juriさんの映画レビュー・感想・評価

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アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

2.5

正直言うと普段アメリカ映画を見慣れてる私には本作は少し退屈だったんだけど、主人公は43で子どもを欲しがってると思いきや偶然出会った少女と形にこだわらず仲良くなったりして、なんていうか先進的な監督なんだ>>続きを読む

浅草の夜(1954年製作の映画)

3.0

監督の島耕二さんって「宇宙人東京に現る」の人なんだ!

女優さんの美しさが際立っている作品。

堂々とした踊り子ぶりの京マチ子。美脚にも驚いたけど、後半の細いネックレスとパールのイヤリングが似合ってい
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スポ根ものは苦手なのであんまり期待せずに見たのですが、素直に感動しました。

素人の玉田くんを入れるのは、音楽をやりたいっての人は大歓迎!って気持ちが分かるからあんまりひっかからない。
‥のだけど、ピ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.5

怒鳴り声が好きな人なんていないと思いますが、私は異常に苦手なので特に前半は見るのがきつかったです。

国選弁護士だからか弁護がずさんで、ある1人の男が疑問を抱いてからどんどん矛盾が暴かれていく様は圧巻
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版は見てません。
公開当時結構知り合いが見てたので、流行ってるんだな〜と思ってました。

鈴木亮平はかっこいいし、ゲストの杏もいいし、もちろん医療従事者には感謝です。
ですが、自己犠牲精神のもと
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.0

偶然にもスパイダーマン以前のトビー・マグワイア出演作品が続きます。

たくさんの社会問題を盛り込みながら、なんとなく爽やかにまとまっていて感心しました。この監督の作品は苦手なものもあるのですが、本作は
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パラダイス 人生の値段(2023年製作の映画)

2.0

時間をお金に換えられるんだけど、完全に社会の一部に組み込まれてて借金が払えないと強制的に寿命を40年も奪われる。。
えっぐ。

前半のインパクトが強いだけに後半のグダグダ感は否めない。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

中学生のとき合唱部でした。部としては県大会でも入賞できなかったんだけど、ある東京の音大の先生がやたらうちの地元を気に入ってすごく熱心に教えに来てくれていた。町からは交通費しかもらってないよ〜と言ってた>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.0

ずっとサブスクになかったのにしれっとNetflixにきてた!こういう作品、Netflixに多い。

流石に名作と言われてるだけあるなと思った。

主人公はヒロインをいろんな方法で口説いてみるんだけど上
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アイス・ストーム(1997年製作の映画)

1.5

うーん。
若い子が薬物に汚染されちゃうとか、そのきっかけの飲酒が出てくるのでいや〜な感じがした。

Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.0

学生のうちは「男女問わず優秀な人が昇進したらいい」とか思ってたなあ。実際働いてみたら女は中間管理職まで。

女性側が昇進してからセックスしようとするが勃たない‥というシーンがあるが、男性は繊細でプライ
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キネマの天地(1986年製作の映画)

3.0

すごい豪華キャスト!
有森也実は綺麗。
すごいウェルメイドな作品なんだけど、あまりにつるんとしすぎて何にも引っかからなかった。山田洋次監督作品はたまにこういうのある。

「蒲田行進曲」の曲ってすごく耳
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.5

中国のプロモーション映像とかを見ていると漢服を着た美女がヒラヒラ踊っていて、まさに本作の現実離れしたイメージです。

ミシェル・ヨーって美しいなと思った。
ストーリーはいまいちノリきれないんだけど、女
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野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)

3.0

そういえば、私も従兄弟のお兄ちゃんを好いていた時期があったのを思い出しながら見ていた。従兄弟って結婚できるんだ!と知って喜んでたなあ、子どもながらに。

民子は17ですからまだまだ子どもなのに、結婚は
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夜の河(1956年製作の映画)

3.5

山本富士子単独主演作品を初めて見た。
どんどんくせになる顔立ちの美人。

他の方もレビューに書かれていたけど、上原謙が弱くて、ハエの話ばかりするこの男のどこがいいのか分からない。流石にあの着物はやりす
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(1957年製作の映画)

3.0

市川崑監督の作品は何作か見ていますが、なんとなくハマらない事が多いです(「ぼんち」は好き)。

何と言っても京マチ子さまの七変化!
マチ子さまは化粧が映える顔だと思います。化粧薄いと一気に幸薄くなりま
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希望のカタマリ(2020年製作の映画)

3.5

日頃から友達多い人って人に尽くしてるよなあと感じるので、本作はそんな人が報われる話で良かった。
親友は男の子なんだけど、安易にその子とのラブストーリーにならないのも今っぽくていいんじゃなかろうか。
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晩菊(1954年製作の映画)

3.5

元芸者の金貸しの話、しかも主演は杉村春子となっては見ないわけにはいきません。
しかし結論から言うと、期待は超えてきませんでした。

杉村春子演じるきんは金貸し故にあちこちで悪口を言われてるんだけど、こ
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The Soul: 繋がれる魂(2021年製作の映画)

