佐々木さんの映画レビュー・感想・評価

佐々木

佐々木

2016/11から絶賛移行中です。同年は合計209本映画館観賞。できれば年300本は観たい。

映画(148)
ドラマ(0)
  • List view
  • Grid view

ファーゴ(1996年製作の映画)

5.0

何度も観てるけど、今日観れるのが楽しみだった。車が走るほど事態がどんどん悪い方向に広がる。冒頭と、最初の殺しと、中盤の駐車場。ウィリアム・H・メイシーが、とにかく素晴らしい。ノワールをフランシスマクド>>続きを読む

Oh Lucy!(2016年製作の映画)

4.0

寺島しのぶ演じる節子の粗大ゴミみたいな駄目ぷりがリアル。その粗大ゴミが恋した瞬間の行動力が凄い。恋に復讐が重なると何でもできるんだ。空港の自販機での姉妹とジョンが最後去ろうとして自省する瞬間。四人しか>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

冒頭の豚小屋のシーンが最後まで効いてる。警察も極道もクソまみれの凌ぎ合い。全体的な昭和感がたまんない。また観るでしょう。2018/6/13バルト9

女性たち/女たち(1939年製作の映画)

4.2

これが1939年?というぶっ飛んだ傑作。いまだに新しい。オペラ並みに心情をセリフで吐露するのがうっとうしいっちゃうっとうしいけど、「それが女よ」と言われると白旗を上げるしかない。2018/5/3シネマ>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ

うーん。愛、アムールの続編みたいな内容。パズルみたいに家族のそれぞれを描いてるけど、その家族にリアリティがない。そもそも創業者が殺人者の会社なんて存続できるのだろうか。ユペールに建築会社の
>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん。オーソンウェルズを追う事で戦後ウィーンのダークサイドを紐解いて行く。網格子にしがみつき這い上がろうとする指先と去っていく女。ハリーキャラハンって本作からのいただきだったんだ。アパートメントの灯>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6


予想外に良かった。脚本がキレてる。真実探しのラビリンス。既視感あるっちゃあるけど何より福山がちゃんと芝居してる。広瀬すずも。是枝監督の知性が発揮されてる。2018/4/21早稲田松竹

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.7

主人公の家族のキャラが薄いのでその死に思入れが出来ない。マイノリティが異国で苦労して手に入れた家族の愛ってのをちゃんと描いてないから、なんか他人事になってしまう。ダイアン・クルーガーのスタイルの良さも>>続きを読む

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.2

いわゆる田舎がよく描けてる。この祖母役の女優さんには昨年の助演女優賞を。ただ、うーん、吉子の性が邪魔。セックスとか関係無くね?いちいち台詞が青臭いんだよバカバカしい。ガキが言うなら分かるけど、今さらっ>>続きを読む

狂覗(2017年製作の映画)

2.2

つまんない。公平性に欠く。教師は悪徳警官に、生徒は飛び跳ねるライブハウスの観客にしか見えない。転校すっぺ。2018/4.6新文芸座。

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.7

教室が、凄くリアルに描けている。軽く予想を裏切ったエンディングも良い。この監督と脚本家は本物でしょう。2018/4/7新文芸坐

花に嵐(2015年製作の映画)

3.0

楽しかったけど、結局、女の子の可愛さしか残ってない。2018/4/7新文芸坐

逆光の頃(2017年製作の映画)

2.0

京都観光Plus葵わかな。制作費がひたすらに勿体ない。2018/4/7新文芸坐

獣道(2017年製作の映画)

3.0


結局、浅い。笑。主人公の獣道を、作り手自ら逃げ出してしまってる。最後、中学生に戻っちゃって、この女の性はどこへ行ったの?宗教とヤンキーで笑いだけ取って終わる、残念な映画。笑いのキレはいいけど。201
>>続きを読む

脅迫(おどし)(1966年製作の映画)

3.0

西村晃!!!春川ますみ!!
2018/3/21シネマヴェーラ

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

4.3

80年代におけるエロのグローバル化(笑)。八方塞がりのエロを解放することでどこまで遠くに行けるか。末井さんの身体の中では爆風がずっと渦巻いていたんだと思う。母さん、僕はここまで遠くに吹き飛んで来ました>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

