Johnsonさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(1237)
ドラマ(26)

TENET テネット(2020年製作の映画)

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クリストファー・ノーランの映画は劇場で観ないといけない謎の使命感が湧いてしまうので初日の朝に駆け込んだ。そう言うのも最近の映画はものによってはNetflixでドラマを観ているのと何の違いがあるのか分か>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

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グザヴィエ・ドランの初長編作品。

ドランの映画めちゃくちゃ好きとか言いながらも『Mommy/マミー』と『たかが世界の終わり』しか観たことがないにわか野郎だったので、新作が公開されるこの機会にきちんと
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

掃除機をかけるシーンがダイソンのCMに見えたのは私だけじゃないはず…

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

初のオリヴェイラ映画ということで気を引き締めて観たが、冒頭でいきなり笑わせられた。急に死んだはずのアンジェリカがこちらに向かって微笑みかけてきたら笑うしかない。途中も幽体離脱したアンジェリカとエクソシ>>続きを読む

山猫(1963年製作の映画)

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ずっと気になっていたルキノ・ヴィスコンティの『山猫』。4K修復版のBlu-rayを購入し観てみたがあまりの映像美には目を疑った。イタリアの上流階級の人々の華やかすぎる暮らしぶりは絵画そのもので、映像を>>続きを読む

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

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花嫁VS金持ちサイコ家族

結婚式の夜、家族の一員になるための恒例の儀式(ゲーム)をしなくてはならないのがル・ドマス家のルール。花嫁がカードを引き、どのゲームを行うか決めるのだが、花嫁のグレースは一番
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

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パルムドール受賞作をいつか制覇しようと思い、先に観れるやつだけは観ておこうということで今回は『オール・ザット・ジャズ』を観る。

ボブ・フォッシーの映画をこれまで一度も観たことがなかったのだけど、明ら
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水の精 マーメイド(1996年製作の映画)

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普段から慣れ親しんでいる日本のアニメーションと比較すると世界観も絵のタッチも大きく異なる。このような幻想的で斬新な作品を観ているときこそ本当の意味で一人になれているような気がしていて、リラックスしたい>>続きを読む

映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

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キャラクターがみんな可愛くて癒されて笑えるコメディアニメーション。

前作のバック・トュー・ザ・ホーム同様に驚きの完成度で子どもから大人まで楽しめる仕上がりになっている。そもそも大人向けであって子ども
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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毎日決められた順に家事をこなしていく未亡人の女。ドアを開けたら閉める、明かりを付けたら消す、食事を作り、浴槽を磨き、珈琲を淹れ、息子の外出している時間にベビーシッターとして娼婦として金を稼ぐ。

毎日
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イゴールの約束(1996年製作の映画)

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『ロゼッタ』に続いてダルデンヌ兄弟の『イゴールの約束』を鑑賞。初作品にしてこの完成度は恐ろしい。そして父親の存在も恐ろしい…。

15歳の少年イゴール。イゴールの父親は、ベルギーで不法入国者からアパー
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全く知らない高校の修学旅行のバスの中に放り込まれたような気分になる。しんどすぎ。

殺人狂時代(1967年製作の映画)

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これが岡本喜八映画か。

初めて観たがいまの日本映画には絶対にない雰囲気とユーモアを持った独特の作風で、俗受けしなそうだから今だと劇場公開もされないだろうが、日本でもこのような映画が作られていたことに
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レイジング・ブル(1980年製作の映画)

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久々にスコセッシとデ・ニーロのタッグ作品を観たが、映像の作りと演技力には度肝を抜く。拳と拳がぶつかり合うリング上の臨場感は半端じゃないし、25kgも増量したデ・ニーロの役者魂には狂気すら感じた。

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生きる(1952年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

黒澤明の映画の中でも傑作と名高い『生きる』であるが、『七人の侍』や『羅生門』と比較すると物足りなく、あと無駄に長い。

確かに名シーンは多く、これほど人生の教訓が鏤められているヒューマンドラマは滅多に
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エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

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足跡から人生の断片を読み取る。

ワンカットで撮影された90分間にも及ぶ至福の映像体験。場所はエルミタージュ美術館、ロシア(ロマノフ王朝)300年の歴史をアレクサンドル・ソクーロフが見事に描き出した大
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これを観る前にソクーロフの『エルミタージュ幻想』を観てしまったせいでハーランの館が犬小屋くらいにしか見えなかった。

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

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最高。ザ・PTAな破滅系映画。

前半、希望に満ち溢れた一人の青年と仲間たちが数々の成功を収めていく姿には、白昼夢を見ているかのような違和感すら覚え、そこですでに彼らが破滅の道の入り口に立たされている
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Outer Space(原題)(1999年製作の映画)

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何も理解できない異次元の10分間。

アメリカのホラー映画『エンティティー/霊体』を分解・再構築し生まれた実験的作品。元ネタは未見だが、絶対この作品の方が恐ろしいと思う。

永遠に観ていたいくらい刺激
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永遠と一日(1998年製作の映画)

