wadaさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(317)
ドラマ(8)

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.2

ヤクザに対する市民の見方がどのように変化したかがよく理解できた。エンタメ性もあり、日本の裏歴史、犯罪史も勉強してる気分になる。

トラベラー(1974年製作の映画)

3.0

子供がとにかくサッカーの試合が見たいという気持ちに従って無茶をする話。子供特有の向こう見ずな感じが良かった。

ガルシアの首(1974年製作の映画)

3.7

メキシコの乾いた世界が絶妙。暴力をスローモーションで見せることで、より狂気を表現していた。ストーリーもめまぐるしく展開していき面白い。最高の娯楽作品だと思う。

71フラグメンツ(1994年製作の映画)

3.8

何気ないひとつの出来事が人を凶行へと駆り立てる様を淡々と描く。人と人の意志疎通の難しさを感じる。夫によるビンタ、養子の子の感情と里親の決断の不一致などが印象に残った。現代社会の問題を突き付け、重くのし>>続きを読む

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

3.8

組同士の抗争になっていく過程を丁寧に描いていた。ラスト、極道という世界を生きる男たちの儚さや、悲しさが伝わってきた。傑作。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

カメラワークや音、ビジュアルが完璧で、画面に引き込まれる。導入や冒頭が説明になってしまい停滞感が出てしまうのがホラー映画の弱点だと思うが、この映画は、映像美でそれを感じさせない。アリアスター監督は宗教>>続きを読む

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.6

前作は男をテーマにし、今回は純愛をテーマにしていると感じた。駒のように子分を扱う組長の腹黒さがエグい。一度見たら脳裏に焼き付いて離れない、勝利のインパクトある容姿や声、イカれ具合が圧巻。

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.9

温かい気持ちになれる作品。当たり前に差別があった時代なので、今みると少し違和感を感じるが、差別を越えた友情は見ていて温かくなる。モーガンフリーマンの押さえつつも、表情で見せる演技が秀逸。ラスト、胸が熱>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

とにかく完璧。歯切れのよいテンポ感でどんどんストーリーが展開していき、画面に引き込まれる。殺し合いのシーンで、カメラが左右に揺れ、あたかもその場にいるような没入感をもたらしていた。湿度の多い、生々しい>>続きを読む

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

3.5

ただ淡々と子供たちが生活する姿を写し続ける。そこにある日常が一瞬にして崩れる悲しさや、やるせなさを感じた。

ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.0

かなり難解。ストーリーのようなものは無く、淡々と世の終わりというか何なのかわからない世界を写し続ける。ただ一つわかったことは、欲にまみれた世界は終末に向かうということだ。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

寛容な社会をつくっていくことが非常に大切であると感じた。同性愛者が存在して何が悪い。同性愛者が育児をして何が悪いのか。普通や一般的というのは数が多いことであって、正義ではないと思う。温かいシーンが多い>>続きを読む

どん底(1957年製作の映画)

3.3

ひとつひとつの言葉の重みがすごく、上質な会話劇だった。しかし、前半、少し単調すぎたので、間延びしてしまった。

タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

2.5

この作品は好きではなかった。他のハネケ監督作品は好きなので残念。
ラストの少年と炎のシーンが深く心に刻まれている。

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

3.8

どのシーンを切り取っても美しい。とにかく美しい映画だった。レスリー・チャンの艶やかな演技が凄い。激動の時代をひとつの軸(京劇)を中心に描くので、とても分かりやすかった。価値観や概念が時代と共に変化して>>続きを読む

ベニーズ・ビデオ(1992年製作の映画)

3.7

感情の起伏が全くないベニーが見ていて恐ろしい。常に曖昧な答えを言い続けるベニーがとてもリアルな少年像で、凶行に至るまでの流れがあまりにも日常そのまま。何とも言えない不快感が残る。しかし、それがハネケ監>>続きを読む

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

3.0

事実のみが淡々と積み重ねられていく。一家心中という悲惨な出来事に至るまでの具体的な要因が全く提示されない。見る人によって全く解釈が異なると思う。生きることが作業化し、機械のように処理していくことは、本>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

