みちみつるさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

みちみつる

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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョージ・A・ロメロ監督によるゾンビ映画の金字塔『ゾンビ3部作』の2作目。

ゾンビブームの火付け役となった作品。ゾンビパニックでショッピングモールに立てこもるのはこの映画が元祖。前半はゾンビと、後半
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

5.0

シリーズ堂々の完結編。
これ以上無い、完璧な終わり方!!

西部劇にはあまり興味が無かったので楽しめるか不安だったが全くの杞憂だった。
舞台セット、小道具、衣装、メイク、言語など細部に至るまで再現され
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

中国発のアニメーション映画。
まずそのクオリティの高さに衝撃。個性ある魅力的なキャラクター、緩急のバランスが優れた脚本、美しい背景、迫力あるアクションシーンなど、日本のアニメーション映画と遜色ない。し
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.7

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ゾンビ映画の金字塔であるジョージ・A・ロメロ監督『ゾンビ3部作』の1作目。
現代にも通ずるゾンビ像(死者が蘇る・動きが遅い・人肉を喰らう・噛まれた人もゾンビになる・頭を撃たれると死ぬ…etc)を確立さ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

原作を8巻まで読んだ上で鑑賞。
正直、原作を読んだ際は他の人気ジャンプ漫画との差異がそこまで感じられず、「社会現象になるほどか?」と思っていたが、劇場版を観てその人気に納得。
とにかく映像のクオリティ
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.5

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久しぶりにJホラーが観たくなり鑑賞。
『残穢』と同じ原作者とのことで、『残穢』で主演されていた竹内結子さんがナレーションを務める。竹内結子さんの、淡々としていながらどこか心地良い、ずっと聴いていたくな
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王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

3.3

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韓国の時代劇×ゾンビ映画。
ヒョン・ビン目当ての母が「怖くて1人じゃ観られない」というので付き添いで鑑賞。

設定自体は面白いのだが内容は可もなく不可もなく。正直、前半はテンポ悪すぎて途中で飽きてしま
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

最前線で戦う別部隊に命懸けで伝令を届ける、という非常にシンプルなストーリーながら、圧巻の映像により最初から最後まで緊張感が続き飽きずに観られた。

目玉の『全編ワンカット風』の演出により、まるで自分も
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

法廷映画という位置づけではあるが、法廷でのシーンは冒頭の数分のみ。弁護士も検察も話の中でしか登場しない。会議室の中で12人の陪審員たちがひたすら議論し、父親殺しの容疑をかけられたスラム街の少年の有罪・>>続きを読む

着信アリ(2004年製作の映画)

3.3

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『死を予告する電話』という設定はシンプルだがゾッとする恐怖を感じられて良かった。自分の番号からの着信で、着信履歴は未来の日時(死亡時刻)、留守電に入ってるのは最期の断末魔。電源を切っても携帯を解約して>>続きを読む

呪怨2(2000年製作の映画)

3.0

惰性で見たが前作に比べるとかなり微妙。
30分くらいは前作のおさらいだし、肝心の恐怖演出もあまり怖くない…なんなら後半に関してはもはやギャグ。

唯一、団地のシーンは良い感じに怖くて良かった。

呪怨(1999年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『劇場版 呪怨』が大好きなので遡ってこちらのビデオ版を鑑賞。劇場版の完成度の高さに比べると低予算のせいもあるのか少々粗を感じる。しかしそのチープ感が逆に怖い。Jホラー特有のじわじわ恐怖心を煽る演出、陰>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イギリス発のゾンビコメディ映画。
イギリスらしい強烈なブラックユーモアが笑いを誘う。テンポの良いカット割、音楽の使い方が素晴らしい。特にQueenの“Don't stop me now”のシーンがも
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呪怨2(2003年製作の映画)

3.8

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前作と大体やってることが同じなので前作ほどの衝撃は無かったが、それでも恐怖演出などのクオリティが素晴らしくお化け屋敷のような恐怖心が終始続いて面白かった。
伽耶子さんと俊雄くんが例の家ではなくターゲッ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.8

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原作未読のため、映画単体での感想。
「漫画の実写化映画」と聞くとクオリティの低さやコスプレ大会のような残念さにガッカリさせられることが多々あるが、この映画はゾンビ映画としても一級品!アクションシーンの
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

病気のせいで“普通じゃない”顔を持つ男の子、オギーを中心に描く心温まるヒューマンドラマ。
主人公のオギーだけでなく、オギーの姉、オギーの親友など様々な登場人物にスポットが当てられそれぞれの心情、関係性
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Jホラーのオススメで良く名前が挙がるので鑑賞してみたが、期待していたほど怖くはなかった。
ホラーよりもミステリー要素が強く、そういう意味ではJホラーの代表作リングにも似ている。

現代のマンションの一
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

韓国映画のレベルの高さを改めて確認。
俳優の演技、脚本、演出(特にカメラワークが好き…)などが素晴らしい!

