junistoosexyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

「この世界は本当は沢山の世界がある。繋がっている様に見えても繋がっていない世界がある。」
このセリフは好きだなあ。
今でこそ多様性が重んじられてるけど、昭和から平成になる頃までは、高い偏差値の大学出て
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フロント・ページ(1990年製作の映画)

3.7

ハチャメチャ感は若干おとなしめだが、なんといっても3人が揃ってるのが嬉しいし息ピッタリ。
ブルース・リーとジャッキー・チェンに触れてたり、サミュエルの歌が入ってるのも感慨深い。
ストーリーは、まあこん
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電撃フリント・アタック作戦(1967年製作の映画)

3.8

アメリカ版ゆるゆる007の続編は宇宙規模のアホらしさながらもジェームズ・コバーンがノリノリで楽しいっちゃ楽しい。
相手役の金髪女優さんがメッチャ美人。
他にも水着美女いっぱいなのが嬉しいね。
リー・J
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電撃フリントGO!GO作戦(1966年製作の映画)

3.9

アメリカ版007は細かい秘密道具がいっぱいでとってもコミカル。
ジェームズ・コバーンの下っ手クソな空手はブルース・リーに弟子入りする前なのか後なのか?
ボンドガールに対抗したのかどうか分からんが、チョ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

カウリスマキ映画史上最も恋が溢れてる。
何はともあれカウリスマキ新作が観られる幸せ。
労働者に寄り添う姿勢やワンちゃん登場、なんでやねんってツッコミたくなる行動など、いつものテイストが健在なのは嬉しい
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メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.9

ジェイソン・ステイサムのいいとこ詰め合わせ、今回はなんと可愛い可愛いジェシカ・アルバをお付けしました〜・・・ってか。

コマンドーニンジャ(2018年製作の映画)

3.3

コマンドーだけじゃなくターミネーターやプレデター、ランボー、ジュラシックパーク、マッドマックス、プラトーンなんかのパロディをごった煮し、そこにニンジャを放り込んで血みどろにしちゃいました〜っていう。>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

2.7

公開当時大ヒットしたものの、全く興味が湧かず今回初鑑賞してみたが・・・
うん、当時の自分の判断は正しかった。
全っ然好きじゃない・・・どころか、グレムリンに腹が立ってしょうがない。
まずもってどこが可
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.9

松田優作の溢れる狂気を味わう、まさにハードボイルドな作品。
タクシー・ドライバーやディア・ハンターを彷彿とさせるシーンがあったり、美しくも儚げな色気漂う小林麻美を撃っちゃったり、とにかくイッちゃってて
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.5

全然ハングオーバーじゃなくなった。
なんで変えちゃったんだか。
そして元々好きじゃなかったアランに腹が立って仕方がない。
キリンのくだりやお母さんの扱いは何なんだ?
それにも増してムカつくチャイニーズ
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.7

ほぼ前作と同じ展開ながら面白いってのが凄い。
何が起きてたのかがエンディングの残された写真でやっと分かるって手法がいいのよ。
ハメを外さず真面目に生きてきた自分としては、デブちゃんのサイコな行動に腹が
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.9

ゆるゆるとずっと観てられる。
3人のキャラとフィンランド、おにぎり、コーヒーが組み合わさって不思議な化学反応を起こしたのかな。
何がある訳でもないけど、なんだか心地良いユニークな映画だなあ。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.9

これ程何も考えずに楽しめる映画も珍しい。
酔っ払って記憶が無い・・・って記憶が無い自分には信じらんないけど、ある意味羨ましいハシャギっぷり。
でもブラッドリー・クーパーが出てなかったらC級映画扱いだっ
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ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

3.8

カウリスマキ、今度はハムレットってか。
カティ・オウティネンの無表情が冴え渡る。
頭からラジオ被せて殺しちゃうとか、アヒルちゃんで経営会議してる横でハムレットがお絵描きしてるとか、そのハムレットがハム
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.9

バー、酒、たばこ、BGM、ライヴシーン、無表情、主人公のどこか冴えない雰囲気、その男になぜか寄り添う女、そしてマッティ・ペロンパーなどなど、初監督作品にして早くもアキ・カウリスマキ臭がぷんぷん漂う。>>続きを読む

アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

4.0

デ・ニーロがこれまでの自身のキャリアをパロディ化するような役柄で、シリアスな時とダメダメな時とのギャップを大袈裟に演じてるのが楽しくて仕方がない。
そして明るいキャラのイメージがあるビリー・クリスタル
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ホワット・ライズ・ビニース(2000年製作の映画)

3.7

ミシェル・ファイファーの切羽詰まった顔はいつも色っぽい。
後半ハリソン・フォードの秘密が明らかになってから面白くなるホラーチックなサスペンス。
でも頭打って倒れてんのに素早く車の後部座席に乗り込むって
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.3

大人になって心が薄汚れてしまった自分には向いてない作品なんじゃないか。
子供達の顔が怖いとか、なんかサンタさんが偉そうだとか、ゼメキス監督はこんなとこで何やってんだ?とか、およそ純粋とは言えないような
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H.G.ウェルズのS.F.月世界探険(1964年製作の映画)