2.5

序盤はオカルト感強くてちょっとくじけそうになる。
終盤の種明かしで、ああれも伏線か!これも!となり、ハマる人にはハマる映画だと思う。SF小説好きな人とか。

キーとなる手術が現実味なさすぎて(SFだか
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そばかす(2022年製作の映画)

4.0

自分語りになって申し訳ないが、私が今まで好きだった人ってほんとに"好き"だったのかな〜って「ひらいて」を見てすごく考えた。ほんとは私は一番自分が好きで、自分に都合のいい人を選んでただけじゃないのかな〜>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.0

いつもはアニメは吹替版で見るのだけど迷ってて、声優をググったら佐藤二朗がいてゲッ‥(ファンの方ごめんなさい)。U-NEXTは購入したあとで吹替と字幕の切り替えができるので、とりあえず吹替で見てみること>>続きを読む

安宅家(あたかけ)の人々(1952年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

これはすごい‥この時代にシスターフッドものが作られていたとは。

船越英二演じる宗一が締め付けられて雅子に惹かれるのは当然の流れだと思われる。しかし決して国子のことをせめられない‥。そんな国子を唯一理
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ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)

-

こんな戦争映画見たこと無い!

主人公のビリー・リンくんがすごくいい子で、姉が大事故にあってしまいその手術代を稼ぐために軍隊に入るという設定です。なんとまだ19歳‥。上司もいい人で仲間たちとワチャワチ
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

1.5

アンドリュー・ガーフィールドに興味があって鑑賞。
映画「RENT」に対して忙しない作品だな‥という印象を受けたんですが、本作も同じような感じでした。

ダイナーに来るお客さんに「家で食べればいいのに」
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あらくれ(1957年製作の映画)

3.8

よせよせ!と言いながら自らホースの水に近づいている(ように見える)加東大介サンw
笑いました。

高峰秀子といえば、私はチャキチャキしてる役が似合うイメージがあります。転んでもすぐ起き上がる逞しさ‥し
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.5

初めて見ました。

若い頃のジュリア・ロバーツがときたまアン・ハサウェイに見えて、衣装チェンジの多さから「プラダを着た悪魔」を思わせた。

ラスト、エドワードは高所恐怖症なのに登ってくるのはキュンキュ
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なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)

2.0

なっちゃん役の子がゆうこすに似てるなあ‥と思ってたら本人だった。映画出演されてたなんて!

うーん‥ごめんなさい、この映画のメッセージがよく分からなかったな‥。私にも学生のときはやたら気になる女の子っ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

2.0

オリジナルを見ていない私が悪いのですが、懐かしさ(とジュブナイル)に全振りしているので置いていかれました‥。
ついでに言えばわたしジュブナイルものピンとこないタイプの人間なの。あの「スタンド・バイ・ミ
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.0

愛ちゃんはまだ18なので破茶滅茶な行動をしていても可愛いもんなのだけど、今年3◯歳の私は未だにこんなもんな気がするので恐ろしい‥。思春期にちゃんと人とぶつかったり理解し合った経験がないからかな‥それに>>続きを読む

アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.5

学生のとき国際政治学の先生に「原爆って人体実験したかっただけですよね?」と言ったら「そのような要素があったとしても使われて仕方ない、あの頃の日本は狂ってた」と返されたことがあります。その先生はどちらか>>続きを読む

プレイス・イン・ザ・ハート(1984年製作の映画)

3.5

女性の自立がテーマの一つなんだろうけど、あんまり踏み込んだことは言っていないしなんだか上手くいきすぎな気がして中途半端な印象を受けた。
でも時代的にこのくらいが限界だったのかな。そう考えると「風と共に
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パレード(2024年製作の映画)

1.0

リリーさんが出演されてるので見たくて、Netflix加入しました。ファンの色眼鏡で見ても本作のリリーさんの演技はあまり上手じゃないと言うか、なんか浮いていたので残念。

辛辣で申し訳ないけど、ところど
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温泉女医(1964年製作の映画)

3.0

あややを愛でる作品。
街の人のワチャワチャとあややのクールさの対比が可笑しい。ただ小話をツギハギにしただけで全体的に面白いわけではなかったのでこの点数です。

しかし中村鴈治郎さんがいい味出してた!w
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女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

4.0

3監督によるオムニバス。

第一話「耳を噛みたがる女」増村保造
あややのウインクでいろんな疲れが吹っ飛びました‥かわゆすなあ。とにかく水商売の女をやらせたら上手いあやや、わたし一生こういう話ばっかり見
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

差別云々の前に、単純に会話が面白くてサクッと見れた。ただブラックコメディ好きの私からするとまだ毒が足りない‥笑

オスカー授賞式でのエマ・ストーン&ロバート・ダウニー・Jrの振る舞いが話題になってます
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