じょにーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

じょにー

じょにー

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(2020年製作の映画)

3.5

糸って本当に深いと感じました。
運命の糸って一つって思いがち。
さまざまな糸があり出会いがある。

ファイトのシーンすごく好きだったな。
れんとかおりも戦ってたし、竹原も戦ってたし、あおいも戦ってた。
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

2.0

キレキレの顔とキワキワの全裸にスコアを。
あるあるのしょーもなさに笑いました。

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

4.0

シァイアラブーフが実体験をもとにこの作品に挑んだことがすごい。

この作品に限ったことではないけど
自分と向き合うことってなかなかできることじゃない。認めたくない部分まで浮き彫りになってくる苦しい作業
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.5

幼なじみ同士のような、でもすごく臆病な人たちの恋。
小学生のようなしょーもないことで盛り上がったと思ったら、男女を意識してしまったり。

観ていて加藤に”行けよ”と思ったり、無神経と思ったりでイライラ
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13月の女の子(2020年製作の映画)

3.0

初めて一穂と巫女が出会うシーン、何故かドキドキした。


もうあなたを失いたくない
13月の巫女の瀕死に、一穂と巫女のひたむきな想いに胸がいっぱいになる。
半ば絶望的とも言える状況で薬を飲み、”思いの
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

ナウシカも映画館で観られるとは嬉しい。

このテーマの大きさが半端ない。
説明にもあるように
腐海が生まれた原因が産業による「反動」って言ってるように、人が”奪い合う”ために作られたものによって汚され
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破壊の日(2020年製作の映画)

3.5

とんでもねえ映画が生まれたなぁ。
現代の日本と、この時代に生きる人へのメッセージが込められている。
怒りや血腥さが伝わってくる。
ブックストーリーのような形ではなく、切り取り切り取りで進んでいく分、怪
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

この作品を観ると気持ちがぐっとこみ上げてくる。そして、子供の頃には感じなかった郷愁を感じる。

かま爺が不器用な親戚のおっちゃんで、ゼニーバはおばあちゃんみたいで本当にいいやつ。リンは姉ちゃんみたい。
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

とても観やすい映画。
ドラマ観てないけど楽しかったです。

ストーリーが一瞬中だるみしそうになるけど基本的に飽きさせない。
ラストの展開は素直ににやける。

ダー子かわいいなー。
ジェシーの最後の情け
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今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.0

誰もが一回くらいは考えたことがあるような恋愛の「もしも」。
今を生きる人たちが感じるこの先の不安はすごく共感できるものだし、その上で映画の魔法がかかって未来の自分が出てきて自分の人生を楽しんでいる姿は
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.5

愛の可能性を感じる。
守りたいもののために人間が全力を尽くそうとする姿を、ある時は更生したい者から、ある時は子を守る親から、ある時は信念を貫きたい者から描かれる。

信念に関しては愛情とは違う面を持つ
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から騒ぎ(1993年製作の映画)

4.0

ケネスブラナーが好きな世界観なんだろうなと感じる本作。
実際に観たのは三年前くらいだけどとても印象に残っていて、特にケネスブラナーとエマのシーンすごく好き。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.0

原作未読。
映像がとても綺麗で、東京という街を表現しまくってる。煌びやかだけどどこか暗いような。

多くを語らず、パーティや踊りの中で語りかけてくる。
これから大人になっていく人たちや、所謂アングラな
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.5

笑わせてもらいました。
メインというかラストあたりのアクションシーンはかっこよくて、ドラマを観ていた人的には嬉しいキャラ登場の仕方というか、ワクワクするような盛り上げ方はとてもよかった。
柳楽さんは安
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ノーボーイズ,ノークライ(2009年製作の映画)

3.5

これは救いのない。
序盤がんん?って思っちゃうような乱雑な印象だったが、中盤から演者の魅力が出てきた印象。
ハジョンウの所々で現れるあどけなさが可愛さと切なさを際立たせる。

トオルが子供の投げたおも
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劇場(2020年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ食らった。
観終わった後もすごく胸がザワザワ。
この監督はまたえらいもんをつくり出した。原作読みます。

劣等感を感じたことある人は誰しも似たような経験があると思う。

客観的にみてどうな
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ステップ(2020年製作の映画)

4.0

重松清さん原作の作品。

生きる上で起こる様々なことと共に歩んでいく。人にはいろんな歩みがあるけど、それでいいんだと感じさせてくれる。

健一や美紀、ともこ、おじいちゃんやおばあちゃん、そこにいる人た
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.5

郷愁漂う夏の映画。
浅草の下町風景を死別した家族と歩くだけで胸がいっぱい。
家族シーンはほとんど胸がいっぱいになったけど、今半でのシーンは格別。
黄昏時の空間がたまらない。


片岡鶴太郎さん秋吉久美
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

とても好きでした。
自分勝手に振る舞っちゃうところも、恥ずかしくて良く見られたくて嘘ついちゃったり、でも自分はこうありたいと思う理想があって、矛盾する瞬間もあって、こういう時期は誰しもあった気がする。
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.0

何色にでも染まる時期に出会った宗教。
宗教としてこの映画では語られているけど、ある時期に出会うものは人に深く影響を与えると思う。
彼を見ていて、自分は叱ってくれる人がいて、その言葉が自分に届く時期にそ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

ウディアレンワールド炸裂。
ティモシーがウディワールドにあんまり合わないのでは...と思っていましたが偏見を捨てて見ればなんてことはない。さすがのティモシー。ウディ作品的哀愁漂う姿も茶色ジャケットも似
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

愛が溢れる。
瑞々しいエリオに、大人の影を見せるオリヴァー。
特別な関係だけど、最もシンプルな感情。
家族や友人も素敵だった。

気持ちを大切にしたいと感じた。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

実話ベースのお話だそうで。
人に依存する怖さ。

秋子について、高卒、離別以外の過去の情報についてノータッチなのは監督の投げかけだろうか。

観る側にとって想像力を刺激するほど情報がないということは演
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ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(2007年製作の映画)

3.5

ブリティッシュコメディ。
サイモンが裸で屋根に登って唾を啜るシーンが最高。無邪気さもあって子供の頃を思い出した。とにかく一番笑った。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

素晴らしい。
こんなに人間的で、愛くるしい作品に出会えて良かった。
人に対する想いの多面的部分がとても鮮やか。みんなどうしようもなく人間。
一つ一つの言葉が人生の核心をついている。
生きるってこういう
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はちどり(2018年製作の映画)

3.5

94年の韓国をゆっくりと素描したような映画。
多くを語らず存在でみせるこの映画がずっしりと響く。

自分が中学生の時に感じていた世界の曖昧さをこの映画に感じた。
大人になってみてもまだその曖昧さは残っ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーということで、満腹で観に行くにはもしかすると眠たくなるのかもしれないと思い劇場に入ったがその心配は全くなかった。

三島由紀夫という人物をほとんど知らなかったんだというのが正直な感想。
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燕 Yan(2020年製作の映画)

3.5

今村圭介監督デビュー作。

とにかく画が綺麗。
光の扱い方が半端ない。光一つで幻想的にもなったり温かみを持ったり悲惨さを持ったり、表情豊かな画。
一瞬一瞬が美しい。
ラストの愛を感じたときの表現がよか
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

いやー素敵やった。
そして名言が多かった。

よくある日常風景なんやけども、アダムドライバーがまー魅力的。とても繊細で、これまでの生きてきた匂いがする俳優。とても好きだった。

一つのマッチ箱から飛躍
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