JohnNYさんの映画レビュー・感想・評価

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最後の追跡(2016年製作の映画)

4.0

4.0 AA
兄弟は、借金返済のために銀行強盗を連続して行う。定年間近の保安官とヒスパニック系の相棒とのやりとり、性格が全く逆な強盗兄弟のやり取りが交互に展開していき、ストーリーは終盤で交わる。相互
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ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

3.9

3.9 AA 西アフリカの国の内戦に少年たちも巻き込まれ悲惨な体験をする。戦争の醜悪さをリアルに描いている。少年役の演技が凄い。

シャチの見える灯台(2016年製作の映画)

3.4

B3.4
灯台に働く男は, 自閉症の少年をシャチと会わせる。

100メートル(2016年製作の映画)

3.7

3.7 A+
多発性硬化症という難病に罹った男は義父の力を借りて鉄人レースに参加し、完走する。義父の演技が映画全体を引き締める。

ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

4.0

4.0 A+
ドラッグ漬けの母親と祖母のおかげで一流大学の進むことができた息子の壮絶な人生。

ジョニー(2022年製作の映画)

3.9

3.9A+
ポーランドの神父は犯罪を犯した男をホスピスで働かせ救済する。神父とその男の俳優がとても良い。

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.4

3.4 B
彗星が地球に衝突するまでのドタバタコメディ。これだけ大物俳優が出演する制作費用で、良い映画が数本作れる。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.7

A3.7
チッソによる水俣病公害を世界に知らせたアメリカカメラマンの実話でジョニーデップも好演。アメリカ視聴者を意識しすぎて、非現実的な演出が映画の価値を落としてしまったことが残念だ。日本家屋の造作、
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.6

3.6 A
ストーリーには感動しないが、ケビンコスナーとダイアンレインの演技だけでもみる価値はある映画。異様な家族の雰囲気、映像のバランスもいい。

ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

3.0

3.0 B
暗殺者の母親がが娘を救うというストーリー。動物の演出や映像はよくできているが、あちこちに「ありえないだろ」という場面がB級的。ジェニファーロペスの違った表現は中々いい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

3.8 A
マーベリックは特別作戦の指導教官としてトップガンのパイロットたちを教育する。面白くはあるが「トムクルーズだったら何でもあり」的なイージーなストーリー。

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.4

3.4 B
2人の大物俳優を楽しめる。ストーリーはあまりにも無理が多すぎる。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

4.0 AA
米英対ソ連の冷戦に隠れた事実を見事に描いた映画。ベネディクトカンバーバッチの演技が秀逸。最後まで緊張させるテンポと演出も良い。

忘れじの面影(1948年製作の映画)

3.7

3.7 A
少女は隣人のピアニストに憧れる。一度は恋仲になるがなぜか離れ離れになってしまう。シンプルな物語だがウィーンの古い街並みに哀しい結末が溶け込んでクラシック映画の香りを楽しめる。

毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

3.6

3.6 A
優しい叔母たちは多くの友人を「安楽死」させ地下室に埋葬している。昔 別れた兄は殺人鬼。そして演劇評論家は新婚という状況のドタバタ喜劇だが、盟友たちの演技と破天荒なストーリーでよくできてい
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.0

4.0 AA
映画を見終わって凍りついてしまった。言葉にならないほどのインパクト。撮影、映像、音楽そしてストーリー、いずれも傑出している。

ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.6

3.6 A
投資詐欺で逃げていた夫婦がギリシャでガイドの青年と出会い3人の人間関係。追ってきた探偵を殺し、遂には妻も死なせてしまい男は警察に追い詰められる。ヴィゴモーテンセンの渋い演技が光る。

自由を我等に(1931年製作の映画)

3.7

3.8 A+
脱獄した男は事業に大成功したが、ムショ仲間が訪れてくる。良い仲間と悪い仲間との間でドタバタ追いかけごっこになる。喜劇の中に本当の自由とは何かをアピールする秀作。徹底したリアリズムの「作ら
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

4.0 AA
マーティンスコセッシのマフィア映画完結編とも言える映画だが、ロバートデニーロ、ジョーペシ、アルパシーノのマフィア映画に欠かせない3人の演技力は充分に堪能できる。ジョーペシも中々見せ場を作
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.5

