junjuoneさんの映画レビュー・感想・評価

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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

絆の強い家族ほど、子供たちが背負う十字架は重い。
絆そのものが呪縛となり、人生半ばで生きづらさに気づいた時には抜け出す道が見えない。

これだけタフで微笑ましかった若者たちがそれぞれ迎える悲劇はいたた
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.1

ノーラン作品でまだ観ていないものを観ようと思って手にとった。


電気の発明期、映画というトリックの黎明期、その時代のマジックショーを題材にしたサスペンス。

「グランドイリュージョン」のような軽妙な
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

2.4

もし死刑を金で免れられるなら、人は快楽的に殺人を犯すようになる、という、死刑制度について考えさせる示唆なのか、

死刑を免れたとはいえ、自分と全く同じ肉体と記憶を持ったクローンの死刑執行には立ち会わな
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ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

3.0

レイチェル・リー・クック本人が出ていることに惹かれてふらっと観てしまった。


25年前のオリジナルとは、主人公含めほぼ全キャラクターの性別を逆にしたような作りになっている。

なので、このキャラはオ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

ノーラン初の非娯楽作ともいうべきか。
今回選んだ題材が、結果として彼のキャリアにおける評価はここに極まれりとなったのかな。。

ロバート・ダウニー・Jrも、水爆を推進する戦後アメリカの要人に扮するが、
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ウィッチ(2015年製作の映画)

2.5

アニャ・テイラー=ジョイ、この頃は童顔でだいぶ印象が違う。

信仰に身を委ねすぎて、全部悪い方に捉えて、
悪い方に転がってくじゃん。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

ライアン・ジョンソンのナイブズアウトは公開当時コロナ突入直前で、同時期に公開されていたパラサイトをしのぐ面白さだったこと、よく覚えている。

前作と打って変わって舞台が都会的なシチュエーションで、監督
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.3

タランティーノはオールドカルチャーだけでなくブラックカルチャーも好きなんだな。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.7

登場人物みんないいね。最後のミスコンシーンはグダグダなのにいいねと思える。オリーブ素晴らしすぎるね。

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.1

痴呆となったプロフェッサーX、最後に1番の力演。
デストピア感、B級色は肩肘張らず観れるが、ウルヴァリンの引退物語として以上には、X-MENシリーズとしての作品の意義は見いだせない内容かな。

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.2

一歩劣化が否めないか。
マグニートーのパワーが開花。
しかし悪として戦う理由が見えなかった。


吹替版、剛力彩芽ミスティークの酷さ。
一声で映画を終わらせる破壊力。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.0

完全に一級品の満足度に。
X、マグニートー他キャラ構築のバックグラウンドに納得のドラマ。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.6

猛者がだいぶ集まってきた。ストーリーの重さが増してきた。

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

2.9

えらい馬鹿丁寧な説明だなあ。ちょっと設定難しくしすぎかな。

X-メン(2000年製作の映画)

3.1

続編以降大シリーズになっていくのでしょう。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

それぞれの別角度の視点が交錯して徐々に全貌が明らかになっていく過程が観てて快感なほど面白い構成。しかし桐島は一向に現れない。ラストの収束は失速したが見応えあった。

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.7

日本でよく見る病気の主人公がゆっくり弱って最後死ぬだけのお涙頂戴もの(泣けないが)とは違う闘病もの。
デリカシー無視の親友の存在が大きい。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

ジャンルのるつぼ、音楽好きにはたまらない国、キューバ。行ってみたい。

バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.5

多数主人公型のエピソード紡ぎ型。
そつなく無理なく、いい混ざり方のストーリー。
バレンタインを男がマグロで過ごす風習は、やはり日本特有のものなのね。

ソウル・サーファー(2011年製作の映画)

4.0

主役の女優が素晴らしい。
厳しい境遇に立たされた女の子の、明るさと前向きさが世界を変えていく、これを演じるのは、役者自身が明るく素直さがないとできない。
苦難に立ち向かう話が感動を呼ぶだけでなく、サー
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レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)

3.1

原作の濃密な内容を2時間にまとめ上げるべく、捨てるに惜しいシーンを削りに削ったであろうことがうかがえる、全体的に一定でスピーディーなテンポ感。ドラマの重厚性は削がれた形。ジャベール警部がクソ野郎に見え>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.1

ハートフルなラブファンタジー。
NCはいろんな役柄をハマり役としてしまう器。

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.2

気恥ずかしいまでの濃厚な80's。ストーリーの薄さ、安さ、明快さ、今の時代に人に薦めたい映画ではないが、否定はできない完成度。これが80'sのかっこよさと空虚さ。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.0

3部作の第1作目と知り慌てて鑑賞。
「ライジング」を観て師であるアル・グールの野望の意味を知りたかったので、納得。
「ライジング」で意味不明だった判事は、ここでも意味不明だったかな。
アメコミの世界観
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.6

これもアベンジャーズの予備知識用。
世界観きれい。
主役イケメン。
弟がなんだかんだギリギリ憎めないというのが珍しい悪役像。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.6

アベンジャーズを観るための前哨戦。
主役が誰かと思ったら、F4の人間トーチ。
ということはムキムキがホンモノで、冒頭のガリガリがCG。
やるなー。

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006年製作の映画)

4.1

現実にバブルを楽しんだ世代ではないが、何故かニンマリさせられるシーンの数々。
タイムスリップものとして主人公が他人を説得するのに苦労する展開を打破していく演出、例えば100円硬貨とか、計算されたシナリ
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