ィヨシナリジュンさんの映画レビュー・感想・評価

ィヨシナリジュン

ィヨシナリジュン

40歳東京生まれ。
4.0点以上がおすすめの映画です。

2017年の映画ベスト10
甘き人生
未来よ こんにちは
パターソン
希望のかなた
アトミック・ブロンド
バーフバリ 伝説誕生
夏の娘たち
TOMORROW パーマネントライフを探して
三里塚のイカロス
もうろうをいきる

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夜明け前(1953年製作の映画)

3.8

大長編が原作(とはいっても史実の記述が多い)だけあって、140分では名脚本家新藤兼人の腕をもってしても原作の到達点にはだいぶ及ばない。独立系製作ゆえの予算の関係か上京時のエピソードが台詞でしか処理され>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.5

「空飛ぶ」と題名にあるからついコメディ要素を期待してしまうモンティ・パイソン脳で、その期待は裏切られたのだがそんなことはどうでもよくなるくらい、巧みに描かれたサラリーマンの意地に感動しました。

宇宙貨物船レムナント6(1996年製作の映画)

3.8

宇宙船の外観CGは今でも見るに耐えられるクオリティのようにおもう。
説明的台詞を極力排しているのはけっこうなのだが、いかんせん状況がいまいちわかりにくく、また芝居のテンポが独特で緊迫感がわかりやすく演
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.9

ホアキン・フェニックスやジョニー・グリーンウッドのミニマムな劇伴は良いのだが…。
これだったら韓国のノワールのほうがよっぽど志しが高いとおもう、比較するほうがおかしいと言われそうだが。

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.2

ほとんどバットマンについて知識がない者でも、レゴバットマンより楽しめた。あの電子レンジを待つシーンに匹敵するようなギャグもあるし。

青海波文の空等シーンによって変わる画風も楽しい。

海外での反応が
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5TO9(2015年製作の映画)

4.0

宮崎大祐監督作品のみ来るべき長編のティーザーとして見応えがある。長編化を切に願う出来。
他はぐっとレヴェルが下がって、中国>シンガポール>>>タイ といったところか。

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.5

邦題の酷さは本年度公開海外映画の上位に入ることだろうが、それが実にもったいない秀作。

『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』のバカ騒ぎのあとの空しさに不満を抱いたものとしては、こういうのが観たかったん
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

安藤サクラと松岡茉優は主演映画が厳しかったので個人的に大の苦手だったはずが、映画がすすむにつれいつのまにかいいなあとおもうようになり、安藤サクラにいたってはリリー・フランキーの「美人だな」という台詞に>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

小松菜奈の走る姿だけで十分観る価値はある。
伊藤ゴローの劇伴も実に優美。

が、清野菜名が担任の先生にしか見えないのが大いに興を殺ぐ。

ある日わたしは(1959年製作の映画)

4.5

岡本喜八のバンカラな演出とタンゴを基調にした音楽が、脚本本来のメロドラマ性を殺いでいるというか一風変わったものにしている。

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.9

前田敦子や尾野真千子や木嶋のりこや後藤ユウミといった女優陣の充実や撮影技術等確かに現代日本映画の美点は散見されるが、目的というか落としどころが見出されないままの150分はつらい

野良猫ロック 暴走集団’71(1971年製作の映画)

3.4

野良猫ロック、と冠にあるからにはこれまで同様女性が活躍するんだろうなあとか期待したのだが裏切られた。なんか同シリーズの他の作品と比べて今日的視点でみれば心意気(≠思想)はわかるものの、風俗描写も大して>>続きを読む

さらば夏の光よ(1976年製作の映画)

4.6

美しく、それゆえはかない若さを濃密かつ繊細に描いた傑作。
本作における少年たちの優しさはなんなのだろう。
劇伴の多めな使い方は多少気になったが、これは瑕疵にしか過ぎない。

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ギリギリ強引過ぎる導入部が、以降の無理が散見される展開の抵抗感へのクッションとなっているようにおもわれ、巧いと感心。
だが、二時間近くは少し長く感じられた、どこを削ったら良いかわからないのだが。
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野良猫ロック セックス・ハンター(1970年製作の映画)

4.6

シリーズ3作目にして、以前より段違いに映画の格が上がった感がある。

大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

4.6

何か植民地を舞台にしたSF映画を観ているようだった。
こんな日本映画が、しかもおそらく低予算の自主制作で、生まれるとは予想していなかった。
音響効果が良く、使用音楽がことごとく素晴らしい。
実は冒頭数
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.1

男子校の、しかも日陰者として高校生活を送ったものとして、生意気な新入部員君や机くんが要所で締めてくれたのには涙すらし、敗退していく無名の高校生を捉えているカットがあることにも好感をもったが、「一瞬だが>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.5

クライマックスで見せる主人公の表情といったら!

霧と影(1961年製作の映画)

3.0

因果関係を台詞で延々と説明しているに過ぎない中盤までの展開と、やっと画になる女性が出てきたと期待するもさほど物語に絡まないこと、そしてクライマックスのバストアップの切り返しのみの演出に芸が無さ過ぎる点>>続きを読む

青銅の基督(1955年製作の映画)

4.6

宗教的な含蓄はさておき、こちらのほうが物語として、より面白いからスコセッシは『沈黙』ではなくこちらをリメイクするべきだったとおもう。

クライマックスの山田五十鈴の気高さに戦慄したため+0.1。

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Cu-Bop across the border(2018年製作の映画)

4.0

前作『Cu-Bop』に、歴史的背景を踏まえたナレーションと映像を加え再編集した作品(着地点は変わらないように記憶している)。よって前作にハマったマニアには新味があるとは言えないものの、こちらのほうがキ>>続きを読む

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

4.8

映画というものは元来、1カット1カットがことごとく見応えがありそれに圧倒され続けるようなものであるべきだ、ということを本作は思い出させてくれる。
正直話はよくわからなくてパンフレットを読んでやっと理解
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