ゾンビ映画初心者のため、新幹線を舞台としたゾンビものってだけで新鮮。密閉空間で行動や避難場
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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画が観たくなり鑑賞。
パンデミックが起こるまでの展開がとても早く、その後もテンポ良く話が進んでいくので飽きずに観られた。
ゾンビの動きが意外と俊敏で恐怖倍増!

細かいところでツッコミどころも
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.5

“水”の描写が多いJホラー。
じめじめして、湿度が高く、不気味でヒヤッとする。梅雨や夏に観るのにぴったりな作品。

水道や風呂場など、日常で使う“水”を使った恐怖演出が多く“日常に潜むホラー”を存分に
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

5.0

NetflixでTVシリーズ全話、スペシャル、外伝を予習した上で鑑賞。
過去の作品を未視聴で劇場版を観に行きたいという人には、せめてTVアニメ版だけでも全話観たうえで鑑賞することをオススメしたい。
(
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

IMAXにて鑑賞。やはりド派手なアクション映画はIMAXで観るに限る。大きな画面、綺麗な映像、大迫力の音響により臨場感たっぷりだ。

冒頭から詳細な説明を全くせず観客を全力で置き去りにしていく感じ、あ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

特に社会人にオススメしたい映画。
ジュールズのように高齢者に偏見を持ち、使えないだろう、若者についてこれないだろうと、いわゆる「老害」扱いして敬遠してしまう人は多いと思う(私も含めて…)。しかしそんな
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

古き良きJホラーを期待していくとかなりガッカリする作品。Jホラー特有のじめじめした雰囲気や不気味さが大好きな自分としては、前情報を聞いてハードルを下げておいて良かったと思う。

全体的にあまり怖くない
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

IMAXにて鑑賞。
ずっと観たかったこの作品を映画館で、それもIMAXで観られて本当に良かった。
宇宙空間や未知の惑星の映像美、エンジンの轟音と無重力空間での静寂の対比に圧倒された。まるで自分も宇宙旅
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.8

リバイバル上映にて鑑賞。何度観ても素晴らしく、不朽の名作だと改めて確認。子どもの頃に何度も観たはずだが、細かい内容はあまり覚えていなかった(トラウマになったシーンはいくつもあるが…)。自然や動物を神々>>続きを読む

呪怨(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

90分間、お化け屋敷のような恐怖体験の連続で背中がゾクゾクするような恐怖心が終始続いた。
ホラーを欲していた私としてはとても満足。

時系列が交差するオムニバス構成のためわかりにくいとの感想も良く見る
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リング(1998年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

Jホラーに興味を持ち、まずは金字塔と言われるこの作品から。

正直なところ、ホラー演出が思ったより少なく、恐怖心よりもサスペンスの面白さが勝ってしまった。だんだんと真相が明かされていく謎解き要素が良い
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

字幕版で鑑賞。予告では作品の雰囲気にあまりピクサーらしさを感じなかったが、蓋を開けてみればピクサーらしさ満載の傑作だった。

科学が発展した世界でのファンタジー生物の描写がとてもユニークで面白かった(
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノ監督5作品目の鑑賞。
個人的にはタランティーノ作品のBEST3には確実に入れたいくらい大好きな作品。

タランティーノの独特な感性で戦争映画を描くとこうなるのか!と衝撃を受けた。
シーン
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

神田沙也加主演でミュージカル化したことを知り、興味を持った作品。
ファッションとボーイフレンドが大好きなブロンドの女の子エル。失恋をきっかけにハーバード大学ロースクールを目指し無事入学、そのあとも偏見
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノ監督作品、4作品目の鑑賞。

冒頭から超下品な会話劇で幕を開け、“Little Green Bag”とともに始まるシンプルながらハイセンスなオープニングクレジット。
とにかくカッコ良すぎ
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクス目当てで鑑賞。
期待以上にトム・ハンクスの演技が素晴らしく脱帽…フォレスト・ガンプでもそうだが、大人でありながらここまで純粋無垢で心の綺麗な姿や表情を演じられるって凄いなぁ。

最初はひ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

最初から3作目を想定して作られたつなぎのストーリーということもあり1作目クライマックスほどの爽快感は無いのだがそれでも充分面白い。

脚本が良く練られており伏線の回収が見事。1作目との複雑な絡み合いも
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

急に見返したくなり久しぶりに鑑賞。
やはり何回観ても飽きない面白さ。

脚本や伏線回収が完璧で無駄なシーンが全く無い。タイトル回収も見事。
テンポ良く物語が展開され、クライマックスでは手に汗握る緊張感
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ジャングル・ブック(1967年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

20年ぶりくらいに鑑賞。
詳細は全く覚えていなかったが、ところどころ覚えているシーンもあった。蛇のカーが催眠をかけるシーンはよほど幼少時のトラウマになっていたのか、はっきりと記憶に残っていて自分でも笑
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