天井から宙吊りになる名シーンが取り上げられすぎて、そこがクライマックスだと勝手に思い込んでた!あんな列車の上での戦闘から、ヘリコプターもろともトンネルの中に侵入するとか、これちょっと「デッドレコニング>>続きを読む
もしサービスエリアに¥2,432だけ握りしめた状態で取り残されたら?な、サバイバル映画としても十分面白い!(しかも2千円札。使うのもったいね〜!)
オダギリジョーがめっちゃオダギリジョーしてて、物言わ>>続きを読む
圧巻のレースシーン! 「ワイスピ」的に車のマシン部分のカットが瞬時に挟まったり、爆音で鳴り響くエンジン音の使い方、車をとにかくカッコよく撮るアングルなど、もう見応えしかない!
ゲームの画面にシフトして>>続きを読む
カートゥーンアニメ新時代!「スパイダーバース」が開拓した「3D表現と2D表現の完全融合」「エグい量の描き込み」をベースに、ティーンエイジのラクガキ感、ヒップホップの塗り重ね文化が乗っかり、唯一無二のア>>続きを読む
オーケストラ映画において演奏シーンのアテレコが酷すぎるのって、アクション映画の戦闘シーンがしょぼいのに匹敵する、いやそれ以下だと思うんですよ。戦闘シーンは、実際に人を刺したり殴ったりする訳にいかないか>>続きを読む
えぐい。全員壊れている。想像の4倍えげつない。
そっちには行かんでくれ…と祈ってしまう場面が何度もあり、その度に裏切られ絶望の展開を見せられる地獄。地獄だが、こういう映画を離脱せず最後まで見届けるため>>続きを読む
「ケンタッキーを車で食い散らした挙句、骨を窓から投げ捨てる映画」ってそんな訳ねーだろと思って観たら、マジでした。そんでめっちゃケンタ食べたくなりました。黒人ピアニストと白人用心棒の話だと思ってたんです>>続きを読む
やっぱこれ映画館で観なきゃダメだ!音の迫力も役者の狂気も、家で見るのとは桁違い。最高すぎる。
もちろん音楽映画としてもよくできているけれど、それ以上にサスペンス映画として100点満点。フレッチャーがマ>>続きを読む
工夫が凝らされているカットの数々に舌を巻く!暗闇から突如「シーッ!」の口が出現するカット(予告でも目を見張った)や、窪田正孝の表情が青や赤のライトで照らされたりとか…。全体的に彩度が抑えられた映像の質>>続きを読む
前作「フレンチ・ディスパッチ…(以下略)」で思いっきり置いてけぼりをくらい寝てしまったので、今作は覚悟して挑んだ。…結果、ギリついていけた気がする…けどやっぱり分かりにくい!笑 ぼーっと見てたら多分、>>続きを読む
インド映画版「ミッション:インポッシブル」!
独特の音楽が、ここぞというキメ画のスローモーションでかかったり、殴打のSEが通常の3倍くらいの音量でバチボコ響いたり、なぜか室内に突風が吹き荒び、主人公の>>続きを読む
IMAX3Dとの相性抜群!爆音と巨大スクリーンで、ド迫力のMEGとステイサムを体感できて本当に良かった。
水飛沫がカメラのレンズにかかる演出が要所要所にあって、本当に3Dメガネに水滴がついたのかと思っ>>続きを読む
傑作。凄まじい。予告を見返したら反射的に泣く身体になってしまった。
ほぼ全ての登場人物それぞれに泣く場面が用意されているのだが、全員の涙の演技が迫真すぎて、ドキュメンタリーかと疑うレベル。
予告を見て>>続きを読む
予告編ではただのキラキラコメディと勘違いしていたが、裏切られた。バービーという人形でしか作れない、現代社会風刺コメディ。
高畑充希の吹き替えも想像以上にシンクロ率が高い。サーシャにボロクソ言われて泣く>>続きを読む
ディズニーないしPIXARならではのテンポの良さと、「元素たちが暮らす世界 大喜利」の引き出しの多さが炸裂!(映像美や映像表現の工夫が破格なのは言うまでもなく!)