3.8

人類が初めて月面着陸する5年前、しかもアメリカでもソ連でもなくイギリスで作られたってことで、想像力100%かつメチャクチャな内容。
BTTFのドクみたいなおじさん博士(?)のオリジナル理論と勢いで月に
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月世界征服(1930年製作の映画)

3.5

序盤は科学的かつ政治的な会話でじっくり重厚に進み、いざ月世界へ。
ロケット打ち上げ時のGを表現する乗組員の役者さん達の顔芸は秀逸。
ただ、それ以降の見せ場の無さったら。
映像を横にしたり逆さにしたりっ
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カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

3.5

設定も展開もシュールっつーか訳分からん。
ちょいちょい笑えるシーンもあるんだけど、ストーリーそのものは完全に意味不明。
ある意味トガりまくったカウリスマキ初期作品。
このテイストが後のレニングラード・
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宇宙征服(1955年製作の映画)

3.6

人間ごときが宇宙(=火星)を征服するなどおこがましいわ!・・・っていう考えを征服する。
程よく宇宙、程よく人間模様。
宇宙空間や火星の描写は当時としてはかなり頑張ってたんじゃないか?
コンビーフ味の宇
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私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

改めてフランソワ・オゾンのユーモアセンスと多才っぷりを楽しめちゃう。
ちょいちょいクスっとさせられる心地よさ。
美人な主演2人に加えて存在感ありまくりのイザベル・ユペールが素晴らしい。
その他の登場人
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理想郷(2022年製作の映画)

4.1

ナカナカ重たくて見応えのあるご近所トラブル。
移住してきたフランス人夫婦目線で描かれてるんで、ついついそっちに肩入れしそうになるんだけど、スペインど田舎兄弟側から見たら、後から来た他所モンが自分らの利
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

デヴィッド・フィンチャーだってんでサイコなスリラーサスペンスを期待したらそうでもない。
表面上は寡黙でストイックな殺し屋なんだけど、頭ん中では喋りまくり。
ゴルゴ13も同じように脳内で饒舌なんじゃない
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特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年製作の映画)

3.8

カラっと明るいアクションコメディ。
リーアム・ニーソンやブラッドリー・クーパーなどキャラもたってて楽しく観られる。
TVドラマ版のミスターT、髪型をしっかり受け継いでるのがいいね。
今さらながら邦題の
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トータル・バラライカ・ショー(1994年製作の映画)

3.5

会場の熱気が凄い・・・けど、それだけかな。
そしてなんであれだけ人が集まったのかがイマイチよくわからない。

危険を買う男(1976年製作の映画)

3.7

ストーリーそのものじゃなくジャン=ポール・ベルモンドを味わう作品。
ユーモア抑えめで純粋にアクションを楽しめる。
にしても走ってタンクローリーに追いつくのは若干無理があるかな。
若造君に教訓を与えるの
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私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?(2022年製作の映画)

3.8

ELLEみたいな、攻めまくるイザベル・ユペールを期待してたら、まあまあ違ってた。
それでも70歳とは思えぬ美しさ。
CGとかメイク、光加減なのか分かんないけど全然シワが無いじゃん。
金髪もキラキラと美
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.6

ついにヤツらが帰って来た!・・・っていう程のもんでもないユルユル展開。
前作同様、思いっきり笑いを獲りにいったカウリスマキ作品はそんなに面白くない。
何故かモーゼになったマッティ・ペロンパーは喋り過ぎ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

一貫して生活弱者に光を当て続けているアキ・カウリスマキ、今回は難民となった若者の苦難をユーモラスかつハートフルに描いてくれた。
あの状況で難民申請を認めてくれなかったらああするしか無いよなあ。
何もメ
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

3.9

なんといっても主演のマリオン・バルボーって女優さんが可愛くて美しくて表現力豊か。
空に舞い上がるバレエと大地を踏み締めるコンテンポラリーダンスの違いを堪能できたかな。
療法士クン、いい奴なんだけど男と
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.2

カウリスマキ映画史上最も心が温まる。
常連俳優アンドレ・ウィルムの味わい深い演技。
男の子を見逃す人情味のある刑事のおじさんがバーで聞き込みするのに「マルセルを好きか?」って質問するのが好きだなあ。
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白い花びら(1998年製作の映画)

3.6

まさかのサイレント。
音楽と眼差しだけで状況と感情を表現したような実験・・・かどうかは分からんけど、それが良かったんだか悪かったんだか。
カティ・オウティネンのコメディエンヌっぷりが分かりにくいのは残
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大盗賊(1961年製作の映画)

3.8

ジャッキーばりにコミカルかつ計算された格闘アクションを披露する初期のジャン=ポール・ベルモンドが素晴らしい。
前半は弱者を助ける為に富豪達から金品を奪う爽快さがあったものの、後半は偉そうに金をバラまく
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惑星からの侵略(1965年製作の映画)

3.8

ミニチュアを使った特撮映像はそれ程違和感もなく、それでいて味わい深い。
いかにもなロケットの造形がいいのよ。
未来感漂う車がダサカッコよく走る姿、タイヤが隠れてるせいか滑ってるように見えるのは好き。
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