ウルグアイの元大統領を追う記録映画。
この方元々左派の活動家で、銀行強盗で得た金を貧困者に配ったりしてて、刑務所生活も長い。そこからどうやって大統領になったか、というのを観たかったけど、そこはあまり>>続きを読む
妻と娘が強盗に暴行された男の話。
妻は亡くなり、娘は精神的に立ち直れなくなる。犯人の手がかりなし。
てとこからの男の行動のベクトルは、めっちゃ気持ちが分かる。そして彼の行動が世間に与える影響も、ま>>続きを読む
数百年前に死んだ伯爵が魔女の呪文で蘇り、惨事が起きる話。
全体的にゆるい&隙のある展開で何度か「うおい」ってなった。ラストも突き放す感じで、何とも言えない後味。でも何っか味があるというか、可愛げがあ>>続きを読む
60年代前半のアフリカで3年間カメラを回したドキュメンタリー作品。
密猟や内紛の現場を捉えた衝撃映像が続くのだけど、公開当時やらせ疑惑や裁判沙汰があったとのこと。観ている間、ジャーナリズムとセンセー>>続きを読む
とある団地で暮らす女と、その家族の話。
女を取り巻く環境について「?」な点があり、話が進行するにつれ「!」になっていく。サスペンス描写がしっかりしていて、作品世界の怖さ、不気味さを堪能できた。
麻薬課から風紀課に転属した刑事シャーキーが、巨悪に挑む話。
サメ映画かとおもたら違った。
ハードボイルドな世界観、展開の中で、何だか人間くさい、泥臭い雰囲気のシャーキーが、いい感じ。ラストシーンが>>続きを読む
とある入江の所有権を巡って惨事が起きる話。
1970年製作でスプラッタ系の原点とのこと。
人物相関図と展開に分かりづらさがあり、やや困惑。確かに血みどろではあるけど、不思議なゆるふわ感があって、独>>続きを読む
前作同様、世界中の奇妙な事象を紹介していく。
前作を観たあと調べて知ったのだけど、元祖モンド映画なのですね。ドキュメンタリーかと思ったら、虚実入り混じってんのかい!と。そのフィルターを通すと得られる>>続きを読む
世界各国の様々な事象の記録を綴っていく、ドキュメンタリー的な作品。
タイトル通りの残酷な要素もあるけど、牧歌的な要素もあり、内容の振り幅が大きすぎて情緒が乱される。「何を見せられてるんだ…」的な瞬間>>続きを読む
昔TVでぼんやり観た気もするけど、ちゃんとは初見。
プロダンサーを目指す女の話。
ザ・80年代!ライバルがいる、特訓する、みたいなスポ根的内容かと思ったら、オーディション受ける受けないどうしよう、>>続きを読む
『福田村事件』を目撃。
関東大震災後に実際に起きた事件の映画化作品。
これはスーパーヘビー級案件です…。差別、迫害、同調圧力、集団心理。それらの怖ろしさを見事に描ききっています。行商人の親方が終盤>>続きを読む
元作品は鑑賞済。
連続殺人事件に巻き込まれる濵マイクの話。
この人物は、この事象は、現実か妄想か…と揺らぎを与える演出で、観ていて翻弄されっぱなしだった。過去作と違う役で登場する方がお2人いらっし>>続きを読む
『パターン』を目撃。
テロリストに挑む男の話。
無理が通れば…って言うけど、本作では無理と道理が仲良くダンスを踊っていて、仲良く撃ち合ったり仲良く殴り合ったり、とにかく無理と道理のハイブレンド。面>>続きを読む
死者の書の封印が解かれ、人々が悪霊に取り憑かれていく話。
過去作をなぞらず、しかしチェンソーは登場し、ハッとかギャッとか声が出る良いシーンがいくつかあった。子供への容赦なさがすごい。血の量もすごい。>>続きを読む
サメvsステイサム。
今回はサメ以外の敵(悪い人たちや、その他の生物)も現れ、深海からビーチまで、海洋活劇フルコースといった様相。相変わらずステイサム補正がエグい。世のサメたちよ、ステイサムだけは敵>>続きを読む
NY在住のダンサー・フランシスの話。
これはいい…。淡々とフランシスの日常をスケッチ。地味にビターなことだらけで、あっちゃこっちゃ彷徨うフランシスの姿に、何だかグッとくる。そういうこともある、そうい>>続きを読む
痛覚が失くなった近未来の世界の話。
これはヤバい…。劇薬案件です。上映時間全体を10で割って!と?で表します。「!?!??☆¤§¶?」です。!と?で表すと言ったのに変な記号が入りましたね。つまりそう>>続きを読む
バービー&ケンの人形にこんなにバリエーションがあるとは知らなかった。
現状維持か変化かを問うてくる内容なんだけど、「いや、その変化はなあ」ってんで、どう着地させるのか見守ってたら、まあ、いい着地点で>>続きを読む