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“永遠と一日“

人生最後の日を迎える詩人アレクサンドロス。朝、娘の家を訪れると、そこで亡き妻が残した手紙を見つける。初めて知る妻の気持ちに戸惑うアレクサンドロス。海辺の家での思い出、アルバニアの少年
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マンハッタン(1979年製作の映画)

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ウディ・アレン映画のマイベスト

頭が凝り固まった中年のインテリたちとは対照的に柔軟な考え方を持つ17歳の少女によって男(ウディ・アレン)は人生で大切なことを学ぶ。

シニカルでシュールなユーモアが最
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死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

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U-NEXTにラングの『死刑執行人もまた死す』と『緋色の街』が追加されているのに気がつきすぐさま鑑賞。『緋色の街』のDVDを手放したばかりだったこともあり感謝しかない。

今作はラングのアメリカ時代の
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

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なぜか人生何事も100%上手くいくことはない、必ず邪魔が入って、どうしても8割くらいしか達成できない謎の現象を見事に描いている。

日本ではありえないお洒落な街並みと人々が巻き起こすどこでも起こりそう
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

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もし私が当時のフランス人だったら、楽しめたのかもしれない。

ロメール作品の中でも断トツで会話が多く、政治の話ばかりで前半30分過ぎたあたりで眠気に負けてしまい、2時間の仮眠をとりなんとか最後まで観る
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

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音楽と暴力を愛する、社会から遠く離れた場所で暮らす一人の男。東大卒であり、学生時代は外国の文学作品を読み耽った。同時に射撃部でもあった男は、いまでも射撃の名手である。通信社に勤務していたが、あまりに過>>続きを読む

孤独のススメ(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オランダの映画を観るのはもしかすると初だったかもしれない。確かに他にはない一風変わった雰囲気とユーモアがある。しかし他と違うことをしようと無理して空回りしているようにも見え、結局その独特なユーモアも私>>続きを読む

サンライズ(1927年製作の映画)

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最高傑作。

フランソワ・トリュフォーが“世界一美しい映画”と絶賛する、ドイツの映画監督F・W・ムルナウが生み出した史上最も崇高で愛の溢れる芸術作品の一つ。

やはり完成度の高さがずば抜けている。5度
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背中の反り(1999年製作の映画)

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良くも悪くも自主制作感が画づくりから伝わってきて、スマホで撮った動画のような質感には若干の抵抗があったものの、脚本・主演を務めたエドウィージュ・シャキの裸は確かに絵画で目にする女性の如く美しかった。し>>続きを読む

クレールの膝(1970年製作の映画)

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ヴァカンスを過ごしている髭がむさ苦しい中年変態オヤジは、親と子ほど歳の離れたクレールに執拗につきまとう。理由はただ一つ、「クレールの膝に触れたいから」。もうすでに自分でも書いていて気持ち悪くなってくる>>続きを読む

愛の昼下がり(1972年製作の映画)

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相手の意思を無力化する磁気を発する小さな装置を首から下げている男は、通り過ぎる女性で装置の効力を試すと、思うがままに女性たちを自分の虜にしていく(男の空想)。

謎の装置が登場するシーンはファスビンダ
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情事(1960年製作の映画)

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『夜』と同じく鑑賞後の感想としては「どうしようもない」以外の言葉が出てこない。

ミケランジェロ・アントニオーニのこの手の作品は私にとってかなり難解だ。内容ではなく、鑑賞後にどのような考えを持ち、どの
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インテリア(1978年製作の映画)

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ウディ・アレンが敬愛するイングマール・ベルイマンにオマージュを捧げたシリアス・ドラマ。

様々な人間模様が交錯するウディ・アレンらしい作家性を残しつつ、これまでと違う静かで厳格な雰囲気を醸し出している
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

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夜ご飯を食べながら「深イイ話」を観ていると何やら聴いたことのある曲が流れた。海外の古い曲であることは分かるが、結局何の曲だったか思い出せない。普段ならiPhoneに聴かせてやるのだが、曲が流れたのはほ>>続きを読む

(1961年製作の映画)

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中年夫婦に訪れる“夜”という名の倦怠期。

夫を愛することができなくなり、夫の浮気現場を目撃しても怒りすら湧かなくなってしまった妻、そんな妻をそっち退けて若い娘に夢中な文学人の夫。

正直どっちもどっ
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人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

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キャスト欄にジェシー・アイゼンバーグの名があるのを見て、ゆるいコメディを期待して観たら期待を大きく外れる結果となった。

売れない作家でもある記者の男は、いま最も有名な作家の記事を書くため、遥々本人に
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女の都(1980年製作の映画)

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フェデリコ・フェリーニによるフェミニスト擁護の映画?

男を馬鹿にしすぎだし、男を馬鹿にしまくる女までも馬鹿に見えてしまうため、結局フェリーニが人を馬鹿にしているだけの映画になっている気がしなくもない
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