なんなら今までのどのディズニー作品よ>>続きを読む
ゴリラもオプティマスプライマルもユニクロンもスカージも、ゴリゴリの低音ヴォイスが常に心地良く、こいつらが喋ってるだけでもIMAXの醍醐味を堪能できる。しかもガチャガチャ変形しながらぶつかり合い、重量>>続きを読む
アフレコのせいなのか、生活感の無い端正な美術のせいなのか、ずっと人形劇を見ているような感覚に。
エミが友人にアリの肉体を自慢する場面では、否応なく「GET OUT」を思い出したし、年齢も肌の色も超えた>>続きを読む
これは1作目の時からずっと気になっていたのだが…戦があまりにもスポーツっぽい…
大将の首が取られたらゲームセット。敵味方関係なくバトルの手が止まり、勝った国はまるで甲子園出場を決めた男子高校生のように>>続きを読む
えげつない。予想を遥かに上回ってきた。終盤、もうやめてくれえ〜って震えてた。
でも、残虐描写も恐怖演出も、過剰に観客を怖がらせるためのものではなく、全て物語上必要なのがすごく良い。アイシャの「他者の心>>続きを読む
序盤の、老人介護施設での父親との場面に表れているように、まさに「光石研の一人芝居が光る映画」。父親は一切反応が無く、光石研演じる末永周平は延々と一方的な語りを続ける。
「末永周平」という4文字の漢字が>>続きを読む
ローマの街をちょっとずつ破壊しながら車やバイクで爆走するあのシーン。主人公を殺すことよりも、大切な仲間を苦しめる方を選ぶ敵。どうしたって「ワイルドスピード FIRE BOOST」と比較してしまう。だか>>続きを読む
終始、とにかくドキュメンタリーっぽくなくて驚く。極端に「インタビュー」の場面が無い。ほぼ皆無。カメラマンが学校にすごく溶け込んでいるのが伝わってきた。
ベルファストで何が起こったのか、「ベルファスト」>>続きを読む
油断してたら、泣いた。公園の水道を開放していく、ラストのあのカタルシス。そこに至るまで、岩切(生田斗真)に幾重にも積み重なるストレス…!
血だって涙だって全て水。空気と同じくらい人間の体に無くてはな>>続きを読む
まさに「ビジュ爆発映画」。このキャスティングでこれだけ魅力的にスタイリッシュにキャラクターを魅せられて大満足。
冒頭、配給会社PARCOがスクリーンに映される瞬間から、アスペクト比が独特。「これは映画>>続きを読む
「私が嵐だ」の合言葉が示唆する通り、嵐を呼ぶ男・トムクルーズが無茶なミッションをゴリ押しでどうにかする、激ヤバスパイ映画。
初めて「ミッション:インポッシブル」シリーズを観たが、「TENET」も「ワイ>>続きを読む
誰がなんと言おうと傑作!脚本、アニメ表現、メタファー、あらゆる点でかなり優れている。ジブリの中でも「ハウルの動く城」「千と千尋の神隠し」が好きなら、間違いなく楽しめる快作。“みんなが観たかったジブリ”>>続きを読む
Hi-STANDARDの3人が、こんなにも心に傷を抱えた人たちだったとは全く知らなかった。
あの、やかましくて、速くて、激しい音楽とは裏腹に、3人はずっと「なぜ失敗したのか」を振り返り、懺悔し続けてい>>続きを読む
ラップバトルとオペラという組み合わせが斬新な、ただそれだけの映画。
「のだめカンタービレ」のように、主人公の意志と関係なく過剰に才能があるせいで、周囲が主人公の運命や人生を決めようとする、主人公がそれ>>続きを読む
ラストのパールの引き攣ったような恐ろしい笑顔が目に焼き付いて離れない。なんだったんだ…。マジで怖かったし、演技力バケモン。
「ミア・ゴス映画」がこのシリーズを端的に言い表したジャンルだと思う。ヒステリ>>続きを読む
面白い!ロバのEOがずっと可愛いし、馬や牛など、あらゆる動物たちの躍動はデカいスクリーンに映えまくっていた!
道徳的な正しさを声高に叫んで、サーカス団を糾弾する団体も、たかがサッカーの勝敗にイチャモ>>続きを読む
老夫婦は超人的なモンスターではないし、「老い」は呪いではない。呪いなのはむしろ、若さを絶頂期だと思い込むことや、絶頂期を戦争によって逃してしまったと後悔すること。
決して逃れられない「老い」から目を背>>続きを読む
小劇場の雰囲気を見事にパッケージした、珍作!
「ミッドナイトスワン」の内田英治×「さがす」「岬の兄妹」の片山慎三!こいつはハードで歯応えのある映画になりそうだ!と息巻いて見に行ったら確実に肩透かしを喰>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
会話劇のナチュラルさが、最高次元。是枝作品における子供の会話とか、中川龍太郎監督の「やがて海へと届く」や河瀬直美監督の「朝が来る」と並ぶ水準。「マジで脚本あるの?これ」と疑うほど、めちゃくちゃピュアな>>続きを読む
面白い!
公共の電波のはずのラジオが、プライベートな会話になっていたり、意図せぬ相手に自分の感情を届けてしまっているくだりは、「ごめんね青春!」そのもので◎
京都が舞台ならではの丁々発止が痛快!悪口の>>続きを読む
舞台に立つまでのとんでもない遠回りが面白すぎる名作!前半の遠回りが酷ければ酷いだけ、妙なディテールに感動してしまうし、笑ってしまうし、後半からの「そんなわけない」展開すらも爽快になる!
男子シンクロ>>続きを読む
マイキーとは、まさにこの映画のマクガフィン。彼が劇中一度失神してから特に、彼は完全に抗争の火種として物言わぬ偶像になっているように見えた。
一虎は、マイキーさえ殺してしまえば、マイキーの兄を殺した罪す>>続きを読む