ィヨシナリジュンさんの映画レビュー・感想・評価

ィヨシナリジュン

ィヨシナリジュン

40歳東京生まれ。
4.0点以上がおすすめの映画です。

2017年の映画ベスト10
甘き人生
未来よ こんにちは
パターソン
希望のかなた
アトミック・ブロンド
バーフバリ 伝説誕生
夏の娘たち
TOMORROW パーマネントライフを探して
三里塚のイカロス
もうろうをいきる

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さらば夏の光よ(1976年製作の映画)

4.6

美しく、それゆえはかない若さを濃密かつ繊細に描いた傑作。
本作における少年たちの優しさはなんなのだろう。
劇伴の多めな使い方は多少気になったが、これは瑕疵にしか過ぎない。

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ギリギリ強引過ぎる導入部が、以降の無理が散見される展開の抵抗感へのクッションとなっているようにおもわれ、巧いと感心。
だが、二時間近くは少し長く感じられた、どこを削ったら良いかわからないのだが。
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野良猫ロック セックス・ハンター(1970年製作の映画)

4.6

シリーズ3作目にして、以前より段違いに映画の格が上がった感がある。

大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

4.6

何か植民地を舞台にしたSF映画を観ているようだった。
こんな日本映画が、しかもおそらく低予算の自主制作で、生まれるとは予想していなかった。
音響効果が良く、使用音楽がことごとく素晴らしい。
実は冒頭数
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.1

男子校の、しかも日陰者として高校生活を送ったものとして、生意気な新入部員君や机くんが要所で締めてくれたのには涙すらし、敗退していく無名の高校生を捉えているカットがあることにも好感をもったが、「一瞬だが>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.5

クライマックスで見せる主人公の表情といったら!

霧と影(1961年製作の映画)

3.0

因果関係を台詞で延々と説明しているに過ぎない中盤までの展開と、やっと画になる女性が出てきたと期待するもさほど物語に絡まないこと、そしてクライマックスのバストアップの切り返しのみの演出に芸が無さ過ぎる点>>続きを読む

青銅の基督(1955年製作の映画)

4.6

宗教的な含蓄はさておき、こちらのほうが物語として、より面白いからスコセッシは『沈黙』ではなくこちらをリメイクするべきだったとおもう。

クライマックスの山田五十鈴の気高さに戦慄したため+0.1。

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Cu-Bop across the border(2018年製作の映画)

4.0

前作『Cu-Bop』に、歴史的背景を踏まえたナレーションと映像を加え再編集した作品(着地点は変わらないように記憶している)。よって前作にハマったマニアには新味があるとは言えないものの、こちらのほうがキ>>続きを読む

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

4.8

映画というものは元来、1カット1カットがことごとく見応えがありそれに圧倒され続けるようなものであるべきだ、ということを本作は思い出させてくれる。
正直話はよくわからなくてパンフレットを読んでやっと理解
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反逆のメロディー(1970年製作の映画)

4.6

任侠から金儲け第一主義のビジネスヤクザの転換と、その過程でこぼれ落ちほんの一瞬だけ輝いた新しいアウトローの若者を描いたという点で、日本映画史上に残る作品のようにおもうため、0.1点おまけ。

なお、『
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女番長 野良猫ロック(1970年製作の映画)

4.0

主役の和田アキ子の今を知っているとそれだけで珍作扱いされがちなのだろうが、業績が悪くなる一方だった当時の日活が新機軸として打ち出しただけあって、新宿という荒野(当時)を舞台に自在に暴れる規格外の新人女>>続きを読む

暗黒街の対決(1960年製作の映画)

4.5

うっかりハワード・ホークス『三つ数えろ』の発展形かと言いたくなるくらい、わかるんだかわからないんだか(いや『三つ数えろ』はわからないのだけれど)の話を、シーン繋がりの鮮やかさで魅せており素晴らしい! >>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.0

1960年(昭和35年)が起点で、この物語の流れはありえない。
十分美しくはあるのだが、それでも実際は30過ぎなのだとおもうと、綾瀬はるかの役が痛々しい。本田翼を信頼して主役にしてよかったのでは。
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.2

サヨク御用達映画との評があったので鑑賞。

確かに、チート的な持てる国が持たざる国に対して面倒をみるに至った過程は描かれているのだが、むしろその先にある問題へのどう対処していったかこそが目下の課題であ
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彼奴(きゃつ)を逃すな(1956年製作の映画)

4.4

汽車の通過音は銃声をかき消すほど大きい、というような映画のうそを存分に楽しめる佳品。
本作における、大きな音が続くあいだに味わうことのできるスリルといったら!
芥川也寸志によるピアノのクラシックとジャ
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斬り込み(1970年製作の映画)

2.9

いっそ渡哲也の役を削ってしまった方が、ジャンル映画としても「日陰者のやくざ稼業にもカビがはえてきた」(作中の中村竹弥の台詞、ただしうろ覚え)任侠物から脱しようとする過渡期の試行錯誤および打開策がより大>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

どんな賞を獲ろうが猫があんな酷い目に遭う映画はおすすめしかねる。

心がピュアなキモメンと不憫なオールドミス―ただし美形―といったテンプレ的オタクの想像力から少しもはみ出す展開がなかったため生理的に無
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息衝く(2017年製作の映画)

1.0

これまでたぶん2000本くらい映画は観ているのだが、生涯ワーストクラスの超駄作(採点は最低点)。
ここまで酷い映画を近年観たことがない(もっともポレポレ東中野のディジタル上映環境の悪さも助長しているこ
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ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

4.2

伝説的俳優であるジャン=ピエール・レオの、ことによると遺作かもしれないとおもわれると、本作での老人J=P レオの扱いには大いに不満。J=Pレオ特有の映画的オーバーアクションを子どもたちとの初対面のシー>>続きを読む

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