もこの夫婦>>続きを読む
ようやく鑑賞。ジャンレノはいい。カラフルなウェアも印象的。この時代にしては映像は良かったんだろう。
ただフランス映画特有な、成り行きままの展開に、間延びする印象は否めず、無駄なカットも多い。最後の展開>>続きを読む
とても映像も、展開も、言葉も丁寧。ユーモアも、食事もブリティッシュ。衝撃の最後が意見の別れるところでしたね。
人が皆んな迎える死を、どう捉えるのか、どんな人生を送ったのか、それを誰がどう評するのか、そ>>続きを読む
ロンドンのカムデンタウン。
マギースミスがとても楽しく頑張っていて、特に死去の後がとても彼女らしくチャーミング。
ストーリーがちょっと間のびした感じも、アランがパッとしない作家に描かれている感じも、ミ>>続きを読む
不器用な頑固な親父。見ながら自分の親父を思い出しながら。自分もそうなるんだろうと思いながら。
また、自分の初めて買った車を思いだしながら。結局、グラントリノに乗っているシーンはなかったですよね。
葬式>>続きを読む
素直に好感な映画として出来上がっていると感じました。後味が爽快です。クリントイーストウッド作品は素直に観てよい。
難しい歴史のあとの国造りにもスポーツの意義は大きい、というストーリーかな。映画の中では>>続きを読む
楽しんで鑑賞。
エディレッドメインの少し陰のある、寂しげな表情がいい。ちょっと思わせぶり過ぎるか…リリーのすべてを観て間もないが、少し追ってみたい俳優になってきた。
キャサリンウォーターストンは冴えな>>続きを読む
ウィノナの壊れてしまいそうな繊細さと、アンジェリーナのナイフのような鋭い強暴さと、対照的てす。
アンジー演じるリサはこの後退院したのだろうか?
またこのスザンナってウィノナ自身に重なるところがあるよう>>続きを読む
いろいろ詰め込んで盛りだくさん。最後の展開が速すぎるけれど。全然嫌いじゃないです。仏映画らしいところもいい。オドレイが魅力的てす。
クリストルヴァルツが好演ですね。だからこそ爽快な最後に。
アメリカのひと昔前の風景もよく描けている感じ。
撮影場所はジョージア。以前グルジアと表されていたところ。監督はイラン人。どこにでもありそうな独裁の国に革命が起こって…という展開。次々に辛くなる展開に、対照的な孫の可愛らしさが印象的。国家を理不尽に作>>続きを読む
冒頭に実話とフリップでるが定かでない。ただ、確かに実に有りそうな話。狭い世界の中で、どんどん思惑が外れ、不幸が拡大していくなかでのユーモラスが描けている。
自伝。南部は奴隷制度の時代だが、でも、時代を感じさせずリアルに描かれてる。あってはいけないけれども、あっておかしくないと思わせるリアルさ。
黒人には辛い時代、辛い歴史。決して目を背けてはいけない映画。>>続きを読む
日常の生活と戦場の場面と、酷いほどの切り替え方、これがいまの戦争のありようか。緊張の連続。胎教には好ましくない。
リアルに描けている、という以上に現実的だ。主人公の精神的な移り変わりもとても現実的。>>続きを読む
とても楽しい映画として、よくできている。堺さんのキャラクターを巧く活かしているし、他のキャスティングも効果的。
映画のなかの展開には少し突飛な感じを受けなくもなく、回想場面がやや貧弱、おそらく原作はよ>>続きを読む
戦時中にも海外で活躍している日本人に敬服しながら。
史実にできるだけ忠実な展開なのだろうと思いながら。
鑑賞しました。
ドキュメンタリーな映像、戦闘シーンはとても洗練されている。
監督のテーマと、あまりにミラクルなストーリーと、更に別のストーリーと、やや方向性がバラエティになってしまう。また、内容の深度が浅いのか深いの>>続きを読む
家族の愛が満ちている。流れは落ち着いていて、とても好感。涙が自然と溢れる。子供を失いたくない親の素直な気持ち、でもそれを背負わせている子供っていう親のエゴも酷な話。一方で、幸せと思って死を迎えることの>>続きを読む