20数年ぶり、2度目。(てか、4Kは初めて)
むむっ。思い出補正案件かな…。前半のテンポ感、“白い男”のアジトの設定、終盤の展開など、改めて観ると、今の自分にはノリきれない所があった。それでも、黄金>>続きを読む
20数年ぶり、2度目。
京劇のスター俳優になった義兄弟の話。
20世紀の激動の中国を俯瞰する一大叙事詩でもある。
甘み苦みいろんなお味が味わえる人間ドラマの数々にひたすら痺れる。観応え満点すぎる>>続きを読む
4組の男女がパーッと恋する話。
男性4人が禁欲生活をしているところに4人の女性が現れて…とドラマはあるのだけど、最初からなぜかカップル決まってて、そこは何だか腑に落ちん。しっかりミュージカルで歌とダ>>続きを読む
謎のライダーに妻を殺され、厭世的な生活を送るタクシードライバーの話。
これはかなり…クセが強い…。エロスとバイオレンスてんこ盛り。不条理と条理の間をグラグラゆらゆら。70年代80年代ホラーっぽいサン>>続きを読む
ある団地に住む3人の少女と1人の少年の話。
これはやばいっす。子供の遊びがエスカレートして…っていう展開が、静謐に淡々と進行します。不穏と緊迫感の波状攻撃がすごいっす。時折、観てる自分も白目剥いてま>>続きを読む
エナジードリンクで凶暴化した会社員たちの話。
おおぉ。なるほど。これはたぶん、ジェネリック・ゾンビ映画っす。普段着のまま殺し合いが始まる。噛み付いて感染したりはしない。見た目もグロくならない。それで>>続きを読む
舞台は戦後の東京。4人の娼婦と1人の復員兵が奇妙な共同生活をする話。
焼け野原で逞しく生きる人々をひたすら小気味よく活写。思ったよりエロ要素は少なめ。牛の解体シーンが異様な迫力。画面から迸る活気を帯>>続きを読む
冷酷無比な警備員がビル内で人々を襲う話。
全編通して独特のゆったりしたテンポで進行。何でもない廊下のカットが妙に怖かったりする。松重豊さんが元力士という設定には違和感ありだけど、不気味なシリアルキラ>>続きを読む
あれ。勝手に3部作だと思ってたけど、これ、続き、あるな…。
相変わらず主人公側補正がエグい(原作がそうなのでしょうがない)けど、このスケールの剣戟アクションをみせてくれることに毎度感謝。予想が外れた>>続きを読む
閉鎖された小さなテーマパークで惨事が起きる話。
割とホラーの定番要素を扱いつつ、ロボットたちの造形など、変化球みも感じられて、面白かった。
前半は寡黙なN・ケイジがひたすら掃除をして終わるんじゃな>>続きを読む
あいやあ…。やばい…。
前作をZ級映画だと言ったけど、本作は完全にZZ(ダブルゼータ)映画。
前作より予算なかったのかな。街なかのシーン、単なる黒バックって…。もはやウィジャあまり関係ないし。展開>>続きを読む
卒業旅行中にバリ島で運命の男と出会う娘。その娘の電撃結婚を阻止すべく、離婚した両親がバリ島に駆けつける話。
最初っから最後まで何ともゆるふわな展開。なのだけど、それでいいよな〜と思えた。バリ島観光映>>続きを読む
『我が人生最悪の時』4Kデジタルリマスター版を鑑賞。元作品は鑑賞済。
黄金町を舞台に私立探偵・濱マイクの活躍を描くシリーズ1作目。たまらねえ。やっぱ面白いし、好き。モノクロだけど1箇所だけ色がつく。>>続きを読む
とある高層マンションで惨事が起きる話。
祭り、第2弾!前作よりも人物のバリエーション、演出のネタが豊富。わちゃわちゃしていて、より祭り感を感じた。画面内のモンスターがTVから出てくるの、おそらく貞子>>続きを読む
夜の映画館で惨事が起きる話。
原色を多用した美術や照明が鮮烈。ノーCGの特撮が味わいの塊。ホラー映画ではあるけど、“恐怖”というより“祭り”。この映画は“祭り”の映画です。ハードロックかけて盛り上げ>>続きを読む
SMクラブに通い詰める水道局勤務の男の話。
男とSM女王様の関係性が、揺らぎながら進んでいく。過激な描写もあるにはあるけど、なんてこたない空気感でなんてこたない事柄が展開していき、いい意味でぼけーっ>>続きを読む
ロッキーのその後の話。
前作カット割の多さに怯んだけど、そういうもんだと腹括ったのと、そもそもカット割の多さとアクションシーンは相性良しで、アクション多めだったので、前作より楽しんで観れた。銃撃戦の>>続きを読む
マフィアの世界でのし上がるロッキーという男の話。
むむむむむ。話はさておきカット割が多すぎる…。開始早々にそう感じて154分ずっとそうだったので、正直ちょっとノレなかった…。バイオレンス描写、ダンス>>続きを読む