『淵に立つ』と同系列の世界観。未解決事件の関係者達が、みな、自分の正義が実現される事を夢見ながら、解決のできない問題の上で立ち続ける。署長が本当に良い。エンディング、終わって欲しくないところで終わった>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

「何でもアメリカの手柄だと思ったら間違いだよ」。内容はアメリカの軍隊産業賛美みたいで全く好きでない。テロの原因にもこれっぽっちも触れていない。しかし、そう言った当然の疑問をかわし「突然の暴力に遭遇した>>続きを読む

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

3.0

ラストのグラミー賞での発言と演奏に尽きる。ジェームズ・ウィリアムソンは凄いギタリストっだったんすね。2018/2/3早稲田松竹。

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

この映画は「ギミーデンジャー」でのイギーポップの発言「(音楽とは人生であり)人生は商売ではない」そのものだ。仲いい夫婦ってずっと観てられるんだね。2018/3/8早稲田松竹。

ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

3.0

なんか背伸びしてる感じが痛い。わざわざ尻出したり、オナってくれたりしてくれて有難いけど、演出家も俳優も手さぐりというか、がんばっちゃってっる感じがして貧乏臭い。「たかがセックス」なんて台詞に全ては集約>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.1

2度目の観賞。ツチダを軸にセイイチとハギオ、二人の男との別れを描く。自分の論理に縛られ世界を狭めていくセイイチとボス猫みたいにキンタマをぶらつかせて歩くハギオの間で泳ぐツチダ。ハギオとツチダの別れが特>>続きを読む

サファリ(2016年製作の映画)

2.9

もちろんウルリヒ・ザイドルだから観た。けどこの作品に対する答えは既に出ちゃってるなあ。久保俊治(ヒグマ猟師)さんの哲学が全てだと思う。殺したら食えよ。それ以上、娯楽としての殺し、は一切反対で不愉快極ま>>続きを読む

闇を裂く一発(1968年製作の映画)

4.0

脚本に唸った。露口茂が素晴らしくて忘れ難い。人物を創るというお手本の様な作品。ナイターの野球場をサスペンスにした演出も素晴らしい。2018/2/17シネマヴェーラ。

あさがくるまえに(2016年製作の映画)

4.0

演出力が凄い。省略と抑制。死と生が、生命が鮮明に浮び上る。後半、提供を受けるシングルマザーと元カノとのやりとりがすげえ刺さる。エンドロールの「5years」も死ぬ程決まってる。2018/2/11早稲田>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

脚本が雑。テーマから逃げてる。文(木村文乃)は要らない。主人公は殺人犯の女に惚れさせないと成長譚にならない。そしてもっと女を通して松田龍平と向き合わせないと。最後、地方民話で回収しようってのは安易って>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

いやー面白かった。脚本が良い。西田敏行!たけしの俳優としての衰えはつらいけど。2018/2/2早稲田松竹。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.9

反戦ストリップ。戦前戦中の生活を徹底的にエピソードの積み重ねで、ローから描く事で、観客は気持ちよく、平成から昭和、戦前へと時間を脱いでいく。俺の父親も昭和一桁生まれだ。戦争と家族。最後、家族への問いか>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.0

まあ、まあまあ。ドラッグ依存症の主人公が猫に救われる。俺も何度猫に救われた事か。「茶トラは意思が強い」と言うセリフはその通りです。この映画を亡き愛猫、シューに。2018/1/28飯田橋ギンレイホール。

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

3.2

全体的に雑。もうちょっとそれぞれをしっかり描いて欲しかった。孤児院、いるかな?2018/1/28飯田橋ギンレイホール

団地妻 昼下りの情事(1971年製作の映画)

3.6

いいよこれ。無駄が無く濡れ場が上手い。にっかつ起死回生の一打も納得。エンディングも好き。22018/1/20シネマヴェーラ。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

振り切れた極北の愛。蒼井優はハマってないと思うけど、最後のジンジの台詞がとにかく刺さる。観てからずっと引きずっている。2017年のナンバー1。2018/1/14新宿武蔵野館。

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

4.6

脚本と芝居!そしてokカットの連続。演出が冴え渡る。不能なのは愛しすぎてるからか。つかみ損ねた愛の象徴としてジュリー・デルピーが輝いている。2018/1/21早稲田松竹