juriさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

ウィッシュ・ドラゴン(2021年製作の映画)

4.5

一部でアラジンのパクリと言われてるようだけど、アラジンをろくに見ていない私には関係なかった!
吹き替えで見たのだけど声優さんが豪華〜!
ドラゴンの声は杉田智和さんです。

小さい子は地域で育てるってい
>>続きを読む

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

2.5

私は「サッドティー」「知らない、ふたり」がハマらなくてもう今泉監督はいいかなーと思っていたところ、「街の上で」が面白く過去作品を遡っている民です。
本作は最近のコメディ色強め作品へのまさに過渡期に作ら
>>続きを読む

痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)

4.8

「タバコ吸わないで」「何故?」「キスするつもりだから」

「500日のサマー」や「ブルーバレンタイン」感がある雰囲気。
好き同士であればうまくいくのかと聞かれれば、大人はそうシンプルではない。けれど好
>>続きを読む

寫眞館(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

王道なストーリーではあるけれど、きっちり仕事してる。
万人受けするであろう絵柄なんだけど、草花だけタッチが荒いというか少し毛食が違ってよかった。

シャイな母娘の子どもがニコニコ笑う子で、男の子だろう
>>続きを読む

神々の深き欲望(1968年製作の映画)

5.0

2年がかりの沖縄ロケをし、初のカラー作品となる『神々の深き欲望』を1968年に発表。同作は各種映画賞を総なめにしたが、長期ロケのために2000万円の借金を抱え、資金難のため、その後の10年間は主にドキ>>続きを読む

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

4.7

男ウケしそうな顔のルーニー・マーラがカジュアルな服装してるのグッとくるな。ケイシー・アフレックも自分がハマる役を選んで出演してる〜。

映像が素晴らしいのは言うまでもなく、説明は少なめで始まり会話劇で
>>続きを読む

GOGO(ゴゴ)94歳の小学生(2020年製作の映画)

4.0

アマプラで100円セールしてます!
台本があって本人の再現ビデオって感じなので、ドキュメンタリーとはまた少し違います。

教師がゴゴに対し子供と同じくまあまあ厳しいのがいいと思った。日本だと年配の方っ
>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

2.0

宮下さんが久住さん(吹奏楽部部長)に惹かれるの分かる気がする。金魚のフンたちは自分で気がついてないけど判断基準も曖昧で美的センスも人に放り投げているような人たち。だからそんな人たちにどう思われようが痛>>続きを読む

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

5.0

初っ端から不穏で、M心がくすぐられる。

夜の仕事をしてる女の子全員に見てほしい映画。
そうそう、いくらきれいなものを見ても、結局ふるさとの田んぼが一番好きだったりするんだよなあ。

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.5

変なカツラをつけているときは確かにポンコツなのに、蛍光灯の下でビアンカに話しかける横顔がやっぱりハンサムすぎて..!
なんてポテンシャルが高いおじさんなんだ..!

実際にモデルになった事件はあるみた
>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.5

白人でルパンを実写化するとこんな感じかなって映画です。楽しい!やっぱり少しディズニー風味。
監督は前作の「スカイスクレイパー」で誰も殺さないところに好感が持てたのですが、今回も安心して見れました。
>>続きを読む

月下の若武者(1957年製作の映画)

3.0

どう見ても普通じゃない浅丘ルリ子を看板に置くなんて肝が据わってるな..昔の日本映画界..とか思うけど(褒めてます!)、フツーに美人なんだよなあ。

ストーリーは水戸黄門を少しだけ複雑にした感じの勧善懲
>>続きを読む

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.5

豊川悦司のイケオジ成分は95%ロン毛でできている..(持論)
反して毛があるウディ・ハレルソン、かっこいい!

最後、日本兵に捧ぐとのコメントが出てきてなんだか鼻の奥がツンとなった。
自分も含めて、日
>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.8

B級なストーリーにそぐわぬ美しいカットの数々でびっくり。ググったら撮影監督は「マッド・マックス 怒りのデスロード」も担当したジョン・シールって人らしい。なんか分かるわ!これはアメリカより自然が広大な土>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.0

原作を読んでから鑑賞。
尺があるので仕方ないのだが、私が好きだったところがいくつか端折られていた。

1つ目は、キム・ジヨンは小学生のときから何かを訴えてルールを変えた経験をしていること。例えば給食を
>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

3.5

2020年に公開予定だった「緋色の弾丸」の登場人物の紹介ムービーって感じです。
赤井ファミリーについてあんまり分かっていない人にオススメ。とんでもない家族だなあ

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

4.0

本作、ホウ・シャオシェンがプロデューサーを務めたらしいです。まだ3作くらいしか見ていないけど、ほんにこの人は画作りが上手いなあ〜。

感想を読んでいると「都会に生きているものの孤独」というワードが目に
>>続きを読む

ブリーダー(1999年製作の映画)

4.5

映画オタクの描写が面白い。
私は多分サブカルまではいかないけれどその辺の文化は好きで、コテコテのサブカル人を見ていると他の界隈より「知識量があるから尊敬する」って割合が高いなって思う。某○○とか○○の
>>続きを読む

The Windshield Wiper(原題)(2021年製作の映画)

4.0

お洒落か!

