masayaanさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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音楽ライターですが映画にハマって抜け出せません。3.0は映画としての及第点ライン。4.0は人に勧めることのできるライン。5.0は映画のなかの映画と確信を持って呼べるもの。ここで書いたものをまとめるためのブログも始めました。

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.0

映画としてはいたって普通。コーエン兄弟っていまこういう感じなのか。「明日は何かあるかも知れないじゃない?」というジーンの一言がハイライト。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

1.0

浅ーいポストモダン病というか、「正義ってなんだろう」という自分で設定したハードルの周りをグルグル歩いて眺めてるだけ。娯楽としてなら前作だけで十分。男子はクロエちゃんのコンサバなデート服が見れるのでそこ>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

ルーファス・ウェインライトがこれだけ美しく鳴る映画は他に想像できない、静かに狂気的な作品。が、フランシスが最後にああいう直喩的な服を着ているのは、ちょっとどうだろう。

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.5

抑圧された女性の性をどのように描くのか。ここでは関係性は無用で、男は無限に交換され続ける「棒」にしか過ぎません。女は愛ではなく「イエス」だけで済むセックスを求めますが、では、何が彼女を損なわせ、傷つけ>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.5

ノーランという「神」だけが前面化する閉塞した世界観にぐったり。視覚的なトリップ感は2001年に、人を描く誠実さはグラビティに遥か遠く及ばない。伏線回収もくどい。

物語る私たち(2012年製作の映画)

3.5

「ある女性にまつわるドキュメンタリー映画を撮っている私たち」の点描によって過ぎ去りし愛の姿を、そして、「<ある女性にまつわるドキュメンタリー映画を撮っている私たち>について考える私たち」というさらなる>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.0

再会のぎこちなさを修復していく空気感や、セックスへの静かな欲望の気配などは恐ろしくリアルだが、それでも、前作に比べれば蛇足に過ぎない。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.5

このテーマをコメディーに昇華してるのは面白いと思う。けれども、深掘りがないのでちょっと冗長に感じられる。

麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

4.0

震えるような傑作だろう、最後まで救いが全くないことを除けば。80年代のU2を聞き直そうと思いました。

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

4.8

政治レベルでの重厚さと、それに隣り合う人生(=セックス)の重さ/軽さ。オチだけを取り上げればセカイ系。つまり、非常に村上春樹的でもある。フェリーニの『甘い生活』を継ぐ女たらし映画でもある。

アウェイ・フロム・ハー 君を想う(2006年製作の映画)

4.2

傑作。非常に人間臭い。いつかどこかで誓い合った永遠の愛を、人が老いていくなかで今度はどう葬ってあげられるか。高齢者の性の問題も内包。映画館で観たら満点だったと思う。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

成人してからでは初見。タイムパラドックスとパラレルワールドの問題は考えるほど分からない。

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

4.0

なるほど応援すべき女子のアイコンなんだろう。ただ、前半がちょっと順調過ぎる気が。あと、インディー・ロックのヒット曲はあんなに必要かな?

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.5

「だって先生は13歳の女の子じゃないもの」にすべてが集約されている。けど、13歳の女の子もどんどん更新されていくはず。早く時代遅れな作品になって欲しい。(もうなってる?)

(1954年製作の映画)

4.8

ふたりの人間がそれぞれに、真実的な何かに触れること。その真実は、今となっては流行歌のクリシェに成り下がっているようなシンプルなものだが、しかし、その陳腐さをもってしても、それに震えてしまった人間から美>>続きを読む

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.5

トレーラー暮らしの家族4人、余命宣告の母、となると「へー」と流してしまいそうな映画だが、主人公が聖母として描かれないのが良い。「ただ気付いたらこうなっていた」ホワイトトラッシュど真ん中な人生が隠してい>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.5

05年に、この内容。政治的には支持したい。けれども、それが映画として面白いかと言えばそれはまた別の話。同性愛モノということを除けば、古い因習に阻まれ、結ばれない2人の人間を描いた極めて普遍的なラブスト>>続きを読む

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

4.0

20分の間の疾走劇で80分持たせる映画もしくはミュージックビデオ。バタフライ効果によって微妙に分岐する人生の刹那を秒速で描く。回収しない伏線がある一方、途中でオチが見えてしまう分かりやすさも。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.8

会話だけで100分持たせる映画。とっくに完成したパズルを一晩中こねくり回しているようでも、永遠に完成しないパズルを一晩中こねくり回しているようでもある。やはり女性にも知性は必要。男にはユーモアが必要。>>続きを読む

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

4.4

カラッとしていて良い。17歳の女子として観れないのが残念。もはやスッキリしないインディー男子にはろくな台詞も与えられないのか。

フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.5

イギリス労働者階級が這い上がるには、フットボール選手か、ロックンローラーか、ストリッパーになれ、とはよく言ったものです。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.5

主観的には「世界でたった一人の僕/わたし」として物語の主人公気分、客観的には「誰とでも交換できてしまうあなた」という無慈悲を生きる人間の脆さをオシャレに映画化。渋谷系ポップ・ユニット、口ロロの「朝の光>>続きを読む

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