このレビューはネタバレを含みます
ラストにドキリとさせられ、妙なサスペンス性を感じてしまいました。
あのエリザのひと言と笑顔。
そして、それが英題の「GRADUATION」に通じてますね。
ダルデンヌ兄弟のように、主人公をドキュメ>>続きを読む
見終わった瞬間、「むぅぅ」と唸ってしまった。"家族"というものが抱える歪さを、まざまざと見せつけられた気持ちがした。
そして、しばらくエンドロールを見つめていると、ゾワゾワと凄い映画を観てしまったな>>続きを読む
残念ながら個人的にヒットするものが、殆どなかった作品でした。カメラワークなどの演出全体的に、かなり恣意的なもの(あざとさ)を感じてしまい、如何にも「映画」を観ている感が払拭されず。この構図を意図がある>>続きを読む
パレスチナ問題を背景に置きながらも、恋愛や友情という普遍的な人間模様が主題となっている上に、映画としてのエンターテイメント性がしっかりと担保されている本作。見終わった後に、とても強い衝撃を受けました。>>続きを読む
“罪悪感”を描いた脚本だとヴィム・ヴェンダース自身が言っていたが、同時に誰しもが“赦し”を必要としている様(必要とするものは人それぞれだが)も描かれている印象だった。
心理を表現したという3Dの影響>>続きを読む
切なく心を締め付けられるも、ラストで共感度が一気に冷めてしまった感あり。少し女性に聖母像を期待しすぎている印象も受けた。たぶん、本当のオンナはもっと泥臭く、したたか。
結局、他人が思うこと、感じることをすべて知ることは出来ない。人間って、そういうものなのだ、というのを痛く感じさせられた。
非日常が彼らの日常である歪さが、とても自然に描かれていて観ていくうちに引き込ま>>続きを読む
残念ながら、始まって10分で脚本のいまひとつさに続きを観る気を失ってしまった映画。実に、「日本のドラマ的」な脚本で、ある意味でとても分かりやすいのかもしれないけど全てを語り尽くされるところに興醒めでし>>続きを読む