「こういう作品を待っていた!」と心から歓喜した。好きか嫌いかはっきり別れる作品であるため、皆に薦めることはできない。しかし、この圧倒的な恐怖と色彩豊かな映像は見る価値があると思う。浸透しすぎて絶対的な>>続きを読む

偽りなき者(2012年製作の映画)

3.7

見るのが辛くなるほど、感情移入してしまった。主演の演技が凄く、カンヌ映画祭での男優賞も納得。嘘をついた少女に腹がたってしょうがない。客観的な事実を積み上げていくことの大切さを感じた。また、過剰な正義感>>続きを読む

マンディンゴ(1975年製作の映画)

3.8

黒人が人間として扱われていない様子は異常であり、常軌を逸している。しかし、奴隷制度があった時代、黒人が虐げられるのは、日常であり、当たり前であったと考えると何とも言い難い恐怖を覚える。もし、自分があの>>続きを読む

祇園囃子(1953年製作の映画)

3.8

男の身勝手な理由で、翻弄されていく女性達が、見ていて悲しく、やりきれない気持ちになる。日常の何気ない風景を、印象的なシーンにする、カメラワークや構図が凄い。傑作。

ロリータ(1962年製作の映画)

3.3

美に魅せられ、それを独占しようと奔走する男がどこか滑稽で、おかしい。キューブリック特有の映像美はほとんどなかった。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.8

今まで見た映画の中で最も衝撃的で不快な作品。映画の中の世界は虚構であるが、この作品は、虚構であることを認識しててもそれを上回るトラウマ性をもっており、現実を生きる私たちに深い傷を負わせる。映画のお決ま>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.8

愛とは何かを深く考えさせられる作品。そこに確かに愛が存在するため、ラストの決断を非難することができない。愛というものの強さや弱さを感じた。非常に言葉にしづらい、何とも言えない想いを見た後に抱く。傑作。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

圧倒的な没入感。終始、映像の迫力に飲み込まれた。戦闘機が墜落するシーンも、カメラをそらしたりせずに、一部始終をしっかり写し続けるのが凄い。この作品に関わった人たちの熱量が見ているこちら側に伝わってきた>>続きを読む

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

2.8

混沌とした世界が、良かった。しかし、それしか見所を感じられなかった。

生きものの記録(1955年製作の映画)

4.0

原爆や水爆がこの世に存在するなか、平然と生きている自分達はどこかおかしいのかもしれない。恐れはいつしか精神を壊してしまう。その様子を淡々と描く。まさしくこの作品は、人間という「生きものの記録」であると>>続きを読む

Mank マンク(2020年製作の映画)

3.3

かなり難解。予備知識が必要。固有名詞が多く登場するが、説明が無い。
しかし、テンポの良い展開とモノクロだが美しい映像が良かった。昔の白黒映画のようなノイズまでも再現させる細かな演出も良かった。新聞王の
>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.0

かなり昔の映画だが、動きに富んだ映像が見ていて楽しい。当時、どうやって撮影したのか気になる映像が多数あった。富を得ても、得られないものの儚さや悲しみを表現していた。「ばらのつぼみ」の正体が何なのかよく>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.3

ウォンカーウェイ監督の作り出す独特なリズムと色彩豊かな映像が見ていて心地よい。考えるより、感じる映画だった。自分は「恋する惑星」の方が好み。

ロッキー(1976年製作の映画)

3.5

強く背中を押してくれる、純粋な勇気をもらえる映画だった。元気が出た。

海と毒薬(1986年製作の映画)

3.8

映画全体を一定して流れる不穏な緊張感が、見ているこちらまでも疲弊した。倫理観とは何か、命とは何かを深く考えさせられる。自分たちはここにいたから人体実験をしただけ、、、人は置かれた状況には抗えないのか、>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.0

前作が凄すぎたため、パートⅡは少し見劣りを感じてしまった。登場人物が多い上に、時間が前後に動くのでかなり難しい。失ってはいけないものを捨てたマイケルのラストは見ていて想うものがあった。並大抵の器では、>>続きを読む

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