3.5 A
アメリカ映画に出演する子供はいつも天才だ。この子がいなかったら、ただのB級映画だ。

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

3.9

3.9 A+
がんを患う写真家の父とレコードプロデューサーの息子とは10年以上会っていない。2人の間には深い溝で隔てられていたが、車での旅の中で次第に近づいていく。物語のテンポ、2人の演技力、音楽の趣
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.6

3.8 A
LAポリスと銀行強盗犯との単純な追いかけごっこだが、犯人の2人が兄弟という設定がストーリーに絡み合って一味ある映画になっている。カメラワークの巧みさもいい。

ブレイム・ゲーム(2019年製作の映画)

3.4

3.4 B
ドイツ情報部の戦い。アメリカB級スパイ映画と変わりが無く、ドイツ映画の独特な良さはみられない。

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(2011年製作の映画)

4.0

4.0 AA
老人は手紙を通して人の心に天使を送り届けるという美しい物語。
こういう人間のポジティブな面を描く映画もたまには良いものだ。
大部分の映画はこの逆の側面を描く。高齢者の演技は何を話しても
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アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~(2022年製作の映画)

3.6

アルゼンチンの軍事政権を検事、副検事、若者たちがリスクを知りながらも裁判で裁く。シリアスな中にユーモアを散りばめる演出、彼らの勇気を老人と子供が応援するという設定などとても面白い。ただ、この歴史的な物>>続きを読む

セザンヌと過ごした時間(2016年製作の映画)

3.6

3.6 A
セザンヌとゾラの友情と別れの物語。セザンヌの生涯を知るにはとても良い映画だ。著名な画家が何人も出てくるのも興味深い。同じ山の多くの風景画、果物の静止画から感じるセザンヌは静かな人間性を感
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.0

4.0 AA
育児、家族形成をうまくできなかった中年女性の不安な日常を表現し、見るものも落ち着かない不安に巻きこむ。現在と過去を交差し内面の苦悩をこれでもかと突きつける。自分を愛する夫、愛らしい子供た
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マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.9

3.9 A+
黒人差別の極みの映画。実際リンチに会い吊るされた黒人は多かったのだから決して大袈裟な表現ではないのだろう。アメリカの暗黒の歴史はアメリカ映画で永遠に曝される。ヨーロッパではナチスものの映
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

3.7

3.7 A+
イタリア系移民の家族の物語。バスドライバーの父親と息子、マフィアの確執。脚本、演出のアマチュア的な点はそれなりに面白い。デニーロとバルミンテリ2人が必死な思いで作ったのだろう。一流監督の
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

4.0 AA
2度の世界大戦に敗れたドイツだけあって、反戦映画としては極めている。戦争の残虐さ、非人間性、無意味さをリアルな戦争シーン、不気味な音楽、暗い映像美を使い徹底して描いている。秀作だ。

この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.8

3.8 A+
元南軍大尉の男は、ニュースを伝えるという仕事をするために町から町へ旅をする。その中で偶然見つけたカイオワ族にさらわれた少女を親戚の元に届けることになる。過酷な旅の中で、次第に2人は理解し
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僕の巡査(2022年製作の映画)

3.9

3.9 A+
美術館のキュレーターと警官のゲイの恋は、当時は違法であった。警官は女性と結婚するが2人がゲイの関係であることに気付き憎しみの日々を送る。純粋な愛が交差し3人とも苦しみながらも生きていく。
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

4.0 AA
バチカン公国の外部にはほとんど見られないローマ教皇の生活、生き様をシリアスに、コミカルに映し出すユニークな物語。歴史の重さ、責任ある職務、伝統の中、垣間見られる教皇の人間らしい苦悩を2人
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奇跡の絆(2017年製作の映画)

4.0

4.0 AA
ホームレス救済のボランティアを続ける中で、一度壊れた夫婦は再び深い愛情を取り戻し、黒人ホームレスと友情を育む。厳しい人生の苦難を愛と信頼で乗り切る人々の姿を美しく描いた。愛に溢れた無言
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静かなる男(1952年製作の映画)

3.4

3.4
アイルランドの美しい自然の中のドタバタ喜劇。殴り合ってお互いを気に入り丸く収まるというアメリカンの典型的ストーリー。アイルランドの複雑な歴史や宗教がチラッと見える。

カリートの道(1993年製作の映画)

3.7

3.7 A+
マフィアから足を洗い、恋人と夢を追うがかなわないというストーリー。物語はシンプルだが、サブウェイ、グラセンの追跡シーンとアルパチーノ、ショーンペンの演技は十分楽しめる。撃たれて運ばれるシ
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