全体的に青みがかった映像や攻殻機動隊の雰囲気がある街が好みでした。
薄いっちゃあ薄いかもだけど、寂しさからその場しのぎの手っ取り早い相手を探すのをやめられない焦燥感みたいのはすごく伝わっ
>>続きを読む

The Long Goodbye(原題)(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

東京から実家の近くに8年ぶりに引っ越ししたとき、コンビニに外国人店員さんが多くて驚いた。
最低賃金も、価値観も日本の中心とは全然違うのにここだけ一緒だなんて何か変だよ..。
3年経って、最近はますます
>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

-

私にもマーニーがいた、というレビューを書きたかったのだが筆が進まなかった。

何故なら、その子とは私の意地悪が原因で現在は疎遠になってしまったから。私はその子が嫌がるポイントを知っていて、そこを目掛け
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

アダム・マッケイ監督の映画って何か見たっけな?と確認したら「マネーショート」だけだった。よく分からずにブラピの髭かっこいーってことしか覚えていないんだよね。

いつもは字幕ですが、本作はテキトーに見た
>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

5.0

あーー、わたしこの映画大好きですねえ。田中圭の王子様感がヒューグラント並みで、今泉監督ver.ノッティングヒルの恋人って感じでしたよ(?)

何度もセリフで語られる「好きって気持ちは伝えた方がいいよ」
>>続きを読む

ナチュラル(1984年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

野球は特別興味はないけど、心地が良くて最後まで見てしまった。

ロイが若い頃に遊園地でボールを投げるシーンとか、妖しい愛人と夜の砂浜を歩くシーンがばっちり決まっていて美しい映像にうっとり。
初夏の気候
>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.0

前作、全然ハマらなかったのですがエミリー・ブラントのファンなので続編も見てみました。
この設定のせいで彼女の早口が見れずに残念。

助けを求めて移動する途中で息子が錆びてそうな鉄のトラップ(クリエイチ
>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

-

ふくだももこ監督は、他の作品を見ていないのにテキトーな偏見ですけども、若いのに家父長制に縛られてる人だなあってイメージ。
脚本家の坪井さんは、プリキュアも書いたりしてるのですね〜知らなかった!

うち
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

間違えてBeginningから見てしまったのだけど、何故あちらが好きだったのか改めて分かった気がする。
時系列的には初期のBeginningでは、剣心はござる口調ではないし、確か一人称も拙者ではなかっ
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

アクションが多い方と間違えて見始めましたが、有村架純さんがお美しゅうて一気に全部見てしまいました。
所作が上品な人だね、知らなかったよ。
そういえば「思い出のマーニー」のマーニーの声もあてている。
>>続きを読む

陽なたのアオシグレ(2013年製作の映画)

1.0

ペンギン・ハイウェイの監督か〜、納得。
やたらとパンツの中を覗くのだもん。

私はとても疑問です。子どもでいられるときは十数年なのに、日本人が作るアニメの主人公は子どもばかりです。はっきり言って終わっ
>>続きを読む

ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.5

ラスト10分で予想外の展開に?!

ドラえもんって、人間が基本的に善い人であることが前提に展開進むことが多いよね。
じゃなきゃあんな猫型ロボットが普及しないか〜。

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

3.0

リドリー・スコットはこの作品を作る前はCM監督だったのだが、どうしても映画をやりたくて、経済的な理由から著作権の切れた作品から映画の題材になるものを片っ端から探していたそう。
40歳でデビューだもんな
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.5

女同士で敬語で話していて、感情的になって「存在の否定じゃんか」「でも映画ってそういうものだから」っていきなりタメ口になるのリアルすぎて震えた。

意外、と言ってはなんですかかなり面白かったです。ストー
>>続きを読む

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.5

フラッシュバックのシーンが結構辛いので、お気をつけください。
主演もしているクレア・ダンの書く脚本は、ああこれは経験者にしか書けないやつだと納得しました。

家族は一緒にいるべきだ!って考えの人が多く
>>続きを読む

その瞳に映るのは(2021年製作の映画)

5.0

※かなり辛いので、メンタルが弱い方にはオススメできません。

監督はホラーをよく撮っている方のようで、それが良い方に作用していました。
ハッとする場面はたくさんありますが、特に印象的だったのは修道女テ
>>続きを読む

ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

4.0

大好きな「めぐり逢わせのお弁当」の監督、リテーシュ・バトラ。短編以外は全て見たことになるが、本作は他の作品と結構イメージが違う。
基本的にシャイなキャラクターが控えめな主張をする優しいストーリーが多か
>>続きを読む

ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

3.0

なんだか本作のドラちゃんはいつも以上に愛嬌があって可愛い。

お話は、あんまりピンとこなかった